ゲスト
(ka0000)
この日何の日?
マスター:石田まきば

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/08/16 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/08/25 15:00
オープニング
●珍しく二人
「フクカン君、ちょっといいかい?」
場所はいつものAPVの一角、シャイネ・エルフハイム(kz0010)はフクカン(kz0035)を手招きして、人気が少ないところに呼び込もうとしていた。
ここのところ同盟領の方で歪虚達が暴れているし、そのための討伐作戦やら輸送の手伝いやらで、多くのハンター達が出払っている。人気はいつもより少ない方だというのに、念を入れているところがなんだか不自然だ。
だからうーんと首をかしげて、とりあえず聞いてみることにする。
「どうしたんですか? 珍しいですね」
「ちょっと、ここでは話しづらいというか……まだ決まっていないことだからね」
シャイネは基本オープンな生き方をしていると思っているフクカンである。首をかしげはするものの、答えが出てくるはずもない。結局、素直についていった。
「……ここで大丈夫かな」
周囲を警戒し、小さく頷いて。納得した様子のシャイネが振り返ってフクカンに視線を合わせた。
「手伝ってほしいことがあるんだ」
場所を確保してほしいんだ、と微笑む。
ここまでして手伝わせたいことって何だろう? 再び首をかしげるフクカンに、シャイネは言葉を続けた。
「8月16日に、APVの一室を貸し切れないかな? ……君の権限で、秘密裏に」
「どうしてですか?」
秘密裏に、という言葉に先に反応して、咄嗟に尋ねる。
(……あ、でもその日って)
しかし、すぐに理由に思い至った。その大事な日を忘れるなんてことは、フクカンにとって有り得ないことなのだから。
(タングラム様の誕生日!)
その日はタングラム(kz0016)に無理やりにでも休みを取ってもらって、自分も休みを取って、いつも以上に至れり尽くせりお世話をしようと毎年趣向を凝らして準備をしているのだが……気が付くととったはずの休みは『自分だけ』なかったことにされている。
それはそれでクールなタングラム様もかっこいいけれど……じゃなかった。
「シャイネさん、タングラム様と二人きりになるつもりですかっ!?」
くわっ! と食って掛かろうとするけれど、あっさりと避けられる。
「ふふ、まだ何も言ってないよ? ……ともかく落ち着いて、フクカン君」
ほんの少しだけ有利なリーチを生かして、フクカンの肩を抑えるシャイネ。
「APVなら、勤務中の君も参加できるだろう?」
誰も二人きりなんて言ってないよとの言葉で、フクカンも正気に戻る。
「シャイネさん、私のことも考えてくれてるんですね……!」
きらきら。きらきら。
「うん、そうだね」
そういう事にしておこうか。なんて余計なことは口には出さないシャイネである。
●作戦会議
「でも、どうしてまた? ……まさかシャイネさんもタングラム様をっ!?」
「それはないね♪」
にこにこ笑顔が逆に怖い。
「……すみません」
「わかってくれたならよかった♪ この前、誕生日を祝ってもらったからね、お返しをしようと思って♪」
【AN】作戦の代理で二回も担ぎ出された件である。特に一度目は、不快感がひどくて随分と辛かったとシャイネは記憶している。
「二回も祝ってもらえて羨ましいです」
フクカンだったら喜びそうではあるけれど。
ちなみにフクカンは、その二回ともがタングラムの『善意』だと信じている。シャイネの持ち込んだこの話も『善意』だと思っているはずだ。
「そうだね、二回も祝われたんじゃ、お返しをしないわけにはいかないだろう? せっかくなら特別な感じにしたいじゃないか」
「わかります!」
「そこで、君やハンターに手伝ってもらおうかと思ってね。君と僕だけより、盛大にできるって思わないかい?」
「はいっ、素敵です!」
きらきら、きらきら。
「だから、部屋の確保と、参加してくれそうなハンターに募集をかけるのを手伝ってほしいんだ」
断られることはないだろうけれど。フクカンの言葉を挟ませずにシャイネは言い切った。
「タングラム君にばれないように準備をするために、君の力が必要なんだ」
「わかりました、お任せください!」
●表向きの依頼『歌を愛する友の会』と、裏の真実
「どんな募集にしますか?」
「とりあえず、僕を依頼人にしておいてもらえれば……詳しい話は、僕が直接伝えられるだろうし」
「詳細についてはAPV所属のシャイネ・エルフハイムまで……っと。これでいいですね」
書類にサラサラと書きつけていくフクカン。
「そうだ、お茶菓子を用意するためという理由で、キッチンも借りられるように手配もよろしくね♪」
「もちろんです、腕によりをかけてケーキを作りますね!」
「それはいい考えだね♪」
にこにこと話すエルフ二人。どちらも、タングラムの反応を楽しみにしているのであった。
「君も参加希望? ……ふふ、それじゃあ、ここから先は秘密の話だよ?
今度、APVでタングラム君の誕生日を祝おうと思うんだけど、是非、君にも案を出してほしいんだ。
タングラム君の誕生日に、彼女の驚いた顔を見てみたくないかい?
ちょっとくらいなら強引な手口でも構わないよ。借り切った部屋の中で済むことならね♪」
「フクカン君、ちょっといいかい?」
場所はいつものAPVの一角、シャイネ・エルフハイム(kz0010)はフクカン(kz0035)を手招きして、人気が少ないところに呼び込もうとしていた。
ここのところ同盟領の方で歪虚達が暴れているし、そのための討伐作戦やら輸送の手伝いやらで、多くのハンター達が出払っている。人気はいつもより少ない方だというのに、念を入れているところがなんだか不自然だ。
だからうーんと首をかしげて、とりあえず聞いてみることにする。
「どうしたんですか? 珍しいですね」
「ちょっと、ここでは話しづらいというか……まだ決まっていないことだからね」
シャイネは基本オープンな生き方をしていると思っているフクカンである。首をかしげはするものの、答えが出てくるはずもない。結局、素直についていった。
「……ここで大丈夫かな」
周囲を警戒し、小さく頷いて。納得した様子のシャイネが振り返ってフクカンに視線を合わせた。
「手伝ってほしいことがあるんだ」
場所を確保してほしいんだ、と微笑む。
ここまでして手伝わせたいことって何だろう? 再び首をかしげるフクカンに、シャイネは言葉を続けた。
「8月16日に、APVの一室を貸し切れないかな? ……君の権限で、秘密裏に」
「どうしてですか?」
秘密裏に、という言葉に先に反応して、咄嗟に尋ねる。
(……あ、でもその日って)
しかし、すぐに理由に思い至った。その大事な日を忘れるなんてことは、フクカンにとって有り得ないことなのだから。
(タングラム様の誕生日!)
その日はタングラム(kz0016)に無理やりにでも休みを取ってもらって、自分も休みを取って、いつも以上に至れり尽くせりお世話をしようと毎年趣向を凝らして準備をしているのだが……気が付くととったはずの休みは『自分だけ』なかったことにされている。
それはそれでクールなタングラム様もかっこいいけれど……じゃなかった。
「シャイネさん、タングラム様と二人きりになるつもりですかっ!?」
くわっ! と食って掛かろうとするけれど、あっさりと避けられる。
「ふふ、まだ何も言ってないよ? ……ともかく落ち着いて、フクカン君」
ほんの少しだけ有利なリーチを生かして、フクカンの肩を抑えるシャイネ。
「APVなら、勤務中の君も参加できるだろう?」
誰も二人きりなんて言ってないよとの言葉で、フクカンも正気に戻る。
「シャイネさん、私のことも考えてくれてるんですね……!」
きらきら。きらきら。
「うん、そうだね」
そういう事にしておこうか。なんて余計なことは口には出さないシャイネである。
●作戦会議
「でも、どうしてまた? ……まさかシャイネさんもタングラム様をっ!?」
「それはないね♪」
にこにこ笑顔が逆に怖い。
「……すみません」
「わかってくれたならよかった♪ この前、誕生日を祝ってもらったからね、お返しをしようと思って♪」
【AN】作戦の代理で二回も担ぎ出された件である。特に一度目は、不快感がひどくて随分と辛かったとシャイネは記憶している。
「二回も祝ってもらえて羨ましいです」
フクカンだったら喜びそうではあるけれど。
ちなみにフクカンは、その二回ともがタングラムの『善意』だと信じている。シャイネの持ち込んだこの話も『善意』だと思っているはずだ。
「そうだね、二回も祝われたんじゃ、お返しをしないわけにはいかないだろう? せっかくなら特別な感じにしたいじゃないか」
「わかります!」
「そこで、君やハンターに手伝ってもらおうかと思ってね。君と僕だけより、盛大にできるって思わないかい?」
「はいっ、素敵です!」
きらきら、きらきら。
「だから、部屋の確保と、参加してくれそうなハンターに募集をかけるのを手伝ってほしいんだ」
断られることはないだろうけれど。フクカンの言葉を挟ませずにシャイネは言い切った。
「タングラム君にばれないように準備をするために、君の力が必要なんだ」
「わかりました、お任せください!」
●表向きの依頼『歌を愛する友の会』と、裏の真実
「どんな募集にしますか?」
「とりあえず、僕を依頼人にしておいてもらえれば……詳しい話は、僕が直接伝えられるだろうし」
「詳細についてはAPV所属のシャイネ・エルフハイムまで……っと。これでいいですね」
書類にサラサラと書きつけていくフクカン。
「そうだ、お茶菓子を用意するためという理由で、キッチンも借りられるように手配もよろしくね♪」
「もちろんです、腕によりをかけてケーキを作りますね!」
「それはいい考えだね♪」
にこにこと話すエルフ二人。どちらも、タングラムの反応を楽しみにしているのであった。
「君も参加希望? ……ふふ、それじゃあ、ここから先は秘密の話だよ?
今度、APVでタングラム君の誕生日を祝おうと思うんだけど、是非、君にも案を出してほしいんだ。
タングラム君の誕生日に、彼女の驚いた顔を見てみたくないかい?
ちょっとくらいなら強引な手口でも構わないよ。借り切った部屋の中で済むことならね♪」
解説
*目的
タングラムの誕生日祝いを準備・実行しよう
*概要
もうすぐタングラムの誕生日、
二回も「誕生日祝い」として仕事を押し付けられたシャイネとしては、
誕生日祝いにかこつけて、「うぐぅっ」とか「ぎゃふん」とか言わせてみたいと思っています
正統派の誕生日パーティーで、照れ顔とかでもいいのですが(フクカン大喜び!)、
とにかく、「どや顔」以外を引き出したいというのが一番の目的です
自由な発想で準備していきましょう
*場所
APVの一室
テーブルや椅子、それとキッチンがあります
戸棚には、フクカンが準備したケーキが仕舞われています
ガラクタらしきものがそこかしこに散らばっています
APVにあるような品物は大体あります
ないものは持ち込みか、シャイネ持ちで準備します
この部屋の中で展開される限り、多少の騒ぎは許されます
シャイネがタングラムにつけている「貸しひとつ」でタングラム本人に責任を取ってもらう予定です
*NPC
シャイネ・エルフハイム(kz0010)
相談の段階からずっといます
比較的空気になってます
偶に唄ってます
フクカン(kz0035)
ケーキの準備はしてあるので、タングラムが来るはずの時間より少し前に現れます
それまでは仕事をしたり、タングラムにばれない様、見張りをしている模様
タングラム(kz0016)
呼び出した予定の時間(午後のお茶の時間くらい)に現れます
リプレイの最後に、まとめて反応してもらいます
どんな反応をするかはハンターの皆様次第です
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『タングラムいじり』とでも送信しておきましょう
タングラムの誕生日祝いを準備・実行しよう
*概要
もうすぐタングラムの誕生日、
二回も「誕生日祝い」として仕事を押し付けられたシャイネとしては、
誕生日祝いにかこつけて、「うぐぅっ」とか「ぎゃふん」とか言わせてみたいと思っています
正統派の誕生日パーティーで、照れ顔とかでもいいのですが(フクカン大喜び!)、
とにかく、「どや顔」以外を引き出したいというのが一番の目的です
自由な発想で準備していきましょう
*場所
APVの一室
テーブルや椅子、それとキッチンがあります
戸棚には、フクカンが準備したケーキが仕舞われています
ガラクタらしきものがそこかしこに散らばっています
APVにあるような品物は大体あります
ないものは持ち込みか、シャイネ持ちで準備します
この部屋の中で展開される限り、多少の騒ぎは許されます
シャイネがタングラムにつけている「貸しひとつ」でタングラム本人に責任を取ってもらう予定です
*NPC
シャイネ・エルフハイム(kz0010)
相談の段階からずっといます
比較的空気になってます
偶に唄ってます
フクカン(kz0035)
ケーキの準備はしてあるので、タングラムが来るはずの時間より少し前に現れます
それまでは仕事をしたり、タングラムにばれない様、見張りをしている模様
タングラム(kz0016)
呼び出した予定の時間(午後のお茶の時間くらい)に現れます
リプレイの最後に、まとめて反応してもらいます
どんな反応をするかはハンターの皆様次第です
*注意
白紙はリプレイに描写できません、ご注意くださいませ
参加したらとりあえず『タングラムいじり』とでも送信しておきましょう
マスターより
こんにちは、それともこんばんは、石田まきばです。
タングラム嬢とフクカン君を借りてきて、帝国ユニオンのエルフ総動員でお送りいたします。
NPCが多いので、人数を少なめにしました。
せっかくのプレイング、なるべく採用していきたいですからね!
タングラム(=神宮寺SD)が大丈夫って言ってくれる限り、APVでバカ騒ぎしちゃおうぜというシナリオです。
とりあえず面白かったり楽しければいいんじゃないでしょうか?
APVのユニオンフラグが付いていますが、所属については気にせずどうぞ。
それでは、よろしくお願い致します。
タングラム嬢とフクカン君を借りてきて、帝国ユニオンのエルフ総動員でお送りいたします。
NPCが多いので、人数を少なめにしました。
せっかくのプレイング、なるべく採用していきたいですからね!
タングラム(=神宮寺SD)が大丈夫って言ってくれる限り、APVでバカ騒ぎしちゃおうぜというシナリオです。
とりあえず面白かったり楽しければいいんじゃないでしょうか?
APVのユニオンフラグが付いていますが、所属については気にせずどうぞ。
それでは、よろしくお願い致します。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/08/19 20:46
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談所 鳴神 真吾(ka2626) 人間(リアルブルー)|22才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/08/15 04:37:09 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/15 00:14:25 |