●戦力の向上は急務！
　王都イルダーナ。
　聖堂戦士団といえば、聖堂教会の戦力として知られているが、その中核となるメンバーは前線へと出て、激しい戦いの中へと身を置いている。
　しかしながら、戦闘経験の浅い団員達は、教会の雑務や、街の警護、手が足りない雑魔討伐など仕事に追われる日々を過ごし、なかなか自己啓発ができない現状がある。
　先日も雑魔討伐にて団員が傷を負ったり、あるときは剣を無くした団員がいたりと、なかなか問題も多い。出来る限り力を付けておきたいと団員達も皆考えてはいるのだが……。
「だから、皆さんに稽古をつけてほしいんです！」
　ファリーナは王都のハンターズ・ソサエティへと顔を出し、詰めていたハンター達へとそう依頼する。
　彼女が依頼したのは、新人団員を新人隊長が取り仕切る一隊の戦術指南だ。
　力を持つ先輩団員達は皆、強力な力を持つ歪虚討伐に出かけていて、後進育成にはなかなか当たれていない。経験の浅い団員達もがんばって入るのだが、彼らだけで鍛錬をするのも限界がある。
　だからこそ、それを憂うファリーナがハンターへと相談を持ちかけてきたのだ。
　ファリーナは聖堂戦士団員でありながら、活発に内外に働きかけ、状況をよくしようと動いている。ただ、いかんせん、彼女もまた経験の浅い団員の１人。隊長からファリーナにもビシバシ教育してほしいとの依頼があっている。
　場所は、聖堂戦士団の詰め所そばの修練場だ。近くの小屋では座学をする為のスペースもある。
　あまりに過激なことでなければ構わないと戦士団からは許可が出ているので、ハンターがやりやすい方法で稽古をつけてほしい。
「それでは、今日は生徒として。よろしくお願いいたします！」
　ファリーナは隊員に成り代わり、ハンターへと頭を下げるのだった。

新設の部隊の団員達に、稽古を付けていただきますよう願います。

●状況
朝からみっちりとハンターから戦術のいろはを叩き込み、
戦い方の基礎を教えていただければと思います。
１，２を個別に、
３を全員で当たるという形するとよいでしょう。

１．戦術
戦う為の布陣、どうやって敵を追い込むか、
敵を倒す為の優先順位、などなど。
基本は座学で、
状況に応じた戦いをする為の教育を隊長にお願いします。

２．戦いのいろは
武器の使い方、スキルの使い方など。
この機会に新たな武器を使わせてみるのもいいでしょう。
皆様が新たな技を覚えるきっかけになるかもしれません。

３．実戦形式の模擬戦
実戦における戦い方について、教授願います。
いわゆる組み手です。
全員聖導士なので、立ち回りなどで
同じ考えが出来ないこともあるかとは思いますが、
新入団員に対して戦いの基礎から叩き込んでいただければと思います。

●ＮＰＣ
○聖堂戦士団……７人。隊長１名、隊員６名。
いずれも、聖導士です。若い男性の隊長はレイピアを、
新人団員である男性隊員３人はロングソードを、
同じく、女性隊員３人はメイスを所持しています。
隊長は隊員時代にそれなりの戦闘経験を積んでいますが、
指揮に関しては経験が浅い状況です。
隊員はいずれも新兵で、
武器の持ち方すらまだ様になっておりません。

○ファリーナ・リッジウェイ（kz0182）
同じく、ハンターの皆様の講義を受ける側として参加します。
聖導士、女性、ロッドを所持しています。
彼女は色々なことに興味を持っておりますが、
基本的にはハンターの皆様に
教えを請うスタンスで参加いたします。
彼女もまだまだ新兵レベルです。

お世話になります。なちゅいです。
聖堂戦士団の新人団員や新隊長に対して、
戦いの手ほどきをしていただきたく思います。
同じく団員のファリーナも合わせて、指導を願います。

それでは、今回も楽しんでいただければ幸いです。
よろしくお願いいたします！