ゲスト
(ka0000)
砂浜の平穏を取り戻せ!
マスター:笹村工事

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/10 19:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/19 19:00
オープニング
港湾都市「ポルトワール」。
王国と帝国への海の玄関口として機能する自由都市同盟最大の港湾都市であり、その名の通り海に面した都市である。
そのとある一角、ポルトワールから南に位置する村の浜辺、一言でいえば田舎な砂浜に、夏の暑い日差しが照り付け潮風が涼風となって吹き抜ける。
思わず水着でも着込んで海に飛び込み遊びたい、そんな気持ちになる、とある日のとある砂浜。
行楽気分真っ盛りになれるその場所が、奇怪にして歪な代物のお蔭で台無しになっていた。
カサ、カサカサ、カサササッ
デッカイ船虫である。数は3匹、大きさは人間の成人男性よりも少し大きい。めっちゃキモい。
キモさはそれに留まらず、体の半身はミッチリと詰まった触手で出来ている。それもタコやイカの物ではなく、近い物を上げればウミウシがそのまま引き伸ばされて出来たかのような触手である。
歪虚、それも狂気の七眷属と呼ばれる、雑魚歪虚である雑魔とは段違いの強さを誇る代物であった。
それが砂浜を駆け回っている。走っては止まり急に向きを変えてまた走っては止まりそこからまた走り出す、を繰り返している。
完全に砂浜を占拠され、物凄く邪魔であった。
それを離れた安全な場所で見ながら、十五歳になる双子の少女達が困っていた。
「どうする、アレ。このままじゃ、ここでイベント開けねぇぞ」
「そやね~、困るわ~」
双子の内、黒髪ショートな姉であるカタリーナはハキハキと、白髪ロングな妹であるビアンカはおっとりと声を上げる。
二人が困っているのには訳がある。
二人はクルキャット商連合と呼ばれる団体に属しているのだが、そのクルキャット商連合は、お祭りのようなイベントのプロデュースをする事があり、今回二人は歪虚が占拠している砂浜で地元の食材を生かした食事を出す屋台などを展開し、それを目玉に海水浴客を引き寄せる、というイベントを任されていた。
プロデューサーとして他人の助けを借りない、初めて二人だけで行うよう任されたイベント仕事だというのに、現地に来た途端これである。
「先輩たちが居てくれはったら、えかったんやけどね~。他の所に駆り出されたらしいし、ホンマ困るわ~」
「先輩たちに頼ろうとしたらあかんやん、ビビ。アタシらが任されたんやから、アタシらでどうにかせないけんやん」
「キティ、がんばりさんやね~。あとで先輩たちに褒めて貰いたいん?」
「なっ、なに言うてんねん! 余計なこと言う口はこうしたる」
「ひはひ~、ひゃへへ~」
むにぅ、とカタリーナはビアンカの頬をつまみ引っ張る。仲の良い姉妹であった。
そんな感じに戯れ合うような真似をしていた二人ではあったが、
「このままじゃ、どうしょうもないよな。アタシらでアレ倒しちまうか?」
カタリーナは砂浜を徘徊し続ける歪虚に厳しい眼差しを向ける。それにビアンカは、
「無理やわ~、ウチら先輩たちみたいに強くあらへんもん」
ビアンカに引っ張られた頬を両手で撫でながら言葉を返す。
カタリーナとビアンカの所属しているクルキャット商連合の中心となるクルキャット商会は、元々がハンターとしての戦闘力を背景とした陸上輸送業者として始まった為、現在でもハンターでもある人員が数多く所属している。カタリーナとビアンカの二人もそうであったが、いかんせんつい最近覚醒者として精霊と契約をしたばかりの超初心者ハンターであった為、ハッキリ言って弱かった。
そのことを自覚しているカタリーナは一瞬言葉に詰まるが、
「弱いからって諦める訳にはいかねぇだろ」
食い下がるように言い返す。それに、生まれた時から共に居た双子の妹は、
「勇気と無謀はちゃうんよ~、キティ。それに、ウチらのお仕事はあの砂浜でイベントする事やもん。機材や食材の準備に地元の人らへの挨拶回り、他にもせぇへんといけん事は色々あるんよ。そっちの方は、どないするん?」
慣れたように理詰めで説得する。それにカタリーナは言葉を詰まらせ、そのタイミングを逃さずビアンカは更に畳み掛けるように言う。
「それに、あんな歪虚が出た砂浜で、あの歪虚居らんようなったから言うて、すぐにイベントする訳にはあかんやん。
どのみち今回のイベントは、延期にせぇへんといけんもん。そういうのも、今回のイベントに関わってくれた人らに説明しに行かんといけんやん。ウチらだけやと、人手が足らへんよ。
やから、キティ。ウチらみたいなんやのうて、ちゃんとしたハンターの人達に助けて貰おう」
この言葉にカタリーナは何か言い返そうとしたが、それを封じる魔法の言葉を出してビアンカは説得した。
「キティ、アラゴのおじいちゃんも言うとったやん、他人の力を借りれるようになるのも商人の大事な資質やって」
孤児になってしまった二人を引き取って育ててくれたクルキャット商会の商主の言葉を借りた呼び掛けに、カタリーナは少しだけ黙っていたが、やがて悔しそうに涙を滲ませながら頷くと、砂浜を走り回る歪虚を見詰めながら、
「絶対リベンジしてやるからな! お前ら居らんようなって全部後始末終わったら、絶対絶対イベント成功させたるからな!」
当分先になるであろうイベントの成功を願いながら、カタリーナは決意を口にした。
そんなことがあってすぐ、双子の姉妹はハンターズソサエティに依頼を出しました。
依頼内容は、砂浜を徘徊する歪虚を砂浜から排除して欲しいという物でした。
対象となる歪虚は狂気の七眷属と見られ、戦いとなれば決して逃げだすことが無く滅びるまで戦い続ける為、依頼は対象となる歪虚の完全殲滅になります。
雑魔などよりもよほど強い歪虚三体の殲滅依頼、この依頼内容を見た貴方達は――?
王国と帝国への海の玄関口として機能する自由都市同盟最大の港湾都市であり、その名の通り海に面した都市である。
そのとある一角、ポルトワールから南に位置する村の浜辺、一言でいえば田舎な砂浜に、夏の暑い日差しが照り付け潮風が涼風となって吹き抜ける。
思わず水着でも着込んで海に飛び込み遊びたい、そんな気持ちになる、とある日のとある砂浜。
行楽気分真っ盛りになれるその場所が、奇怪にして歪な代物のお蔭で台無しになっていた。
カサ、カサカサ、カサササッ
デッカイ船虫である。数は3匹、大きさは人間の成人男性よりも少し大きい。めっちゃキモい。
キモさはそれに留まらず、体の半身はミッチリと詰まった触手で出来ている。それもタコやイカの物ではなく、近い物を上げればウミウシがそのまま引き伸ばされて出来たかのような触手である。
歪虚、それも狂気の七眷属と呼ばれる、雑魚歪虚である雑魔とは段違いの強さを誇る代物であった。
それが砂浜を駆け回っている。走っては止まり急に向きを変えてまた走っては止まりそこからまた走り出す、を繰り返している。
完全に砂浜を占拠され、物凄く邪魔であった。
それを離れた安全な場所で見ながら、十五歳になる双子の少女達が困っていた。
「どうする、アレ。このままじゃ、ここでイベント開けねぇぞ」
「そやね~、困るわ~」
双子の内、黒髪ショートな姉であるカタリーナはハキハキと、白髪ロングな妹であるビアンカはおっとりと声を上げる。
二人が困っているのには訳がある。
二人はクルキャット商連合と呼ばれる団体に属しているのだが、そのクルキャット商連合は、お祭りのようなイベントのプロデュースをする事があり、今回二人は歪虚が占拠している砂浜で地元の食材を生かした食事を出す屋台などを展開し、それを目玉に海水浴客を引き寄せる、というイベントを任されていた。
プロデューサーとして他人の助けを借りない、初めて二人だけで行うよう任されたイベント仕事だというのに、現地に来た途端これである。
「先輩たちが居てくれはったら、えかったんやけどね~。他の所に駆り出されたらしいし、ホンマ困るわ~」
「先輩たちに頼ろうとしたらあかんやん、ビビ。アタシらが任されたんやから、アタシらでどうにかせないけんやん」
「キティ、がんばりさんやね~。あとで先輩たちに褒めて貰いたいん?」
「なっ、なに言うてんねん! 余計なこと言う口はこうしたる」
「ひはひ~、ひゃへへ~」
むにぅ、とカタリーナはビアンカの頬をつまみ引っ張る。仲の良い姉妹であった。
そんな感じに戯れ合うような真似をしていた二人ではあったが、
「このままじゃ、どうしょうもないよな。アタシらでアレ倒しちまうか?」
カタリーナは砂浜を徘徊し続ける歪虚に厳しい眼差しを向ける。それにビアンカは、
「無理やわ~、ウチら先輩たちみたいに強くあらへんもん」
ビアンカに引っ張られた頬を両手で撫でながら言葉を返す。
カタリーナとビアンカの所属しているクルキャット商連合の中心となるクルキャット商会は、元々がハンターとしての戦闘力を背景とした陸上輸送業者として始まった為、現在でもハンターでもある人員が数多く所属している。カタリーナとビアンカの二人もそうであったが、いかんせんつい最近覚醒者として精霊と契約をしたばかりの超初心者ハンターであった為、ハッキリ言って弱かった。
そのことを自覚しているカタリーナは一瞬言葉に詰まるが、
「弱いからって諦める訳にはいかねぇだろ」
食い下がるように言い返す。それに、生まれた時から共に居た双子の妹は、
「勇気と無謀はちゃうんよ~、キティ。それに、ウチらのお仕事はあの砂浜でイベントする事やもん。機材や食材の準備に地元の人らへの挨拶回り、他にもせぇへんといけん事は色々あるんよ。そっちの方は、どないするん?」
慣れたように理詰めで説得する。それにカタリーナは言葉を詰まらせ、そのタイミングを逃さずビアンカは更に畳み掛けるように言う。
「それに、あんな歪虚が出た砂浜で、あの歪虚居らんようなったから言うて、すぐにイベントする訳にはあかんやん。
どのみち今回のイベントは、延期にせぇへんといけんもん。そういうのも、今回のイベントに関わってくれた人らに説明しに行かんといけんやん。ウチらだけやと、人手が足らへんよ。
やから、キティ。ウチらみたいなんやのうて、ちゃんとしたハンターの人達に助けて貰おう」
この言葉にカタリーナは何か言い返そうとしたが、それを封じる魔法の言葉を出してビアンカは説得した。
「キティ、アラゴのおじいちゃんも言うとったやん、他人の力を借りれるようになるのも商人の大事な資質やって」
孤児になってしまった二人を引き取って育ててくれたクルキャット商会の商主の言葉を借りた呼び掛けに、カタリーナは少しだけ黙っていたが、やがて悔しそうに涙を滲ませながら頷くと、砂浜を走り回る歪虚を見詰めながら、
「絶対リベンジしてやるからな! お前ら居らんようなって全部後始末終わったら、絶対絶対イベント成功させたるからな!」
当分先になるであろうイベントの成功を願いながら、カタリーナは決意を口にした。
そんなことがあってすぐ、双子の姉妹はハンターズソサエティに依頼を出しました。
依頼内容は、砂浜を徘徊する歪虚を砂浜から排除して欲しいという物でした。
対象となる歪虚は狂気の七眷属と見られ、戦いとなれば決して逃げだすことが無く滅びるまで戦い続ける為、依頼は対象となる歪虚の完全殲滅になります。
雑魔などよりもよほど強い歪虚三体の殲滅依頼、この依頼内容を見た貴方達は――?
解説
●目的
狂気の七眷属な歪虚3体の殲滅
●敵、および戦場情報
巨大船虫型歪虚、3体
戦場は、横120m、縦20mの砂浜になります。足場は多少悪いですが、結果判定時に影響は出ない程度の悪さになります。
砂浜から見て前方と左方に海があり、後方には岩を組み上げて作った高さ3mの人工の堤防、右方には砂浜に続く道があります。
大雑把な簡略図としては
海
────
海 砂 浜 道
────
堤 防
といった感じになります。堤防の上に人は乗れます。堤防の上は平坦なのでそこからの攻撃による命中率の低下などはありません。
今回の敵ですが、戦闘前は横120m・縦20mの砂浜を3等分にした、横40m・縦20mの範囲に、それぞれ一体ずつ居ます。
●その他
OPに出てきます双子NPCは、イベント延期の説明行脚の為に時間的余裕が無い為、戦闘に関しては参加できません。
依頼にて、可能な限り現場を破壊しないように、また砂浜から外に出すと危険なので出来得る限り砂浜の中で対処して欲しい、とのお願いが双子NPCより出ています。
●PL情報
今回の敵は攻撃をしない限り、戦闘開始前に動き回っている範囲から出てくることはありませんが、攻撃を受けると倒されるまで襲い掛かってきます。
上記の情報はあくまでもPL情報ですので、戦闘開始前にPCは知ることは出来ません。開始後に状況判断により推測した、というのは可能です。
敵の戦力は、
攻撃手段
体当たり(当たるとダメージがデカいが命中率は低い)
掴んだ砂の投擲(ダメージは低いが、効果範囲が四m×四mと広く、命中率が非常に高い)
防御力 ちょい高い
生命力 雑魔などより結構高め
になります。
堤防の上から攻撃をした場合は、攻撃される毎に歪虚は堤防に向かって突っ込んできます。堤防は同じ場所に数回体当たりされても破壊されませんが、繰り返されると破壊されます。
狂気の七眷属な歪虚3体の殲滅
●敵、および戦場情報
巨大船虫型歪虚、3体
戦場は、横120m、縦20mの砂浜になります。足場は多少悪いですが、結果判定時に影響は出ない程度の悪さになります。
砂浜から見て前方と左方に海があり、後方には岩を組み上げて作った高さ3mの人工の堤防、右方には砂浜に続く道があります。
大雑把な簡略図としては
海
────
海 砂 浜 道
────
堤 防
といった感じになります。堤防の上に人は乗れます。堤防の上は平坦なのでそこからの攻撃による命中率の低下などはありません。
今回の敵ですが、戦闘前は横120m・縦20mの砂浜を3等分にした、横40m・縦20mの範囲に、それぞれ一体ずつ居ます。
●その他
OPに出てきます双子NPCは、イベント延期の説明行脚の為に時間的余裕が無い為、戦闘に関しては参加できません。
依頼にて、可能な限り現場を破壊しないように、また砂浜から外に出すと危険なので出来得る限り砂浜の中で対処して欲しい、とのお願いが双子NPCより出ています。
●PL情報
今回の敵は攻撃をしない限り、戦闘開始前に動き回っている範囲から出てくることはありませんが、攻撃を受けると倒されるまで襲い掛かってきます。
上記の情報はあくまでもPL情報ですので、戦闘開始前にPCは知ることは出来ません。開始後に状況判断により推測した、というのは可能です。
敵の戦力は、
攻撃手段
体当たり(当たるとダメージがデカいが命中率は低い)
掴んだ砂の投擲(ダメージは低いが、効果範囲が四m×四mと広く、命中率が非常に高い)
防御力 ちょい高い
生命力 雑魔などより結構高め
になります。
堤防の上から攻撃をした場合は、攻撃される毎に歪虚は堤防に向かって突っ込んできます。堤防は同じ場所に数回体当たりされても破壊されませんが、繰り返されると破壊されます。
マスターより
子供の頃、海に釣りに行って出てきた船虫がキモかったのが夏の思い出です。海に蹴落とすと魚がたかるたかる。生存競争をまざまざと見せられたものです。その後ヤドカリ餌に魚釣ったりしましたが。そんなことはともかく――
朝ではないかもしれませんが、おはようございます。笹村工事と申します。
今回は、しぶといけれど攻撃力弱め、でも当たりそうもない大技は持ってます、という感じの敵の出てくるシナリオとして作りました。
それでは、少しでも楽しんで頂けるよう願いつつ、失礼致します。
朝ではないかもしれませんが、おはようございます。笹村工事と申します。
今回は、しぶといけれど攻撃力弱め、でも当たりそうもない大技は持ってます、という感じの敵の出てくるシナリオとして作りました。
それでは、少しでも楽しんで頂けるよう願いつつ、失礼致します。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/08/14 14:46
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/07 23:19:39 |
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戦闘相談室 シガレット=ウナギパイ(ka2884) 人間(クリムゾンウェスト)|32才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2014/08/10 18:55:12 |