ゲスト
(ka0000)
『号外特集』だいじなものは、なんですか?
マスター:ムジカ・トラス

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- シリーズ(新規)
関連ユニオン
アム・シェリタ―揺籃館―- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,800
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- サポート
- 現在4人 / 0~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/04/13 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/04/27 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
※こちらのシナリオは個別シナリオとなります。通常参加の各PCに個別リプレイが別に、納品されます。
なお、表示されているシリーズシナリオとしての続編は今後、リリースされません。ご参加の際はお間違えの無いようにご注意ください。
●
『賢明なる読者諸君には既知の事柄に過ぎるため、是より先は全て、自己満足の為の駄文に過ぎぬ。
しばしお付き合い願いたい。
グラムヘイズ王国で、庶民の娯楽として広く愛されているものを一つ挙げるとなると……さて、何を挙げるだろうか。
ある者は、劇場での観劇というかもしれない。またある者は、酒場で耳にする吟遊詩人の詩歌というかもしれない。
文化を愛する心。嗚呼、素晴らしい事だ。文化的素養は人生を豊かにする。
さて。賢明なる読者諸君。あなた方なら、きっとこういうことだろう。
たとえどれだけ下劣でも、どれだけ愚昧でも、どれだけ低俗でも、どれだけ醜穢でも、どれだけ猥雑だとしても。
ヘルメス情報局の『号外』こそが我々の娯楽だ、と。
――勿論、我々の記事が斯様に下劣で愚昧で低俗で醜穢で猥雑であるというのは仮定に過ぎない事もまた、賢明なる読者諸君ならご理解いただける事と思う』
●
親愛なる読者諸君。久方ぶりの、ハンター諸氏の記事である。
前回の特集記事を書き上げてから、世界では様々な出来事が起こっていた事は、当紙をご愛読頂いている諸氏はよくよくご存知であることと思う。
王国に限っても、悪しき歪虚に取り憑かれたと思しきテスカ教徒達が反旗を翻し、大規模な戦乱が各地で引き起こされているし、かのシャルシェレット卿の異端審問という一大事変も記憶に新しい。
我が王国に限らず、帝国の動乱、北方での事変と目まぐるしく動いている。
賢明なる読者諸君はお気づきのことと思うが、これらの騒動の解決において中心的役割をになっているのは、やはり、ハンター達である。
ハンターはその数を急増させたことを端緒に、以降長らく獅子奮迅の活躍を示し続けている。
彼らが受勲の誉れを授かる事ももはや珍しい事ではなくなってきていることを踏まえると、なるほど、彼らの影響力が知れるものである。
例えば、この号外の売れ行きなどは、その最たるところといえよう。
――さて。
機会があれば、こうして巡ってくるのが、この特集、この記事である。
これまではハンター達が精霊と結んだ契約について、焦点を当ててきた。
しかし、と。敢えて触れておきたい。
もうすぐ、二年になる。
早いもので、彼らの活躍が描かれ初めてから、それだけの時間が経とうとしているのだ。
ならば、此処は一つ趣向を変えても良い頃合いではないか、と愚考する次第である。
つまり。
この二年のうちでハンター諸氏が得た、『最も』大事なものは何か、と。
少々野次馬根性が過ぎるだろうか?
しかし、英雄顔負けの働きを示す彼らを識る、良き機会と言えないだろうか?
さて。それでは、とくとご覧あれ――。
●
『あなた』はその時、冒険都市リゼリオに居た。
その時あなたは、一人で買い物をしていたかもしれない。連れと共に食事をしていたかもしれない。あるいは、依頼を物色していたのかもしれない。
ただ、こういう事があった、というだけのことである。
「スターーーーーーーーーーーップ!!」
あなたは、そんな声を聴いた。
並々ならぬ熱量を孕んだ声だった。豊かすぎる声量はまっすぐに貴方の鼓膜を震わせたことだろう。
ただ、見渡しても声の主ははっきりとしなかった。その疑念は、すぐに解けることとなる。
「何処を見ている!! む? こんなことが前にもあったような……まあいい! おい! ワシは此処だ!!! ヘイ!!!!!」
声は、貴方の足元から響いていたのだ。
そこに居たのは、『キノコ』だった。尋常ならざるキノコである事は一目で知れる。
黒々としたチョビヒゲを蓄え、着古したクラシックなスーツを身にまとっている。声の渋さは見た目の滑稽さで台無しになっていた。
「貴様! この卓絶した観察眼を持つワシが見るに、ハンターであるな!!! ワシはイェスパー!! 見ての通りの文筆家である!!」
何処からか取り出した黒羽のペンをぐるぐると振り回しながら、大きく見栄を切る。
「ワシは書くぞ! そして描く! そのためにも正々堂々と――貴様に、取材を申し込むゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!」
路上を行き交う人々達から突き刺さる視線たるや、並々ならぬものがあった。声も大きいが、何より存在自体が奇異に過ぎる。
あるいは貴方は、過去にこんな話を聴いたことがあるかもしれない。
『ヘルメス情報局に、パルムの記者(?)がいるようだ』、と。尤も、そんな事情は同盟内の一般市民は知りようもないことであり、そうなれば衆目を集めるのも無理なからぬことである。
「……あ。む? またもアシスタントがいないではないか……まあいい! ワシはな、こういう記事を書いているぞ!」
折り目正しく差し出されたのは、『ヘルメス通信局』の号外記事だ。そこには、『未来の英雄達、その回顧録』と書かれている。
「さあ……思う様、語るが良い!! 貴様がこの2年の間に得た、飛びきり大事な何ものかについて!!!」
そうして、イェスパーと名乗ったパルムはちんまい方眼紙を手に傲然と、こう言い放ったのだった。
「600字以内でな!!」
※こちらのシナリオは個別シナリオとなります。通常参加の各PCに個別リプレイが別に、納品されます。
なお、表示されているシリーズシナリオとしての続編は今後、リリースされません。ご参加の際はお間違えの無いようにご注意ください。
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『賢明なる読者諸君には既知の事柄に過ぎるため、是より先は全て、自己満足の為の駄文に過ぎぬ。
しばしお付き合い願いたい。
グラムヘイズ王国で、庶民の娯楽として広く愛されているものを一つ挙げるとなると……さて、何を挙げるだろうか。
ある者は、劇場での観劇というかもしれない。またある者は、酒場で耳にする吟遊詩人の詩歌というかもしれない。
文化を愛する心。嗚呼、素晴らしい事だ。文化的素養は人生を豊かにする。
さて。賢明なる読者諸君。あなた方なら、きっとこういうことだろう。
たとえどれだけ下劣でも、どれだけ愚昧でも、どれだけ低俗でも、どれだけ醜穢でも、どれだけ猥雑だとしても。
ヘルメス情報局の『号外』こそが我々の娯楽だ、と。
――勿論、我々の記事が斯様に下劣で愚昧で低俗で醜穢で猥雑であるというのは仮定に過ぎない事もまた、賢明なる読者諸君ならご理解いただける事と思う』
●
親愛なる読者諸君。久方ぶりの、ハンター諸氏の記事である。
前回の特集記事を書き上げてから、世界では様々な出来事が起こっていた事は、当紙をご愛読頂いている諸氏はよくよくご存知であることと思う。
王国に限っても、悪しき歪虚に取り憑かれたと思しきテスカ教徒達が反旗を翻し、大規模な戦乱が各地で引き起こされているし、かのシャルシェレット卿の異端審問という一大事変も記憶に新しい。
我が王国に限らず、帝国の動乱、北方での事変と目まぐるしく動いている。
賢明なる読者諸君はお気づきのことと思うが、これらの騒動の解決において中心的役割をになっているのは、やはり、ハンター達である。
ハンターはその数を急増させたことを端緒に、以降長らく獅子奮迅の活躍を示し続けている。
彼らが受勲の誉れを授かる事ももはや珍しい事ではなくなってきていることを踏まえると、なるほど、彼らの影響力が知れるものである。
例えば、この号外の売れ行きなどは、その最たるところといえよう。
――さて。
機会があれば、こうして巡ってくるのが、この特集、この記事である。
これまではハンター達が精霊と結んだ契約について、焦点を当ててきた。
しかし、と。敢えて触れておきたい。
もうすぐ、二年になる。
早いもので、彼らの活躍が描かれ初めてから、それだけの時間が経とうとしているのだ。
ならば、此処は一つ趣向を変えても良い頃合いではないか、と愚考する次第である。
つまり。
この二年のうちでハンター諸氏が得た、『最も』大事なものは何か、と。
少々野次馬根性が過ぎるだろうか?
しかし、英雄顔負けの働きを示す彼らを識る、良き機会と言えないだろうか?
さて。それでは、とくとご覧あれ――。
●
『あなた』はその時、冒険都市リゼリオに居た。
その時あなたは、一人で買い物をしていたかもしれない。連れと共に食事をしていたかもしれない。あるいは、依頼を物色していたのかもしれない。
ただ、こういう事があった、というだけのことである。
「スターーーーーーーーーーーップ!!」
あなたは、そんな声を聴いた。
並々ならぬ熱量を孕んだ声だった。豊かすぎる声量はまっすぐに貴方の鼓膜を震わせたことだろう。
ただ、見渡しても声の主ははっきりとしなかった。その疑念は、すぐに解けることとなる。
「何処を見ている!! む? こんなことが前にもあったような……まあいい! おい! ワシは此処だ!!! ヘイ!!!!!」
声は、貴方の足元から響いていたのだ。
そこに居たのは、『キノコ』だった。尋常ならざるキノコである事は一目で知れる。
黒々としたチョビヒゲを蓄え、着古したクラシックなスーツを身にまとっている。声の渋さは見た目の滑稽さで台無しになっていた。
「貴様! この卓絶した観察眼を持つワシが見るに、ハンターであるな!!! ワシはイェスパー!! 見ての通りの文筆家である!!」
何処からか取り出した黒羽のペンをぐるぐると振り回しながら、大きく見栄を切る。
「ワシは書くぞ! そして描く! そのためにも正々堂々と――貴様に、取材を申し込むゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!」
路上を行き交う人々達から突き刺さる視線たるや、並々ならぬものがあった。声も大きいが、何より存在自体が奇異に過ぎる。
あるいは貴方は、過去にこんな話を聴いたことがあるかもしれない。
『ヘルメス情報局に、パルムの記者(?)がいるようだ』、と。尤も、そんな事情は同盟内の一般市民は知りようもないことであり、そうなれば衆目を集めるのも無理なからぬことである。
「……あ。む? またもアシスタントがいないではないか……まあいい! ワシはな、こういう記事を書いているぞ!」
折り目正しく差し出されたのは、『ヘルメス通信局』の号外記事だ。そこには、『未来の英雄達、その回顧録』と書かれている。
「さあ……思う様、語るが良い!! 貴様がこの2年の間に得た、飛びきり大事な何ものかについて!!!」
そうして、イェスパーと名乗ったパルムはちんまい方眼紙を手に傲然と、こう言い放ったのだった。
「600字以内でな!!」
解説
●目的
ハンターになってから得た「大事なもの」が記事にされ、リプレイになります。
or
イェスパー(きのこ)と戯れている様がリプレイになります。
●解説
(記事について)
『ハンターになって以降に得た』大事なものについての記事を書きます。
その時一緒にいた『となりの誰か』でも良いですし、『となりの誰かが知っている誰か』でも構いません。
何れにしてもプレイングで語られたものを、一人称視点で記事にします。
事象として存在しえないものや、整合性、あるいは世界観的な理由で具体的な名称を添えられない場合などは記述を曖昧にするか、省略する事もありえます。
勿論、基本的には号外の記事として記載されるものなので、フィクションとして幅が設けられます。
※なお、設定文が【公認】か、そうじゃないか、はかなり重要ですので、是非、公認設定をご利用下さい!!
(茸)
茸と何かをしたい方はその旨ご記載ください。
その場合、プレイング次第ですが取材を受けている時の問答などを中心にリプレイになります。
●補足
・ヘルメス情報局について
王国最大の新聞社であり、その支局が国内の各都市にある。
他国には支局を置けていない為、他国の情報はイマイチだが、国内に関してはそこそこの確度を誇る。
日刊紙もあるが号外紙の方が庶民受けは良い。王国民であれば知らぬ者はいない程度の新聞社である。
→記事は王国全土に配られます。
※個別リプレイについて
プレイング内容と、サポート他PC間の関係性の有無に応じて執筆いたします。
※サポート参加について
参加しておられるPCと『関係のある』PCさんの参加用の枠です。
個別リプレイ、あるいはリプレイ内での描写のための枠になります。事前にプレイヤーの皆様の間で相談の後、参加を検討ください。他の参加者の字数が減る、というものではありません。
●参照
【王国始動】未来の英雄達、その回顧録 他
ハンターになってから得た「大事なもの」が記事にされ、リプレイになります。
or
イェスパー(きのこ)と戯れている様がリプレイになります。
●解説
(記事について)
『ハンターになって以降に得た』大事なものについての記事を書きます。
その時一緒にいた『となりの誰か』でも良いですし、『となりの誰かが知っている誰か』でも構いません。
何れにしてもプレイングで語られたものを、一人称視点で記事にします。
事象として存在しえないものや、整合性、あるいは世界観的な理由で具体的な名称を添えられない場合などは記述を曖昧にするか、省略する事もありえます。
勿論、基本的には号外の記事として記載されるものなので、フィクションとして幅が設けられます。
※なお、設定文が【公認】か、そうじゃないか、はかなり重要ですので、是非、公認設定をご利用下さい!!
(茸)
茸と何かをしたい方はその旨ご記載ください。
その場合、プレイング次第ですが取材を受けている時の問答などを中心にリプレイになります。
●補足
・ヘルメス情報局について
王国最大の新聞社であり、その支局が国内の各都市にある。
他国には支局を置けていない為、他国の情報はイマイチだが、国内に関してはそこそこの確度を誇る。
日刊紙もあるが号外紙の方が庶民受けは良い。王国民であれば知らぬ者はいない程度の新聞社である。
→記事は王国全土に配られます。
※個別リプレイについて
プレイング内容と、サポート他PC間の関係性の有無に応じて執筆いたします。
※サポート参加について
参加しておられるPCと『関係のある』PCさんの参加用の枠です。
個別リプレイ、あるいはリプレイ内での描写のための枠になります。事前にプレイヤーの皆様の間で相談の後、参加を検討ください。他の参加者の字数が減る、というものではありません。
●参照
【王国始動】未来の英雄達、その回顧録 他
マスターより
お世話になっております、ムジカです。
素敵なプレイングを甘いリプレイにして、溢れる何かを個別リプレイでお届けする――そういうわけで、サポート枠は『そういう』人向けです。
この取材は『記事になります』。『誰か』が記事を読んだあとだったり、一緒に取材を受けている時だったり、の何かしらが個別リプレイになって描写されます。
折角の新しい遊び方です。好評ならサービスとして状況が整えられて他のMSも参加できるようになりますので、よろしければご要望や拍手などいただけたら、今後の企画に繋がりえます。
よろしければ、是非!
※参考:http://www.wtrpg10.com/about/scenario/12
素敵なプレイングを甘いリプレイにして、溢れる何かを個別リプレイでお届けする――そういうわけで、サポート枠は『そういう』人向けです。
この取材は『記事になります』。『誰か』が記事を読んだあとだったり、一緒に取材を受けている時だったり、の何かしらが個別リプレイになって描写されます。
折角の新しい遊び方です。好評ならサービスとして状況が整えられて他のMSも参加できるようになりますので、よろしければご要望や拍手などいただけたら、今後の企画に繋がりえます。
よろしければ、是非!
※参考:http://www.wtrpg10.com/about/scenario/12
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/04/28 15:37
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/04/11 19:58:23 |
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リゼリオの一角で パトリシア=K=ポラリス(ka5996) 人間(リアルブルー)|19才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2016/04/12 19:53:42 |