ゲスト
(ka0000)
【初夢】クロウとハンターのくず鉄戦争
マスター:植田誠

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/01/08 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/01/22 12:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
●
24時間年中無休でお馴染みの帝国軍第5師団師団長ロルフ・シュトライト。彼は、気付くと暗い霧の中にいた。
周囲に人影は無い。そもそも自分はベッドで寝ていたはずなのだからこんなとろこにいるはずもない。
「……ん?」
やがて霧が晴れていき、ロルフは自分が建物の中……見知らぬ工場にいることに気が付いた。
「ちょっとどいてくれねぇか」
背後から聞こえた声に振り向くロルフ。その手は愛用の剣を探り……諦める。寝ていたのに武器を持っているはずは無かった。それに、警戒はしているが、その声には聞き覚えがあった。だが、そこには誰もいない。
「下。下だよ」
そう言われて目線を下に。そこにいたのは……
「……クロウさん?」
ロルフが目にしたのは、錬金術師組合のクロウ……にしては異常に小さな生き物。恰好をそのままに2頭身まで縮小化した……そんな感じだ。
「どいてくれって、仕事の邪魔だぜ」
「え、あ……すまないね」
あっけにとられたロルフが道を開けると小さなクロウは小走りで駆けていった。
「……ん? あれは僕の……」
ロルフは小さなクロウが自分の愛用する双剣を抱えているのに気が付いた。そう言えば、クロウはハンター向けに装備の強化を請け負っているのだと思い出す。
「でも、僕は強化の依頼なんて出したことは無いはずだけど……」
「待てぇッ!!」
一瞬考え込むロルフだったが、ハッと声のした方を見る。そこには……
「……クロウさん?」
先程と同じ、小さなクロウが走ってきている。
「そこの人! そいつを捕まえてください!」
走ってきている小さなクロウがそう言った。どうしたものか、ロルフは再び考え込もうと……
「そいつは『くず鉄の妖精』です! その剣がくず鉄にされてしまう!」
「くず鉄の……妖精?」
くず鉄……そう言えばクロウは強化を行う時に修復できない状態までバラバラにしてしまい、結果くず鉄にすることがあるという。
「それはまずいね、さすがに……」
ロルフはクロウを追いかけると、後ろから蹴り飛ばす。衝撃にクロウは剣を取りこぼし、それをロルフは危なげなく拾い上げる。
蹴り飛ばされた尻を抑えて走り去る小さなクロウ。ロルフはその背を見送った。
「ありがとうございます! お陰でまた一つくず鉄になるアイテムを減らすことができました!」
そう言ったのは先程追いかけてきていた小さなクロウ。言葉づかいが妙に丁寧なことから蹴り飛ばしたクロウとは少し違うようだ。
「えーと……君はクロウさん……じゃないのかい?」
「違います。私はこの工場でアイテム強化のお手伝いをしている妖精です」
妖精と名乗った小さなクロウは男に説明してくれた。ここは錬成工場。ハンターたちが日々依頼してくるアイテム強化を一手に請け負う工場。そして、この小さなクロウたちは工場の妖精。実際に強化などを行っているのは彼ららしい。
「ですが、妖精にも色々種類がいまして。例えば、私は『錬成安定化装置の妖精』です。そして、さっきのは『くず鉄の妖精』と言います」
錬成安定化装置の妖精を始めとした『補助の妖精』たちと違い、くず鉄の妖精たちはアイテムを何でもくず鉄にしてしまうそうだ。
「普段は私や他の妖精たちが止めているんですが……最近、何故かくず鉄の妖精が大量発生していまして、手が回っていない状態なのです……どうかお願いします。このままくず鉄の妖精駆除を手伝ってください。くず鉄になるアイテムを一つでも多く救うために!」
「ん~……僕はハンターじゃないんだけどなぁ」
そう言いつつ、ロルフはその依頼を了承した。
「ありがとうございます! でも、妖精には通常兵器の攻撃は効果がありません。その武器を使ってください」
気付くと、ロルフの手には『屑鉄絶許』と書かれたハリセンが握られていた。
「それで妖精をしばき倒して頂けると、妖精は消滅します。すでに他のハンターさん方も参戦しているようなので、よろしくお願いします!」
しばく……消滅……なかなか物騒な話ではあるが、とにかくやってみようとロルフはハリセンを握りしめる。
こうして、ハンターVSクr……くず鉄の妖精との戦いが始まったのだった。
●
24時間年中無休でお馴染みの帝国軍第5師団師団長ロルフ・シュトライト。彼は、気付くと暗い霧の中にいた。
周囲に人影は無い。そもそも自分はベッドで寝ていたはずなのだからこんなとろこにいるはずもない。
「……ん?」
やがて霧が晴れていき、ロルフは自分が建物の中……見知らぬ工場にいることに気が付いた。
「ちょっとどいてくれねぇか」
背後から聞こえた声に振り向くロルフ。その手は愛用の剣を探り……諦める。寝ていたのに武器を持っているはずは無かった。それに、警戒はしているが、その声には聞き覚えがあった。だが、そこには誰もいない。
「下。下だよ」
そう言われて目線を下に。そこにいたのは……
「……クロウさん?」
ロルフが目にしたのは、錬金術師組合のクロウ……にしては異常に小さな生き物。恰好をそのままに2頭身まで縮小化した……そんな感じだ。
「どいてくれって、仕事の邪魔だぜ」
「え、あ……すまないね」
あっけにとられたロルフが道を開けると小さなクロウは小走りで駆けていった。
「……ん? あれは僕の……」
ロルフは小さなクロウが自分の愛用する双剣を抱えているのに気が付いた。そう言えば、クロウはハンター向けに装備の強化を請け負っているのだと思い出す。
「でも、僕は強化の依頼なんて出したことは無いはずだけど……」
「待てぇッ!!」
一瞬考え込むロルフだったが、ハッと声のした方を見る。そこには……
「……クロウさん?」
先程と同じ、小さなクロウが走ってきている。
「そこの人! そいつを捕まえてください!」
走ってきている小さなクロウがそう言った。どうしたものか、ロルフは再び考え込もうと……
「そいつは『くず鉄の妖精』です! その剣がくず鉄にされてしまう!」
「くず鉄の……妖精?」
くず鉄……そう言えばクロウは強化を行う時に修復できない状態までバラバラにしてしまい、結果くず鉄にすることがあるという。
「それはまずいね、さすがに……」
ロルフはクロウを追いかけると、後ろから蹴り飛ばす。衝撃にクロウは剣を取りこぼし、それをロルフは危なげなく拾い上げる。
蹴り飛ばされた尻を抑えて走り去る小さなクロウ。ロルフはその背を見送った。
「ありがとうございます! お陰でまた一つくず鉄になるアイテムを減らすことができました!」
そう言ったのは先程追いかけてきていた小さなクロウ。言葉づかいが妙に丁寧なことから蹴り飛ばしたクロウとは少し違うようだ。
「えーと……君はクロウさん……じゃないのかい?」
「違います。私はこの工場でアイテム強化のお手伝いをしている妖精です」
妖精と名乗った小さなクロウは男に説明してくれた。ここは錬成工場。ハンターたちが日々依頼してくるアイテム強化を一手に請け負う工場。そして、この小さなクロウたちは工場の妖精。実際に強化などを行っているのは彼ららしい。
「ですが、妖精にも色々種類がいまして。例えば、私は『錬成安定化装置の妖精』です。そして、さっきのは『くず鉄の妖精』と言います」
錬成安定化装置の妖精を始めとした『補助の妖精』たちと違い、くず鉄の妖精たちはアイテムを何でもくず鉄にしてしまうそうだ。
「普段は私や他の妖精たちが止めているんですが……最近、何故かくず鉄の妖精が大量発生していまして、手が回っていない状態なのです……どうかお願いします。このままくず鉄の妖精駆除を手伝ってください。くず鉄になるアイテムを一つでも多く救うために!」
「ん~……僕はハンターじゃないんだけどなぁ」
そう言いつつ、ロルフはその依頼を了承した。
「ありがとうございます! でも、妖精には通常兵器の攻撃は効果がありません。その武器を使ってください」
気付くと、ロルフの手には『屑鉄絶許』と書かれたハリセンが握られていた。
「それで妖精をしばき倒して頂けると、妖精は消滅します。すでに他のハンターさん方も参戦しているようなので、よろしくお願いします!」
しばく……消滅……なかなか物騒な話ではあるが、とにかくやってみようとロルフはハリセンを握りしめる。
こうして、ハンターVSクr……くず鉄の妖精との戦いが始まったのだった。
解説
●目的
クr……くず鉄の妖精をしばき倒し錬成工場の平和を取り戻す。
●状況
PCたちは気付くとこの場所にいたハンターとなる。
工場のようなこの場所では多数の武器、防具、アイテムが二頭身のクロウみたいな妖精たちの手で強化されている。
もしかしたら、PCの装備もすでにいずれかの妖精に持ち去られ、今まさに強化されようとしているかもしれない。そしてそれがくず鉄の妖精であれば、間違いなくくず鉄になってしまう。それを阻止するためにはくず鉄の妖精を全てしばき倒さなければならない。
●妖精の種類
大別すると4種類。細かく分けると色々だが、皆クロウが小さくなった様な容姿、声をしている。基本的に聞けば自分が何の妖精か教えてくれる。
・強化成功の妖精:普通の妖精たち。たまにちょっと大きな妖精がいるが、それは大成功の妖精である。
・補助の妖精 :丁寧口調な補助アイテムの妖精たち。OPに出ているのは「錬成安定化装置の妖精」。
・突然変異の妖精:突然変異を発生させる妖精たち。割と怠惰。「大失敗率0%の時に突然変異させる妖精」「ギルドショップの支給品Eランクの品を特別アイテムSランクに突然変異させる妖精」など種類は豊富。
・くず鉄の妖精 :なんでもくず鉄にしてしまう妖精たち。非常に勤勉なので、アイテムを見つけるとすぐに強化を行う。
●その他
くず鉄の妖精を全てしばき倒しても現実にくず鉄が発生しなくなることを保証するものではない。同様に、突然変異の妖精を拝んだところで突然変異が発生するようになるわけでもなく、成功の妖精をしばいて成功しなくなるわけでもない。
ただ、全ての妖精はクロウと同様の姿をしているので、恨み辛みをある程度解消できる……かも?
ちなみにロルフは手持ちのNPCで使えそうなのが彼しかいなかったのでOPに出て貰っただけである。呼ばれれば出てくるが、基本的にリプレイでの出番は無い。
クr……くず鉄の妖精をしばき倒し錬成工場の平和を取り戻す。
●状況
PCたちは気付くとこの場所にいたハンターとなる。
工場のようなこの場所では多数の武器、防具、アイテムが二頭身のクロウみたいな妖精たちの手で強化されている。
もしかしたら、PCの装備もすでにいずれかの妖精に持ち去られ、今まさに強化されようとしているかもしれない。そしてそれがくず鉄の妖精であれば、間違いなくくず鉄になってしまう。それを阻止するためにはくず鉄の妖精を全てしばき倒さなければならない。
●妖精の種類
大別すると4種類。細かく分けると色々だが、皆クロウが小さくなった様な容姿、声をしている。基本的に聞けば自分が何の妖精か教えてくれる。
・強化成功の妖精:普通の妖精たち。たまにちょっと大きな妖精がいるが、それは大成功の妖精である。
・補助の妖精 :丁寧口調な補助アイテムの妖精たち。OPに出ているのは「錬成安定化装置の妖精」。
・突然変異の妖精:突然変異を発生させる妖精たち。割と怠惰。「大失敗率0%の時に突然変異させる妖精」「ギルドショップの支給品Eランクの品を特別アイテムSランクに突然変異させる妖精」など種類は豊富。
・くず鉄の妖精 :なんでもくず鉄にしてしまう妖精たち。非常に勤勉なので、アイテムを見つけるとすぐに強化を行う。
●その他
くず鉄の妖精を全てしばき倒しても現実にくず鉄が発生しなくなることを保証するものではない。同様に、突然変異の妖精を拝んだところで突然変異が発生するようになるわけでもなく、成功の妖精をしばいて成功しなくなるわけでもない。
ただ、全ての妖精はクロウと同様の姿をしているので、恨み辛みをある程度解消できる……かも?
ちなみにロルフは手持ちのNPCで使えそうなのが彼しかいなかったのでOPに出て貰っただけである。呼ばれれば出てくるが、基本的にリプレイでの出番は無い。
マスターより
お世話になっております、植田です。
最近は戦闘ばかりになってますし、年始ぐらいはハートフルな依頼を出したいと思います。
クロウ似の妖精をしばきまくるもよし。大事な品をくず鉄にされて涙するもよし。
そのあたりはご自由に。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
最近は戦闘ばかりになってますし、年始ぐらいはハートフルな依頼を出したいと思います。
クロウ似の妖精をしばきまくるもよし。大事な品をくず鉄にされて涙するもよし。
そのあたりはご自由に。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/01/20 00:48
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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くず鉄相談卓(クズ鉄再利用製) クリスティン・ガフ(ka1090) 人間(クリムゾンウェスト)|19才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/01/07 18:45:57 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/01/06 19:21:18 |