ゲスト
(ka0000)
猪突猛進かトン走か
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/12/08 15:00
- リプレイ完成予定
- 2015/12/17 15:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●目撃者
村人は林の中でキノコを採取し、帰路についた。適度な量を籠に入れ、群生しているところを見つけて己の運の良さを喜んでいた。
彼は気付いた、何かが近付いてくることに。
ドドドドドと来るそれが猪に思えたため、村人はキノコをその場に置きあわてて木の陰に隠れた。
キノコに気付いたそれは、一心不乱に食べてから、またどこかに走り去った。
「……ち、小さい猪? 親が来たら嫌だな」
息を殺して木の陰に隠れていた村人は、籠を拾ってから急いで林の外に出た。
●畑
収穫後の畑はしばらく鳥が来ても、落ちている物がなくなれば来ない。日向ぼっこする鳥はいても、動かないしのんびりしたものだ。
次に植える物を考えつつ、畑の持ち主は眺めていた。
林から走ってきた生き物に驚く。狼かもしれないと、安全なところに逃げようとした。
「ぶひー」
畑の土を掘り返して走り回る生き物は猪か豚の子どものように見えた。泥だらけでよくわからないというのが実情だ。
捕まえるべきかと考えているうちに、沼がある方に走って行った。
他にも謎の生き物を目撃した者はいた。家族に話し、翌日には隣近所で話し、村中の話題になる。
猪か雑魔か不明。現在のところ大きな被害は出ていないが、不安の種であったため、領主に陳情することにした。
●小さな飼い主
「リュリュのフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリがいなくなったのです! すぐに、さがしなさいっ」
貴族のお嬢様で、御年7歳のリュリュはヒステリックに告げた。ヒステリックとはいえ、暴力的になるとか物に当たることもなく、可愛げのある半泣きで怒り続ける。
フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリとは、リュリュが飼っているペットの子豚である。
「フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリ……ううっ……いつ逃げたのかしら……」
昨日、馬車で移動したときはいた。
今朝、エサをあげたときはいた。
「フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを逃がした者には、フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリのトイレ係一か月を命じるわっ!」
「……その程度であれば……」
執事は「大したことないですよ」と突っ込みを入れかかり、口をつぐんだ。
「フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリが死んでいたら……ベーコンにしてやる」
「豚ですから……」
「違うわよ! 逃がした奴をよ」
「それは恐ろしい罰でございます」
執事は使用人から聞き取りをした結果、犯人はリュリュ本人ではないかと持ちあがる。世話をしているのがリュリュ自身であるから、一番隙を作りやすいのは彼女だ。
なぜ、お嬢様のリュリュが世話をするかというと、子豚が可愛いから飼いたいといった彼女に両親が出した条件のためだ。必要なら大人も手を貸すが基本はリュリュ自身が子豚の世話をするという条件。
こんな条件を出したのにはもちろん思惑があり、大した身分のない貴族ではいつ何があるか分からないため、自分で何でもできるようにということが根底にあった。
リュリュがその条件を飲んで、なんとか面倒を見てきた。
「さて……どうやってお嬢様に伝えるか……」
まずはフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを見つけることが重要だと執事は思う。
村人の話からすると、畑や林そして沼あたりを走り回っているようだ。
一瞬、村人に頼もうとも考えたが、それが件の子豚でなかった場合、大きな事故が発生するかもしれない。
確実性を考えて、ハンターに依頼するのが一番だと執事は判断した。
「金一封ですが……泥だらけになりつつ、当家のお嬢様のペット、子豚のフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを捕まえてください」
大きさは体長50センチまだないし、子どもでも捕まえられる大きさなはずだ。
「逃亡している間に、あれこれ食べて大きくなっている……なんてことはないでしょう」
執事は一瞬楽しい想像に引きずられるが、気を引き締め仕事にかかる。
ハンターがフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを捕まえたら、服の洗濯と夕食と一泊の宿くらいは提供するつもりである。そのことも依頼書には記載しておいた。
●目撃者
村人は林の中でキノコを採取し、帰路についた。適度な量を籠に入れ、群生しているところを見つけて己の運の良さを喜んでいた。
彼は気付いた、何かが近付いてくることに。
ドドドドドと来るそれが猪に思えたため、村人はキノコをその場に置きあわてて木の陰に隠れた。
キノコに気付いたそれは、一心不乱に食べてから、またどこかに走り去った。
「……ち、小さい猪? 親が来たら嫌だな」
息を殺して木の陰に隠れていた村人は、籠を拾ってから急いで林の外に出た。
●畑
収穫後の畑はしばらく鳥が来ても、落ちている物がなくなれば来ない。日向ぼっこする鳥はいても、動かないしのんびりしたものだ。
次に植える物を考えつつ、畑の持ち主は眺めていた。
林から走ってきた生き物に驚く。狼かもしれないと、安全なところに逃げようとした。
「ぶひー」
畑の土を掘り返して走り回る生き物は猪か豚の子どものように見えた。泥だらけでよくわからないというのが実情だ。
捕まえるべきかと考えているうちに、沼がある方に走って行った。
他にも謎の生き物を目撃した者はいた。家族に話し、翌日には隣近所で話し、村中の話題になる。
猪か雑魔か不明。現在のところ大きな被害は出ていないが、不安の種であったため、領主に陳情することにした。
●小さな飼い主
「リュリュのフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリがいなくなったのです! すぐに、さがしなさいっ」
貴族のお嬢様で、御年7歳のリュリュはヒステリックに告げた。ヒステリックとはいえ、暴力的になるとか物に当たることもなく、可愛げのある半泣きで怒り続ける。
フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリとは、リュリュが飼っているペットの子豚である。
「フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリ……ううっ……いつ逃げたのかしら……」
昨日、馬車で移動したときはいた。
今朝、エサをあげたときはいた。
「フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを逃がした者には、フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリのトイレ係一か月を命じるわっ!」
「……その程度であれば……」
執事は「大したことないですよ」と突っ込みを入れかかり、口をつぐんだ。
「フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリが死んでいたら……ベーコンにしてやる」
「豚ですから……」
「違うわよ! 逃がした奴をよ」
「それは恐ろしい罰でございます」
執事は使用人から聞き取りをした結果、犯人はリュリュ本人ではないかと持ちあがる。世話をしているのがリュリュ自身であるから、一番隙を作りやすいのは彼女だ。
なぜ、お嬢様のリュリュが世話をするかというと、子豚が可愛いから飼いたいといった彼女に両親が出した条件のためだ。必要なら大人も手を貸すが基本はリュリュ自身が子豚の世話をするという条件。
こんな条件を出したのにはもちろん思惑があり、大した身分のない貴族ではいつ何があるか分からないため、自分で何でもできるようにということが根底にあった。
リュリュがその条件を飲んで、なんとか面倒を見てきた。
「さて……どうやってお嬢様に伝えるか……」
まずはフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを見つけることが重要だと執事は思う。
村人の話からすると、畑や林そして沼あたりを走り回っているようだ。
一瞬、村人に頼もうとも考えたが、それが件の子豚でなかった場合、大きな事故が発生するかもしれない。
確実性を考えて、ハンターに依頼するのが一番だと執事は判断した。
「金一封ですが……泥だらけになりつつ、当家のお嬢様のペット、子豚のフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを捕まえてください」
大きさは体長50センチまだないし、子どもでも捕まえられる大きさなはずだ。
「逃亡している間に、あれこれ食べて大きくなっている……なんてことはないでしょう」
執事は一瞬楽しい想像に引きずられるが、気を引き締め仕事にかかる。
ハンターがフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを捕まえたら、服の洗濯と夕食と一泊の宿くらいは提供するつもりである。そのことも依頼書には記載しておいた。
解説
子豚を捕まえて!
どうやら、フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリと言う名前らしい。
●不安要素
・沼、ぬかるみ
子豚が通るだけでは特に何もないですが、スリープクラウド食らって眠ったら、沈んでいくかも……。
なお、歩きにくいですので10Rほどで靴が泥に埋まり、移動速度半分になります。泥で足が重くなります。沼から上がって泥を取れば、また元通り。
・狼
子豚が逃げまくっている近辺には時々狼が出てきます。こんなおいしい物が走り回っていると狙ってくるかも?
●地理
北に林。
中央に居住者がいる地域。
東から南にかけて畑とあぜ道。
東と南の間位に沼。
●蛇足
ただの子豚で死にやすいので取扱いにはご注意ください。
覚醒状態になるのは構いません。
子豚がそんなハンターを覚醒者並みに避けるご愛嬌としてください。
頑張って泥だらけになってください。
どうやら、フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリと言う名前らしい。
●不安要素
・沼、ぬかるみ
子豚が通るだけでは特に何もないですが、スリープクラウド食らって眠ったら、沈んでいくかも……。
なお、歩きにくいですので10Rほどで靴が泥に埋まり、移動速度半分になります。泥で足が重くなります。沼から上がって泥を取れば、また元通り。
・狼
子豚が逃げまくっている近辺には時々狼が出てきます。こんなおいしい物が走り回っていると狙ってくるかも?
●地理
北に林。
中央に居住者がいる地域。
東から南にかけて畑とあぜ道。
東と南の間位に沼。
●蛇足
ただの子豚で死にやすいので取扱いにはご注意ください。
覚醒状態になるのは構いません。
子豚がそんなハンターを覚醒者並みに避けるご愛嬌としてください。
頑張って泥だらけになってください。
マスターより
こんにちは。
フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを捕まえてください。フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリ……長い名前ですね……うん、プレイングでは子豚って書くと一番楽です。
戦闘は発生しない予定ですが狼は出てくるかもしれません、威嚇すればいなくなりますが、失敗するとフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリは連れ去られます。
よろしくお願いします。
フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリを捕まえてください。フランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリ……長い名前ですね……うん、プレイングでは子豚って書くと一番楽です。
戦闘は発生しない予定ですが狼は出てくるかもしれません、威嚇すればいなくなりますが、失敗するとフランソワーズ・フェルガティーモ・プラチリは連れ去られます。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/14 19:26
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/12/07 08:27:46 |
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相談卓 ホワイトラビット(ka5692) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2015/12/08 11:35:48 |