ゲスト
(ka0000)
漢と雑魔と合同コンパ
マスター:近藤豊

- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2014/08/31 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/09/09 15:00
オープニング
馬鹿は、いつも唐突だ。
行動力だけはある上、学んだ言葉はすぐに使いたがる。
今回の騒動も、やっぱり馬鹿が積もりに積もって人型になった馬鹿の王が発端だった――。
「ヨアキム様、どうされたんですか? 雑草なんか口にされて」
地下城『ヴェドル』謁見の間で玉座に座るヨアキム(kz0011)が、雑草を口いっぱいに詰め込んで租借している。
この様子を怪しんだ執事のキュジィは、一瞬気圧されるも思い切って問いかける事にしたのだ。
「んほ? ほべば、ぼべぇ……あべだぉ」
「ヨアキム様。まずはその口の草を何とかしてください。
何を仰っているのか分かりません」
「……ごっくん。
えーと、つまりあれだ。嫌な口臭をミントで消してたんだよ。これでお口スッキリ良い匂い。
給仕、お前ぇも口臭を気にしてねぇとモテねぇぞ?」
(……また何処かで妙なネタを仕入れて来たか)
キュジィは、とてつもなく嫌な予感がした。
それはヨアキムがミントと信じて要塞近くの雑草を租借していたからではない。
風呂嫌いのヨアキムが突然口臭を気にしだした事だ。
おそらく要塞でハンター辺りに妙な入れ智恵をされたのだろう。
思い切って『騙されたんだよ!』と言ってやりたいが、主に恥をかかす訳にもいかない。ここは得意のフォロースキルで乗り越える事にする。
「私は執事です! それよりも……あー、そうですよね。そうですね。
やはり、身嗜みは気を遣うべきですよね。でも、お風呂に入って身綺麗にされた方が……」
「それよりキュジィ。お前ぇ、知ってるか?」
キュジィの言葉を一方的に遮ったヨアキム。
ここからヨアキムが本題に入ろうとしていた事を察知したキュジィは、思わず唾を飲み込んだ。
「何をですか?」
「ハンターが強ぇ理由だよ」
「それは覚醒者としてマテリアルを自在に……」
「なんだそりゃ? ワシはそんな難しい事は分からねぇぞ!
それよりももっと簡単な理由だ。ハンターの連中は定期的にある武闘会をやってるらしい」
「聞いた事ありません。何でしょう?」
「漢と乙女が一堂に会して、相手を籠絡させるサバイバルだ。己の能力をすべて駆使して相手を陥落。一人、また一人と倒されていき、最強のハンターを決める武闘会――その名も『コンパ』だ!」
この時点で、キュジィは何かが間違っている事に気付いてはいた。
ただ、コンパなるものが分からない以上、下手にツッコめば大惨事になりかねない。
ここは様子見を決め込むとしよう。
「ほほー。そのような武闘会があるのですか」
「そうだ。だから、その武闘会をこの城で開催する。
安心せいっ! 既に依頼は出してある! ぶわっはっは!」
「…………」
半ば、予想通りの展開でホッとするキュジィ。
しかし、問題はこれに留まらない。
「この武闘会を盛り上げる為、雑魔を数体引っ捕まえてきた!
コンパ会場で奴らも放って盛り上げるぞ!」
「ええーー!?」
キュジィは、ここで事態が最悪な方向になっている事に気付いた。
この城に雑魔を放てば、工房の仕事にも支障が出る。中止をするのが難しいのであればフォローを入れまくって被害を最小限にするしかない。
キュジィは満面の笑みを浮かべながら、鋭い眼光をヨアキムへ投げかける。
「でも、この城では手狭になりませんか?
多くのハンターやドワーフの皆様もいらっしゃいます。ですので、要塞の外に囲いを作り、そこで武闘会を催しましょう。
できれば、屋外で食事も取れるようにしましょう。リアルブルーから来た方々なら、きっと良い食事を準備してくれるでしょう」
「おおーっ! さすがは、給仕!
その調子でうまいことやっておけよ!! ぶわっはっは!」
高笑いを決め込むヨアキム。
ここからキュジィの長い戦いが始まる――
行動力だけはある上、学んだ言葉はすぐに使いたがる。
今回の騒動も、やっぱり馬鹿が積もりに積もって人型になった馬鹿の王が発端だった――。
「ヨアキム様、どうされたんですか? 雑草なんか口にされて」
地下城『ヴェドル』謁見の間で玉座に座るヨアキム(kz0011)が、雑草を口いっぱいに詰め込んで租借している。
この様子を怪しんだ執事のキュジィは、一瞬気圧されるも思い切って問いかける事にしたのだ。
「んほ? ほべば、ぼべぇ……あべだぉ」
「ヨアキム様。まずはその口の草を何とかしてください。
何を仰っているのか分かりません」
「……ごっくん。
えーと、つまりあれだ。嫌な口臭をミントで消してたんだよ。これでお口スッキリ良い匂い。
給仕、お前ぇも口臭を気にしてねぇとモテねぇぞ?」
(……また何処かで妙なネタを仕入れて来たか)
キュジィは、とてつもなく嫌な予感がした。
それはヨアキムがミントと信じて要塞近くの雑草を租借していたからではない。
風呂嫌いのヨアキムが突然口臭を気にしだした事だ。
おそらく要塞でハンター辺りに妙な入れ智恵をされたのだろう。
思い切って『騙されたんだよ!』と言ってやりたいが、主に恥をかかす訳にもいかない。ここは得意のフォロースキルで乗り越える事にする。
「私は執事です! それよりも……あー、そうですよね。そうですね。
やはり、身嗜みは気を遣うべきですよね。でも、お風呂に入って身綺麗にされた方が……」
「それよりキュジィ。お前ぇ、知ってるか?」
キュジィの言葉を一方的に遮ったヨアキム。
ここからヨアキムが本題に入ろうとしていた事を察知したキュジィは、思わず唾を飲み込んだ。
「何をですか?」
「ハンターが強ぇ理由だよ」
「それは覚醒者としてマテリアルを自在に……」
「なんだそりゃ? ワシはそんな難しい事は分からねぇぞ!
それよりももっと簡単な理由だ。ハンターの連中は定期的にある武闘会をやってるらしい」
「聞いた事ありません。何でしょう?」
「漢と乙女が一堂に会して、相手を籠絡させるサバイバルだ。己の能力をすべて駆使して相手を陥落。一人、また一人と倒されていき、最強のハンターを決める武闘会――その名も『コンパ』だ!」
この時点で、キュジィは何かが間違っている事に気付いてはいた。
ただ、コンパなるものが分からない以上、下手にツッコめば大惨事になりかねない。
ここは様子見を決め込むとしよう。
「ほほー。そのような武闘会があるのですか」
「そうだ。だから、その武闘会をこの城で開催する。
安心せいっ! 既に依頼は出してある! ぶわっはっは!」
「…………」
半ば、予想通りの展開でホッとするキュジィ。
しかし、問題はこれに留まらない。
「この武闘会を盛り上げる為、雑魔を数体引っ捕まえてきた!
コンパ会場で奴らも放って盛り上げるぞ!」
「ええーー!?」
キュジィは、ここで事態が最悪な方向になっている事に気付いた。
この城に雑魔を放てば、工房の仕事にも支障が出る。中止をするのが難しいのであればフォローを入れまくって被害を最小限にするしかない。
キュジィは満面の笑みを浮かべながら、鋭い眼光をヨアキムへ投げかける。
「でも、この城では手狭になりませんか?
多くのハンターやドワーフの皆様もいらっしゃいます。ですので、要塞の外に囲いを作り、そこで武闘会を催しましょう。
できれば、屋外で食事も取れるようにしましょう。リアルブルーから来た方々なら、きっと良い食事を準備してくれるでしょう」
「おおーっ! さすがは、給仕!
その調子でうまいことやっておけよ!! ぶわっはっは!」
高笑いを決め込むヨアキム。
ここからキュジィの長い戦いが始まる――
解説
目的:コンパに参加して雑魔も馬鹿もぶっ飛ばす
場所:要塞『ノアーラ・クンタウ』外の特設会場。平地となっており、障害物はなし。木製の囲いで囲まれた会場内にはヨアキムが捕まえてきた雑魔が多数徘徊。
備考:
会場内の雑魔は、問答無用で襲ってきます。
多数の入り乱れる雑魔を倒しながら、コンパをお楽しみください。
なお、ドワーフ一堂は馬鹿の王も含めてコンパの意味を理解していません。
会場内ではキュジィが食事や酒を用意しておりますが、ハンターが料理を出す場合はキュジィが支援してくれます。
●雑魔
ヒヨコ型雑魔 × 多数
単に巨大化しただけの雑魔。ヨアキムが拳一つで捕縛できる事からかなり弱い。
攻撃はクチバシで突くのみ。但し、群れを成して一斉に突かれたらちょっと痛い。
ちなみに転がったら自分で起き上がれない。ヨアキムに殴られたタンコブがチャームポイント。『ちょろっス』と鳴く。
●NPC
ヨアキム
辺境にあるドワーフの最大の集落にて王を務める親父。
性格は豪胆だが、細かい事は苦手。とりあえず殴ってから考える脳筋タイプ。
風呂が嫌いなのでニオイはハード。最近、何処から無駄知識を入手してはトラブル
を引き起こす。
場所:要塞『ノアーラ・クンタウ』外の特設会場。平地となっており、障害物はなし。木製の囲いで囲まれた会場内にはヨアキムが捕まえてきた雑魔が多数徘徊。
備考:
会場内の雑魔は、問答無用で襲ってきます。
多数の入り乱れる雑魔を倒しながら、コンパをお楽しみください。
なお、ドワーフ一堂は馬鹿の王も含めてコンパの意味を理解していません。
会場内ではキュジィが食事や酒を用意しておりますが、ハンターが料理を出す場合はキュジィが支援してくれます。
●雑魔
ヒヨコ型雑魔 × 多数
単に巨大化しただけの雑魔。ヨアキムが拳一つで捕縛できる事からかなり弱い。
攻撃はクチバシで突くのみ。但し、群れを成して一斉に突かれたらちょっと痛い。
ちなみに転がったら自分で起き上がれない。ヨアキムに殴られたタンコブがチャームポイント。『ちょろっス』と鳴く。
●NPC
ヨアキム
辺境にあるドワーフの最大の集落にて王を務める親父。
性格は豪胆だが、細かい事は苦手。とりあえず殴ってから考える脳筋タイプ。
風呂が嫌いなのでニオイはハード。最近、何処から無駄知識を入手してはトラブル
を引き起こす。
マスターより
近藤豊です。
例によって馬鹿の王様が平常運転です。
もし、余裕がございましたらこの馬鹿の王様を介護してあげて下さい。
それでは、キーマを肴にお待ちしています。
例によって馬鹿の王様が平常運転です。
もし、余裕がございましたらこの馬鹿の王様を介護してあげて下さい。
それでは、キーマを肴にお待ちしています。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/09/02 00:44
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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コンパ会場相談卓 神楽(ka2032) 人間(リアルブルー)|15才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/08/27 06:31:17 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/08/30 22:03:54 |