ゲスト
(ka0000)
無我の鐘が鳴る時、そなたは何を想うか
マスター:大林さゆる

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- サポート
- 現在0人 / 0~14人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2015/12/14 07:30
- リプレイ完成予定
- 2015/12/25 07:30
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
嗚呼、お母様。
ようやく会えたのに。
何故、そのような顔をするのでしょうか。
私は、そこへ行ってはいけないのでしょうか。
『帰りなさい』
母は、何度も、そう叫んでいた。
●
自由都市同盟、とある小さな村。
山間部の麓にある村には、行商人や旅人が時折、やってきていた。
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)が酒場のカウンターでワインを飲んでいると、一人の少年が駆け込んできた。
「マクシミリアンさん、大変だ! 重体のハンターが三人、この村に運び込まれてきた」
リアルブルー出身の水本 壮(みずもと・そう)だ。
「歪虚の残党がここまで来たか」
そうマクシミリアンが呟くと、壮は慌てたように言った。
「戦場からはかなり離れているけどさ、歪虚がここまで来るなんて、只事じゃないよ」
「……落ち着け。それだけ歪虚の動きが広がっている証拠だろう。ハンターなら、やるべきことは決まっている」
当然とばかりに、マクシミリアンは椅子から立ち上がると、武器の確認をしていた。
「いくらマクシミリアンさんでも、一人で戦うのは無茶だよ。他にも戦えるハンターたちがいれば……」
壮が言った矢先、マクシミリアンは何も言わずに診療所へと向かった。
重体のハンターたちが気になったからだ。
見れば、見覚えのある顔だった。
「笹川三姉妹か。確か三人で旅をしていると聞いていたが、道中で襲われたか」
マクシミリアンはそう言うと、しばらく考え込んでいた。
後から付いてきた壮が、心配そうに言った。
「知り合いっすか。三人とも重体で気絶してるから、目が覚めるまで無理に動かせないよ」
「……水本、おまえは俺と一緒に村の警護だ。歪虚退治は他のハンターに任せた方が良いな」
マクシミリアンの意外な言葉に、壮は少し驚いていた。
「俺とマクシミリアンさんが村の警護?」
「そうだ。この村は崖に囲まれていて、住人たちは別の村まで避難する余裕もない。ましてや、重体のハンターが三人……ここで、放置しておく訳にはいかないだろう」
そう告げるマクシミリアンに、ようやく壮は納得した。
「歪虚たちが村に侵入しないように、俺達で死守するってことか。そうと分かれば、ギルドに連絡するっすよ」
ハンターである壮ならば、ギルドまで行って戻ってくることができた。
道中、偵察してきた壮は、マクシミリアンに敵の動向を報告した。
「緑色の巨人と、オークっぽい歪虚が3体、リザードマンは9匹くらい、見かけたっす。村から2キロ辺りにいて、こっちに向かってきてるみたいだったな。もしかしたら、重体のハンターを狙っているのかも」
「だったら、尚更、後には引けんな。村は絶対に守る……良いか、分かったか?」
マクシミリアンが念を押すと、拳を握りしめる壮。
「了解っす。今までの修行の成果、ここで見せるつもりで、がんばるっすよ」
そう言いつつも、壮は微かに震えていた。
リザードマンならばまだしも、巨人やオークには勝つ自信がなかったからだ。
それでも、重体のハンターたちを放っておくことができなかった。
それだけではない。この村に住む住人たちも守りたいと心底、思っていたのだ。
その想いが、壮を突き動かしていた。
ゆっくりと、歪虚の残党が村に迫ってきていた。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
嗚呼、お母様。
ようやく会えたのに。
何故、そのような顔をするのでしょうか。
私は、そこへ行ってはいけないのでしょうか。
『帰りなさい』
母は、何度も、そう叫んでいた。
●
自由都市同盟、とある小さな村。
山間部の麓にある村には、行商人や旅人が時折、やってきていた。
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)が酒場のカウンターでワインを飲んでいると、一人の少年が駆け込んできた。
「マクシミリアンさん、大変だ! 重体のハンターが三人、この村に運び込まれてきた」
リアルブルー出身の水本 壮(みずもと・そう)だ。
「歪虚の残党がここまで来たか」
そうマクシミリアンが呟くと、壮は慌てたように言った。
「戦場からはかなり離れているけどさ、歪虚がここまで来るなんて、只事じゃないよ」
「……落ち着け。それだけ歪虚の動きが広がっている証拠だろう。ハンターなら、やるべきことは決まっている」
当然とばかりに、マクシミリアンは椅子から立ち上がると、武器の確認をしていた。
「いくらマクシミリアンさんでも、一人で戦うのは無茶だよ。他にも戦えるハンターたちがいれば……」
壮が言った矢先、マクシミリアンは何も言わずに診療所へと向かった。
重体のハンターたちが気になったからだ。
見れば、見覚えのある顔だった。
「笹川三姉妹か。確か三人で旅をしていると聞いていたが、道中で襲われたか」
マクシミリアンはそう言うと、しばらく考え込んでいた。
後から付いてきた壮が、心配そうに言った。
「知り合いっすか。三人とも重体で気絶してるから、目が覚めるまで無理に動かせないよ」
「……水本、おまえは俺と一緒に村の警護だ。歪虚退治は他のハンターに任せた方が良いな」
マクシミリアンの意外な言葉に、壮は少し驚いていた。
「俺とマクシミリアンさんが村の警護?」
「そうだ。この村は崖に囲まれていて、住人たちは別の村まで避難する余裕もない。ましてや、重体のハンターが三人……ここで、放置しておく訳にはいかないだろう」
そう告げるマクシミリアンに、ようやく壮は納得した。
「歪虚たちが村に侵入しないように、俺達で死守するってことか。そうと分かれば、ギルドに連絡するっすよ」
ハンターである壮ならば、ギルドまで行って戻ってくることができた。
道中、偵察してきた壮は、マクシミリアンに敵の動向を報告した。
「緑色の巨人と、オークっぽい歪虚が3体、リザードマンは9匹くらい、見かけたっす。村から2キロ辺りにいて、こっちに向かってきてるみたいだったな。もしかしたら、重体のハンターを狙っているのかも」
「だったら、尚更、後には引けんな。村は絶対に守る……良いか、分かったか?」
マクシミリアンが念を押すと、拳を握りしめる壮。
「了解っす。今までの修行の成果、ここで見せるつもりで、がんばるっすよ」
そう言いつつも、壮は微かに震えていた。
リザードマンならばまだしも、巨人やオークには勝つ自信がなかったからだ。
それでも、重体のハンターたちを放っておくことができなかった。
それだけではない。この村に住む住人たちも守りたいと心底、思っていたのだ。
その想いが、壮を突き動かしていた。
ゆっくりと、歪虚の残党が村に迫ってきていた。
解説
場所は自由都市同盟、とある小さな村。
出発地点は、村の入口
歪虚たちは村から西2キロ付近におり、少しずつ接近中。
山間部の麓に位置する村で、高さ200メートル前後の崖に囲まれているため、住人たちは別の場所へ避難できない。入口付近は石の門(馬やバイクなら騎乗して通れる程度)があり、通常なら出入り可能。
現在、住人たちは地下室に隠れている
■依頼の趣旨
歪虚たちが村に辿り着く前に、全て倒す
村まで続く道があり、商人や旅人はその道を通っているが、歪虚たちが行く手を阻んでいるため、
一般人は立ち往生。行くことも、村から出ることもできない
ハンターは、行き来が可能(スキルで戦えたり、回避したりできるため)
マクシミリアンと水本は村の警護をしているため(住人や重体のハンターたちを守るため)、戦闘には同行できない。
依頼に参加したハンターたちは戦闘に専念できる。
■村に接近している敵
『エルクロプス』1体
全長6m。緑色の肌をした一つ目の巨人。
額からは一本の角が生えており、巨体を生かした攻撃を繰り出す。
大剣と皮鎧を装備。
強打、渾身の力を込め、力強い一撃を与える。
乱刃、射程0~3。自分の前と斜め左右の3スクエアが対象。敵味方の識別可能。
突撃、前方3スクエアに存在する対象全てへ攻撃。敵味方の識別可能。攻撃後、3スクエア前方へ移動。
『ハイオーク』3体
歪虚の影響がさらに高くなり純粋な歪虚に近づいたオークの一種。
身長180cm前後。
剣と盾、皮鎧を装備。
強打、乱刃を使用。
『リザードマン』9匹(他にもいる可能性あり)
二足歩行のトカゲのような歪虚。
剣と盾を装備。
ガード、強打を使用。
■補足
少なくとも、リザードマンとハイオークは全て倒して、エルクロプスが退治できない時は、追い払って下さい。
歪虚たちが村まで百メートル付近まで接近したら、危険領域。
できるだけ離れた場所で、歪虚を退治して下さい。
出発地点は、村の入口
歪虚たちは村から西2キロ付近におり、少しずつ接近中。
山間部の麓に位置する村で、高さ200メートル前後の崖に囲まれているため、住人たちは別の場所へ避難できない。入口付近は石の門(馬やバイクなら騎乗して通れる程度)があり、通常なら出入り可能。
現在、住人たちは地下室に隠れている
■依頼の趣旨
歪虚たちが村に辿り着く前に、全て倒す
村まで続く道があり、商人や旅人はその道を通っているが、歪虚たちが行く手を阻んでいるため、
一般人は立ち往生。行くことも、村から出ることもできない
ハンターは、行き来が可能(スキルで戦えたり、回避したりできるため)
マクシミリアンと水本は村の警護をしているため(住人や重体のハンターたちを守るため)、戦闘には同行できない。
依頼に参加したハンターたちは戦闘に専念できる。
■村に接近している敵
『エルクロプス』1体
全長6m。緑色の肌をした一つ目の巨人。
額からは一本の角が生えており、巨体を生かした攻撃を繰り出す。
大剣と皮鎧を装備。
強打、渾身の力を込め、力強い一撃を与える。
乱刃、射程0~3。自分の前と斜め左右の3スクエアが対象。敵味方の識別可能。
突撃、前方3スクエアに存在する対象全てへ攻撃。敵味方の識別可能。攻撃後、3スクエア前方へ移動。
『ハイオーク』3体
歪虚の影響がさらに高くなり純粋な歪虚に近づいたオークの一種。
身長180cm前後。
剣と盾、皮鎧を装備。
強打、乱刃を使用。
『リザードマン』9匹(他にもいる可能性あり)
二足歩行のトカゲのような歪虚。
剣と盾を装備。
ガード、強打を使用。
■補足
少なくとも、リザードマンとハイオークは全て倒して、エルクロプスが退治できない時は、追い払って下さい。
歪虚たちが村まで百メートル付近まで接近したら、危険領域。
できるだけ離れた場所で、歪虚を退治して下さい。
マスターより
大林です。
今回は力任せの歪虚が多いですが、それなりに知能はあるようです。
ご注意ください。
プレイングには「目的」「動機」「具体的な行動」「補足」を明記して頂けると助かります。
解説にも書きましたが、マクシミリアンと水本は戦闘には参加しません。
それでは、今回も皆様のプレイングをお待ちしております。
■NPC
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、人間、男性、22才、闘狩人。
水本 壮(みずもと・そう)、人間、男性、17才、闘狩人。
笹川三姉妹。東方出身のハンター、重体で気絶しており、村の診療所にいる。
今回は力任せの歪虚が多いですが、それなりに知能はあるようです。
ご注意ください。
プレイングには「目的」「動機」「具体的な行動」「補足」を明記して頂けると助かります。
解説にも書きましたが、マクシミリアンと水本は戦闘には参加しません。
それでは、今回も皆様のプレイングをお待ちしております。
■NPC
マクシミリアン・ヴァイス(kz0003)、人間、男性、22才、闘狩人。
水本 壮(みずもと・そう)、人間、男性、17才、闘狩人。
笹川三姉妹。東方出身のハンター、重体で気絶しており、村の診療所にいる。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2015/12/20 02:54
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 柊 真司(ka0705) 人間(リアルブルー)|20才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2015/12/13 20:42:29 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/12/13 00:16:38 |