ゲスト
(ka0000)
【春郷祭】ラブラブPクレープ
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~7人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 4日
- プレイング締切
- 2016/05/17 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/05/31 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
「ほへ? またジェオルジに行くの?」
極彩色の街「ヴァリオス」の街角屋台「Pクレープ」で、小麦粉の生地をならすトンボを手にした南那初華(kz0135)が目を丸めた。無理もない。先日歪虚退治で訪れてワインまみれになるなどひどい目に遭ったばかりだ。
「その後すぐに春郷祭が始まってさ。ほら、秋にも店を出して好評だったじゃない。あの時のクレープとかが好評でぜひ今回も出店してくれって頼まれたんだよ」
Pクレープのオーナーであるポルカ商会の太っちょ息子、ポルテが「はっかさんたちだからこそまた声が掛かったんだからさ。ほら、この通り」と手を合わせて拝み倒す。
「んもう、仕方ないなぁ。でも、こっちにだってたくさん常連客さん、いるんだからね」
初華、焼き上げた唐辛子ジャム「レッドコメットジャム」のクレープを根暗そうな男性客に手渡し「ありがとうございましたー」。ほらこの通り、と言わんばかりにポルテを見返す。
「それはほら、ここで毎日やってると屋台ではなく固定店舗だって見なされて許可が出ないんだよ。間を開けるにもちょうどいいし、向こうにも常連さんできるからさ」
ここで初華、ほわほわんと先日の依頼を思い出す。
「まあ、さすが極彩色の街で出店してるだけあること」
「程よく甘くて、何より香ばしさがいいですわねー」
「なんて言いますか、べったり甘いのは野暮ったくて田舎っぽいですが、さすが都会の味。軽やかに甘みを演出して下さいますわ〜」
ご婦人方は依頼後に販売したクレープにとても喜んでいた。もっとも、初華に都会の味だとか田舎の味だとかは分からない。都会の肩書だけで喜んでもらえたのかもしれないが、とても満足そうだったのは嬉しく思う。
もっともこの時初華、歪虚「ワインバッカー」戦で浴びたワインとその後に食べた特製ラム酒クリームチーズクレープを口にしてふらふらの腰砕けになって横たわっていたのだが。
それはともかく。
「うーん、ポルテさんの言うようなこともあるか……そんじゃ、頑張る。前と同じ場所でいっかな?」
大人しく頷いた初華だが、ポルテは更に申し訳なさそうに小さくなった。
「それが……会場のはしの方で……」
「な、なんですって?」
初華、ぽろりと「梅バナナジャム」の瓶を取りこぼしそうになりつつ振り返った。ポルテ、肩を小さくして申し訳なさそうにしている。
「で、でも。もう祭り後半で村長会議も終わって賑わい、増してくるし……増してくるからいい場所はもうダメだったんだけど、逆に言えば静かでいい雰囲気で……」
「分かった。カップルが集まりそうな場所なのね?」
初華、もうぐだぐだな会話はしたくないと超前向き。
「え、ええと……」
「もしそうでなかったら、場所は少々外れていても恋人たちが安心してゆっくりできるような、雰囲気のある場所に変えてもらって! 恋人の聖地店とか何とか適当に名乗って集客するわっ!」
開き直った初華に、ポルテはひいいと肩をすくめながら素直に従うのだった。
そんなこんなで、Pクレープ恋人の聖地店をそれっぽく演出したり集客したり、クレープを焼いて販売する人、求ム。
「ほへ? またジェオルジに行くの?」
極彩色の街「ヴァリオス」の街角屋台「Pクレープ」で、小麦粉の生地をならすトンボを手にした南那初華(kz0135)が目を丸めた。無理もない。先日歪虚退治で訪れてワインまみれになるなどひどい目に遭ったばかりだ。
「その後すぐに春郷祭が始まってさ。ほら、秋にも店を出して好評だったじゃない。あの時のクレープとかが好評でぜひ今回も出店してくれって頼まれたんだよ」
Pクレープのオーナーであるポルカ商会の太っちょ息子、ポルテが「はっかさんたちだからこそまた声が掛かったんだからさ。ほら、この通り」と手を合わせて拝み倒す。
「んもう、仕方ないなぁ。でも、こっちにだってたくさん常連客さん、いるんだからね」
初華、焼き上げた唐辛子ジャム「レッドコメットジャム」のクレープを根暗そうな男性客に手渡し「ありがとうございましたー」。ほらこの通り、と言わんばかりにポルテを見返す。
「それはほら、ここで毎日やってると屋台ではなく固定店舗だって見なされて許可が出ないんだよ。間を開けるにもちょうどいいし、向こうにも常連さんできるからさ」
ここで初華、ほわほわんと先日の依頼を思い出す。
「まあ、さすが極彩色の街で出店してるだけあること」
「程よく甘くて、何より香ばしさがいいですわねー」
「なんて言いますか、べったり甘いのは野暮ったくて田舎っぽいですが、さすが都会の味。軽やかに甘みを演出して下さいますわ〜」
ご婦人方は依頼後に販売したクレープにとても喜んでいた。もっとも、初華に都会の味だとか田舎の味だとかは分からない。都会の肩書だけで喜んでもらえたのかもしれないが、とても満足そうだったのは嬉しく思う。
もっともこの時初華、歪虚「ワインバッカー」戦で浴びたワインとその後に食べた特製ラム酒クリームチーズクレープを口にしてふらふらの腰砕けになって横たわっていたのだが。
それはともかく。
「うーん、ポルテさんの言うようなこともあるか……そんじゃ、頑張る。前と同じ場所でいっかな?」
大人しく頷いた初華だが、ポルテは更に申し訳なさそうに小さくなった。
「それが……会場のはしの方で……」
「な、なんですって?」
初華、ぽろりと「梅バナナジャム」の瓶を取りこぼしそうになりつつ振り返った。ポルテ、肩を小さくして申し訳なさそうにしている。
「で、でも。もう祭り後半で村長会議も終わって賑わい、増してくるし……増してくるからいい場所はもうダメだったんだけど、逆に言えば静かでいい雰囲気で……」
「分かった。カップルが集まりそうな場所なのね?」
初華、もうぐだぐだな会話はしたくないと超前向き。
「え、ええと……」
「もしそうでなかったら、場所は少々外れていても恋人たちが安心してゆっくりできるような、雰囲気のある場所に変えてもらって! 恋人の聖地店とか何とか適当に名乗って集客するわっ!」
開き直った初華に、ポルテはひいいと肩をすくめながら素直に従うのだった。
そんなこんなで、Pクレープ恋人の聖地店をそれっぽく演出したり集客したり、クレープを焼いて販売する人、求ム。
解説
便利屋屋台「Pクレープ」がジェオルジの春郷祭に出店することになったものの静かで人の来ないような場所に追いやられてしまいました。状況を逆手に取り「恋人の聖地」をテーマに雰囲気作りをして逆転繁盛を目指してください。
屋台は、にぎわう屋台広場から狭い路地を抜けた、開けた場所にあります。緩やかな川沿いで緑にあふれ、少し野バラも咲いています。広場ではあるものの、ベンチなどはなく普段はともかく祭り期間中はあまり人は来ません。
今回は、クレープ販売を中心に、白茶や紅茶を販売。お好み焼きは雰囲気に合わないので販売しません。
大儲けを狙っているわけではないので、売りまくる必要はありません。
それよりも、来てくれた人に満足してもらうのが本望。売りまくるとやっかまれてまた今回のように意地悪されますからね。恋人が集まり雰囲気からして評判がいい、という噂が立てば次回からは請われて屋台の中心地で出すことができるでしょう。
まだ暑くないし水辺も近いので生クリームを使うことができます。
当日限定クレープなどアイデアを出して売っていきましょう。
周辺に屋台はないので、いろいろ装飾や仕掛けをしても文句はきません。
屋台広場に売りに行くのは失敗寄り判定となりますが、看板持って歩いて呼び込みなど屋台をアピールすることは黙認されます。他の屋台の妨害にとられるような規模やにぎやかさだと失敗寄りです。
屋台は、にぎわう屋台広場から狭い路地を抜けた、開けた場所にあります。緩やかな川沿いで緑にあふれ、少し野バラも咲いています。広場ではあるものの、ベンチなどはなく普段はともかく祭り期間中はあまり人は来ません。
今回は、クレープ販売を中心に、白茶や紅茶を販売。お好み焼きは雰囲気に合わないので販売しません。
大儲けを狙っているわけではないので、売りまくる必要はありません。
それよりも、来てくれた人に満足してもらうのが本望。売りまくるとやっかまれてまた今回のように意地悪されますからね。恋人が集まり雰囲気からして評判がいい、という噂が立てば次回からは請われて屋台の中心地で出すことができるでしょう。
まだ暑くないし水辺も近いので生クリームを使うことができます。
当日限定クレープなどアイデアを出して売っていきましょう。
周辺に屋台はないので、いろいろ装飾や仕掛けをしても文句はきません。
屋台広場に売りに行くのは失敗寄り判定となりますが、看板持って歩いて呼び込みなど屋台をアピールすることは黙認されます。他の屋台の妨害にとられるような規模やにぎやかさだと失敗寄りです。
マスターより
夜は夜でも深夜な感じでこんばんは、深夜真世です。
Pクレープ、春郷祭には初出店です。秋の郷祭で開発したジャムでクレープを作っても良し、新たに春のジャムを開発しても良し。とにかく今回は恋人をターゲットに頑張ります。
ラブラブなのから友達以上恋人未満の微妙なのまでさまざま来ます。
そういった客たちのお手伝いや「なんで自分がこんなことを」と思っている側でいちゃつかれるなど、さまざまな反応もお楽しみください。
なお、店員なので客にいちゃらぶを見せつけられても絶対に我慢してくださいね。
Pクレープ、春郷祭には初出店です。秋の郷祭で開発したジャムでクレープを作っても良し、新たに春のジャムを開発しても良し。とにかく今回は恋人をターゲットに頑張ります。
ラブラブなのから友達以上恋人未満の微妙なのまでさまざま来ます。
そういった客たちのお手伝いや「なんで自分がこんなことを」と思っている側でいちゃつかれるなど、さまざまな反応もお楽しみください。
なお、店員なので客にいちゃらぶを見せつけられても絶対に我慢してくださいね。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/05/31 01:17
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 メルクーア(ka4005) ドワーフ|10才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/05/16 02:48:54 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/05/16 17:38:20 |