ゲスト
(ka0000)
登山ダイエットにご協力くださいっ
マスター:御影堂

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/15 09:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/24 09:00
オープニング
●
その男は、デ……ふくよかであった。
名前は、フルフル・クリカエース。この辺りを治めるクリカエース一族で、最もふくよかだといわれている。
よく震えるお腹を弄びながら、フルフルは執事長にふと漏らした。
「痩せたい」
「ほぅ……御主人様もそのようなことをおっしゃるのですね」
少し嫌味を含めつつ、執事長は主人の言葉に耳を傾ける。
「それは、もう。親戚の家に行くたびに、どこか視線が気になるからな」
嘆息しながら、フルフルは自分の腹をぐにぐにと摘んでみる。はしたないですよと執事長に窘められ、手を離して再度嘆息した。
「はぁ。そうだなぁ。近くの山にでも登って、鍛えるとするかな」
突飛な提案に、執事長は目を丸くする。
「いきなり、山というのはいささか厳しくありませんか?」
「いや、どうせなら少し上を目指そうではないか!」
執事長に婉曲的な無理宣言をされたと思ったのか、フルフルは意を決したように立ち上がった。床がにわかに振動したような気がしたが、気のせいだろう。
「早速、ノボレン山にハイキングと洒落込もうではないか」
思うが吉日、やるが吉日。
そんな行動力を持つフルフルは、執事長に早速ハイキングの手配をするように言いつける。こうなっては、梃子でも動かない。いや、もとより物理的に動かないのはいうまでもない。
執事長は、フルフルを自室へ送り届けると、すぐに使いの者を出した。
まずは、ノボレン山についての最新情報を集めなければならないからだ。
ノボレン山。
名前からして険しそうな山だが、実際はそうでもない。穏やかな斜面であるし、山頂までの道がある程度確保されている。
なぜなら、山の上にはクリカエース一族の一人が作った社があるためだ。その社は、クリカエースの者が何か決心をすると訪れることで知られていた。
ただし、道中が必ずしも安全とは限らない。
人里離れた山を日頃から警らする必要はないからだ。
野生動物しかり、野盗しかり、落石や落木がないとも限らない。
そこで、使いの者を出したわけである。
「どうだった?」
帰ってきたものに尋ねると、やはりその辺りの危険は拭えないのだという。
かといって、フルフルの気が変わるのを待つ訳にはいかない。執事長としては、こういうアグレッシブに動いてくれる時に動いてほしいからだ。
かといって、使用人がついていくわけにもいかない。それぞれが、それぞれの仕事をこなさなければならないからだ。執事ならば、同行できるものの襲われては勝てると思えない。
「仕方がない。外部の者を雇うとするかな」
使いの者は返ってくると同時に、使いに出されるのだった。
その男は、デ……ふくよかであった。
名前は、フルフル・クリカエース。この辺りを治めるクリカエース一族で、最もふくよかだといわれている。
よく震えるお腹を弄びながら、フルフルは執事長にふと漏らした。
「痩せたい」
「ほぅ……御主人様もそのようなことをおっしゃるのですね」
少し嫌味を含めつつ、執事長は主人の言葉に耳を傾ける。
「それは、もう。親戚の家に行くたびに、どこか視線が気になるからな」
嘆息しながら、フルフルは自分の腹をぐにぐにと摘んでみる。はしたないですよと執事長に窘められ、手を離して再度嘆息した。
「はぁ。そうだなぁ。近くの山にでも登って、鍛えるとするかな」
突飛な提案に、執事長は目を丸くする。
「いきなり、山というのはいささか厳しくありませんか?」
「いや、どうせなら少し上を目指そうではないか!」
執事長に婉曲的な無理宣言をされたと思ったのか、フルフルは意を決したように立ち上がった。床がにわかに振動したような気がしたが、気のせいだろう。
「早速、ノボレン山にハイキングと洒落込もうではないか」
思うが吉日、やるが吉日。
そんな行動力を持つフルフルは、執事長に早速ハイキングの手配をするように言いつける。こうなっては、梃子でも動かない。いや、もとより物理的に動かないのはいうまでもない。
執事長は、フルフルを自室へ送り届けると、すぐに使いの者を出した。
まずは、ノボレン山についての最新情報を集めなければならないからだ。
ノボレン山。
名前からして険しそうな山だが、実際はそうでもない。穏やかな斜面であるし、山頂までの道がある程度確保されている。
なぜなら、山の上にはクリカエース一族の一人が作った社があるためだ。その社は、クリカエースの者が何か決心をすると訪れることで知られていた。
ただし、道中が必ずしも安全とは限らない。
人里離れた山を日頃から警らする必要はないからだ。
野生動物しかり、野盗しかり、落石や落木がないとも限らない。
そこで、使いの者を出したわけである。
「どうだった?」
帰ってきたものに尋ねると、やはりその辺りの危険は拭えないのだという。
かといって、フルフルの気が変わるのを待つ訳にはいかない。執事長としては、こういうアグレッシブに動いてくれる時に動いてほしいからだ。
かといって、使用人がついていくわけにもいかない。それぞれが、それぞれの仕事をこなさなければならないからだ。執事ならば、同行できるものの襲われては勝てると思えない。
「仕方がない。外部の者を雇うとするかな」
使いの者は返ってくると同時に、使いに出されるのだった。
解説
解説
●目的
フルフルに同行し、山頂を目指す。
●道中
以下のイベントが発生します。
1、野生動物襲撃
クマが山を登ろうとしたあなたたちに襲いかかってきます。
フルフルは思わず叫びを上げて、注意を引いてしまうでしょう。
2、滑落
フルフルが気を抜いた瞬間に、山道から滑落しかけます。
すぐに助けてあげましょう。ただし、重いです。
3、お弁当タイム
フルフルがつかれたと言い出し、休憩を要求します。
中腹にちょっとしたたまり場があります。
お弁当でも食べながら、休憩しましょう。
ただし、一度座ったフルフルが「もう帰ろう」と言い出します。
4、野盗襲来
疲れたフルフルを見て、野盗が襲いかかってきます。
ハンターであるあなたたちの敵ではないでしょう。
ただし、野盗をみたフルフルが逃走するかもしれません。
●注意事項
執事1名とフルフルが同行します。
フルフルが何らかの理由で、山登りを諦めたら失敗です。
そうならないように各イベントの対策等で、フルフルのやる気を維持してください。やる気が下がるごとに、帰らない判定が発生し、三回連続失敗で帰ってしまいます。
●目的
フルフルに同行し、山頂を目指す。
●道中
以下のイベントが発生します。
1、野生動物襲撃
クマが山を登ろうとしたあなたたちに襲いかかってきます。
フルフルは思わず叫びを上げて、注意を引いてしまうでしょう。
2、滑落
フルフルが気を抜いた瞬間に、山道から滑落しかけます。
すぐに助けてあげましょう。ただし、重いです。
3、お弁当タイム
フルフルがつかれたと言い出し、休憩を要求します。
中腹にちょっとしたたまり場があります。
お弁当でも食べながら、休憩しましょう。
ただし、一度座ったフルフルが「もう帰ろう」と言い出します。
4、野盗襲来
疲れたフルフルを見て、野盗が襲いかかってきます。
ハンターであるあなたたちの敵ではないでしょう。
ただし、野盗をみたフルフルが逃走するかもしれません。
●注意事項
執事1名とフルフルが同行します。
フルフルが何らかの理由で、山登りを諦めたら失敗です。
そうならないように各イベントの対策等で、フルフルのやる気を維持してください。やる気が下がるごとに、帰らない判定が発生し、三回連続失敗で帰ってしまいます。
マスターより
クソ暑い夏に山登りもありですよね、御影堂です。
山登りダイエットに協力していただける方を募集します。
まったりとしたシナリオですので、イベント一つ一つで活躍するもよし。ひとつのイベントに注力するもよしです。
よろしくお願いします。
山登りダイエットに協力していただける方を募集します。
まったりとしたシナリオですので、イベント一つ一つで活躍するもよし。ひとつのイベントに注力するもよしです。
よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/08/19 03:47
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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ノボレン山にノボルンです ジョン・フラム(ka0786) 人間(クリムゾンウェスト)|28才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/08/14 19:41:36 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/11 10:20:49 |