ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】春色パスタBENTO
マスター:奈華里

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在11人 / 1~25人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2016/05/10 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/05/21 22:00
オープニング
村長祭の実行委員から手紙を貰って、馳せ参じたのは小さな村の村娘達。
そんな彼女達が呼ばれた理由というのは、至って簡単な理由に他ならない。
それは――弁当を作って欲しい。それ一点である。
初めは驚いたが、話を聞くにつれて…その弁当の重要性が明確になってくる。
「去年は各自で用意したり食べに行ったりしていたんだが、そうなるといざという時に誰がどこにいるかわからなくなったりして大変だったんだ。店を出している側も調理にてんてこ舞いで自分らの食事もままならない始末…そこでだ。今年は配給する事に決めたという訳だ」
実行委員の一人が彼女達に説明する。
「ですが、予算とかそう言うのは…」
「もちろんこちらで出すさ。幸い、去年の祭りが好評だった事もあって十分な予算が確保できている。それにだ。この弁当に各地の農産物を作って貰えればPRにもなるというもの。春はピクニックの季節でもあるし、欲しい者には販売する流れも出来ている」
別の一人がこの企画の成功を確信し、自信に満ちた表情でこちらを見てくる。
「えと…でも、私達だけじゃ皆の分は…」
「大丈夫。作ると言っても当日の話じゃない。君達には仕出し弁当のアイデアを固めて欲しいんだ。全てが決まったら、後はお店に発注して君達のレシピ通りに作って貰うから」
不安げな顔をしていた村娘達の前に何処からともなく歩み出てきたのは一人の青年。
優しい笑顔のイケメンで…思わず目を奪われる。
「そうそう、それにね…君達に決めたのには理由があるんだ。確か去年のピザ屋さん、凄く盛況だっただろう。だからこそ君達ならとびきり美味しいものを作ってくれると思ってさ。どうかな、僕に捧げるお弁当…作ってくれないかい?」
やや芝居がかった物言いではあるが、容姿に助けられて村娘達のハートに色んな意味で火が灯る。
『判りました。私達にやらせて下さいっ!』
その言葉に部屋にいた実行委員達から拍手が起こる。
「有難う。もう頼める者がいなくてね~、とりあえず詳細はここに書いてあるからよろしく頼むよ」
後から来た青年がそう言って村娘達に書類を渡して、彼は他の実行委員達と共にはけてゆく。
「ええ~と…詳細って何かしら?」
その動きの早さに少し呆気に取られながら、村娘の一人が冊子を捲る。
するとそこには、実行委員達の要望が書き連ねられていて…。
「えーと、何なに…コンセプトはずばり春色でパスタ。野菜をふんだんに使った健康志向。但し、食中毒駄目絶対。デザートもあると嬉しい。肉、魚もバランスよく。後、冷めても美味して工夫を……って何よこれ。自由じゃないのね…」
てっきり簡単な軽食程度のものを想像していた彼女達であったが、ここに書かれている内容を形にするならば結構な工夫が必要となるだろう。しかも最後に小さく、ゆくゆくは農作業時にも持って行けるようなものにもなれば…などという希望まで添えられている。
「うぅ~…何となく騙された気がするぅ…」
セミロングの一人がぽつりと呟く。
「確かに。去年の実行委員にあんなイケメンな人いなかったし…」
全員を知っている訳ではないが、それでもカッコいい人がいれば目に留まっていた筈だ。
とするとさっきのイケメンは今年から入ったか、あるいは邪推するならばこの為に呼んできたか…。
まあ、どちらであってももう引き受けた以上はやるしかない。
「いーい、二人とも。あの人が本当の実行委員であれ雇われであれ関係ないわ! だって、去年の事で指名されたのは事実なのよ。私達の料理が認められて任されたの。だったら、それに応えるしかないじゃない!!」
リーダー的ポジションにある彼女が拳を作りやる気を見せる。
「そうね、そうよねっ。私達がやらなきゃ」
一つに髪を纏めた娘もその言葉に同意する。
「うん。頑張って作って気に入って貰えたら、もしかしたらいい人に巡り合えるかもっ」
セミロングの娘にはちょっとした下心があるようだが…それはそれだ。
彼女達は村に戻ると早速レシピ考案に取り掛かる。だが、
「えー、冷めても硬くならないようにとか難しいんですけどぉ~」
「生野菜は基本的に入れにくいよねぇ。でも、健康志向ってどうすればいいのよぉ」
「そもそも春色って適当過ぎるわよね…」
前途多難――作っては食べ、作っては食べを繰り返すうちに徐々に増えてゆくのは体重ばかり…。
それぞれがそれぞれの顔の丸みを見取って危機感を覚える。
『やばい…このままだとレシピが出来ても私達が終わってしまう…』
そう悟って、彼女達はまたハンターオフィスに駆け込むのだった。
そんな彼女達が呼ばれた理由というのは、至って簡単な理由に他ならない。
それは――弁当を作って欲しい。それ一点である。
初めは驚いたが、話を聞くにつれて…その弁当の重要性が明確になってくる。
「去年は各自で用意したり食べに行ったりしていたんだが、そうなるといざという時に誰がどこにいるかわからなくなったりして大変だったんだ。店を出している側も調理にてんてこ舞いで自分らの食事もままならない始末…そこでだ。今年は配給する事に決めたという訳だ」
実行委員の一人が彼女達に説明する。
「ですが、予算とかそう言うのは…」
「もちろんこちらで出すさ。幸い、去年の祭りが好評だった事もあって十分な予算が確保できている。それにだ。この弁当に各地の農産物を作って貰えればPRにもなるというもの。春はピクニックの季節でもあるし、欲しい者には販売する流れも出来ている」
別の一人がこの企画の成功を確信し、自信に満ちた表情でこちらを見てくる。
「えと…でも、私達だけじゃ皆の分は…」
「大丈夫。作ると言っても当日の話じゃない。君達には仕出し弁当のアイデアを固めて欲しいんだ。全てが決まったら、後はお店に発注して君達のレシピ通りに作って貰うから」
不安げな顔をしていた村娘達の前に何処からともなく歩み出てきたのは一人の青年。
優しい笑顔のイケメンで…思わず目を奪われる。
「そうそう、それにね…君達に決めたのには理由があるんだ。確か去年のピザ屋さん、凄く盛況だっただろう。だからこそ君達ならとびきり美味しいものを作ってくれると思ってさ。どうかな、僕に捧げるお弁当…作ってくれないかい?」
やや芝居がかった物言いではあるが、容姿に助けられて村娘達のハートに色んな意味で火が灯る。
『判りました。私達にやらせて下さいっ!』
その言葉に部屋にいた実行委員達から拍手が起こる。
「有難う。もう頼める者がいなくてね~、とりあえず詳細はここに書いてあるからよろしく頼むよ」
後から来た青年がそう言って村娘達に書類を渡して、彼は他の実行委員達と共にはけてゆく。
「ええ~と…詳細って何かしら?」
その動きの早さに少し呆気に取られながら、村娘の一人が冊子を捲る。
するとそこには、実行委員達の要望が書き連ねられていて…。
「えーと、何なに…コンセプトはずばり春色でパスタ。野菜をふんだんに使った健康志向。但し、食中毒駄目絶対。デザートもあると嬉しい。肉、魚もバランスよく。後、冷めても美味して工夫を……って何よこれ。自由じゃないのね…」
てっきり簡単な軽食程度のものを想像していた彼女達であったが、ここに書かれている内容を形にするならば結構な工夫が必要となるだろう。しかも最後に小さく、ゆくゆくは農作業時にも持って行けるようなものにもなれば…などという希望まで添えられている。
「うぅ~…何となく騙された気がするぅ…」
セミロングの一人がぽつりと呟く。
「確かに。去年の実行委員にあんなイケメンな人いなかったし…」
全員を知っている訳ではないが、それでもカッコいい人がいれば目に留まっていた筈だ。
とするとさっきのイケメンは今年から入ったか、あるいは邪推するならばこの為に呼んできたか…。
まあ、どちらであってももう引き受けた以上はやるしかない。
「いーい、二人とも。あの人が本当の実行委員であれ雇われであれ関係ないわ! だって、去年の事で指名されたのは事実なのよ。私達の料理が認められて任されたの。だったら、それに応えるしかないじゃない!!」
リーダー的ポジションにある彼女が拳を作りやる気を見せる。
「そうね、そうよねっ。私達がやらなきゃ」
一つに髪を纏めた娘もその言葉に同意する。
「うん。頑張って作って気に入って貰えたら、もしかしたらいい人に巡り合えるかもっ」
セミロングの娘にはちょっとした下心があるようだが…それはそれだ。
彼女達は村に戻ると早速レシピ考案に取り掛かる。だが、
「えー、冷めても硬くならないようにとか難しいんですけどぉ~」
「生野菜は基本的に入れにくいよねぇ。でも、健康志向ってどうすればいいのよぉ」
「そもそも春色って適当過ぎるわよね…」
前途多難――作っては食べ、作っては食べを繰り返すうちに徐々に増えてゆくのは体重ばかり…。
それぞれがそれぞれの顔の丸みを見取って危機感を覚える。
『やばい…このままだとレシピが出来ても私達が終わってしまう…』
そう悟って、彼女達はまたハンターオフィスに駆け込むのだった。
解説
内容
村娘達を手伝って、村長祭用の仕出し弁当を完成させる事
祭りの運営さんや出店主さんらに配られる事となる春色弁当
その弁当の内容およびレシピは去年ピザを売って盛況だった村娘達に託されました
ただ運営からの要望も多く、好き勝手には出来ないようです
せっせと考える村娘達でしたが、このままでは試食太りで残念な事になってしまいます
内容も大事ですが、彼女達の今後も大事です どうかお力をお貸し下さい!
●運営からの要望について
OPに記載してありますが、コンセプトは『春色のパスタ弁当』
健康志向の為、野菜を多めで。但し、食中毒には気をつけたメニューにして欲しい
デザート希望。肉、魚もバランスよく欲しい。冷めても美味しいもの…との事です
(ゆくゆくは農作業にも持参できるものを狙っているようですが、現段階でこの点に関してはどちらでも可)
上記の要望を満たす内容のお弁当になるようなアイデアレシピをお願いします
一種類だけとの指定はないので、いいアイデアが多ければ色んな種類の弁当が完成する事でしょう
●重要>プレイングに書いて欲しい事
イベント依頼の為、下記の中より一つ行動を選択肢し、記載お願いします
同行者様がいる場合もIDと間柄などを判り易いように提示頂けたら助かります
【案】レシピ提供人
自慢の頭脳で弁当の具を提案し、作って下さい
但し、あまり時間のかかるレシピだと弁当には向きませんのでご注意を
【試】サンプル試食人
とにかく出来た弁当の試食をし続けて頂きます
ただ食べるだけでなく、ちゃんと感想がいえなくてはいけません
【片】残りもの処理人
失敗したものや余ったもの、とにかく何でも食べる自信のある方へ
こちらは感想不要。けれど、残りものなので美味しいものが来るとは限りません
【他】上のどれにも属さない行動
例えば洗いものやら急遽足らなくなった食材出しやら
大体サポート的な部分になるでしょうか?
村娘達を手伝って、村長祭用の仕出し弁当を完成させる事
祭りの運営さんや出店主さんらに配られる事となる春色弁当
その弁当の内容およびレシピは去年ピザを売って盛況だった村娘達に託されました
ただ運営からの要望も多く、好き勝手には出来ないようです
せっせと考える村娘達でしたが、このままでは試食太りで残念な事になってしまいます
内容も大事ですが、彼女達の今後も大事です どうかお力をお貸し下さい!
●運営からの要望について
OPに記載してありますが、コンセプトは『春色のパスタ弁当』
健康志向の為、野菜を多めで。但し、食中毒には気をつけたメニューにして欲しい
デザート希望。肉、魚もバランスよく欲しい。冷めても美味しいもの…との事です
(ゆくゆくは農作業にも持参できるものを狙っているようですが、現段階でこの点に関してはどちらでも可)
上記の要望を満たす内容のお弁当になるようなアイデアレシピをお願いします
一種類だけとの指定はないので、いいアイデアが多ければ色んな種類の弁当が完成する事でしょう
●重要>プレイングに書いて欲しい事
イベント依頼の為、下記の中より一つ行動を選択肢し、記載お願いします
同行者様がいる場合もIDと間柄などを判り易いように提示頂けたら助かります
【案】レシピ提供人
自慢の頭脳で弁当の具を提案し、作って下さい
但し、あまり時間のかかるレシピだと弁当には向きませんのでご注意を
【試】サンプル試食人
とにかく出来た弁当の試食をし続けて頂きます
ただ食べるだけでなく、ちゃんと感想がいえなくてはいけません
【片】残りもの処理人
失敗したものや余ったもの、とにかく何でも食べる自信のある方へ
こちらは感想不要。けれど、残りものなので美味しいものが来るとは限りません
【他】上のどれにも属さない行動
例えば洗いものやら急遽足らなくなった食材出しやら
大体サポート的な部分になるでしょうか?
マスターより
いつぞやの村娘達の登場、奈華里です
補足になりますが一応選択肢はメイン行動としてどれを取るかという事なので
【案】を選んでも試食程度の事はしますので御安心を
【試】との違いは何度も同じ弁当を食べさせられる可能性があるかどうかです
時間が経っても美味しいかどうかを確認しないと駄目なので
その辺を考えて選択、参加頂けたら嬉しいです(^-^)
補足になりますが一応選択肢はメイン行動としてどれを取るかという事なので
【案】を選んでも試食程度の事はしますので御安心を
【試】との違いは何度も同じ弁当を食べさせられる可能性があるかどうかです
時間が経っても美味しいかどうかを確認しないと駄目なので
その辺を考えて選択、参加頂けたら嬉しいです(^-^)
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/05/20 02:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/05/09 23:46:10 |
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相談卓だよ 天竜寺 詩(ka0396) 人間(リアルブルー)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/05/10 00:07:38 |