ゲスト
(ka0000)
On The Parched Day
マスター:湖欄黒江

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/02/02 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/02/11 15:00
オープニング
●
明け方、アブラヒム翁の遺体がアトリエから運び出された。
マティは充血した目を何度もこすりながら、遺体を乗せた担架についていく。
静まり返った河沿いのバラック群。マティと、担架を運ぶFSDの警備員ふたり、
その後を涙もなく無言で追ってくる仲間の老人たち。
ささやかな葬列はやがて右手の土手を上がり、FSDが用意した馬車へ遺体を乗せ換えた。
「炊き出し、いつも通りの時間に頼むわね。私の分は取っておかなくて良いから」
老人たちに言い残して、マティは運び手と一緒に馬車へ乗り込む。
彼女の手には紙と鉛筆。夜中にアブラヒム翁が急病で息を引き取り、
その世話に追われて勘定仕事が間に合わなかったのだ。
御者のかけ声と共に馬車が動き出すと、マティは膝の上に紙を広げた。
両脇に座るFSDは腕を組んで俯き、早くも船を漕ぎ出した。
彼らが腰に提げた拳銃のホルスターが、舗装の悪い道で揺られて、ぱた、ぱたと音を立てる。
向かいの長椅子に横たわるアブラヒム翁は、当然ながら息ひとつ立てない。
マティは翁の顔をちらとうかがってから、手元に目を戻し、勘定を再開する。
先週分の食料配給の計算なのだが、何度やっても数字が合わない。
バルトアンデルス市政からの配給、マティが慈善金と自分の財布で購入した分、
それらをバラック群とアトリエに住む浮浪者仲間と、
先日の大攻勢で発生した避難者とに割り振るが、何かがおかしい。
避難者同士の喧嘩で割れたスープの瓶は? 勘定済み。
ジャガイモが袋の底で腐っていた分は? 勘定済み。
飯が足りないと言って、商工会議所のキャンプへ移ってしまった男たちは? 勘定済み。
アブラヒム翁は――
昨日までは生きていた筈の翁の分を何故か、先週分の計算から差し引いていた。
マティははっとして、思わず遺体のほうを見る。そして翁の、染みだらけの肌をした髭面を見つめる内、
何か、苛立ちとも罪悪感とも呼べない不快な感情がマティの心中に湧き上がる。
●
帝都貧民街に暮らす女性芸術家・マティ。
彼女の作品制作は、大攻勢以来完全にストップしていた。
稼がねばならない。頭では分かっていても、
唯一の財産であった家を焼け出された、多くの人々が河原に逃れてくるのを、
彼らの衣食住の求めを断ることはできなかった。
彼女自身、そうして河原の仲間たちに受け入れられたのだから。
北ブレーナードルフ商工会議所――ライデンもまた、
貧民街北部の廃墟群の一角を利用してキャンプを築いていた。
しかし、そちらは復興作業へ志願した男手とその家族の受け入れを優先しており、
労働力にならない子供や老人、女性はマティが引き受ける他なかった。
浮浪者は元より、貧民街の人間の多くが帝国の法の上でもあやふやな居住者、あるいは、
完全な不法占拠者であった為、住宅や生活の補償にも限度がある、というのが市政の立場らしい。
憲兵隊とFSDの警備員こそ、河原のバラックに就いて見張りをしているが、
それとて浮浪者たちが暴動でも起こさないかと心配をしているだけのことだ。
マティは揺れる馬車の中で、不意に甘ったるい香水の匂いを嗅いだ。
隣に座った男の襟首から漂ってくるその匂いは、彼女のかつての居場所を思い出させた。
男が夜遊びの帰りだったか、その手の店で女から香水でももらったのか、
兎に角、マティは無性に気が滅入ってきて、自分の服の袖を鼻に押し当てる。
アトリエ屋根裏の自室で時々焚く、香炉の残り香が染みついていて、少し具合が良くなった。
そして思う。そろそろ、また『彼』らの顔が見たい。
帝都の北で激戦があったばかりと聞くが、来てくれるものなら――
●
「夜明けの霊柩車、か」
場末の酒場『シュタートゥエ』、改め北ブレーナードルフ商工会議所の1階の窓から、
ライデンが走り去っていく黒塗りの馬車を見送る。
「この街では、珍しくもないことなのでは?」
テーブルから振り返って、そう言ったのは金髪の美女――ダニエラ。
長い髪を1本に束ね、ドレスも化粧も、一見地味ながら一切の隙がない。
翻って、ぼさぼさの鳥の巣頭に汚れた軍用コートのライデンは、
「そうでもねぇ。去年末は、死体といや荷馬車にごろごろ、
その前だって、死人の為にわざわざ車を出す金のある奴ぁ珍しかった」
ライデンがテーブルに戻ってきた。
同じ卓にダニエラと、お目付け役のやくざ者・ブラウが座っている。
ダニエラは、卓上に広げていた書類をさっとかき集めながら、
「それでは、我々再開発事業部からの来月分配給は、先程の通りでよろしいですね?」
「ああ。河原の女のところにも同じ分……だろ?」
「ええ。『大公』の後ろ盾がありますからね、市としても邪険にはできず」
「そりゃあな。あの市長、金と面と、聞き分けの良さでもってるようなもんだろうからな」
せせら笑うライデンを、ブラウがじろりと睨みつける。ライデンはやれやれ、と肩をすぼめ、
「安心しろって。市長はオルデンの身内じゃねぇが、団長のご友人だもんな。義理は欠かねぇよ。
それによ、第一師団がこうして帝都への歪虚侵攻を許しちまった以上……、
おまけに、皇帝陛下のお守りもしくじった以上、
内務課始め、政府の行政権限拡大を図るには頃合いだぜ。
舞台さえ整えば、役者も顔が立つってもんだ。今後に期待だな」
ダニエラがブラウを伴って帰り支度を始めると、おもむろにライデンが尋ねる。
「城壁の外はどうだ? 仮設住宅建設のほうはさ……上手く行ってんの?」
ダニエラが、困ったような笑顔を浮かべる。
「貴方がたには係わりのない事柄です」
ライデンはテーブルに脚を乗せ、腕を頭の後ろに組むと、ダニエラをじっと見上げた。
「荒れてんだろ?」
●
バルトアンデルス市の再開発事業部は、新任部長ダニエラ・ヴェールマンの指揮の下、
大攻勢で被害を受けた帝都の復興事業に注力していた。
その一環として、火災で家を失った住民、特に貧困層を対象に、
帝都の城壁外縁へ仮設の住宅地建設を始めたのだが、
以前から帝都外縁に小規模なスラムを築いていた集団が、この事業に猛反発を見せた。
彼らは帝都貧民街にすら住居を持つことのできなかった、極めて貧しいエルフや辺境移民から成り、
帝都暴力組織の連合体『オルデン』からも爪はじきにされていた長年の恨みが、
今回の仮設住宅建設をきっかけに噴出したようだった。
「ま、詳しいこた次の定例会で聞けるから良いけどよ。
工事を請け負ったラングハインの旦那、相当ピリピリ来てるんじゃねぇかな」
ダニエラは答えぬまま、ドアのほうへ歩いていった。
ブラウが彼女の前に進み出て、ドアを開けると、
「それでは後日、キャンプ場のほうへ改めておうかがいしますので」
ライデンは座ったままぞんざいに手を振って、ふたりを送り出した。
明け方、アブラヒム翁の遺体がアトリエから運び出された。
マティは充血した目を何度もこすりながら、遺体を乗せた担架についていく。
静まり返った河沿いのバラック群。マティと、担架を運ぶFSDの警備員ふたり、
その後を涙もなく無言で追ってくる仲間の老人たち。
ささやかな葬列はやがて右手の土手を上がり、FSDが用意した馬車へ遺体を乗せ換えた。
「炊き出し、いつも通りの時間に頼むわね。私の分は取っておかなくて良いから」
老人たちに言い残して、マティは運び手と一緒に馬車へ乗り込む。
彼女の手には紙と鉛筆。夜中にアブラヒム翁が急病で息を引き取り、
その世話に追われて勘定仕事が間に合わなかったのだ。
御者のかけ声と共に馬車が動き出すと、マティは膝の上に紙を広げた。
両脇に座るFSDは腕を組んで俯き、早くも船を漕ぎ出した。
彼らが腰に提げた拳銃のホルスターが、舗装の悪い道で揺られて、ぱた、ぱたと音を立てる。
向かいの長椅子に横たわるアブラヒム翁は、当然ながら息ひとつ立てない。
マティは翁の顔をちらとうかがってから、手元に目を戻し、勘定を再開する。
先週分の食料配給の計算なのだが、何度やっても数字が合わない。
バルトアンデルス市政からの配給、マティが慈善金と自分の財布で購入した分、
それらをバラック群とアトリエに住む浮浪者仲間と、
先日の大攻勢で発生した避難者とに割り振るが、何かがおかしい。
避難者同士の喧嘩で割れたスープの瓶は? 勘定済み。
ジャガイモが袋の底で腐っていた分は? 勘定済み。
飯が足りないと言って、商工会議所のキャンプへ移ってしまった男たちは? 勘定済み。
アブラヒム翁は――
昨日までは生きていた筈の翁の分を何故か、先週分の計算から差し引いていた。
マティははっとして、思わず遺体のほうを見る。そして翁の、染みだらけの肌をした髭面を見つめる内、
何か、苛立ちとも罪悪感とも呼べない不快な感情がマティの心中に湧き上がる。
●
帝都貧民街に暮らす女性芸術家・マティ。
彼女の作品制作は、大攻勢以来完全にストップしていた。
稼がねばならない。頭では分かっていても、
唯一の財産であった家を焼け出された、多くの人々が河原に逃れてくるのを、
彼らの衣食住の求めを断ることはできなかった。
彼女自身、そうして河原の仲間たちに受け入れられたのだから。
北ブレーナードルフ商工会議所――ライデンもまた、
貧民街北部の廃墟群の一角を利用してキャンプを築いていた。
しかし、そちらは復興作業へ志願した男手とその家族の受け入れを優先しており、
労働力にならない子供や老人、女性はマティが引き受ける他なかった。
浮浪者は元より、貧民街の人間の多くが帝国の法の上でもあやふやな居住者、あるいは、
完全な不法占拠者であった為、住宅や生活の補償にも限度がある、というのが市政の立場らしい。
憲兵隊とFSDの警備員こそ、河原のバラックに就いて見張りをしているが、
それとて浮浪者たちが暴動でも起こさないかと心配をしているだけのことだ。
マティは揺れる馬車の中で、不意に甘ったるい香水の匂いを嗅いだ。
隣に座った男の襟首から漂ってくるその匂いは、彼女のかつての居場所を思い出させた。
男が夜遊びの帰りだったか、その手の店で女から香水でももらったのか、
兎に角、マティは無性に気が滅入ってきて、自分の服の袖を鼻に押し当てる。
アトリエ屋根裏の自室で時々焚く、香炉の残り香が染みついていて、少し具合が良くなった。
そして思う。そろそろ、また『彼』らの顔が見たい。
帝都の北で激戦があったばかりと聞くが、来てくれるものなら――
●
「夜明けの霊柩車、か」
場末の酒場『シュタートゥエ』、改め北ブレーナードルフ商工会議所の1階の窓から、
ライデンが走り去っていく黒塗りの馬車を見送る。
「この街では、珍しくもないことなのでは?」
テーブルから振り返って、そう言ったのは金髪の美女――ダニエラ。
長い髪を1本に束ね、ドレスも化粧も、一見地味ながら一切の隙がない。
翻って、ぼさぼさの鳥の巣頭に汚れた軍用コートのライデンは、
「そうでもねぇ。去年末は、死体といや荷馬車にごろごろ、
その前だって、死人の為にわざわざ車を出す金のある奴ぁ珍しかった」
ライデンがテーブルに戻ってきた。
同じ卓にダニエラと、お目付け役のやくざ者・ブラウが座っている。
ダニエラは、卓上に広げていた書類をさっとかき集めながら、
「それでは、我々再開発事業部からの来月分配給は、先程の通りでよろしいですね?」
「ああ。河原の女のところにも同じ分……だろ?」
「ええ。『大公』の後ろ盾がありますからね、市としても邪険にはできず」
「そりゃあな。あの市長、金と面と、聞き分けの良さでもってるようなもんだろうからな」
せせら笑うライデンを、ブラウがじろりと睨みつける。ライデンはやれやれ、と肩をすぼめ、
「安心しろって。市長はオルデンの身内じゃねぇが、団長のご友人だもんな。義理は欠かねぇよ。
それによ、第一師団がこうして帝都への歪虚侵攻を許しちまった以上……、
おまけに、皇帝陛下のお守りもしくじった以上、
内務課始め、政府の行政権限拡大を図るには頃合いだぜ。
舞台さえ整えば、役者も顔が立つってもんだ。今後に期待だな」
ダニエラがブラウを伴って帰り支度を始めると、おもむろにライデンが尋ねる。
「城壁の外はどうだ? 仮設住宅建設のほうはさ……上手く行ってんの?」
ダニエラが、困ったような笑顔を浮かべる。
「貴方がたには係わりのない事柄です」
ライデンはテーブルに脚を乗せ、腕を頭の後ろに組むと、ダニエラをじっと見上げた。
「荒れてんだろ?」
●
バルトアンデルス市の再開発事業部は、新任部長ダニエラ・ヴェールマンの指揮の下、
大攻勢で被害を受けた帝都の復興事業に注力していた。
その一環として、火災で家を失った住民、特に貧困層を対象に、
帝都の城壁外縁へ仮設の住宅地建設を始めたのだが、
以前から帝都外縁に小規模なスラムを築いていた集団が、この事業に猛反発を見せた。
彼らは帝都貧民街にすら住居を持つことのできなかった、極めて貧しいエルフや辺境移民から成り、
帝都暴力組織の連合体『オルデン』からも爪はじきにされていた長年の恨みが、
今回の仮設住宅建設をきっかけに噴出したようだった。
「ま、詳しいこた次の定例会で聞けるから良いけどよ。
工事を請け負ったラングハインの旦那、相当ピリピリ来てるんじゃねぇかな」
ダニエラは答えぬまま、ドアのほうへ歩いていった。
ブラウが彼女の前に進み出て、ドアを開けると、
「それでは後日、キャンプ場のほうへ改めておうかがいしますので」
ライデンは座ったままぞんざいに手を振って、ふたりを送り出した。
解説
今回の依頼の目的は、貧民街の芸術家・マティの求めに応じ、
帝都バルトアンデルス南東部の貧民街において、歪虚侵攻からの復興作業を手伝いつつ、
住民・関係者へ今後の展望をアドバイスすることです。
貧民街では火災で家を失った住民に向け、マティのアトリエ、河原のバラック群、
商工会議所が街中に用意したキャンプ場の3地点が、宿泊用に開放されています。
しかし、いずれも既に満員状態、
かつ食料配給や寝床の確保を巡る住民間のトラブル、犯罪も頻出しています。
市の再開発事業部は帝都外縁に仮設居住地を建設中ですが、
こちらではエルフ、辺境移民系の暴力組織と対立が生じ、作業が困難な状態となっています。
貧民街住民の経済問題も深刻化しています。
住民の大半は元より失業者の上、僅かな労働者も今回の歪虚侵攻で職場を失ってしまいました。
健康な男性については、市及び商工会議所が復興作業の人員として雇用を進めていますが、
身よりのない病人、老人、女性や子どもについては現状、
完全にマティと商工会議所、市政の慈善活動に依存している状態です。
特に、マティの活動の元手となる慈善金は急速に消費されており、
このままでは春を待たず、河原の浮浪者集団共々解散を与儀なくされるものと思われます。
帝都バルトアンデルス南東部の貧民街において、歪虚侵攻からの復興作業を手伝いつつ、
住民・関係者へ今後の展望をアドバイスすることです。
貧民街では火災で家を失った住民に向け、マティのアトリエ、河原のバラック群、
商工会議所が街中に用意したキャンプ場の3地点が、宿泊用に開放されています。
しかし、いずれも既に満員状態、
かつ食料配給や寝床の確保を巡る住民間のトラブル、犯罪も頻出しています。
市の再開発事業部は帝都外縁に仮設居住地を建設中ですが、
こちらではエルフ、辺境移民系の暴力組織と対立が生じ、作業が困難な状態となっています。
貧民街住民の経済問題も深刻化しています。
住民の大半は元より失業者の上、僅かな労働者も今回の歪虚侵攻で職場を失ってしまいました。
健康な男性については、市及び商工会議所が復興作業の人員として雇用を進めていますが、
身よりのない病人、老人、女性や子どもについては現状、
完全にマティと商工会議所、市政の慈善活動に依存している状態です。
特に、マティの活動の元手となる慈善金は急速に消費されており、
このままでは春を待たず、河原の浮浪者集団共々解散を与儀なくされるものと思われます。
マスターより
去年末、大規模作戦の第2フェーズにて歪虚に襲撃を受けた帝都。
ハンターの健闘により街は守られましたが、
それでも少なからぬ被害を受け、家や財産を失った人も大勢います。
とりわけ、襲撃以前より困窮していた貧民街の住民たちは、
火災によって多くの住宅が焼失した結果、一層苦しい生活を知られています。
善意、職務、あるいは打算でもって彼らを助けようとするマティと行政、
そして地元ギャング団ですが、金も人手も足りないのが現実。
ですが、これまで様々な苦境を生き残ってきたハンターの知恵で、
何か助けられることがあるかも知れません。
ハンターの健闘により街は守られましたが、
それでも少なからぬ被害を受け、家や財産を失った人も大勢います。
とりわけ、襲撃以前より困窮していた貧民街の住民たちは、
火災によって多くの住宅が焼失した結果、一層苦しい生活を知られています。
善意、職務、あるいは打算でもって彼らを助けようとするマティと行政、
そして地元ギャング団ですが、金も人手も足りないのが現実。
ですが、これまで様々な苦境を生き残ってきたハンターの知恵で、
何か助けられることがあるかも知れません。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/02/10 02:03
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/02/02 02:43:17 |
|
![]() |
相談です 真田 天斗(ka0014) 人間(リアルブルー)|20才|男性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2016/02/02 11:48:01 |