ゲスト
(ka0000)
幻獣の森の日輪祭
マスター:猫又ものと

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在50人 / 1~50人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2015/12/29 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/01/12 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●日輪祭
辺境にある幻獣の森。
ここ数日の寒さで雪が降り、幻獣の森も白く覆われ、真っ白い木立が立ち並ぶ。
「ベルカナ、これでいいッスか?」
「まあ! ツキウサギ様お上手ですね! さあ、チューダ様もこれを飾ってください」
「何故我輩までやらないといけないのですー? 寒いのです! 我輩の小さいおててがジンジンしているのです!」
「これがきちんと出来たら、暖かくて甘いココアを淹れて差し上げますよ?」
「……焼いたマシュマロもつけて欲しいのです」
「かしこまりました。おつけしましょう」
「我輩頑張るのであります!」
「ちゃんとツキウサギさんにも差し上げますからね」
「ありがとうッス」
巫女ベルカナにあっさり御された自称幻獣王チューダに、苦笑を浮かべるツキウサギ。
ベルカナ達だけでなく、幻獣の森にいる巫女達は忙しそうに、いそいそと金色の丸いモチーフを大きなモミの樹に飾り付けていて……。
森の一角に設置された転移門からやってきたハンター達は、何事かと首を傾げる。
「こんにちは、ベルカナ。チューダもツキウサギも……巫女達も皆、一体何やってるんだ?」
「あら。皆様こんにちは。今、『日輪祭』の準備をしていたんですよ」
「……日輪祭? なぁに、それ」
「それはですね……」
ハンターの問いに、笑顔を返すベルカナ。彼女はこほんと咳払いをして続ける。
辺境の一部の地域に昔から伝わる、『日輪祭』と呼ばれるお祭りがある。
夜が長くなるこの時期、太陽が再び光を蘇らせるように……と行われるそれは、寒さを吹き飛ばすように温かいご馳走を戴き、さらに心も暖かくなるようにとモミの樹に色とりどりの飾りつけをしたり、贈り物の交換をしたりする風習があるのだそうだ。
「へー。冬なのに太陽のお祭りするのか」
「太陽とモミの樹って、何か関係があるの?」
「ずっと昔の話ですが……冬になって太陽が遠くなると、生命を司るマテリアルが低下すると考えられていたんです。だから冬でも枯れない生命力が強いモミの樹に太陽を飾り、辺境を守って下さっている白龍様に貢物をして、力を呼び戻そうとしたんだと思います」
「あー。贈り物の交換って、白龍への貢物から始まったのかー。なるほどねー」
「ん? では、あのチューダの持っている飾りは、太陽を模したものなのか?」
ベルカナの説明に納得したように頷くハンター。別のハンターが、チューダを指差す。
幻獣王がキラキラと光る丸い飾りを己の身体にくくりつけているのを見て、ハンター達は笑いをかみ殺し……ベルカナは慣れているのか涼しい顔で口を開く。
「ええ。太陽のモチーフです。他にもリボンや、星、ボールも飾ったりするんですけど、色も太陽にちなんで、金や赤が使われることが多いんです」
「へー。そうなんだー。何だか楽しそうなお祭りだね。僕達も参加していい?」
「はい。勿論です。日輪祭で贈り物をし合った者達は、精霊の加護を受けて絆が深まるという言い伝えもあるんですよ。白龍様はいなくなってしまいましたけれど……私も、ナーランギ様やツキウサギ様、チューダ様に贈り物をして、辺境の地を守って戴けるようお願いしようかなと思っています」
「お前達も我輩に貢ぎ物をするとよいのですよ! 幻獣王の祝福を与えるのであります!」
キラキラと輝く飾りを身につけて胸を張るチューダに、顔を見合わせるハンター達。
事件解決や、歪虚退治に忙しい毎日。
たまには、息抜きをするのも良いかもしれない――。
「今は雪で作った灯篭で照らしておりますから夜でも明るいですが、寒いですからしっかりお召し物を着ていらしてくださいね。私共で焚き火やスープなどもご用意しておりますから、寒くなられましたら暖を取りにいらしてください」
微笑むベルカナに、頷くハンター達。
そして、誰を誘おうかと考えながら、身支度を始めるのだった。
●日輪祭
辺境にある幻獣の森。
ここ数日の寒さで雪が降り、幻獣の森も白く覆われ、真っ白い木立が立ち並ぶ。
「ベルカナ、これでいいッスか?」
「まあ! ツキウサギ様お上手ですね! さあ、チューダ様もこれを飾ってください」
「何故我輩までやらないといけないのですー? 寒いのです! 我輩の小さいおててがジンジンしているのです!」
「これがきちんと出来たら、暖かくて甘いココアを淹れて差し上げますよ?」
「……焼いたマシュマロもつけて欲しいのです」
「かしこまりました。おつけしましょう」
「我輩頑張るのであります!」
「ちゃんとツキウサギさんにも差し上げますからね」
「ありがとうッス」
巫女ベルカナにあっさり御された自称幻獣王チューダに、苦笑を浮かべるツキウサギ。
ベルカナ達だけでなく、幻獣の森にいる巫女達は忙しそうに、いそいそと金色の丸いモチーフを大きなモミの樹に飾り付けていて……。
森の一角に設置された転移門からやってきたハンター達は、何事かと首を傾げる。
「こんにちは、ベルカナ。チューダもツキウサギも……巫女達も皆、一体何やってるんだ?」
「あら。皆様こんにちは。今、『日輪祭』の準備をしていたんですよ」
「……日輪祭? なぁに、それ」
「それはですね……」
ハンターの問いに、笑顔を返すベルカナ。彼女はこほんと咳払いをして続ける。
辺境の一部の地域に昔から伝わる、『日輪祭』と呼ばれるお祭りがある。
夜が長くなるこの時期、太陽が再び光を蘇らせるように……と行われるそれは、寒さを吹き飛ばすように温かいご馳走を戴き、さらに心も暖かくなるようにとモミの樹に色とりどりの飾りつけをしたり、贈り物の交換をしたりする風習があるのだそうだ。
「へー。冬なのに太陽のお祭りするのか」
「太陽とモミの樹って、何か関係があるの?」
「ずっと昔の話ですが……冬になって太陽が遠くなると、生命を司るマテリアルが低下すると考えられていたんです。だから冬でも枯れない生命力が強いモミの樹に太陽を飾り、辺境を守って下さっている白龍様に貢物をして、力を呼び戻そうとしたんだと思います」
「あー。贈り物の交換って、白龍への貢物から始まったのかー。なるほどねー」
「ん? では、あのチューダの持っている飾りは、太陽を模したものなのか?」
ベルカナの説明に納得したように頷くハンター。別のハンターが、チューダを指差す。
幻獣王がキラキラと光る丸い飾りを己の身体にくくりつけているのを見て、ハンター達は笑いをかみ殺し……ベルカナは慣れているのか涼しい顔で口を開く。
「ええ。太陽のモチーフです。他にもリボンや、星、ボールも飾ったりするんですけど、色も太陽にちなんで、金や赤が使われることが多いんです」
「へー。そうなんだー。何だか楽しそうなお祭りだね。僕達も参加していい?」
「はい。勿論です。日輪祭で贈り物をし合った者達は、精霊の加護を受けて絆が深まるという言い伝えもあるんですよ。白龍様はいなくなってしまいましたけれど……私も、ナーランギ様やツキウサギ様、チューダ様に贈り物をして、辺境の地を守って戴けるようお願いしようかなと思っています」
「お前達も我輩に貢ぎ物をするとよいのですよ! 幻獣王の祝福を与えるのであります!」
キラキラと輝く飾りを身につけて胸を張るチューダに、顔を見合わせるハンター達。
事件解決や、歪虚退治に忙しい毎日。
たまには、息抜きをするのも良いかもしれない――。
「今は雪で作った灯篭で照らしておりますから夜でも明るいですが、寒いですからしっかりお召し物を着ていらしてくださいね。私共で焚き火やスープなどもご用意しておりますから、寒くなられましたら暖を取りにいらしてください」
微笑むベルカナに、頷くハンター達。
そして、誰を誘おうかと考えながら、身支度を始めるのだった。
解説
さて、今回は事件ではありません。
厳しい冒険の合間。幻獣の森での、日輪祭のひと時をお楽しみ下さいませ。
雪を見ながら語り合って戴くもよし、幻獣達との触れ合いを楽しんで戴くもよし、温かい飲み物や食事を持ち込んで、楽しく騒いでもよしです。
幻獣の森は今だけ太陽のモチーフや雪の灯篭で飾られていて、とても幻想的な雰囲気です。
日輪祭で贈り物をし合った者達は、精霊の加護を受けて絆が深まるという言い伝えもありますし、恋人同士のデートにも最適ですよ!
まだ恋人じゃなくて片思いです! とか、お友達同士です! とか家族です! と言う方のご参加も歓迎致します。
■同行者の指定
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■NPCの同行
NPCを呼びたい方は、その旨お書き添え下さい。
バタルトゥ、イェルズ、スメラギ、大巫女、ベルカナ、チューダ、ナーランギ、ツキウサギ他幻獣の森にいる幻獣達とでしたら共に過ごすことができます。
大規模作戦に参加中のNPCを呼ぶと若干矛盾が生じる場合がありますがそこは目を瞑ってください。
NPCは指定がない限り描写しません。
■ご注意
猫又の都合により、プレイング〆切までの日程が長めになっております。
白紙は描写できません。
厳しい冒険の合間。幻獣の森での、日輪祭のひと時をお楽しみ下さいませ。
雪を見ながら語り合って戴くもよし、幻獣達との触れ合いを楽しんで戴くもよし、温かい飲み物や食事を持ち込んで、楽しく騒いでもよしです。
幻獣の森は今だけ太陽のモチーフや雪の灯篭で飾られていて、とても幻想的な雰囲気です。
日輪祭で贈り物をし合った者達は、精霊の加護を受けて絆が深まるという言い伝えもありますし、恋人同士のデートにも最適ですよ!
まだ恋人じゃなくて片思いです! とか、お友達同士です! とか家族です! と言う方のご参加も歓迎致します。
■同行者の指定
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■NPCの同行
NPCを呼びたい方は、その旨お書き添え下さい。
バタルトゥ、イェルズ、スメラギ、大巫女、ベルカナ、チューダ、ナーランギ、ツキウサギ他幻獣の森にいる幻獣達とでしたら共に過ごすことができます。
大規模作戦に参加中のNPCを呼ぶと若干矛盾が生じる場合がありますがそこは目を瞑ってください。
NPCは指定がない限り描写しません。
■ご注意
猫又の都合により、プレイング〆切までの日程が長めになっております。
白紙は描写できません。
マスターより
お世話になっております。猫又です。
クリスマスっぽいイベシナを……ということで、ご用意させて戴きました。
幻獣の森が立て続けになってしまいましたが、今辺境で安全と言える場所が幻獣の森しかなかったのです。歪虚王許すまじ!
温泉地テミスぶっ壊したら猫又に呪われると思え!
……大変失礼致しました。
このような状況ですが、息抜きも大切です。ご気軽にご参加ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
クリスマスっぽいイベシナを……ということで、ご用意させて戴きました。
幻獣の森が立て続けになってしまいましたが、今辺境で安全と言える場所が幻獣の森しかなかったのです。歪虚王許すまじ!
温泉地テミスぶっ壊したら猫又に呪われると思え!
……大変失礼致しました。
このような状況ですが、息抜きも大切です。ご気軽にご参加ください。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/01/19 09:51
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2015/12/29 13:41:58 |
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日輪祭のイベント予定 マリル(メリル)(ka3294) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2015/12/28 23:50:17 |