ゲスト
(ka0000)
ありがちな奇跡・後
マスター:月宵

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/12/04 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/12/13 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
ハンター達はとある依頼を受けた。ハンター達を救出に行ったハンター達を救出に行く。但し、途中に報告書に記載されていない歪虚の調査を兼ねて、だ。二人のハンターをどうにか助け、歪虚から逃げおおせる。それから一日が過ぎた後、ハンター達はギルド職員に呼ばれることとなった。
「改めて詳しく歪虚を調べて貰った。負マテリアルの含有量から、高確率で闘狩人セクト・ロンゲアが歪虚化したものだろうと確定した」
肩を落としながら、小声で傷ましい事実をハンター達に突き付けた。そうなれば、彼がハンター達に何を言いたいか悲しくも予測は容易い。
「今はまだ、大広間から歪虚は出てはいない。が、何時外に出てくるかは、時間の問題だろう」
そして、この場所、はたまた本来の依頼にあった襲撃を受けた村、
ハンター達への依頼は、無論、歪虚化したと思わしきセクトの消滅である。
しかし、この歪虚、一筋縄で行きそうはない。
隻眼の青い瞳をした、一見は触手の塊のようなそれ。だが、実際は槍、弓、魔法の三形態に変わり、しかも受けた傷は高速で再生していく。このままでは、倒せそうにない。
それは職員も理解しているようで、先ずは何よりも情報と考えた。
「助け出した二人に、出来るだけ聞いてみると良いだろう」
●舞刀士の話
ハンター達は先日助けた舞刀士の元へと赴く。全身包帯にながら、意識はあるのか目は開いたドアを眺めてきた。
「座ることも出来ず、申し訳ない……」
まだ動ける身体でもないのだろう。口だけを動かし、歪虚に会うまでのことを語ってくれた。
目前の塊。穿たれ、燃やされ、なすすべもなく殺される仲間。
「魔術師が、火傷のわたしを庇って……槍が…彼女はそれでも術で気を引いて」
魔術師、それはハンター達の看取ったあのハンターの事であった。シーツを掴む手。もし彼に他のものを掴むちからがあれば、何を握っていたのだろう。
「彼女は……うわごとのように、何か気づいて…知らせなきゃ、と」
歪虚について、何か打開策に気付いた。そう何度も何度も舞刀士はハンター達に訴えたのだった。だが、もう本人はいない。
●機導師の話
次にハンター達が訪れたのは、救出したうち一番軽傷な機導師を訪ねた。そこにはメティの部屋でもあり、機導師は調度発見した遺体について話をしていた。
「最初にイェーガーが溺死。次がマギステルで焼死。最後に発見したクルセイダーは…砂で生き埋めだった」
「そう、なの」
仲間の死を直接告げられ、メティから漸く出てきた言葉がそれだけだ。顔には少しの笑み、頬は濡れていない。機導師は話を続ける。自らで淹れたであろう手元のお茶は、全く口にされずとっくに冷め切っていた。
「君達はオレらが遺体を動かしたから知らないだろうけど。遺体は何故か一部屋に一人。しかも、扉の前に居たんだ」
まるで護る様に、と彼は自ら感想をハンター達に告げる。
三人の遺体は一つに纏めておいたため、歪虚を倒した後にでも埋葬しようと彼は言う。
「あの……また、ついて行かせてもらえません?」
メティが、ハンター達にそう返してきた。
「今度は城に入る、何て言いません。ただ……歪虚を倒したら、セクトの遺体を探したいの」
それまで近くにいたいの……そう語る疾影士はまだ真実を知らないのだ。お願い、お願いと彼女はハンター達が部屋を出るまで願うのであった。
「なぁ」
メティの部屋を出て暫く歩いていると、機導師がハンター達に声をかける。
「これ、見たか?」
折れた腕を添え木で支えながら。手に報告書を携えていた。それには前回ハンター達が確認した歪虚の詳細が書かれている。
「何か違和感があるんだ……」
明確には言えない何か。もどかしそうに頭をかいた後、更にハンター達に質問してきた。
「あの歪虚、強かったよな。なぁ、自然に雑魔になったらあんなに強くなるものか?」
言いようのない不安、不可視のなにかを食したような息苦しさ。歪虚戦闘したからこそ、そんなことが思えるのだろうか……
やっぱいい、単なる気のせいだろう。機導師はそう言い直す。そして、改めてこう口にした。
「オレ達はただ依頼で集まっただけの関係だ。だが……あいつらの仇討ってくれ」
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
ハンター達はとある依頼を受けた。ハンター達を救出に行ったハンター達を救出に行く。但し、途中に報告書に記載されていない歪虚の調査を兼ねて、だ。二人のハンターをどうにか助け、歪虚から逃げおおせる。それから一日が過ぎた後、ハンター達はギルド職員に呼ばれることとなった。
「改めて詳しく歪虚を調べて貰った。負マテリアルの含有量から、高確率で闘狩人セクト・ロンゲアが歪虚化したものだろうと確定した」
肩を落としながら、小声で傷ましい事実をハンター達に突き付けた。そうなれば、彼がハンター達に何を言いたいか悲しくも予測は容易い。
「今はまだ、大広間から歪虚は出てはいない。が、何時外に出てくるかは、時間の問題だろう」
そして、この場所、はたまた本来の依頼にあった襲撃を受けた村、
ハンター達への依頼は、無論、歪虚化したと思わしきセクトの消滅である。
しかし、この歪虚、一筋縄で行きそうはない。
隻眼の青い瞳をした、一見は触手の塊のようなそれ。だが、実際は槍、弓、魔法の三形態に変わり、しかも受けた傷は高速で再生していく。このままでは、倒せそうにない。
それは職員も理解しているようで、先ずは何よりも情報と考えた。
「助け出した二人に、出来るだけ聞いてみると良いだろう」
●舞刀士の話
ハンター達は先日助けた舞刀士の元へと赴く。全身包帯にながら、意識はあるのか目は開いたドアを眺めてきた。
「座ることも出来ず、申し訳ない……」
まだ動ける身体でもないのだろう。口だけを動かし、歪虚に会うまでのことを語ってくれた。
目前の塊。穿たれ、燃やされ、なすすべもなく殺される仲間。
「魔術師が、火傷のわたしを庇って……槍が…彼女はそれでも術で気を引いて」
魔術師、それはハンター達の看取ったあのハンターの事であった。シーツを掴む手。もし彼に他のものを掴むちからがあれば、何を握っていたのだろう。
「彼女は……うわごとのように、何か気づいて…知らせなきゃ、と」
歪虚について、何か打開策に気付いた。そう何度も何度も舞刀士はハンター達に訴えたのだった。だが、もう本人はいない。
●機導師の話
次にハンター達が訪れたのは、救出したうち一番軽傷な機導師を訪ねた。そこにはメティの部屋でもあり、機導師は調度発見した遺体について話をしていた。
「最初にイェーガーが溺死。次がマギステルで焼死。最後に発見したクルセイダーは…砂で生き埋めだった」
「そう、なの」
仲間の死を直接告げられ、メティから漸く出てきた言葉がそれだけだ。顔には少しの笑み、頬は濡れていない。機導師は話を続ける。自らで淹れたであろう手元のお茶は、全く口にされずとっくに冷め切っていた。
「君達はオレらが遺体を動かしたから知らないだろうけど。遺体は何故か一部屋に一人。しかも、扉の前に居たんだ」
まるで護る様に、と彼は自ら感想をハンター達に告げる。
三人の遺体は一つに纏めておいたため、歪虚を倒した後にでも埋葬しようと彼は言う。
「あの……また、ついて行かせてもらえません?」
メティが、ハンター達にそう返してきた。
「今度は城に入る、何て言いません。ただ……歪虚を倒したら、セクトの遺体を探したいの」
それまで近くにいたいの……そう語る疾影士はまだ真実を知らないのだ。お願い、お願いと彼女はハンター達が部屋を出るまで願うのであった。
「なぁ」
メティの部屋を出て暫く歩いていると、機導師がハンター達に声をかける。
「これ、見たか?」
折れた腕を添え木で支えながら。手に報告書を携えていた。それには前回ハンター達が確認した歪虚の詳細が書かれている。
「何か違和感があるんだ……」
明確には言えない何か。もどかしそうに頭をかいた後、更にハンター達に質問してきた。
「あの歪虚、強かったよな。なぁ、自然に雑魔になったらあんなに強くなるものか?」
言いようのない不安、不可視のなにかを食したような息苦しさ。歪虚戦闘したからこそ、そんなことが思えるのだろうか……
やっぱいい、単なる気のせいだろう。機導師はそう言い直す。そして、改めてこう口にした。
「オレ達はただ依頼で集まっただけの関係だ。だが……あいつらの仇討ってくれ」
解説
※このOPは前回『ありがちな奇跡・前』と関連があります。
今回の目的は『歪虚(セクト)の消滅』になります。今回の目的に、メティ、及びセクトの死亡は失敗理由にはなりません。
場所は廃城大広間10m(5スクエア)×10m(5スクエア)にて、歪虚はその中央にいます。
大広間への入り口は二つ。正面と反対側にある地下通路入り口になります。
・歪虚の報告書(この報告書は前回歪虚と戦闘した時のものである)
4~5mの触手の塊。歪虚化したセクトと思われる。槍と楯・弓・魔法の三つの形態に変わり、異様な再生能力を持つ。
スキル:火炎球・雷・薙ぎ払い・牽制射撃・引き絞り・部位狙い等。
尚、瞳はあるが隻眼。故に高い命中率は、視覚より聴覚に頼っている節が有り。
※メティを同行させるか否か、PCは選択することが出来ます。但し、彼女は傷は治りきっておらず、戦えません。
同時に『弟セクトが歪虚化した』と言う真実を教えるかも選択出来ます。
今回の目的は『歪虚(セクト)の消滅』になります。今回の目的に、メティ、及びセクトの死亡は失敗理由にはなりません。
場所は廃城大広間10m(5スクエア)×10m(5スクエア)にて、歪虚はその中央にいます。
大広間への入り口は二つ。正面と反対側にある地下通路入り口になります。
・歪虚の報告書(この報告書は前回歪虚と戦闘した時のものである)
4~5mの触手の塊。歪虚化したセクトと思われる。槍と楯・弓・魔法の三つの形態に変わり、異様な再生能力を持つ。
スキル:火炎球・雷・薙ぎ払い・牽制射撃・引き絞り・部位狙い等。
尚、瞳はあるが隻眼。故に高い命中率は、視覚より聴覚に頼っている節が有り。
※メティを同行させるか否か、PCは選択することが出来ます。但し、彼女は傷は治りきっておらず、戦えません。
同時に『弟セクトが歪虚化した』と言う真実を教えるかも選択出来ます。
マスターより
こんにちは、月宵です。皆様、情報は限りなく集められたでしょうか?今回は戦闘です。そして皆様は彼を少しでも、救えるのでしょうか?
そして……
それでは、御参加お待ちしております。
そして……
それでは、御参加お待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/12 13:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/11/30 23:46:11 |
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ありがちな奇跡 万歳丸(ka5665) 鬼|17才|男性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2015/12/04 04:18:40 |