ゲスト
(ka0000)
大声疾呼のマッシュルーム
マスター:小宮山

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/09 19:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/23 19:00
オープニング
ある日ある場所、ある洞窟で。
住み着いたゴブリンを倒すだけの簡単な仕事だった。
仲間達と手早く仕事を終わらせ、報告に戻ろうとしたときだった。
「はぁー……ちょろい仕事だとは思ってたけど、村が遠いとやっぱダルいよなぁ……」
「ちょっとクリス!! ダラダラしてないでさっさと帰るよ!! みんな先に行っちゃったんだからね!!」
いかにも面倒臭そうにダラダラと歩みを進めるクリスと呼ばれた若者が、勝ち気な少女にこれまた面倒臭そうに応答する。
「わーかってるよティア……ほれ、さっさと行けよ。デカいケツが邪魔して先に進めねぇだろ?」
「どこ見てんのよ変態!! 埋まっちゃえバーカバーカ!!」
軽い痴話喧嘩はいつもの事なのだろう。特別険悪な訳でもなく、笑いながらのやり取りである。
「……──ァァァァァァ──……」
「ん? ティア、今なんか言ったか?」
クリスと呼ばれた青年が訝しげに耳を澄ましながら問う。
「何も言ってないよ? クリスのおなかが鳴ったんじゃないのー?」
クスクスと悪戯っぽい笑みを浮かべながら振り返ったその目に映ったのは、クリスの背後に迫る、異形の生き物だった。
「クリス、後ろ!!」
ティアの声に即座に反応し、腰の剣を抜き放ち、異形を袈裟に切り捨てる。
「なんだコイツ。弱いな……」
剣で切り捨てた異形を突つきながら、生死の確認をするクリス。
──その時。
『ギアァァァァァァァ!!』
何とも形容し難い叫び声を上げながら土の壁を突き破って、今しがた切り捨てた異形と同じ物が大量に現れたのだ。しかも、その衝撃のせいか、出口へと続く道は崩落して通行不能になる。
「あぁ〜!! ほら、どうすんの!! クリスがだらけてるから閉じ込められちゃったじゃないの!! 早くかーえーりーたーいー!! お風呂入ってスッキリしたいのにー!!」
「っておい、文句は後で聞いてやるから、取り敢えずコイツら何とかしねえと──くそっ数が多い!! 出口が開いても生きて帰れねえぞ!!」
「知らないわよ! バーカバーカ!!」
「おまえなぁ!!」
──数時間後。
幸い、異形自体はそれほど強くもなく、二人の実力で何とかなってしまったのだが……出口は相変わらず塞がったままだった。
「みんなが先に帰ってるんだし、あたし達が帰らなかったら何かあったって思って助けに来てくれるんじゃないかなぁ?」
ティアと呼ばれた少女がモグモグと咀嚼をしながら暢気に話す。
「お前、解ってるか? 近くの村まで一日かかるんだぞ? という事は、最低でも二日ここで過ごさねーと駄目なんだ。おまけに食料はお前が全部食っちまったろ。今……」
「大丈夫だよークリス。ほら、さっきいっぱい倒したヤツ、何かキノコっぽいし。食べれるんじゃないかな?」
「……どうせ毒味をするのは俺なんだろ……わかってるよ……」
──数分後。
「あ、結構いけるぞコレ。見た目グロいけど、毒もないみたいだし、ほんとキノコだわ。食える食える」
「やったね! ほらねーあたしの言った通りじゃなーい! いっただっきまーす!」
予想通り一日後には洞窟の入り口の落盤が発覚し、ハンターが二人行方不明となった事で、捜索依頼が出る事となる。
『依頼:もう一つの洞窟の入り口より侵入し、チンタラして生き埋めになったバカップルを救出せよ。』
住み着いたゴブリンを倒すだけの簡単な仕事だった。
仲間達と手早く仕事を終わらせ、報告に戻ろうとしたときだった。
「はぁー……ちょろい仕事だとは思ってたけど、村が遠いとやっぱダルいよなぁ……」
「ちょっとクリス!! ダラダラしてないでさっさと帰るよ!! みんな先に行っちゃったんだからね!!」
いかにも面倒臭そうにダラダラと歩みを進めるクリスと呼ばれた若者が、勝ち気な少女にこれまた面倒臭そうに応答する。
「わーかってるよティア……ほれ、さっさと行けよ。デカいケツが邪魔して先に進めねぇだろ?」
「どこ見てんのよ変態!! 埋まっちゃえバーカバーカ!!」
軽い痴話喧嘩はいつもの事なのだろう。特別険悪な訳でもなく、笑いながらのやり取りである。
「……──ァァァァァァ──……」
「ん? ティア、今なんか言ったか?」
クリスと呼ばれた青年が訝しげに耳を澄ましながら問う。
「何も言ってないよ? クリスのおなかが鳴ったんじゃないのー?」
クスクスと悪戯っぽい笑みを浮かべながら振り返ったその目に映ったのは、クリスの背後に迫る、異形の生き物だった。
「クリス、後ろ!!」
ティアの声に即座に反応し、腰の剣を抜き放ち、異形を袈裟に切り捨てる。
「なんだコイツ。弱いな……」
剣で切り捨てた異形を突つきながら、生死の確認をするクリス。
──その時。
『ギアァァァァァァァ!!』
何とも形容し難い叫び声を上げながら土の壁を突き破って、今しがた切り捨てた異形と同じ物が大量に現れたのだ。しかも、その衝撃のせいか、出口へと続く道は崩落して通行不能になる。
「あぁ〜!! ほら、どうすんの!! クリスがだらけてるから閉じ込められちゃったじゃないの!! 早くかーえーりーたーいー!! お風呂入ってスッキリしたいのにー!!」
「っておい、文句は後で聞いてやるから、取り敢えずコイツら何とかしねえと──くそっ数が多い!! 出口が開いても生きて帰れねえぞ!!」
「知らないわよ! バーカバーカ!!」
「おまえなぁ!!」
──数時間後。
幸い、異形自体はそれほど強くもなく、二人の実力で何とかなってしまったのだが……出口は相変わらず塞がったままだった。
「みんなが先に帰ってるんだし、あたし達が帰らなかったら何かあったって思って助けに来てくれるんじゃないかなぁ?」
ティアと呼ばれた少女がモグモグと咀嚼をしながら暢気に話す。
「お前、解ってるか? 近くの村まで一日かかるんだぞ? という事は、最低でも二日ここで過ごさねーと駄目なんだ。おまけに食料はお前が全部食っちまったろ。今……」
「大丈夫だよークリス。ほら、さっきいっぱい倒したヤツ、何かキノコっぽいし。食べれるんじゃないかな?」
「……どうせ毒味をするのは俺なんだろ……わかってるよ……」
──数分後。
「あ、結構いけるぞコレ。見た目グロいけど、毒もないみたいだし、ほんとキノコだわ。食える食える」
「やったね! ほらねーあたしの言った通りじゃなーい! いっただっきまーす!」
予想通り一日後には洞窟の入り口の落盤が発覚し、ハンターが二人行方不明となった事で、捜索依頼が出る事となる。
『依頼:もう一つの洞窟の入り口より侵入し、チンタラして生き埋めになったバカップルを救出せよ。』
解説
●目的
もう一つの縦穴の入り口より洞窟に侵入し、バカップルを救出せよ。
●状況
落盤により横穴の出入り口が塞がれた洞窟内に二人が取り残されています。
現在2日が経過し、身を守りながら食料として湧き水と倒したスクリーマー(叫ぶキノコ)を食べて飢えを凌いでいる状態です。
スクリーマーは横穴から沸き出し、ごくまれに二人に襲いかかっていますが、強くはなく、また幸い一日に二度以上の襲撃がなかったので保っています。
但し、救出が遅いと空間余剰、栄養状態、体力的な問題で生存は絶望的でしょう。
●キャラクター情報
クリス・アドレ ハンター 男性 クリムゾンウェスト人 エンフォーサー 19歳
ティア・グラッジ ハンター 女性 クリムゾンウェスト人 クルセイダー 18歳
二人共にLv5相当
●舞台
幅8メートル、高さ5メートル、長さ30メートル程の長細い洞窟です。
ちょうど中間地点に横穴が発生して、そこからスクリーマーが沸き出しています。
縦穴は端にあり、真逆の方向に二人が足止めされています。
●敵情報
スクリーマー(体長50×50cm程度)×いっぱい
強さは然程ではありませんが、横穴から際限なく湧いてきます。
マザースクリーマー(体長5m×5m程度)×1(※PL情報)
大きさに見合った強さになっています。
※PL情報
マザースクリーマーは、ある程度スクリーマーが倒されると出てきます。
▼攻撃方法
複数枝分かれしたキノコの様な腕を延ばしての打撃
もう一つの縦穴の入り口より洞窟に侵入し、バカップルを救出せよ。
●状況
落盤により横穴の出入り口が塞がれた洞窟内に二人が取り残されています。
現在2日が経過し、身を守りながら食料として湧き水と倒したスクリーマー(叫ぶキノコ)を食べて飢えを凌いでいる状態です。
スクリーマーは横穴から沸き出し、ごくまれに二人に襲いかかっていますが、強くはなく、また幸い一日に二度以上の襲撃がなかったので保っています。
但し、救出が遅いと空間余剰、栄養状態、体力的な問題で生存は絶望的でしょう。
●キャラクター情報
クリス・アドレ ハンター 男性 クリムゾンウェスト人 エンフォーサー 19歳
ティア・グラッジ ハンター 女性 クリムゾンウェスト人 クルセイダー 18歳
二人共にLv5相当
●舞台
幅8メートル、高さ5メートル、長さ30メートル程の長細い洞窟です。
ちょうど中間地点に横穴が発生して、そこからスクリーマーが沸き出しています。
縦穴は端にあり、真逆の方向に二人が足止めされています。
●敵情報
スクリーマー(体長50×50cm程度)×いっぱい
強さは然程ではありませんが、横穴から際限なく湧いてきます。
マザースクリーマー(体長5m×5m程度)×1(※PL情報)
大きさに見合った強さになっています。
※PL情報
マザースクリーマーは、ある程度スクリーマーが倒されると出てきます。
▼攻撃方法
複数枝分かれしたキノコの様な腕を延ばしての打撃
マスターより
小宮山でございます。小宮山でございます。
Twitterを用意したにもかかわらず、見る癖が中々付かなくて、用意した意味が無い様な気がする今日この頃でございます。
さて、今回のシナリオは救出物。
今回は未登録ではありますが、NPCも登場でございます。
彼らバカップルが今後どの様な物語を紡ぐのかは皆様次第。
今回洞窟でのたれ死ぬ可能性もございます。
可能であれば、クリスとティアが皆様と広い世界を冒険出来ると良いなと思っている次第でございます。
Twitterを用意したにもかかわらず、見る癖が中々付かなくて、用意した意味が無い様な気がする今日この頃でございます。
さて、今回のシナリオは救出物。
今回は未登録ではありますが、NPCも登場でございます。
彼らバカップルが今後どの様な物語を紡ぐのかは皆様次第。
今回洞窟でのたれ死ぬ可能性もございます。
可能であれば、クリスとティアが皆様と広い世界を冒険出来ると良いなと思っている次第でございます。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/08/22 19:09
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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作戦相談卓 霧島 キララ(ka2263) 人間(リアルブルー)|26才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2014/08/09 18:14:15 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/05 22:39:22 |