ゲスト
(ka0000)
故郷への迷い道
マスター:篠崎砂美

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/12/08 19:00
- リプレイ完成予定
- 2015/12/17 19:00
オープニング
「迷子?」
なんだそれはと、アルマート・トレナーレ隊長が、兵隊さんのウーノに聞き返しました。
現在、一行は郷祭への出席を終えた村長たちを護衛して、出発してきた端っこ村ことフィーネ村へと帰村する途中でした。
まだジェオルジを発って間もなく、同じ方向へとむかういくつかの隊とも一緒の旅路です。他の村の一行の中には、ハンターを雇って護衛してもらっている隊もあります。
「それが、先行していた村の一行が、森で遭難したんだそうです」
説明をしますが、ウーノにもどういう状況なのかよく分からないようです。おかげで、すべての隊がいったんストップしているという現状です。
「面倒だなあ」
仕方ないので、隊長が、何やら相談している村長たちの所へ行って、状況を聞きました。なにしろ、ここでこうしてとまっているわけにもいきません。とはいえ、先に何かあるらしいのであれば、護衛という立場上、確認する必要があります。
魔導電話で連絡してきた遭難者の説明によると、何やら森が黄色い霧のような物につつまれていて、まともに進めないということでした。霧の中に入っていくと、いつの間にか元の場所に戻ってきてしまうとのことです。それより詳しい説明を求めても、なんだか言っていることが滅茶苦茶で、要領を得ないと言うことでした。
「見捨ててはおけませんな」
「捜索隊を出すべきなんじゃないのか?」
「二次遭難の危険もあるから、おいそれとは……」
「いや、こういう時に適任なのがいるだろう」
そう言って、隊長さんが、居合わせたハンターたちに視線をむけました。ポンと、村長さんたちが手を叩きます。
「じゃあ、指揮を頼んだよ」
フィーネ村の村長さんが、ポンポンと隊長の肩を叩きました。今さら嫌だとは言えません。それに……。
「ここで手柄を立てれば、都に戻れるかも……」
がぜんやる気を出した隊長さんですが、いつもの四人の部下たちでは頼りないにも程があります。ここはハンターたちに頼るしかないでしょう。
捜索隊を組織すると、隊長さんは森へとむかいました。確かに、森が黄色い霧につつまれています。
それにしても、見るからに怪しい霧です。水からできている霧と言うよりは、なんだか粉っぽい気もします。
「どう見ても毒ですよー」
兵隊さんのクアットロが、情けない声をあげました。
「息止めてろ」
タオルで口許を被いながら、隊長さんが言いました。
「それで大丈夫なんですか?」
「雑魔でもいるんでしょうか」
トレとドゥーエも不安そうです。
「まあ、いるだろうなあ」
あたりまえのように隊長さんが言います。
「ひ~」
兵隊さんたち、びびりまくりですが、逃げるわけにもいきません。
「とにかく、遭難者を救助するぞー」
部下の兵隊さんやハンターたちと共に、隊長さんは森へと入っていきました。
ひとまず、手分けして捜索に当たることとして、ハンターたちは兵隊さんたちとペアを組みました。
ウーノのペアは、北の探索です。
ドゥーエのペアは、南の探索です。
トレのペアは、西の探索です。
クアットロのペアは、東の探索です。
それぞれに、霧の原因であろう雑魔を探し、発見次第討伐する係です。
隊長さんとのペアは、森の中央にいるであろう遭難者の救助です。
遊撃隊として、苦戦している場所へ駆けつけられるハンターも隊長さんと同行して、緊急事態に備えます。
万全の態勢で、捜索隊は森の中へと入っていきました。
霧の中に入っていくと、なんだか、色々と……あれえ?
「ええっ!?」
「どっしぇー?」
「あ~れ~!」
森のあちこちから、意味不明な悲鳴が聞こえてきました。
さてはて、何が起こったのでしょうか……。
なんだそれはと、アルマート・トレナーレ隊長が、兵隊さんのウーノに聞き返しました。
現在、一行は郷祭への出席を終えた村長たちを護衛して、出発してきた端っこ村ことフィーネ村へと帰村する途中でした。
まだジェオルジを発って間もなく、同じ方向へとむかういくつかの隊とも一緒の旅路です。他の村の一行の中には、ハンターを雇って護衛してもらっている隊もあります。
「それが、先行していた村の一行が、森で遭難したんだそうです」
説明をしますが、ウーノにもどういう状況なのかよく分からないようです。おかげで、すべての隊がいったんストップしているという現状です。
「面倒だなあ」
仕方ないので、隊長が、何やら相談している村長たちの所へ行って、状況を聞きました。なにしろ、ここでこうしてとまっているわけにもいきません。とはいえ、先に何かあるらしいのであれば、護衛という立場上、確認する必要があります。
魔導電話で連絡してきた遭難者の説明によると、何やら森が黄色い霧のような物につつまれていて、まともに進めないということでした。霧の中に入っていくと、いつの間にか元の場所に戻ってきてしまうとのことです。それより詳しい説明を求めても、なんだか言っていることが滅茶苦茶で、要領を得ないと言うことでした。
「見捨ててはおけませんな」
「捜索隊を出すべきなんじゃないのか?」
「二次遭難の危険もあるから、おいそれとは……」
「いや、こういう時に適任なのがいるだろう」
そう言って、隊長さんが、居合わせたハンターたちに視線をむけました。ポンと、村長さんたちが手を叩きます。
「じゃあ、指揮を頼んだよ」
フィーネ村の村長さんが、ポンポンと隊長の肩を叩きました。今さら嫌だとは言えません。それに……。
「ここで手柄を立てれば、都に戻れるかも……」
がぜんやる気を出した隊長さんですが、いつもの四人の部下たちでは頼りないにも程があります。ここはハンターたちに頼るしかないでしょう。
捜索隊を組織すると、隊長さんは森へとむかいました。確かに、森が黄色い霧につつまれています。
それにしても、見るからに怪しい霧です。水からできている霧と言うよりは、なんだか粉っぽい気もします。
「どう見ても毒ですよー」
兵隊さんのクアットロが、情けない声をあげました。
「息止めてろ」
タオルで口許を被いながら、隊長さんが言いました。
「それで大丈夫なんですか?」
「雑魔でもいるんでしょうか」
トレとドゥーエも不安そうです。
「まあ、いるだろうなあ」
あたりまえのように隊長さんが言います。
「ひ~」
兵隊さんたち、びびりまくりですが、逃げるわけにもいきません。
「とにかく、遭難者を救助するぞー」
部下の兵隊さんやハンターたちと共に、隊長さんは森へと入っていきました。
ひとまず、手分けして捜索に当たることとして、ハンターたちは兵隊さんたちとペアを組みました。
ウーノのペアは、北の探索です。
ドゥーエのペアは、南の探索です。
トレのペアは、西の探索です。
クアットロのペアは、東の探索です。
それぞれに、霧の原因であろう雑魔を探し、発見次第討伐する係です。
隊長さんとのペアは、森の中央にいるであろう遭難者の救助です。
遊撃隊として、苦戦している場所へ駆けつけられるハンターも隊長さんと同行して、緊急事態に備えます。
万全の態勢で、捜索隊は森の中へと入っていきました。
霧の中に入っていくと、なんだか、色々と……あれえ?
「ええっ!?」
「どっしぇー?」
「あ~れ~!」
森のあちこちから、意味不明な悲鳴が聞こえてきました。
さてはて、何が起こったのでしょうか……。
解説
森で遭難した一行を救助してください。
どうやら、雑魔化したキノコの出す胞子で幻覚を見せられ、まともに移動できなくなってしまっているようです。
キノコを駆除すれば幻覚は消えます。キノコは弱いです。無茶苦茶弱いです。さくっと倒せます。
ただし、恐ろしいのは幻覚で、最悪同士討ちになる可能性や自滅する可能性があります。精神をしっかりさせ、直感で対処してください。
参加者は兵隊さんペアの4人と、隊長さんペアの1人と、遊撃の1人になります。
プレイングでは、NPCの誰と組むかを明記し、どんな幻覚に翻弄されるか書いてください。自分か、兵隊さんか、あるいは、その場にいた者が幻覚にかかります。あるいは、予想もしない幻覚に翻弄されるかもしれません。
途中で幻覚がころころ変わることもあるでしょう。
コメディですので、幻覚でのドタバタと、斜め上の解決がキモです。
なお、精神か直感のどちらかが50以上であれば、幻覚を見ないとすることもできます(もちろん、見てもいい)。遊撃隊として二次遭難者の救助を担当する場合は、一人だけ正気の方がいいかもしれません。
間違って、救助者が要救助者にならないように頑張ってください。
どうやら、雑魔化したキノコの出す胞子で幻覚を見せられ、まともに移動できなくなってしまっているようです。
キノコを駆除すれば幻覚は消えます。キノコは弱いです。無茶苦茶弱いです。さくっと倒せます。
ただし、恐ろしいのは幻覚で、最悪同士討ちになる可能性や自滅する可能性があります。精神をしっかりさせ、直感で対処してください。
参加者は兵隊さんペアの4人と、隊長さんペアの1人と、遊撃の1人になります。
プレイングでは、NPCの誰と組むかを明記し、どんな幻覚に翻弄されるか書いてください。自分か、兵隊さんか、あるいは、その場にいた者が幻覚にかかります。あるいは、予想もしない幻覚に翻弄されるかもしれません。
途中で幻覚がころころ変わることもあるでしょう。
コメディですので、幻覚でのドタバタと、斜め上の解決がキモです。
なお、精神か直感のどちらかが50以上であれば、幻覚を見ないとすることもできます(もちろん、見てもいい)。遊撃隊として二次遭難者の救助を担当する場合は、一人だけ正気の方がいいかもしれません。
間違って、救助者が要救助者にならないように頑張ってください。
マスターより
ネタ勝負シナリオです。
キノコはつつけば倒せますから、どちらかと言えば精神戦ですね。もちろん、敵の幻覚を見たら戦いになりますが、好きな物や嫌いな物を見る可能性もあります。あたふたしつつ、普段と違ったキャラの姿が見られるのも楽しいでしょう。
助けても、助けられることになってもOKです。
幻覚ですから、ときに不条理に、ときに美しく、ときに盛大な自爆と、性格もいつもとは斜め上でという感じで遊べますので、楽しいプレイングをお待ちしています。
キノコはつつけば倒せますから、どちらかと言えば精神戦ですね。もちろん、敵の幻覚を見たら戦いになりますが、好きな物や嫌いな物を見る可能性もあります。あたふたしつつ、普段と違ったキャラの姿が見られるのも楽しいでしょう。
助けても、助けられることになってもOKです。
幻覚ですから、ときに不条理に、ときに美しく、ときに盛大な自爆と、性格もいつもとは斜め上でという感じで遊べますので、楽しいプレイングをお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/12 02:32
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/12/06 10:15:11 |
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相談卓~森のキノコにご用心 五光 莢(ka5713) 人間(リアルブルー)|18才|女性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2015/12/06 22:24:01 |