ゲスト
(ka0000)
氷上を滑る者
マスター:秋風落葉

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/02/18 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/02/27 07:30
オープニング
●のどかな時間は突然……
「やっぱこの季節はこれだよなー」
山間にある小さな村は、冬の寒気にそぐわぬ熱気に包まれていた。
「そうそう、冬はこれが一番の楽しみなんだよ……おっ。釣れた釣れた」
村人である男が持っているのは釣竿。
彼が引き上げた釣り糸には、数匹の小さな魚がかかっていた。
ここは村から少し離れたところにある湖。
今ではすっかり凍り付いている湖面で、村人達はそれぞれ釣竿を手に楽しく過ごしていた。
氷に開けた穴から釣竿をあげるたび、面白いように複数の魚が釣れてゆく。
しかし、ある時……。
「あだっ!?」
突然、一人の男が悲鳴をあげた。男の友人は怪訝な顔をする。
「どうした?」
「いや……いきなり何かが飛んできて……」
「んー? ……ぎゃっ!!」
穴を覗き込もうとした男は衝撃を受け、倒れこんだ。何かが彼の胸を激しく打ったのだ。
寒さを防ぐための防寒具がなかったら、ただではすまなかったかもしれない。
「お、おいおい、大丈夫か……ひいっ!?」
友人の身を案じた先ほどの男も恐怖の声を上げる。
彼らが開けた穴を介し、水中から無数のつぶてが二人を目掛けて飛んできたのだ。お互いに身を寄せ、伏せる男たち。
しばらくするとそれは止んだが、その穴から大きな水音が響く共に、何者かが氷上の上へと現れた。
倒れたままの男二人の視線に映ったものは……。
「さ、さかな?」
「いや、こんな魚見たことねえ!」
外見は確かに魚だったが、一目で分かるほどの異質なオーラを放っていた。しかも明らかな敵意を感じる。二人の男は立ち上がると、じりじりと後ずさる。
やがてその魚は氷の上を器用にすべり、男へと迫った。
「ひ、ひいっ!! 助けてくれ!!」
氷に足を取られながらも他の村人達へと助けを求めようとした二人の男だったが……。
「うわっ! なんだこいつは!?」
「ぎゃあっ!!」
起きていた事件に気付かず、湖の上で釣りに興じていた他の村人達の間から悲鳴があがる。同じような異形の魚が彼らの目の前にも現れたのだ。
氷上はすぐさまパニックとなり、すぐにハンターオフィスへと依頼が届けられたのだった。
「やっぱこの季節はこれだよなー」
山間にある小さな村は、冬の寒気にそぐわぬ熱気に包まれていた。
「そうそう、冬はこれが一番の楽しみなんだよ……おっ。釣れた釣れた」
村人である男が持っているのは釣竿。
彼が引き上げた釣り糸には、数匹の小さな魚がかかっていた。
ここは村から少し離れたところにある湖。
今ではすっかり凍り付いている湖面で、村人達はそれぞれ釣竿を手に楽しく過ごしていた。
氷に開けた穴から釣竿をあげるたび、面白いように複数の魚が釣れてゆく。
しかし、ある時……。
「あだっ!?」
突然、一人の男が悲鳴をあげた。男の友人は怪訝な顔をする。
「どうした?」
「いや……いきなり何かが飛んできて……」
「んー? ……ぎゃっ!!」
穴を覗き込もうとした男は衝撃を受け、倒れこんだ。何かが彼の胸を激しく打ったのだ。
寒さを防ぐための防寒具がなかったら、ただではすまなかったかもしれない。
「お、おいおい、大丈夫か……ひいっ!?」
友人の身を案じた先ほどの男も恐怖の声を上げる。
彼らが開けた穴を介し、水中から無数のつぶてが二人を目掛けて飛んできたのだ。お互いに身を寄せ、伏せる男たち。
しばらくするとそれは止んだが、その穴から大きな水音が響く共に、何者かが氷上の上へと現れた。
倒れたままの男二人の視線に映ったものは……。
「さ、さかな?」
「いや、こんな魚見たことねえ!」
外見は確かに魚だったが、一目で分かるほどの異質なオーラを放っていた。しかも明らかな敵意を感じる。二人の男は立ち上がると、じりじりと後ずさる。
やがてその魚は氷の上を器用にすべり、男へと迫った。
「ひ、ひいっ!! 助けてくれ!!」
氷に足を取られながらも他の村人達へと助けを求めようとした二人の男だったが……。
「うわっ! なんだこいつは!?」
「ぎゃあっ!!」
起きていた事件に気付かず、湖の上で釣りに興じていた他の村人達の間から悲鳴があがる。同じような異形の魚が彼らの目の前にも現れたのだ。
氷上はすぐさまパニックとなり、すぐにハンターオフィスへと依頼が届けられたのだった。
解説
表面に氷が張った湖が舞台となります。
氷上にはいくつか穴が開いています。
村人が釣りをする為に開けたものです。
□□□□□□□□□□□□□□□
□□B□□□□F□□□□I□□
□□□□□□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□H□□□□
□□□□□□E□□□□□□□□
□□□□C□□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□J□□
□□□□□□□□G□□□□□□
□A□□□D□□□□□□□□□
□□□□□□□□□□□□□□□
上記は、凍った湖の簡易マップです。
アルファベットのところは穴が開いており、雑魔である魚はここから飛び出して氷上に現れることが可能です。
あまり長くは外にいられないのか、一定の時間が経つと穴から水中に戻ります。
雑魔は氷の上を自由に滑って移動することが出来ます。
現場はかなり寒いです。
また、氷の上での戦いになりますので、そちらに関してもお気をつけください。
足元が滑りやすいことはもちろん、あまり無茶な大立ち回りをすると、氷が割れる可能性もあります。
・敵について
魚型の雑魔です。
かなりの数が湖に潜んでいます。
サイズはかなり小さく、体長はせいぜい20センチしかありません。
しかし、口から氷の弾を飛ばすことが可能であり、命中時の威力は中々のものです。
氷上では、滑ることで移動を行います。
氷上に誰かがいる限り、雑魔達は攻撃をやめることは無いでしょう。
氷上にはいくつか穴が開いています。
村人が釣りをする為に開けたものです。
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□A□□□D□□□□□□□□□
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上記は、凍った湖の簡易マップです。
アルファベットのところは穴が開いており、雑魔である魚はここから飛び出して氷上に現れることが可能です。
あまり長くは外にいられないのか、一定の時間が経つと穴から水中に戻ります。
雑魔は氷の上を自由に滑って移動することが出来ます。
現場はかなり寒いです。
また、氷の上での戦いになりますので、そちらに関してもお気をつけください。
足元が滑りやすいことはもちろん、あまり無茶な大立ち回りをすると、氷が割れる可能性もあります。
・敵について
魚型の雑魔です。
かなりの数が湖に潜んでいます。
サイズはかなり小さく、体長はせいぜい20センチしかありません。
しかし、口から氷の弾を飛ばすことが可能であり、命中時の威力は中々のものです。
氷上では、滑ることで移動を行います。
氷上に誰かがいる限り、雑魔達は攻撃をやめることは無いでしょう。
マスターより
こんにちは、こんばんは。秋風落葉(しゅうふうらくよう)です。
氷上釣りに興じていた村人達を襲った事件。
敵のサイズは小さいですが、攻撃力だけはなかなかのものです。
地形のことも併せて、少々面倒な相手かもしれません。
氷上釣りに興じていた村人達を襲った事件。
敵のサイズは小さいですが、攻撃力だけはなかなかのものです。
地形のことも併せて、少々面倒な相手かもしれません。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/02/23 04:58
参加者一覧
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依頼相談! エヴァンス・カルヴィ(ka0639) 人間(クリムゾンウェスト)|29才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/02/17 06:26:33 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/02/17 16:29:45 |