ゲスト
(ka0000)
石造りの別荘に潜むもの ~ミヤサ~
マスター:天田洋介

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/04/12 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/04/21 22:00
オープニング
十七歳のミヤサ・カミーはリアルブルー出身者。登山家を目指していた彼女だがクリムゾンウェストで選んだ職業は探検家である。
数年前に転移で飛ばされた場所はグラズヘイム王国南部の沖だった。
山登りしていたはずなのに突然海中へと叩き落とされたミヤサはパニックを起こす。彼女の命が助かったのは一緒に転移した五歳違いの兄サマトのおかげだ。
波間を漂っていたところ近くを航行していた帆船に拾われて、伯爵地【ニュー・ウォルター】のマールへと辿り着く。
ミヤサとは違い、サマトはマール郊外の村にある鍛冶屋に弟子入りしていた。
月日が流れてミヤサは久しぶりに兄が住む村を訪ねる。ところが兄の姿はなかった。数日前、村から程近い場所に大穴が空く。その調査をしたところ雑魔の騒ぎが起きて失踪してしまったのである。
急いでハンターズソサエティー支部に連絡。ハンターの力を借りて無事に兄を救いだす。そして神事としての崖上りにも挑戦。ハンターと一緒に前人未踏の記録を打ち立てるのだった。
ミヤサはグラズヘイム王国の城塞都市マールにある商家の屋敷を訪ねる。気品ある老齢の夫人はミヤサがよく知る実業家ウリッシュ・ビスナーの知人であった。
「手紙で大まかには伝えてありますが、まずはわたくしの話を聞いてくださるかしら」
応接間のソファで夫人がミヤサに説明を始める。
夫人がミヤサに頼みたいのは先祖の別荘のことだ。元々はごく普通の一軒家だった。しかし夫人の祖母が増築に増築を重ねて迷路のような建物にしてしまったのである。
海沿いで避暑地としてはよくても、僻地過ぎて本宅には使えない。かといって頑丈な石造りで取り壊すことも難しかった。長年放置していたところ、雑魔に棲みつかれてしまったのである。
近隣で悪い噂も流れているようだ。このままでは家名に傷がつくということで、退治を頼みたいというのが主旨であった。
「それなら直接ハンターズソサエティーに頼んだ方がよいのでは?」
「ええ、その通りです。ただあの場所にはもう一つ問題、いえ秘密がありますの。そちらをミヤサ様にお願いしようかと。隠し部屋に祖母の形見が隠されているとか。高価な品、ならよりよいのですが、その辺りはよくわかりません。とにかく手に入れて頂きたく」
「わかりました。別荘の地図はありますか?」
「いえ、残念ながら。大まかな外形ならばわかりますが」
内部は諦めて外形だけでも見取り図をもらうことにした。
敷地は三百メートル×六百メートルといったところ。その中に所狭しと石材が積み上げられて建物を成り立たせている。殆どは一階のみでごく稀に二階の部屋があった。森が近くにあるせいか、蔦が絡まって内部まで侵入しているらしい。
隠し部屋がどのようなものかはわかっている。部屋と部屋の間に隙間があり、そこへ辿り着くためには秘密の扉が必要だ。
隠し部屋を見つけるためには正確な屋敷のマッピングが不可欠。マッピング後、隙間が存在する周囲の部屋を探れば自ずと隠し部屋は見つかるはずである。
「家具等も当時のまま置かれています。雑魔が隠れているかも知れませんので、どうかお気を付けて」
ミヤサは夫人から依頼を引き受けた後でハンターズソサエティーの支部へと立ち寄る。そしてハンターの募集をかけるのであった。
数年前に転移で飛ばされた場所はグラズヘイム王国南部の沖だった。
山登りしていたはずなのに突然海中へと叩き落とされたミヤサはパニックを起こす。彼女の命が助かったのは一緒に転移した五歳違いの兄サマトのおかげだ。
波間を漂っていたところ近くを航行していた帆船に拾われて、伯爵地【ニュー・ウォルター】のマールへと辿り着く。
ミヤサとは違い、サマトはマール郊外の村にある鍛冶屋に弟子入りしていた。
月日が流れてミヤサは久しぶりに兄が住む村を訪ねる。ところが兄の姿はなかった。数日前、村から程近い場所に大穴が空く。その調査をしたところ雑魔の騒ぎが起きて失踪してしまったのである。
急いでハンターズソサエティー支部に連絡。ハンターの力を借りて無事に兄を救いだす。そして神事としての崖上りにも挑戦。ハンターと一緒に前人未踏の記録を打ち立てるのだった。
ミヤサはグラズヘイム王国の城塞都市マールにある商家の屋敷を訪ねる。気品ある老齢の夫人はミヤサがよく知る実業家ウリッシュ・ビスナーの知人であった。
「手紙で大まかには伝えてありますが、まずはわたくしの話を聞いてくださるかしら」
応接間のソファで夫人がミヤサに説明を始める。
夫人がミヤサに頼みたいのは先祖の別荘のことだ。元々はごく普通の一軒家だった。しかし夫人の祖母が増築に増築を重ねて迷路のような建物にしてしまったのである。
海沿いで避暑地としてはよくても、僻地過ぎて本宅には使えない。かといって頑丈な石造りで取り壊すことも難しかった。長年放置していたところ、雑魔に棲みつかれてしまったのである。
近隣で悪い噂も流れているようだ。このままでは家名に傷がつくということで、退治を頼みたいというのが主旨であった。
「それなら直接ハンターズソサエティーに頼んだ方がよいのでは?」
「ええ、その通りです。ただあの場所にはもう一つ問題、いえ秘密がありますの。そちらをミヤサ様にお願いしようかと。隠し部屋に祖母の形見が隠されているとか。高価な品、ならよりよいのですが、その辺りはよくわかりません。とにかく手に入れて頂きたく」
「わかりました。別荘の地図はありますか?」
「いえ、残念ながら。大まかな外形ならばわかりますが」
内部は諦めて外形だけでも見取り図をもらうことにした。
敷地は三百メートル×六百メートルといったところ。その中に所狭しと石材が積み上げられて建物を成り立たせている。殆どは一階のみでごく稀に二階の部屋があった。森が近くにあるせいか、蔦が絡まって内部まで侵入しているらしい。
隠し部屋がどのようなものかはわかっている。部屋と部屋の間に隙間があり、そこへ辿り着くためには秘密の扉が必要だ。
隠し部屋を見つけるためには正確な屋敷のマッピングが不可欠。マッピング後、隙間が存在する周囲の部屋を探れば自ずと隠し部屋は見つかるはずである。
「家具等も当時のまま置かれています。雑魔が隠れているかも知れませんので、どうかお気を付けて」
ミヤサは夫人から依頼を引き受けた後でハンターズソサエティーの支部へと立ち寄る。そしてハンターの募集をかけるのであった。
解説
別荘跡のマッピングと雑魔退治をお願いします。その退治をお願いします。外部から見かけられたのはスライムだけですが、他にもいる可能性があります。
マッピングに必要な道具として人数分の方位磁石とロードカウンターが貸しだされます。(ロードカウンターとは棒の先に車輪があるやつです。リゼリオで手に入れた品のようです)
本来一日で終わりますが、雑魔がいるので退治する必要があります。三日はかかることでしょう。
※PL情報
雑魔以外に歪虚崇拝者が十数人隠れ住んでいます。リーダー格として一人だけ堕落者も混じっています。
現地での寝泊まりは屋敷から離れたところでの野宿になります。ミヤサは二人用テントを持っています。
常識的な必要経費はミヤサ持ちです。質問があれば彼女が答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マッピングに必要な道具として人数分の方位磁石とロードカウンターが貸しだされます。(ロードカウンターとは棒の先に車輪があるやつです。リゼリオで手に入れた品のようです)
本来一日で終わりますが、雑魔がいるので退治する必要があります。三日はかかることでしょう。
※PL情報
雑魔以外に歪虚崇拝者が十数人隠れ住んでいます。リーダー格として一人だけ堕落者も混じっています。
現地での寝泊まりは屋敷から離れたところでの野宿になります。ミヤサは二人用テントを持っています。
常識的な必要経費はミヤサ持ちです。質問があれば彼女が答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
リリース、滞りましてすみません。ミヤサと一緒に隠し部屋を探して下さい。
よろしくお願いしますね。
よろしくお願いしますね。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/04/19 18:13
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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質問卓 ステラ・レッドキャップ(ka5434) 人間(クリムゾンウェスト)|14才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/04/11 21:40:23 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/04/11 18:59:09 |
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ひそむもの 万歳丸(ka5665) 鬼|17才|男性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2016/04/12 18:55:49 |