ゲスト
(ka0000)
美しき 君の瞳と 星朧
マスター:赤山優牙

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 6~8人
- サポート
- 現在3人 / 0~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/04/20 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/05/04 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●リゼリオ
ハンターズソサエティ本部があるこの町は、海岸近くの平地といくつかの島を含んだ都市だ。
当然、港町としての機能も備えてあるのは言うまでもない事であった。
「これが、刻令術式外輪船なのですね」
ローブ姿の魔術師の女性がフードを外しながら目の前の帆船に目を奪われていた。
彼女の出身はグラズヘイム王国だ。ここまで大きい船は王国にはないかもしれない。噂によると超大型の船を建造しているとか聞くが、しょせんは地方貴族の娘。彼女がその真相を知る事はない。
感心しているばかりのこの女性に船まで案内した青年が言った。
「リゼリオで建造中だった大型帆船を買い取り、刻令術式外輪船の実験船としたのには苦労しましたが」
青年は船大工なのだろうか。
まだ肌寒い季節なのにタンクトップ姿だ。筋肉隆々としており、背も高く、精悍な顔付きをしている。
「そうなのですか?」
「船というのは前後左右のバランスが重要なのです」
そうでなければ、波を越える事も、ややもすれば浮いている事すらもできなくなる。
建造途中とは言え、刻令術式の外輪を取りつけようというのだ。建造は難しくなるだろう。
男性に向けていた視線を船に向き直して女性は口を開いた。
「次は、私が刻令術での操作を行う番ですね」
女性はある騎士を通じて刻令術の技術者として勉強してきた。
技術者の一人として、この船に乗り込み、外輪を動かすのだ。
「他にも先輩の技術者がいると聞いていますので、あまり、気を張らずに」
「はい。ですが、将来を期待されて王都から来たのです。ただのクルーズにならないように頑張ります!」
ぐっと拳を握る。
船はその物珍しさもあり、同盟や王国の富裕層向けディナークルーズ船として主利用されているのだ。
役に立たない技術者は刻令術の操作室から叩きだされ、寂しくディナーを摂る事になるという。
●ハンターオフィス
「こちらが依頼内容となります」
受付嬢が丁寧な口調で資料を手渡した。
モニターには刻令術式外輪船の姿、そして、船内の様子が映し出されている。
「依頼主は船舶を運航管理しているとある商会からです。ハンターの皆さんには護衛を兼ねて船に乗る事になります」
リゼリオ沖を周回するだけのようであるが、沖合に出ると雑魔や歪虚が現れる可能性は無しではない。
客層は富裕層が多いようで、安全管理に万全を期している……というのが表向きの理由ではあるが、刻令術の実験を途中で止められたくないのも、理由の一つなのだろう。
「万が一、雑魔や歪虚など、運航に差し支えがる障害が発生した場合、速やかな排除をお願いします」
過去に出現した雑魔がモニターに映し出される。
人の手足が生えたような魚や、分泌液を撒き散らしながら迫る触手を持つイカやタコ……。
「覚醒者である皆さんのお力があれば、特に問題はないはずです」
気持ち悪かったのだろうか、さっとモニターの表示が変わった。
そこには、レストランの風景や甲板から見えるリゼリオの夜景。
「依頼を受けていただくのに、条件があります」
モニター表示は次に豪華な寝室や入浴設備が映し出した。
「一般のお客様と同様、武器防具類を装着して船内で滞在は出来ません。他のお客様に分からないように武器を隠し持つ事は可能です。それと、服装は比較的自由ですが、常識の範囲内でお願いします」
再三の注意による改善が見込めない場合、倉庫に押し込められる事になりますと受付嬢は続けた。
「雑魔が出現しない限り、一般のお客様と同様にお過ごし下さい。自費扱いになりますが、飲酒も可能ですし、船内の設備を利用する事もできます」
つまりだ、これは護衛という名のディナークルーズという訳だ。
当然、雑魔や歪虚が出現すれば軽装備で戦う事にはなるだろうが、出て来なければ問題はない。
「それと、刻令術の操作室や操舵室など運航に関わる場所への立ち入りは禁止されていますので、なにか御用があれば、船員までお問い合わせ下さい」
最後に手渡された資料。
それは富裕層向けのパンフレットだった。
●リゼリオ
ハンターズソサエティ本部があるこの町は、海岸近くの平地といくつかの島を含んだ都市だ。
当然、港町としての機能も備えてあるのは言うまでもない事であった。
「これが、刻令術式外輪船なのですね」
ローブ姿の魔術師の女性がフードを外しながら目の前の帆船に目を奪われていた。
彼女の出身はグラズヘイム王国だ。ここまで大きい船は王国にはないかもしれない。噂によると超大型の船を建造しているとか聞くが、しょせんは地方貴族の娘。彼女がその真相を知る事はない。
感心しているばかりのこの女性に船まで案内した青年が言った。
「リゼリオで建造中だった大型帆船を買い取り、刻令術式外輪船の実験船としたのには苦労しましたが」
青年は船大工なのだろうか。
まだ肌寒い季節なのにタンクトップ姿だ。筋肉隆々としており、背も高く、精悍な顔付きをしている。
「そうなのですか?」
「船というのは前後左右のバランスが重要なのです」
そうでなければ、波を越える事も、ややもすれば浮いている事すらもできなくなる。
建造途中とは言え、刻令術式の外輪を取りつけようというのだ。建造は難しくなるだろう。
男性に向けていた視線を船に向き直して女性は口を開いた。
「次は、私が刻令術での操作を行う番ですね」
女性はある騎士を通じて刻令術の技術者として勉強してきた。
技術者の一人として、この船に乗り込み、外輪を動かすのだ。
「他にも先輩の技術者がいると聞いていますので、あまり、気を張らずに」
「はい。ですが、将来を期待されて王都から来たのです。ただのクルーズにならないように頑張ります!」
ぐっと拳を握る。
船はその物珍しさもあり、同盟や王国の富裕層向けディナークルーズ船として主利用されているのだ。
役に立たない技術者は刻令術の操作室から叩きだされ、寂しくディナーを摂る事になるという。
●ハンターオフィス
「こちらが依頼内容となります」
受付嬢が丁寧な口調で資料を手渡した。
モニターには刻令術式外輪船の姿、そして、船内の様子が映し出されている。
「依頼主は船舶を運航管理しているとある商会からです。ハンターの皆さんには護衛を兼ねて船に乗る事になります」
リゼリオ沖を周回するだけのようであるが、沖合に出ると雑魔や歪虚が現れる可能性は無しではない。
客層は富裕層が多いようで、安全管理に万全を期している……というのが表向きの理由ではあるが、刻令術の実験を途中で止められたくないのも、理由の一つなのだろう。
「万が一、雑魔や歪虚など、運航に差し支えがる障害が発生した場合、速やかな排除をお願いします」
過去に出現した雑魔がモニターに映し出される。
人の手足が生えたような魚や、分泌液を撒き散らしながら迫る触手を持つイカやタコ……。
「覚醒者である皆さんのお力があれば、特に問題はないはずです」
気持ち悪かったのだろうか、さっとモニターの表示が変わった。
そこには、レストランの風景や甲板から見えるリゼリオの夜景。
「依頼を受けていただくのに、条件があります」
モニター表示は次に豪華な寝室や入浴設備が映し出した。
「一般のお客様と同様、武器防具類を装着して船内で滞在は出来ません。他のお客様に分からないように武器を隠し持つ事は可能です。それと、服装は比較的自由ですが、常識の範囲内でお願いします」
再三の注意による改善が見込めない場合、倉庫に押し込められる事になりますと受付嬢は続けた。
「雑魔が出現しない限り、一般のお客様と同様にお過ごし下さい。自費扱いになりますが、飲酒も可能ですし、船内の設備を利用する事もできます」
つまりだ、これは護衛という名のディナークルーズという訳だ。
当然、雑魔や歪虚が出現すれば軽装備で戦う事にはなるだろうが、出て来なければ問題はない。
「それと、刻令術の操作室や操舵室など運航に関わる場所への立ち入りは禁止されていますので、なにか御用があれば、船員までお問い合わせ下さい」
最後に手渡された資料。
それは富裕層向けのパンフレットだった。
解説
●目的
クルーズの護衛
●内容
刻令術式外輪船に一般客を装いながら乗り込み、護衛する
●クルーズスケジュール
夕方にリゼリオ港を出港。しばらく湾内を回遊し、夜景を堪能しながら夕食
夕食後から沖合に向かって出発。夜中に反転して朝方にはリゼリオ港へ寄港
当日の天気予報は、雲もあるが晴れ
●刻令術式外輪船
刻令術式外輪船の関する過去依頼は『鉄壁の騎士、ルミちゃんと出逢う』や『林の中の悪魔』等
ですが、過去依頼を確認する必要はありません
外観は巨大なマストが3本あり、船の両舷に巨大な外輪がついている
船の内部には、レストランやバー、展望室、娯楽室、入浴施設があり、この中であればハンター達は自由に行き来できます
また、それぞれに寝室が割り当てられています(指定がない限り個室か二人部屋になります)
最上甲板や廊下などは行き来可能ですが、運航に関わる部屋には入れません
●装備類
持ち込みできませんが預かりは可能です(プレイングに指定しなくともMSが判断したものは自動的に預かりとさせていただきます)
服や靴、アクセサリー類等、常識の範囲内で問題ないと船長が判断したら装着したままで大丈夫です
隠し持つ事も可能ですが、船長が見破った際には預かりとなりますのでご注意下さい
●雑魔等
ここまでひっぱっておいてなんですが、雑魔や歪虚の類は出現しませんさせません
ナンパの類も出ません。変質者も居ません。早い話、戦闘にはなりません
酔っ払いがいるかもしれませんがプレイング次第です
●その他
飲酒は自費扱いになります。富裕層向けなので金額にはご注意下さい
未成年の飲酒描写はできませんので、ご注意下さい
同行者がいる場合は、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性を明記されていると大変助かります。
例:【同行者】ヘクス・シャルシェレット(kz0015)【関係性】恋人未満
クルーズの護衛
●内容
刻令術式外輪船に一般客を装いながら乗り込み、護衛する
●クルーズスケジュール
夕方にリゼリオ港を出港。しばらく湾内を回遊し、夜景を堪能しながら夕食
夕食後から沖合に向かって出発。夜中に反転して朝方にはリゼリオ港へ寄港
当日の天気予報は、雲もあるが晴れ
●刻令術式外輪船
刻令術式外輪船の関する過去依頼は『鉄壁の騎士、ルミちゃんと出逢う』や『林の中の悪魔』等
ですが、過去依頼を確認する必要はありません
外観は巨大なマストが3本あり、船の両舷に巨大な外輪がついている
船の内部には、レストランやバー、展望室、娯楽室、入浴施設があり、この中であればハンター達は自由に行き来できます
また、それぞれに寝室が割り当てられています(指定がない限り個室か二人部屋になります)
最上甲板や廊下などは行き来可能ですが、運航に関わる部屋には入れません
●装備類
持ち込みできませんが預かりは可能です(プレイングに指定しなくともMSが判断したものは自動的に預かりとさせていただきます)
服や靴、アクセサリー類等、常識の範囲内で問題ないと船長が判断したら装着したままで大丈夫です
隠し持つ事も可能ですが、船長が見破った際には預かりとなりますのでご注意下さい
●雑魔等
ここまでひっぱっておいてなんですが、雑魔や歪虚の類は出現しませんさせません
ナンパの類も出ません。変質者も居ません。早い話、戦闘にはなりません
酔っ払いがいるかもしれませんがプレイング次第です
●その他
飲酒は自費扱いになります。富裕層向けなので金額にはご注意下さい
未成年の飲酒描写はできませんので、ご注意下さい
同行者がいる場合は、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性を明記されていると大変助かります。
例:【同行者】ヘクス・シャルシェレット(kz0015)【関係性】恋人未満
マスターより
●ご挨拶
皆さん、いかがお過ごしですか? クルーズ良いですね。しかも、デートだなんて! 羨ましいぃぃ!
●攻略のヒント
沢山のシーンを想定してプレイングを出すよりも、なにかのシーンに絞った方が良いと思います!
それと、かなりアドリブになる可能性が高いです!
依頼に参加された時点で『アドリブ大歓迎』を了承したものとさせていただきます
●結局、なんの依頼なの?
ぶっちゃけ言うと、クルーズデートです
愛する人と過ごすのも良し、仲の良い戦友と飲み明かすのも良し、一人寂しく感傷に浸るのも良し
サポート枠も用意したので、必要であればご利用下さい
皆さん、いかがお過ごしですか? クルーズ良いですね。しかも、デートだなんて! 羨ましいぃぃ!
●攻略のヒント
沢山のシーンを想定してプレイングを出すよりも、なにかのシーンに絞った方が良いと思います!
それと、かなりアドリブになる可能性が高いです!
依頼に参加された時点で『アドリブ大歓迎』を了承したものとさせていただきます
●結局、なんの依頼なの?
ぶっちゃけ言うと、クルーズデートです
愛する人と過ごすのも良し、仲の良い戦友と飲み明かすのも良し、一人寂しく感傷に浸るのも良し
サポート枠も用意したので、必要であればご利用下さい
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/04/29 11:15