ゲスト
(ka0000)
この球を受けてみよ
マスター:KINUTA

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/01/14 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/01/23 19:00
オープニング
年が明けた。
なにはさておきめでたい。
この世界に存在している脅威について忘れたわけではないけれど、自然心がうきうきとしてくる。
各地各所で行われる新年イベントはどこも盛況。
このイベントもその一つ。
その名は『モチマキ』。
リアルブルー経由の行事をエンターテイメントとして昇華させたもの、だそうだ。主催者側によると。
●
新年早々「タダでモチがもらえるイベントがある」と聞き付け、受付会場に来たハンターたちは、イベント委員会のロゴ入りジャンパーを着た八橋杏子に出迎えられた。
聞けば、ここでお年始バイトをしているらしい。
「それでは皆さん、これを身につけてください」
彼女は参加者全員に、背負いカゴとヘルメットとキャッチャーミットを配った。
「ルールはとても簡単、『飛んできたものを取ってカゴに入れる』これだけです。あ、そうそう。参加される前に、こちらの契約書へサインお願い致します」
と言って彼女が渡してきた書類には、以下の一文が記してあった。
『私は、当該イベントに参加した結果がどうなろうとも、主催者側に一切の責任を求めないことをここに確約いたします』
集まっていた人の半数が直ちに去った。
もちろんハンターたちは、残った半数の中にいる。
文字通り危険と隣り合わせの職業に従事している彼らにとって、たかがイベントごとき恐れるいわれはない。
杏子は参加者全員から集めた契約書をまとめ、バインダーに綴じ込む。
それから、ためらいがちに言った。
「……私が言うのも何ですけど、相当に危ないですよ?」
そんな一言で意志を撤回するような軟弱ものは、いなかった。
●
一行は彼女に案内され、モチ撒き会場にやってきた。
遮蔽物の一切ない、100メートル四方の運動場。中央に布のかかったやぐらがあり、周囲は高いフェンスで囲まれている。
やぐらはモチ撒きの台に使うのだろうが、フェンスの存在意義がよく分からない。一体何故だろうか。
杏子に尋ねてみると、こういう答えだった。
「ああ、あれはモチがよそに飛んでいかないようにとの配慮なの。住宅街が近いし……」
職員たちが現れた。頭にハチマキを巻き、ハッピを着込み、御目出度そうな様子である。
彼らはやぐらに上り、さっと布を取り払った。その下から現れたのは、妙な装置。大きなタンクの下方に、砲身のようなものが生えている。
はてあれは何だろう。
「それでは、モチマキ開始です!」
杏子が右手を挙げると同時に、砲身からモチが発射されてきた。
その速度時速240キロ。リアルブルーのバッティングマシーンに匹敵する破壊力。
フェンスの向こう側には、物見高い見物人が集まってきていた。
「……すごい豪速球だな。俺、今全然見えなかったぞ」
「取るのは無理なんじゃないか……?」
なにはさておきめでたい。
この世界に存在している脅威について忘れたわけではないけれど、自然心がうきうきとしてくる。
各地各所で行われる新年イベントはどこも盛況。
このイベントもその一つ。
その名は『モチマキ』。
リアルブルー経由の行事をエンターテイメントとして昇華させたもの、だそうだ。主催者側によると。
●
新年早々「タダでモチがもらえるイベントがある」と聞き付け、受付会場に来たハンターたちは、イベント委員会のロゴ入りジャンパーを着た八橋杏子に出迎えられた。
聞けば、ここでお年始バイトをしているらしい。
「それでは皆さん、これを身につけてください」
彼女は参加者全員に、背負いカゴとヘルメットとキャッチャーミットを配った。
「ルールはとても簡単、『飛んできたものを取ってカゴに入れる』これだけです。あ、そうそう。参加される前に、こちらの契約書へサインお願い致します」
と言って彼女が渡してきた書類には、以下の一文が記してあった。
『私は、当該イベントに参加した結果がどうなろうとも、主催者側に一切の責任を求めないことをここに確約いたします』
集まっていた人の半数が直ちに去った。
もちろんハンターたちは、残った半数の中にいる。
文字通り危険と隣り合わせの職業に従事している彼らにとって、たかがイベントごとき恐れるいわれはない。
杏子は参加者全員から集めた契約書をまとめ、バインダーに綴じ込む。
それから、ためらいがちに言った。
「……私が言うのも何ですけど、相当に危ないですよ?」
そんな一言で意志を撤回するような軟弱ものは、いなかった。
●
一行は彼女に案内され、モチ撒き会場にやってきた。
遮蔽物の一切ない、100メートル四方の運動場。中央に布のかかったやぐらがあり、周囲は高いフェンスで囲まれている。
やぐらはモチ撒きの台に使うのだろうが、フェンスの存在意義がよく分からない。一体何故だろうか。
杏子に尋ねてみると、こういう答えだった。
「ああ、あれはモチがよそに飛んでいかないようにとの配慮なの。住宅街が近いし……」
職員たちが現れた。頭にハチマキを巻き、ハッピを着込み、御目出度そうな様子である。
彼らはやぐらに上り、さっと布を取り払った。その下から現れたのは、妙な装置。大きなタンクの下方に、砲身のようなものが生えている。
はてあれは何だろう。
「それでは、モチマキ開始です!」
杏子が右手を挙げると同時に、砲身からモチが発射されてきた。
その速度時速240キロ。リアルブルーのバッティングマシーンに匹敵する破壊力。
フェンスの向こう側には、物見高い見物人が集まってきていた。
「……すごい豪速球だな。俺、今全然見えなかったぞ」
「取るのは無理なんじゃないか……?」
解説
補足説明
これはモチマキに参加しモチを貰って帰ることを目標とするシナリオです。
モチマキとは言いつつ実態は千本ノックに酷似。主催者はリアルブルーの風習について、完全に間違えているようです。
モチはつきたてではありません。十分冷えて固まったものを使用しています。撃つとき壊れないように。
当然ながら当たったら痛いです。
登場NPC:八橋 杏子:兼業画家の女ハンター/新年バイト中。
これはモチマキに参加しモチを貰って帰ることを目標とするシナリオです。
モチマキとは言いつつ実態は千本ノックに酷似。主催者はリアルブルーの風習について、完全に間違えているようです。
モチはつきたてではありません。十分冷えて固まったものを使用しています。撃つとき壊れないように。
当然ながら当たったら痛いです。
登場NPC:八橋 杏子:兼業画家の女ハンター/新年バイト中。
マスターより
KINUTAです。
お正月明けには、体のリズムを戻すのが肝要。
そのためには運動運動。
お正月明けには、体のリズムを戻すのが肝要。
そのためには運動運動。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/01/19 16:38
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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レッツゴーモチマキ相談卓! 藤堂研司(ka0569) 人間(リアルブルー)|26才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/01/13 21:23:51 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/01/12 22:17:02 |