ゲスト
(ka0000)
リベルタース~堕落者と暴食たち
マスター:草なぎ

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在13人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/04/21 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/05/05 19:00
オープニング
グラズヘイム王国西方リベルタース地方。黒大公ベリアルの前線基地イスルダ島に近いことからも王国で最も歪虚の攻撃が激しい地域である。沿岸部では、目下シヴァ (kz0187)関連の雑魔掃討作戦が行われていた。
リンスファーサ・ブラックホーク(kz0188)上級騎士卿は、ハルトフォート砦で眠れない夜を過ごしていた。ハルトフォートの上級武官である彼女にとっても、沿岸部の雑魔の広大な増加を抑えきれなかったのは悔やまれた。ハンターの力を何とか借りたとはいえ、二の轍は踏むまいと、敵要塞の監視と雑魔の掃討の巡回強化は今後通常任務に入ってくるだろう。
「…………」
リンスファーサはベッドから起き上がると、外套を羽織って砦の中を歩き出した。物見台に上がると、司令官のラーズスヴァンがいた。
「司令官」
「リンスか。どうしたこんな夜更けに」
「司令官こそ」
「眠れんのか?」
「色々、考えてしまいまして……」
「お前でもそんなことがあるのか。まあ座れ」
小柄なドワーフの司令官は、ラウンドテーブルの向かいに手を差し出すと、エールをあおって軽く笑った。
翌朝――。
リンスファーサはいつも通り出勤すると、いの一番に件の沿岸部の状況を確認した。現地との連絡を担当している兵士らが詰める場所へ赴くと、直接状況を確認する。その言葉を厳しい顔で受け止めると、また歩き出した。いざとなれば作戦会議などにも出席する彼女であるが、普段は自身と兵士達の鍛錬、訓練に務めている。
騎士たちや傭兵たちはすでに稽古を始めていて、訓練用の武器を手に打ち合い、魔法を使う者は相応の訓練を重ねていた。
リンスファーサも挨拶を交わすと、そのまま兵たちと汗を流す。
その報告が飛び込んで来たのは昼ごろだった。歪虚の群れがまた発生したという。沿岸部とは逆。砦の東であった。リベルタースではよくあることだ。この時リンスファーサは自分で行こうとしたが部下に止められた。
「卿、今は沿岸で何が起きるか分かりませんよ。あなたはここにいた方が良い」
「それは分かっているが……」
リンスファーサは拳を堅く握りしめた。吐息する。
「まあ、落ち着いて下さいよ。ちょっと俺たちとハンターで出張ってきますから。まあ、すでに他にも動いているかもしれませんがね」
実際その通りであったが。すでにリゼリオにも連絡が行っていた。リンスファーサは後追いではあったが、通信機で状況を確認するのだった。
時をしばらく遡り、リベルタース某所、汚染地域……。
堕落者のハンドラムは、死人の雑魔の群れを率いていた。ハンドラムはもはや人間ではない。人間を越える力を求め、単純な方法を選んだ。歪虚になること。
「くっくっく……これで、俺も後世の歴史に名を残してやる。まずは生まれ育った村から血祭りにしてやるか! 行くぞ者ども!」
ガオオオオオオオオオオ――! 死人たちが咆哮する。
ハンドラムは死者の行軍を開始した。
ロロアル村。ここは、ハンドラムが生まれ育った村だった。ハンドラムがもめごとを起こして村人を殴り倒して出て行ったことはちょっとした噂になっていた。殴られた方の怒りも収まると、あとはただ、またか……という思いでみな放置していた。ハンドラムがいなくなって静かになった。彼は何かに付けトラブルメーカーだった。生来気性の激しい男で、と言って怠け者でろくに働きもしていなかったから。それでも家族はまだ心配していた。そして、ハンドラムの面倒をよく見ていた鍛冶職人のジロヌ。
「ハンドラムの奴……ちゃんと帰ってくるだろうか」
ジロヌは、ハンドラムの父アランと酒場で話していた。
「すまないなジロヌ。放蕩息子の面倒まで見てくれていたのに」
「いつかきっと、あいつも分かる日が来るよ。まあ、まだ若いからな。手持ちの金が無くなったら帰って来るさ」
「お前ももっと厳しく鍛えてやってくれても良いんだぞ」
「それはそれで……また俺も疲れるからな。俺は所詮赤の他人なんだから」
ジロヌは肩をすくめた。
「俺が甘やかしすぎたか……。とは言えもう殴って聞かせる年でもないしな。俺に何が出来る……」
アランは冷えたグラスのしずくをなぞって吐息した。
そこへ駆け込んで来たアランのもう一人の息子、バレール。
「お父さん! 大変だ!」
「どうしたバレール」
「兄さんが帰って来た! に、兄さん魔物になっちまったよ!」
バレールの言葉に、二人の男は顔を見合わせる。
「とにかく……急いでハンターオフィスに連絡しないと! 歪虚の群れが近づいてるんだ!」
物見台の鐘がけたたましく鳴る。
堕落者ハンドラムが、ロロアル村に襲いかかろうとしていた。さすがの村人たちも恐れを成した。まさか歪虚になってしまうとは……。こうなってしまってはハンターの力を借りるしかない。そして、「あなたたち」はロロアル村に急ぎ向かうのだった。
リンスファーサ・ブラックホーク(kz0188)上級騎士卿は、ハルトフォート砦で眠れない夜を過ごしていた。ハルトフォートの上級武官である彼女にとっても、沿岸部の雑魔の広大な増加を抑えきれなかったのは悔やまれた。ハンターの力を何とか借りたとはいえ、二の轍は踏むまいと、敵要塞の監視と雑魔の掃討の巡回強化は今後通常任務に入ってくるだろう。
「…………」
リンスファーサはベッドから起き上がると、外套を羽織って砦の中を歩き出した。物見台に上がると、司令官のラーズスヴァンがいた。
「司令官」
「リンスか。どうしたこんな夜更けに」
「司令官こそ」
「眠れんのか?」
「色々、考えてしまいまして……」
「お前でもそんなことがあるのか。まあ座れ」
小柄なドワーフの司令官は、ラウンドテーブルの向かいに手を差し出すと、エールをあおって軽く笑った。
翌朝――。
リンスファーサはいつも通り出勤すると、いの一番に件の沿岸部の状況を確認した。現地との連絡を担当している兵士らが詰める場所へ赴くと、直接状況を確認する。その言葉を厳しい顔で受け止めると、また歩き出した。いざとなれば作戦会議などにも出席する彼女であるが、普段は自身と兵士達の鍛錬、訓練に務めている。
騎士たちや傭兵たちはすでに稽古を始めていて、訓練用の武器を手に打ち合い、魔法を使う者は相応の訓練を重ねていた。
リンスファーサも挨拶を交わすと、そのまま兵たちと汗を流す。
その報告が飛び込んで来たのは昼ごろだった。歪虚の群れがまた発生したという。沿岸部とは逆。砦の東であった。リベルタースではよくあることだ。この時リンスファーサは自分で行こうとしたが部下に止められた。
「卿、今は沿岸で何が起きるか分かりませんよ。あなたはここにいた方が良い」
「それは分かっているが……」
リンスファーサは拳を堅く握りしめた。吐息する。
「まあ、落ち着いて下さいよ。ちょっと俺たちとハンターで出張ってきますから。まあ、すでに他にも動いているかもしれませんがね」
実際その通りであったが。すでにリゼリオにも連絡が行っていた。リンスファーサは後追いではあったが、通信機で状況を確認するのだった。
時をしばらく遡り、リベルタース某所、汚染地域……。
堕落者のハンドラムは、死人の雑魔の群れを率いていた。ハンドラムはもはや人間ではない。人間を越える力を求め、単純な方法を選んだ。歪虚になること。
「くっくっく……これで、俺も後世の歴史に名を残してやる。まずは生まれ育った村から血祭りにしてやるか! 行くぞ者ども!」
ガオオオオオオオオオオ――! 死人たちが咆哮する。
ハンドラムは死者の行軍を開始した。
ロロアル村。ここは、ハンドラムが生まれ育った村だった。ハンドラムがもめごとを起こして村人を殴り倒して出て行ったことはちょっとした噂になっていた。殴られた方の怒りも収まると、あとはただ、またか……という思いでみな放置していた。ハンドラムがいなくなって静かになった。彼は何かに付けトラブルメーカーだった。生来気性の激しい男で、と言って怠け者でろくに働きもしていなかったから。それでも家族はまだ心配していた。そして、ハンドラムの面倒をよく見ていた鍛冶職人のジロヌ。
「ハンドラムの奴……ちゃんと帰ってくるだろうか」
ジロヌは、ハンドラムの父アランと酒場で話していた。
「すまないなジロヌ。放蕩息子の面倒まで見てくれていたのに」
「いつかきっと、あいつも分かる日が来るよ。まあ、まだ若いからな。手持ちの金が無くなったら帰って来るさ」
「お前ももっと厳しく鍛えてやってくれても良いんだぞ」
「それはそれで……また俺も疲れるからな。俺は所詮赤の他人なんだから」
ジロヌは肩をすくめた。
「俺が甘やかしすぎたか……。とは言えもう殴って聞かせる年でもないしな。俺に何が出来る……」
アランは冷えたグラスのしずくをなぞって吐息した。
そこへ駆け込んで来たアランのもう一人の息子、バレール。
「お父さん! 大変だ!」
「どうしたバレール」
「兄さんが帰って来た! に、兄さん魔物になっちまったよ!」
バレールの言葉に、二人の男は顔を見合わせる。
「とにかく……急いでハンターオフィスに連絡しないと! 歪虚の群れが近づいてるんだ!」
物見台の鐘がけたたましく鳴る。
堕落者ハンドラムが、ロロアル村に襲いかかろうとしていた。さすがの村人たちも恐れを成した。まさか歪虚になってしまうとは……。こうなってしまってはハンターの力を借りるしかない。そして、「あなたたち」はロロアル村に急ぎ向かうのだった。
解説
王国西方リベルタースの事件です。堕落者ハンドラムがリベルタースのロロアル村に襲いかかろうとしています。これを迎え撃つ戦いとなります。雑魔は暴食の死人・亡霊型・吸血型となります。みなさんはマップのどこからスタートしても構いません。
■敵陣マップ(1マス10スクエア程度)
□□□□□□□
□□□A□□□
□□□□□□□
□B□堕□D□ → 村まで数百メートル
□□□□□□□
□□□C□□□
□□□□□□□
□=荒れ地
堕=堕落者ハンドラムと死人戦士×4
A=スケルトン約10体
B=ゾンビ約10体
C=亡霊約10体
D=吸血鬼約10体
・ハンドラム:攻撃魔法を幾つか使います。自身も剣で武装しています。HP吸収とメインアクション回数増の超越能力「暴走」を使えます。
・死人戦士:雑魔強レベル。見た目はぼろぼろの戦士。打撃系スキルとHP吸収、また「暴走」を使えます。
・スケルトン:雑魔。近接武器で武装しています。打撃系スキルと「暴走」を使えます。
・ゾンビ兵:雑魔。意外に普通の速さで動きます。近接攻撃系スキルと「暴走」を使えます。
・亡霊:雑魔。魔法攻撃「接触」と浮遊能力があります。物理攻撃が一切通じません。
・吸血鬼:雑魔。武装しています。ストライダー的な軽戦士。HP吸収と「暴走」を使えます。また、体を霧状にして物理攻撃を何回か回避できます。
※暴走は切り札です。1回使ったら暴走状態に入ります。歪虚にとっても生命力を代償にして行うことになり、簡単には使えません。
●味方戦力
ハンターの人数を見て適時援軍あり。確実とは言えないが、ある程度までならハンターからクラスやスキルの指定や人数の要望を出せる。必須ではありません。また兵隊なので高レベルはいません。
・その他、質問事項はハンターオフィスのソフィアか砦のリンスファーサでお答えします。宜しくお願いします。
■敵陣マップ(1マス10スクエア程度)
□□□□□□□
□□□A□□□
□□□□□□□
□B□堕□D□ → 村まで数百メートル
□□□□□□□
□□□C□□□
□□□□□□□
□=荒れ地
堕=堕落者ハンドラムと死人戦士×4
A=スケルトン約10体
B=ゾンビ約10体
C=亡霊約10体
D=吸血鬼約10体
・ハンドラム:攻撃魔法を幾つか使います。自身も剣で武装しています。HP吸収とメインアクション回数増の超越能力「暴走」を使えます。
・死人戦士:雑魔強レベル。見た目はぼろぼろの戦士。打撃系スキルとHP吸収、また「暴走」を使えます。
・スケルトン:雑魔。近接武器で武装しています。打撃系スキルと「暴走」を使えます。
・ゾンビ兵:雑魔。意外に普通の速さで動きます。近接攻撃系スキルと「暴走」を使えます。
・亡霊:雑魔。魔法攻撃「接触」と浮遊能力があります。物理攻撃が一切通じません。
・吸血鬼:雑魔。武装しています。ストライダー的な軽戦士。HP吸収と「暴走」を使えます。また、体を霧状にして物理攻撃を何回か回避できます。
※暴走は切り札です。1回使ったら暴走状態に入ります。歪虚にとっても生命力を代償にして行うことになり、簡単には使えません。
●味方戦力
ハンターの人数を見て適時援軍あり。確実とは言えないが、ある程度までならハンターからクラスやスキルの指定や人数の要望を出せる。必須ではありません。また兵隊なので高レベルはいません。
・その他、質問事項はハンターオフィスのソフィアか砦のリンスファーサでお答えします。宜しくお願いします。
マスターより
リベルタース関連の戦闘シナリオとなります。今回は普通のイベントです。お誘い合わせの上ご参加ください。宜しくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/04/22 17:54
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/04/20 22:43:15 |
|
![]() |
相談卓 ディーナ・フェルミ(ka5843) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/04/21 15:00:02 |