ゲスト
(ka0000)
【龍鉱】赤金鱗竜殺しの勲
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/03/20 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/03/29 22:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
「これはこれは……実に興味深い」
ある日のカム・ラディ遺跡。この日遺跡には客人達がやって来ていた。彼らは遺跡に転移するやいなや壁を、床を、石柱を丹念に調べ始める。そして傷を発見するとそれを舐め回す様につぶさに観察し始める。
彼らの正体は魔術師協会の人間たちである。彼らはこの遺跡に残された文章を調査し、リグ・サンガマに住んだ人々が我々に教えてくれることを拾い上げる。そしてその情報をこれからの戦いに向けて役立てようという算段だった。
といっても、遺跡の損傷は激しい。意味のあるレベルで文章が残っている方がレアケースだ。
そんな中、奇跡的に一つながりの文章が残っている部分が発見された。協会の人々は早速解読を開始する。
●
「どれどれ、読んでみましょう」
協会の人間の中で最長老と思しき者が壁の前にひざまづき、目を凝らして読み始める。加齢に伴い戦闘能力は落ちたかもしれないが、齢とともに蓄えたその頭の中の知識はそれを補って余りあるものだった。
「なになに……『夜の帳の中、赤金色に輝く鱗を持った竜が来襲せり。彼の竜の名はロンヴオル』」
「ちょっと待ってください」
その言葉に、助手として付いていた者がレポートをめくり始める。程なくして彼は目当てのレポートを発見した。
「これですね。つい先日赤金色の鱗を持つ竜がこの遺跡を襲いました」
「偶然ということがあるかもしれませんな。続きを読んでからでも遅くない。……『人は矢で、槍で、剣でもって立ち向かったものの、その全ては鱗の前に阻まれ傷を与えることは叶わず』」
「まさか!」
そこまで聞いて助手は素っ頓狂な声を上げる。彼の手にしたレポートには、この遺跡を襲った竜もまた、その強靭な鱗でハンター達の攻撃をことごとく跳ね返した事が載っていた。
「ふむ……何せこの竜は歪虚。我々とは別の理に生きている者。ならばリグ・サンガマが滅びた時に生きていた竜が今も生きて活動していることは十分考えられますな」
「しかしかつての人々も倒せなかった、先日の襲撃でも撤退させることは出来たといえ討伐はできなかった、と考えると我々はどうすれば……」
「こういう時こそ先人の知恵を借りましょう」
そして彼は文章の先を読み進める。
「……『ただ一度、暁の空に竜が吠える時、鏃は胸の鱗の、その隙間に刺さりし。彼の鱗は怒りと共に開かれる。その奥底に我々が残した一矢有り』」
「つまりかつての人々も一撃だけは与えたということですか」
「そうなりますな。そして……『この文を読む者達よ、彼の竜の胸に再びその鏃を突き立てよ。さすれば無敵の竜も地に落ちん』……そこにもう一度攻撃を与えれば……」
「恐らく、倒せる」
その時、人はリグ・サンガマの人々が時を超えて贈った、ロンヴオルに対抗するための切り札を手に入れた。
●
夜明け前、太陽がもうすぐその顔を出そうとしていたその時、遺跡に向かって空を駆ける影があった。いや、赤金色に輝くその鱗は影にはならない。
ロンヴオルは怒りに打ち震えていた。矮小なる人がこの竜に傷を与えたというのだから。先日遺跡に襲った時、この竜は偵察程度の考えで持って来ていた。しかし今回は違う。己の爪と炎の息で、遺跡に屯する矮小なる存在を皆殺しにしてやろう、そう考えていた。
そしてその竜の強欲な考えが命を奪うことになろうとは、ロンヴオルはこの時思いつきもしなかった。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
「これはこれは……実に興味深い」
ある日のカム・ラディ遺跡。この日遺跡には客人達がやって来ていた。彼らは遺跡に転移するやいなや壁を、床を、石柱を丹念に調べ始める。そして傷を発見するとそれを舐め回す様につぶさに観察し始める。
彼らの正体は魔術師協会の人間たちである。彼らはこの遺跡に残された文章を調査し、リグ・サンガマに住んだ人々が我々に教えてくれることを拾い上げる。そしてその情報をこれからの戦いに向けて役立てようという算段だった。
といっても、遺跡の損傷は激しい。意味のあるレベルで文章が残っている方がレアケースだ。
そんな中、奇跡的に一つながりの文章が残っている部分が発見された。協会の人々は早速解読を開始する。
●
「どれどれ、読んでみましょう」
協会の人間の中で最長老と思しき者が壁の前にひざまづき、目を凝らして読み始める。加齢に伴い戦闘能力は落ちたかもしれないが、齢とともに蓄えたその頭の中の知識はそれを補って余りあるものだった。
「なになに……『夜の帳の中、赤金色に輝く鱗を持った竜が来襲せり。彼の竜の名はロンヴオル』」
「ちょっと待ってください」
その言葉に、助手として付いていた者がレポートをめくり始める。程なくして彼は目当てのレポートを発見した。
「これですね。つい先日赤金色の鱗を持つ竜がこの遺跡を襲いました」
「偶然ということがあるかもしれませんな。続きを読んでからでも遅くない。……『人は矢で、槍で、剣でもって立ち向かったものの、その全ては鱗の前に阻まれ傷を与えることは叶わず』」
「まさか!」
そこまで聞いて助手は素っ頓狂な声を上げる。彼の手にしたレポートには、この遺跡を襲った竜もまた、その強靭な鱗でハンター達の攻撃をことごとく跳ね返した事が載っていた。
「ふむ……何せこの竜は歪虚。我々とは別の理に生きている者。ならばリグ・サンガマが滅びた時に生きていた竜が今も生きて活動していることは十分考えられますな」
「しかしかつての人々も倒せなかった、先日の襲撃でも撤退させることは出来たといえ討伐はできなかった、と考えると我々はどうすれば……」
「こういう時こそ先人の知恵を借りましょう」
そして彼は文章の先を読み進める。
「……『ただ一度、暁の空に竜が吠える時、鏃は胸の鱗の、その隙間に刺さりし。彼の鱗は怒りと共に開かれる。その奥底に我々が残した一矢有り』」
「つまりかつての人々も一撃だけは与えたということですか」
「そうなりますな。そして……『この文を読む者達よ、彼の竜の胸に再びその鏃を突き立てよ。さすれば無敵の竜も地に落ちん』……そこにもう一度攻撃を与えれば……」
「恐らく、倒せる」
その時、人はリグ・サンガマの人々が時を超えて贈った、ロンヴオルに対抗するための切り札を手に入れた。
●
夜明け前、太陽がもうすぐその顔を出そうとしていたその時、遺跡に向かって空を駆ける影があった。いや、赤金色に輝くその鱗は影にはならない。
ロンヴオルは怒りに打ち震えていた。矮小なる人がこの竜に傷を与えたというのだから。先日遺跡に襲った時、この竜は偵察程度の考えで持って来ていた。しかし今回は違う。己の爪と炎の息で、遺跡に屯する矮小なる存在を皆殺しにしてやろう、そう考えていた。
そしてその竜の強欲な考えが命を奪うことになろうとは、ロンヴオルはこの時思いつきもしなかった。
解説
●目的
カム・ラディ遺跡を守り、ロンヴオルを討伐してください。
ロンヴオルは夜明けの時点で撤退します。制限ターンは6ターンとします。撤退されると失敗とします。
●地形・状況
皆さんはロンヴオルと向かい合った状態であり、皆さんの背後にはカム・ラディ遺跡が存在します。
ロンヴオルと皆さんの距離は開始時点で20スクエアとします。
●敵
▼“赤金鱗の”ロンヴオル
赤みを帯びた黄金色に輝く鱗が特徴のドラゴンです。最大の特徴はその鱗であり、非常に強靭であらゆる攻撃を跳ね返します。
また竜らしくファイアブレスも使ってきます。
●討伐方法
遺跡の文章を解析した結果、魔術師協会が割り出した方法は次のものです。
1.ロンヴオルを怒らせる
2.胸に逆さまに生えた鱗の部分がめくれ上がるので、そこに向けて攻撃を行う
ただしロンヴオルは怒れば怒るほどその攻撃力を増します。注意してください。
●その他
質問への回答担当としてモア・プリマクラッセ(kz0066)が関連付けられています。
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
※このシナリオは、「【龍鉱】砂上の楼閣」に続く内容です。
カム・ラディ遺跡を守り、ロンヴオルを討伐してください。
ロンヴオルは夜明けの時点で撤退します。制限ターンは6ターンとします。撤退されると失敗とします。
●地形・状況
皆さんはロンヴオルと向かい合った状態であり、皆さんの背後にはカム・ラディ遺跡が存在します。
ロンヴオルと皆さんの距離は開始時点で20スクエアとします。
●敵
▼“赤金鱗の”ロンヴオル
赤みを帯びた黄金色に輝く鱗が特徴のドラゴンです。最大の特徴はその鱗であり、非常に強靭であらゆる攻撃を跳ね返します。
また竜らしくファイアブレスも使ってきます。
●討伐方法
遺跡の文章を解析した結果、魔術師協会が割り出した方法は次のものです。
1.ロンヴオルを怒らせる
2.胸に逆さまに生えた鱗の部分がめくれ上がるので、そこに向けて攻撃を行う
ただしロンヴオルは怒れば怒るほどその攻撃力を増します。注意してください。
●その他
質問への回答担当としてモア・プリマクラッセ(kz0066)が関連付けられています。
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
※このシナリオは、「【龍鉱】砂上の楼閣」に続く内容です。
マスターより
皆さんこんにちは、crです。
勝機です。強欲で傲慢な無敵の竜を滅ぼす手段を手に入れました。
しかし、それは同時に非常に危険な戦いです。前回とは比べ物にならないほど竜の攻撃力は上がっています。
ですが、それを乗り越えればそこに竜殺しの勲があります。
それでは皆さんの参加をお待ちしております。
勝機です。強欲で傲慢な無敵の竜を滅ぼす手段を手に入れました。
しかし、それは同時に非常に危険な戦いです。前回とは比べ物にならないほど竜の攻撃力は上がっています。
ですが、それを乗り越えればそこに竜殺しの勲があります。
それでは皆さんの参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/03/29 02:15
参加者一覧
マテリアルリンク参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/03/20 09:14:59 |
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モアさんに聞いてみよう アルト・ヴァレンティーニ(ka3109) 人間(クリムゾンウェスト)|21才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2016/03/15 19:47:36 |
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![]() |
さあ竜狩りの時間だ アルト・ヴァレンティーニ(ka3109) 人間(クリムゾンウェスト)|21才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2016/03/20 21:21:24 |