ゲスト
(ka0000)
【幻魂】魂の嚮後
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/04/22 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/05/01 12:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
――大幻獣『フェンリル』の死。
突如訪れた別離は、スコール族のファリフ・スコール(kz0009)に大きな変化を与えていた。
試練を乗り越え、霊闘士の新たなる力が覚醒。
フェンリルを祖霊としたファリフは、幻獣の森へ侵攻せんとする歪虚を前に立ち塞がる。
一方、歪虚の青木燕太郎(kz0166)はある目的の前に――暗躍を開始する。
様々な思惑が入り交じる中、連合軍と歪虚は再び刃を交えようとしていた。
結界からそう離れていないところにアクベンスが歩いていた。
その手にはフェンリルの心臓が握られており、ちぎられた血管がどす黒くなっている。
紫の瞳が見つめるのは彼が探していた人物。
アクベンスはにこりと笑みを作り、声をかけた。
「ご機嫌麗しゅう、青木閣下」
腕を振り、頭を垂れて挨拶をするアクベンスの髪の異変と持っているものに気付いた青木燕太郎は黒曜の双眸を細める。
「狼狩りは終わったようだな」
「恙無く。ファリフ姫は閣下の仰るとおりの人物でした。辺境の戦士としての才覚をお持ちでいらっしゃる」
ファリフの事を思い出してうっとりと言葉を紡ぐアクベンスの様子を黙って聞いていた。
「まだまだ成長途中ではありますが、この私が咲かせることが出来るのであれば、この上もない楽しみです」
思い出すと、居ても立ってもいられないのか、アクベンスは踊るように身をくねらせ、最後にはくるりとターンをしている。
ファリフへの感想を終えたアクベンスはきらりとした視線を青木へと向けた。
「随分と髪の艶がいいようですね」
「今後、使い物にはなるまい」
青木が迷いもなく言い捨てると、「然様で」とアクベンスが返す。
「結界の綻びがでておりますね」
「徹底的に叩くぞ」
「御意」
歩き出した青木にアクベンスはどこか愉しげに応えた。
手に持っていたフェンリルの心臓はもう食べる気にもなれず、地に落として踏み潰した。
一方、ファリフは落ち着いた様子で歪虚達を待ち構えていた。
花冷えの冷たい風が吹いて肌に刺す寒さにもファリフは気にせずにいる。
ナーランギたちより話を聞いたところ、先日の戦いで結界に綻びが出来たとの話。
自分が歪虚の立場になって、この戦いを指揮するのであれば、間を置かずにこの場所を襲いに行くだろうとファリフは思う。
少しでも身体を休め、集中力を戻さないとならない。
「トリシュヴァーナ、歪居の動きって、感じ取れそう?」
「まだ、急く時ではない」
ファリフより少し離れた所で座っているトリシュヴァーナが目を閉じながらファリフをたしなめる。
「歪虚の群れが来たとて、全て討てばよい……覚悟は出来ておるか」
閉じられていたトリシュヴァーナのまぶたがゆっくり開き、新緑の瞳がファリフを見つめる。
「この姿になるだけじゃ、奥義は発動できないのは分かってるよ……それ以上に、この森を守るためなら……ボクは躊躇わない」
まっすぐなファリフの瞳にトリシュヴァーナはフフ……と笑みを向ける。
「己が良かれと思ったことを迷わず行えばよい」
どこか、楽しげに微笑むトリシュヴァーナにファリフは言葉をかみ締めて頷いた。
アクベンスはトロル達を連れて再び幻獣の森の西側の結界へと向かっている。
トロル肩を借りて進むアクベンスが思うのは、大事なパートナーであるフェンリルを奪われたファリフの事。
凹んでいるのは想像にできないが、できるのであれば、自身が望む姿が望ましい。
そうでなければ、動く理由などないのだから。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
――大幻獣『フェンリル』の死。
突如訪れた別離は、スコール族のファリフ・スコール(kz0009)に大きな変化を与えていた。
試練を乗り越え、霊闘士の新たなる力が覚醒。
フェンリルを祖霊としたファリフは、幻獣の森へ侵攻せんとする歪虚を前に立ち塞がる。
一方、歪虚の青木燕太郎(kz0166)はある目的の前に――暗躍を開始する。
様々な思惑が入り交じる中、連合軍と歪虚は再び刃を交えようとしていた。
結界からそう離れていないところにアクベンスが歩いていた。
その手にはフェンリルの心臓が握られており、ちぎられた血管がどす黒くなっている。
紫の瞳が見つめるのは彼が探していた人物。
アクベンスはにこりと笑みを作り、声をかけた。
「ご機嫌麗しゅう、青木閣下」
腕を振り、頭を垂れて挨拶をするアクベンスの髪の異変と持っているものに気付いた青木燕太郎は黒曜の双眸を細める。
「狼狩りは終わったようだな」
「恙無く。ファリフ姫は閣下の仰るとおりの人物でした。辺境の戦士としての才覚をお持ちでいらっしゃる」
ファリフの事を思い出してうっとりと言葉を紡ぐアクベンスの様子を黙って聞いていた。
「まだまだ成長途中ではありますが、この私が咲かせることが出来るのであれば、この上もない楽しみです」
思い出すと、居ても立ってもいられないのか、アクベンスは踊るように身をくねらせ、最後にはくるりとターンをしている。
ファリフへの感想を終えたアクベンスはきらりとした視線を青木へと向けた。
「随分と髪の艶がいいようですね」
「今後、使い物にはなるまい」
青木が迷いもなく言い捨てると、「然様で」とアクベンスが返す。
「結界の綻びがでておりますね」
「徹底的に叩くぞ」
「御意」
歩き出した青木にアクベンスはどこか愉しげに応えた。
手に持っていたフェンリルの心臓はもう食べる気にもなれず、地に落として踏み潰した。
一方、ファリフは落ち着いた様子で歪虚達を待ち構えていた。
花冷えの冷たい風が吹いて肌に刺す寒さにもファリフは気にせずにいる。
ナーランギたちより話を聞いたところ、先日の戦いで結界に綻びが出来たとの話。
自分が歪虚の立場になって、この戦いを指揮するのであれば、間を置かずにこの場所を襲いに行くだろうとファリフは思う。
少しでも身体を休め、集中力を戻さないとならない。
「トリシュヴァーナ、歪居の動きって、感じ取れそう?」
「まだ、急く時ではない」
ファリフより少し離れた所で座っているトリシュヴァーナが目を閉じながらファリフをたしなめる。
「歪虚の群れが来たとて、全て討てばよい……覚悟は出来ておるか」
閉じられていたトリシュヴァーナのまぶたがゆっくり開き、新緑の瞳がファリフを見つめる。
「この姿になるだけじゃ、奥義は発動できないのは分かってるよ……それ以上に、この森を守るためなら……ボクは躊躇わない」
まっすぐなファリフの瞳にトリシュヴァーナはフフ……と笑みを向ける。
「己が良かれと思ったことを迷わず行えばよい」
どこか、楽しげに微笑むトリシュヴァーナにファリフは言葉をかみ締めて頷いた。
アクベンスはトロル達を連れて再び幻獣の森の西側の結界へと向かっている。
トロル肩を借りて進むアクベンスが思うのは、大事なパートナーであるフェンリルを奪われたファリフの事。
凹んでいるのは想像にできないが、できるのであれば、自身が望む姿が望ましい。
そうでなければ、動く理由などないのだから。
解説
依頼内容
幻獣の森を守る結界を死守せよ!
ハンターの皆様は再び、幻獣の森の西側を守っていただきます。
アクベンスがトロル五体、鹿型五体、熊型五体の歪虚を連れて結界を破ろうとしております。
ファリフは葛藤に打ち克ち、覚醒をすることができましたが、それだけでは奥義を発動するには至りません。
それは霊闘士PC様も同様です。
PL様向け情報
霊闘士のPC様は今回に限り、奥義を発動する事が出来ます。
祖霊とより密接に融合する事で、少しの間、新たなる力を引き出す事が可能です。
ただし、祖霊との融合はマテリアルを大量に放出する事になり、肉体に多大なる負荷がかかります。
状況次第では、重症となる事もありえます。
奥義を発動する際にはプレイングに「死を乗り越えて命をかける覚悟」を記載の上で、発動する型と祖霊を選択します。
型はステータスの上昇、祖霊は外見が選んだ獣に近い姿へ変貌します。
希望の姿がない場合は近い祖霊を選択してプレイングに希望の姿を記載して下さい。
・型
「物理攻撃強化型」
「魔法攻撃強化型」
「物理防御強化型」
「魔法防御強化型」
・祖霊
狼の姿
鷹の姿
熊の姿
人の姿(変化無し)
また選択した祖霊によって一度だけ強力なスキルを発動する事が可能です。
狼の姿:獣の咆哮
イェジドのような大きな狼の姿へ変化します。爪と牙で攻撃する事や勢いに任せて突撃する事ができます。
鷹の姿:風の囁き
短時間ながら風を操る事ができます。突風で敵を怯ませるたり、周辺の石を巻き上げて敵にぶつける事が可能。
熊の姿:大地の叫び
飛び上がり地面を強打する事で小規模ながら周囲に地震を引き起こせます。
人の姿(変化無し):祖霊の癒し
超回復。そのターンに受けたダメージを一瞬で回復する事ができます。
同行NPC
ファリフ・スコール
カオン・スコール
大幻獣:トリシュヴァーナ
幻獣の森を守る結界を死守せよ!
ハンターの皆様は再び、幻獣の森の西側を守っていただきます。
アクベンスがトロル五体、鹿型五体、熊型五体の歪虚を連れて結界を破ろうとしております。
ファリフは葛藤に打ち克ち、覚醒をすることができましたが、それだけでは奥義を発動するには至りません。
それは霊闘士PC様も同様です。
PL様向け情報
霊闘士のPC様は今回に限り、奥義を発動する事が出来ます。
祖霊とより密接に融合する事で、少しの間、新たなる力を引き出す事が可能です。
ただし、祖霊との融合はマテリアルを大量に放出する事になり、肉体に多大なる負荷がかかります。
状況次第では、重症となる事もありえます。
奥義を発動する際にはプレイングに「死を乗り越えて命をかける覚悟」を記載の上で、発動する型と祖霊を選択します。
型はステータスの上昇、祖霊は外見が選んだ獣に近い姿へ変貌します。
希望の姿がない場合は近い祖霊を選択してプレイングに希望の姿を記載して下さい。
・型
「物理攻撃強化型」
「魔法攻撃強化型」
「物理防御強化型」
「魔法防御強化型」
・祖霊
狼の姿
鷹の姿
熊の姿
人の姿(変化無し)
また選択した祖霊によって一度だけ強力なスキルを発動する事が可能です。
狼の姿:獣の咆哮
イェジドのような大きな狼の姿へ変化します。爪と牙で攻撃する事や勢いに任せて突撃する事ができます。
鷹の姿:風の囁き
短時間ながら風を操る事ができます。突風で敵を怯ませるたり、周辺の石を巻き上げて敵にぶつける事が可能。
熊の姿:大地の叫び
飛び上がり地面を強打する事で小規模ながら周囲に地震を引き起こせます。
人の姿(変化無し):祖霊の癒し
超回復。そのターンに受けたダメージを一瞬で回復する事ができます。
同行NPC
ファリフ・スコール
カオン・スコール
大幻獣:トリシュヴァーナ
マスターより
お世話になります。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
霊闘士のPC様のみですが、ある条件をプレイングに明記の上で今回、限定的に奥義がお試しができます。
全ての向こうであなたが望むもので今後の赤き大地が変わります。
何卒、お力を貸していただければと存じます。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
霊闘士のPC様のみですが、ある条件をプレイングに明記の上で今回、限定的に奥義がお試しができます。
全ての向こうであなたが望むもので今後の赤き大地が変わります。
何卒、お力を貸していただければと存じます。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/04/26 21:59
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 アカーシャ・ヘルメース(ka0473) 人間(クリムゾンウェスト)|16才|女性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2016/04/22 09:25:56 |
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質問卓 ルスティロ・イストワール(ka0252) エルフ|20才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2016/04/18 20:00:39 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/04/17 22:08:07 |