ゲスト
(ka0000)
田舎村リーランの復興と前進
マスター:鳴海惣流

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/01/27 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/02/05 12:00
オープニング
●
ハンターたちが依頼を受けてやってきたのは、グラズヘイム王国ラスリド領内にある小さな田舎町リーランだった。
肌寒さを覚えるものの、吹き抜ける風は新鮮で心地いい。反射的に背伸びをしたくなるほどだ。
村全体が草原であるかのように緑豊かで、奥には深い森もある。土のにおいもほのかに漂ってきて、自然と一体化した村という印象を受ける。
今回の依頼は、そんなリーランの村長から出されたものだった。
リーランは先日、ゴブリンの襲撃を受けた。その際に甚大な被害を受けた。
数多くの家が破壊され、住民も多数が殺された。
悲しみはいまだ癒えてないみたいだが、復興に励む村人たちは、前を向こうと懸命に日々を生きている。
出迎えてくれた村長の家に、一行は案内される。
居間で村長の奥さんに出された温かいお茶を口に運びながら、ハンターたちは詳しい依頼の説明を受ける。
「リーランでは現在、復興作業をしている最中です。段々と壊された家の修復もできてきたのですが、つい先日、問題が発生したのです」
聞けば、どうやら木材置き場として作った森の中の小屋周辺に、いつの間にやら数体のオーガが住み着いたみたいだった。
目撃者として、村長に呼ばれたのは2人の小さな少女だった。
少女たちはそれぞれ、自己紹介をする。
笑顔で、ハンターを興味津々に見てくる少女がエリー。
開けたドアを閉め、ハンターに向き直ると丁寧にお辞儀をした少女をソニアといった。
「この子たちがオーガを見つけ、知らせてくれたのです。すぐに監視体制を整えられたおかげで、村人に犠牲は出ていません。しかし、放置もできません。なんとか、退治をお願いできませんでしょうか」
領主にお願いしなかったのは、今回の依頼が急ぎだったからだという。
「壊された家の復興だけでなく、村の中央に火を焚く場所を作りたいのです」
火を焚く場所と聞き、ハンターが首を傾げる。
すると村長は寂しげな笑みを浮かべて、理由を説明してくれた。
「まだ村に残っているかもしれない亡くなった住民が迷いなく次の世界へ行けるように、ひと晩中、火を灯しておいてやりたいのです」
村の中央でひと晩中火を灯し、住民全員で見送る。その際には、故人の好きだったものなどを火に投げ入れて燃やすとも告げた。
「住民たちが前を向いて歩きだすためにも、必要なことと思いました。事前に話し合って今日と決めていたのですが、その矢先にオーガが現れたのです」
ひととおりの説明を終えたあと、村長は真っ直ぐにハンターの顔を見た。
「どうか……今回の依頼、よろしくお願いします」
●
森に作った木材置き場周辺に現れたオーガを退治するため、ハンターが森の中を進む。
ハンターを案内するのは、リーランで世話になっているという女鬼のアオユキだった。
「アタシだけでなんとかできればよかったんだけどね」
軽く肩をすくめたアオユキに案内され、ハンターは木材置き場のある場所に到着する。
そこには村長からの説明通り、数体のオーガが我が物顔で陣取っていた。どうやらこの場を、自分たちの新たな巣にするよう決めたみたいだった。
一体でも逃せば、あとで戻ってくるかもしれない。森の奥へ逃げられないように考慮する必要がある。
「あまり頼りにならないだろうけど、アタシも手伝うよ。アンタたちに従うから、指示を出してくれ」
女鬼で素質はあっても、覚醒者ではないアオユキの申し出を受け、ハンターたちは作戦を練るのだった。
ハンターたちが依頼を受けてやってきたのは、グラズヘイム王国ラスリド領内にある小さな田舎町リーランだった。
肌寒さを覚えるものの、吹き抜ける風は新鮮で心地いい。反射的に背伸びをしたくなるほどだ。
村全体が草原であるかのように緑豊かで、奥には深い森もある。土のにおいもほのかに漂ってきて、自然と一体化した村という印象を受ける。
今回の依頼は、そんなリーランの村長から出されたものだった。
リーランは先日、ゴブリンの襲撃を受けた。その際に甚大な被害を受けた。
数多くの家が破壊され、住民も多数が殺された。
悲しみはいまだ癒えてないみたいだが、復興に励む村人たちは、前を向こうと懸命に日々を生きている。
出迎えてくれた村長の家に、一行は案内される。
居間で村長の奥さんに出された温かいお茶を口に運びながら、ハンターたちは詳しい依頼の説明を受ける。
「リーランでは現在、復興作業をしている最中です。段々と壊された家の修復もできてきたのですが、つい先日、問題が発生したのです」
聞けば、どうやら木材置き場として作った森の中の小屋周辺に、いつの間にやら数体のオーガが住み着いたみたいだった。
目撃者として、村長に呼ばれたのは2人の小さな少女だった。
少女たちはそれぞれ、自己紹介をする。
笑顔で、ハンターを興味津々に見てくる少女がエリー。
開けたドアを閉め、ハンターに向き直ると丁寧にお辞儀をした少女をソニアといった。
「この子たちがオーガを見つけ、知らせてくれたのです。すぐに監視体制を整えられたおかげで、村人に犠牲は出ていません。しかし、放置もできません。なんとか、退治をお願いできませんでしょうか」
領主にお願いしなかったのは、今回の依頼が急ぎだったからだという。
「壊された家の復興だけでなく、村の中央に火を焚く場所を作りたいのです」
火を焚く場所と聞き、ハンターが首を傾げる。
すると村長は寂しげな笑みを浮かべて、理由を説明してくれた。
「まだ村に残っているかもしれない亡くなった住民が迷いなく次の世界へ行けるように、ひと晩中、火を灯しておいてやりたいのです」
村の中央でひと晩中火を灯し、住民全員で見送る。その際には、故人の好きだったものなどを火に投げ入れて燃やすとも告げた。
「住民たちが前を向いて歩きだすためにも、必要なことと思いました。事前に話し合って今日と決めていたのですが、その矢先にオーガが現れたのです」
ひととおりの説明を終えたあと、村長は真っ直ぐにハンターの顔を見た。
「どうか……今回の依頼、よろしくお願いします」
●
森に作った木材置き場周辺に現れたオーガを退治するため、ハンターが森の中を進む。
ハンターを案内するのは、リーランで世話になっているという女鬼のアオユキだった。
「アタシだけでなんとかできればよかったんだけどね」
軽く肩をすくめたアオユキに案内され、ハンターは木材置き場のある場所に到着する。
そこには村長からの説明通り、数体のオーガが我が物顔で陣取っていた。どうやらこの場を、自分たちの新たな巣にするよう決めたみたいだった。
一体でも逃せば、あとで戻ってくるかもしれない。森の奥へ逃げられないように考慮する必要がある。
「あまり頼りにならないだろうけど、アタシも手伝うよ。アンタたちに従うから、指示を出してくれ」
女鬼で素質はあっても、覚醒者ではないアオユキの申し出を受け、ハンターたちは作戦を練るのだった。
解説
●目的
オーガの殲滅及び村の復興の手伝い
●簡易map
※上から見下ろしてる感じ。map外の移動は不可
ABCDEFGHI 1マス=4sq(移動や射程に影響あり
a※※※※■□□□□ ※=木材置き場
b※※※※■□□1□ ■=木(通行不可
c■□□■■□□□□
d□□□□□□□□□ 1=オーガ
e□1□□□□□□1
f□□□1□□□□□ ア=アオユキ
g□□□□□1□□□ ハ=ハンターの初期位置(選択可能
h□□□□□□□□□
i□ハ□□□□アハ□
●map情報
森の中だが、木材置き場を用意しているくらいなので、視界は開けている。足場もわりとしっかりしている。
●敵情報
名前 生命力 回避 受け 受防 防御 抵抗 近攻撃 近命中 遠攻撃 遠命中 移動 性格 行動
オーガ 高 低 中 低 中 中 高 中 中 低 低 単純 好戦的
※オーガは棍棒を持っている。鎧はない。遠距離攻撃は投石。
●味方情報
名前 生命力 回避 受け 受防 防御 抵抗 近攻撃 近命中 移動 性格 行動
アオユキ 150 40 60 50 30 20 60 80 3 豪快 ハンターに従う
※精霊と契約していないだけで、覚醒者の素質はある。
●戦闘後
木材を持って村へ戻り、村の中央に火を燃やすスペースを作ります。巨大なキャンプファイヤーみたいな感じです。
村人は単純に木と草を積み上げて、燃やそうとします。井桁の作り方などを教えてあげると、喜ばれます。
その際は家族を失っているソニアや、エリーにも手伝わせてあげてください。きっと亡くなった家族の魂を送れるでしょう。
夜に火をつけたあとはお祭りになります。音楽を奏でる。料理を振る舞う。踊ってみる。お喋りをする。村人や仲間と飲み比べをする。
悲しみを吹き飛ばすような明るいお祭りになるよう、協力しつつも楽しんでください。
オーガの殲滅及び村の復興の手伝い
●簡易map
※上から見下ろしてる感じ。map外の移動は不可
ABCDEFGHI 1マス=4sq(移動や射程に影響あり
a※※※※■□□□□ ※=木材置き場
b※※※※■□□1□ ■=木(通行不可
c■□□■■□□□□
d□□□□□□□□□ 1=オーガ
e□1□□□□□□1
f□□□1□□□□□ ア=アオユキ
g□□□□□1□□□ ハ=ハンターの初期位置(選択可能
h□□□□□□□□□
i□ハ□□□□アハ□
●map情報
森の中だが、木材置き場を用意しているくらいなので、視界は開けている。足場もわりとしっかりしている。
●敵情報
名前 生命力 回避 受け 受防 防御 抵抗 近攻撃 近命中 遠攻撃 遠命中 移動 性格 行動
オーガ 高 低 中 低 中 中 高 中 中 低 低 単純 好戦的
※オーガは棍棒を持っている。鎧はない。遠距離攻撃は投石。
●味方情報
名前 生命力 回避 受け 受防 防御 抵抗 近攻撃 近命中 移動 性格 行動
アオユキ 150 40 60 50 30 20 60 80 3 豪快 ハンターに従う
※精霊と契約していないだけで、覚醒者の素質はある。
●戦闘後
木材を持って村へ戻り、村の中央に火を燃やすスペースを作ります。巨大なキャンプファイヤーみたいな感じです。
村人は単純に木と草を積み上げて、燃やそうとします。井桁の作り方などを教えてあげると、喜ばれます。
その際は家族を失っているソニアや、エリーにも手伝わせてあげてください。きっと亡くなった家族の魂を送れるでしょう。
夜に火をつけたあとはお祭りになります。音楽を奏でる。料理を振る舞う。踊ってみる。お喋りをする。村人や仲間と飲み比べをする。
悲しみを吹き飛ばすような明るいお祭りになるよう、協力しつつも楽しんでください。
マスターより
お世話になっております、鳴海惣流です。
今回の依頼はゴブリンに破壊された村の立て直しになります。
戦闘+日常みたいな感じでしょうか。
戦闘は主にオーガの殲滅。オーガは逃げるより攻撃を優先しますので、油断しない限りは大丈夫だと思います。
お祭りは自由に楽しんでもらえればいいと思います。村人に料理を振る舞う場合の食材は、田舎村でも手に入りそうなものに限ります。
基本的な食材は手に入りますが、香辛料や珍しい食材などは手に入りません。あくまで一般的に流通しているもになります。
お酒に関してはぶどうの果実酒があります。
それでは、皆様の依頼への参加を、お待ちしています。
今回の依頼はゴブリンに破壊された村の立て直しになります。
戦闘+日常みたいな感じでしょうか。
戦闘は主にオーガの殲滅。オーガは逃げるより攻撃を優先しますので、油断しない限りは大丈夫だと思います。
お祭りは自由に楽しんでもらえればいいと思います。村人に料理を振る舞う場合の食材は、田舎村でも手に入りそうなものに限ります。
基本的な食材は手に入りますが、香辛料や珍しい食材などは手に入りません。あくまで一般的に流通しているもになります。
お酒に関してはぶどうの果実酒があります。
それでは、皆様の依頼への参加を、お待ちしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/02/01 14:45
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 イングヒルト・バーテン(ka4311) エルフ|14才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/01/27 09:28:54 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/01/23 21:44:20 |