ゲスト
(ka0000)
【AP】黒猫エイプリルと夢の遊園地
マスター:鳴海惣流

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/04/08 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/04/17 12:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
●
目を覚ましたあなたの前に、一匹の黒猫がいた。
置物のようにお座りして、好奇心旺盛な目でこちらを見ている。
周囲を見渡す。見たことのない場所だ。賑やかな音楽に彩られ、広場では緑豊かな木々が揺れ、奥には大きな観覧車が優雅に回っている。
空は暗く夜だというのに、様々な照明によってまるで日中のように周りは明るい。宝石箱というには輝きすぎていて、少し眩しいほどだ。
「ようこそにゃ。ここはニャーこと黒猫エイプリルの経営する遊園地にゃ」
エイプリルと名乗った黒猫は当たり前のように二本足で立ち、両手を腰に当てた。堂々とした態度に、あなたは呆気にとられる。
「何にゃ? 人間の言葉を話すのが不思議? そんなの愚問にゃ。ニャーはエイプリルだからにゃ。ニャフフ」
目を細め、口元に手を当てた独特の笑い方だった。あまりに常識離れしている。あなたは疑問をそのまま声に出す。
「ここはどこかって? さっき教えたにゃ。遊園地にゃ。ただし現実ではない、夢の世界のだけどにゃ」
エイプリルの大きな金色の瞳が、楽しそうな輝きを放つ。
「脱出する方法は簡単にゃ。決められた時間以内に、ニャーを捕まえるのにゃ。追いかけっこにゃ。ニャフフ」
エイプリルの背後に存在するのは広大な遊園地。全体は巨大な正方形で、均等に四等分された各ブロックに分かれている。
出入口となるゲートを抜けて右側へ行くと迷路ゾーン。乾いたオレンジの土の上が舞台となる。行く手を遮るのは高さ二メートルほどの石の壁。エイプリルは言う。迷い込んだら出てこれないにゃよと。
左側は休憩所もかねた様々な花々の咲く広場。ベンチなど体を休めるスペースがあり、使われていないのに設備の整った屋台がある。さらにはヒーローショーでも開催できそうなステージまで。
右上には、なんともおどろおどろしい洋館がある。一階建てだが敷地面積はかなり大きい。中庭や裏庭まであり、そこだけ闇が深いかのように薄暗い。見るからにお化け屋敷という感じである。
左上にはメリーゴーランドやジェットコースター、さらには回るコーヒーカップにゴーカートのコースまであった。最奥に大きな観覧車が、存在感たっぷりに設置されている。
「どうにゃ。これぞまさしく夢の遊園地にゃ。お前たちはニャーによって招待されたのにゃ。感謝するにゃ。にゃ? ニャーを捕まえられなかったらどうなるか? そんなの決まってるにゃ。夢から覚めて、勝手に現実世界へ戻るのにゃ」
エイプリルの話が本当であれば、夢の世界に閉じ込められる心配はなさそうだ。しかし、とあなたは思う。それなら別に追いかけっこをしなくてもいいのではないかと。
素直に伝えてみたところ、黒猫のエイプリルは愕然として冷や汗を流し始めた。
「にゃ、にゃ、んにゃにゃ。そ、そうだにゃ。ニャーを時間内に捕まえられないと、観覧車からドヤ顔で見下ろされてしまうのにゃ。これは屈辱にゃ。絶対嫌なはずなのにゃ! 避けるためにはニャーを捕まえてみせるのにゃ!」
ついてこいとばかりに、二本足で立っているエイプリルはあなたを勢いよく手招きする。
「最初の関門は迷路にゃ。次にお化け屋敷。そのあとでちょっと休憩して、最後は乗物スペースにゃ。ニャーが観覧車へ乗り込むまでの間に捕まえられたら、そっちの勝ちにゃ。さあ、勝負にゃ!」
そう言うとエイプリルは、光煌めく遊園地の中へと黒い身を躍らせた。
●
目を覚ましたあなたの前に、一匹の黒猫がいた。
置物のようにお座りして、好奇心旺盛な目でこちらを見ている。
周囲を見渡す。見たことのない場所だ。賑やかな音楽に彩られ、広場では緑豊かな木々が揺れ、奥には大きな観覧車が優雅に回っている。
空は暗く夜だというのに、様々な照明によってまるで日中のように周りは明るい。宝石箱というには輝きすぎていて、少し眩しいほどだ。
「ようこそにゃ。ここはニャーこと黒猫エイプリルの経営する遊園地にゃ」
エイプリルと名乗った黒猫は当たり前のように二本足で立ち、両手を腰に当てた。堂々とした態度に、あなたは呆気にとられる。
「何にゃ? 人間の言葉を話すのが不思議? そんなの愚問にゃ。ニャーはエイプリルだからにゃ。ニャフフ」
目を細め、口元に手を当てた独特の笑い方だった。あまりに常識離れしている。あなたは疑問をそのまま声に出す。
「ここはどこかって? さっき教えたにゃ。遊園地にゃ。ただし現実ではない、夢の世界のだけどにゃ」
エイプリルの大きな金色の瞳が、楽しそうな輝きを放つ。
「脱出する方法は簡単にゃ。決められた時間以内に、ニャーを捕まえるのにゃ。追いかけっこにゃ。ニャフフ」
エイプリルの背後に存在するのは広大な遊園地。全体は巨大な正方形で、均等に四等分された各ブロックに分かれている。
出入口となるゲートを抜けて右側へ行くと迷路ゾーン。乾いたオレンジの土の上が舞台となる。行く手を遮るのは高さ二メートルほどの石の壁。エイプリルは言う。迷い込んだら出てこれないにゃよと。
左側は休憩所もかねた様々な花々の咲く広場。ベンチなど体を休めるスペースがあり、使われていないのに設備の整った屋台がある。さらにはヒーローショーでも開催できそうなステージまで。
右上には、なんともおどろおどろしい洋館がある。一階建てだが敷地面積はかなり大きい。中庭や裏庭まであり、そこだけ闇が深いかのように薄暗い。見るからにお化け屋敷という感じである。
左上にはメリーゴーランドやジェットコースター、さらには回るコーヒーカップにゴーカートのコースまであった。最奥に大きな観覧車が、存在感たっぷりに設置されている。
「どうにゃ。これぞまさしく夢の遊園地にゃ。お前たちはニャーによって招待されたのにゃ。感謝するにゃ。にゃ? ニャーを捕まえられなかったらどうなるか? そんなの決まってるにゃ。夢から覚めて、勝手に現実世界へ戻るのにゃ」
エイプリルの話が本当であれば、夢の世界に閉じ込められる心配はなさそうだ。しかし、とあなたは思う。それなら別に追いかけっこをしなくてもいいのではないかと。
素直に伝えてみたところ、黒猫のエイプリルは愕然として冷や汗を流し始めた。
「にゃ、にゃ、んにゃにゃ。そ、そうだにゃ。ニャーを時間内に捕まえられないと、観覧車からドヤ顔で見下ろされてしまうのにゃ。これは屈辱にゃ。絶対嫌なはずなのにゃ! 避けるためにはニャーを捕まえてみせるのにゃ!」
ついてこいとばかりに、二本足で立っているエイプリルはあなたを勢いよく手招きする。
「最初の関門は迷路にゃ。次にお化け屋敷。そのあとでちょっと休憩して、最後は乗物スペースにゃ。ニャーが観覧車へ乗り込むまでの間に捕まえられたら、そっちの勝ちにゃ。さあ、勝負にゃ!」
そう言うとエイプリルは、光煌めく遊園地の中へと黒い身を躍らせた。
解説
●目的
黒猫エイプリルを捕まえるor遊園地を楽しむ
●遊園地
全体は大きな正方形。四つのブロックに分かれている。
右下が迷路。左下は自然公園。右上はお化け屋敷。左上は乗物のスペースとなる。
金銭は必要なく、飲食も含めてすべて無料で楽しめる。
深夜0時になると営業終了で退園となり、自動的に現実世界へ戻る。現在は午後7時。
遊園地にいるのはハンターとエイプリルのみ。
●迷路
石の壁に遮られたコースを出口目指して進む。出口を抜けるとお化け屋敷側のブロックに出る。
苦手な人用のために入口に地図がある。大人なら三十分もあれば、地図がなくともクリアできる。
●自然公園
無人の屋台が並んでいる。設備は自由に使える。料理も可。食材は想像して願えば出てくる。
食事をする場合は屋台の前で食べたいものを願えば出てくる。夢の世界なので基本的に空腹は覚えない。
ヒーローショーのできる舞台もある。自由に使用可。
●お化け屋敷
一階建ての広い洋館。出入口から入り、客間に入る。猫執事の人形に案内され、応接室へ向かう。書斎へ行き、呪われた洋館だと知る。猫執事が行方不明に。中庭の井戸が入口となっている地下室へ行き、鍵を入手。裏庭にある門を開けて脱出。クリアとなる。途中途中で勝手に動く様々な人形が驚かしにくる。
●乗物スペース
メインは巨大観覧車。他にはジェットコースター、メリーゴーランド、コーヒーカップとゴーカートがある。
●黒猫エイプリル
好奇心旺盛で寂しがり屋。普段はどこかの村の片隅で孤独に暮らす野良猫。一夜限りの夢を叶える力を手に入れ、偶然見かけたハンターを自分の夢の世界へ連れ込んだ。
迷路では自分が迷い、お化け屋敷では怖くてハンターの後ろをついて回る。誰かが屋台をやれば並び、舞台に上がれば最前列で楽しむ。要するに遊びたいだけであり、捕まえようと思えばすぐにでも捕まえられる状態。
黒猫エイプリルを捕まえるor遊園地を楽しむ
●遊園地
全体は大きな正方形。四つのブロックに分かれている。
右下が迷路。左下は自然公園。右上はお化け屋敷。左上は乗物のスペースとなる。
金銭は必要なく、飲食も含めてすべて無料で楽しめる。
深夜0時になると営業終了で退園となり、自動的に現実世界へ戻る。現在は午後7時。
遊園地にいるのはハンターとエイプリルのみ。
●迷路
石の壁に遮られたコースを出口目指して進む。出口を抜けるとお化け屋敷側のブロックに出る。
苦手な人用のために入口に地図がある。大人なら三十分もあれば、地図がなくともクリアできる。
●自然公園
無人の屋台が並んでいる。設備は自由に使える。料理も可。食材は想像して願えば出てくる。
食事をする場合は屋台の前で食べたいものを願えば出てくる。夢の世界なので基本的に空腹は覚えない。
ヒーローショーのできる舞台もある。自由に使用可。
●お化け屋敷
一階建ての広い洋館。出入口から入り、客間に入る。猫執事の人形に案内され、応接室へ向かう。書斎へ行き、呪われた洋館だと知る。猫執事が行方不明に。中庭の井戸が入口となっている地下室へ行き、鍵を入手。裏庭にある門を開けて脱出。クリアとなる。途中途中で勝手に動く様々な人形が驚かしにくる。
●乗物スペース
メインは巨大観覧車。他にはジェットコースター、メリーゴーランド、コーヒーカップとゴーカートがある。
●黒猫エイプリル
好奇心旺盛で寂しがり屋。普段はどこかの村の片隅で孤独に暮らす野良猫。一夜限りの夢を叶える力を手に入れ、偶然見かけたハンターを自分の夢の世界へ連れ込んだ。
迷路では自分が迷い、お化け屋敷では怖くてハンターの後ろをついて回る。誰かが屋台をやれば並び、舞台に上がれば最前列で楽しむ。要するに遊びたいだけであり、捕まえようと思えばすぐにでも捕まえられる状態。
マスターより
お世話になっております、鳴海惣流です。
今回はエイプリルフールネタということで、夢の世界の遊園地を用意してみました。
楽しみ方は自由です。お好きに楽しんでもらえれば幸いです。
皆様の参加をお待ちしています。
今回はエイプリルフールネタということで、夢の世界の遊園地を用意してみました。
楽しみ方は自由です。お好きに楽しんでもらえれば幸いです。
皆様の参加をお待ちしています。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/04/12 22:45
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 |
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遊園地で遊ぼう シルフェ・アルタイル(ka0143) 人間(クリムゾンウェスト)|10才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2016/04/07 23:55:31 |