ゲスト
(ka0000)
伯爵地沖クールズ ~グローリー号~
マスター:天田洋介

- シナリオ形態
- シリーズ(続編)
- 難易度
- 易しい
- 参加費
1,300
- 参加人数
- 現在5人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/05/22 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/05/31 15:00
オープニング
伯爵地【ニュー・ウォルター】はグラズヘイム王国の南部に位置する。領主が住まう城塞都市『マール』は海岸線よりも十kmほど内陸部に存在していた。
マールと海岸線を繋ぐ運河のおかげで海上の帆船で直接乗りつけることができる。もっとも帆船が利用できるのは『ニュー港』までだ。
それ以降は手こぎのゴンドラが利用されている。升の目のように造成された都市内の水上航路はとても賑やか。橋を利用しての徒歩移動も可能だが、そうしている者は数少ない。それだけマールの民の間に水上航路は溶け込んでいた。
去年の十二月初旬、船長メタシア・ギルバートが率いる商船グローリー号は冒険都市リゼリオへと向かう。貴族から請け負った各種機導装置の引き取りのためだったが、帰路のついでに人殺しの犯人移送を頼まれることとなった。
ハンター一行と犯人を乗せて港を出航。目指す先は王国のマール港である。
航海の途中、雑魔の巨大イカと鮫人に襲われた。その目的は犯人の奪取、または口封じと考えられる。
ハンター達は犯人とグローリー号を守りきった。自らの立場を悟った犯人はようやく白状し始める。
犯人の男性が大事にしていたカメオのペンダントは元々、亡くなった恋人と対のもの。とはいえ、そこらで売っていた品だ。故に雑魔を引きつける効力があるはずもない。知らぬ間に雑魔を引きつける効果を持つ偽物とすり替えられていたと犯人は嘆いた。
犯人は自分の名をカルアテだと白状する。殺人は恋人を殺されたための復讐だった。そして人殺しを唆したのは三十路前後のミントという女だとハンター達に告げた。
カルアテが城塞都市マール周辺で殺した三名は全員がエクラ教の敬虔な信者である。ハンターが仮面舞踏会に潜入して殺された三名の後釜に就いた者達の正体を洗いだす。
どの人物も限りなく黒。見聞きしたすべて反乱の意思を示すのに充分なものだった。
マール城への侵攻が懸念され、それは実行に移されようとしていた。
オリナニア騎士団の副長のミリオド・スコンが指揮を執って対処。海からの武装帆船襲来はグローリー号が阻止。ニュー港に集まった歪虚崇拝者集団の排除にはハンターが活躍する。
結果、クーデターは未然に防がれたのだった。
「準備はどうだ?」
「計画通りに進めております。特に料理についてはご要望にそえることでしょう」
ある日のニュー港。メタシア船長はグローリー商会本社で秘書メリーと顔を突き合わせていた。
歪虚崇拝者によって企てられた城塞都市『マール』での暴動計画。メタシア船長はそれらを未然に阻止した者達が集まっての慰労の場を用意しようとしていたのである。
グローリー号でニュー港から出港し、運河を下って沖へ。そして半日ほど海原を走って戻るパーティ・クルーズだ。
オリナニア騎士団の副長のミリオド・スコンを含めて、騎士達も参加。そして重要な役割を果たしてくれたハンターにも紹介状が送られていた。形式としては会議への参加を要請する内容ではあったのだが。
殺人をおかしてしまったカルアテ。
ビセント商会を乗っ取った元金貸しのセンセスト。
騎士モニュール家の当主になった十三歳ミナンタと、その後見人になったブリオンデ。
武器問屋を引き継いだ元経理のコニューリ。
これらの人物がどうなったかについても、クールズ内で語られることだろう。
すっかりと春めいた季節。船上でのパーティがもうすぐ始まろうとしていた。
マールと海岸線を繋ぐ運河のおかげで海上の帆船で直接乗りつけることができる。もっとも帆船が利用できるのは『ニュー港』までだ。
それ以降は手こぎのゴンドラが利用されている。升の目のように造成された都市内の水上航路はとても賑やか。橋を利用しての徒歩移動も可能だが、そうしている者は数少ない。それだけマールの民の間に水上航路は溶け込んでいた。
去年の十二月初旬、船長メタシア・ギルバートが率いる商船グローリー号は冒険都市リゼリオへと向かう。貴族から請け負った各種機導装置の引き取りのためだったが、帰路のついでに人殺しの犯人移送を頼まれることとなった。
ハンター一行と犯人を乗せて港を出航。目指す先は王国のマール港である。
航海の途中、雑魔の巨大イカと鮫人に襲われた。その目的は犯人の奪取、または口封じと考えられる。
ハンター達は犯人とグローリー号を守りきった。自らの立場を悟った犯人はようやく白状し始める。
犯人の男性が大事にしていたカメオのペンダントは元々、亡くなった恋人と対のもの。とはいえ、そこらで売っていた品だ。故に雑魔を引きつける効力があるはずもない。知らぬ間に雑魔を引きつける効果を持つ偽物とすり替えられていたと犯人は嘆いた。
犯人は自分の名をカルアテだと白状する。殺人は恋人を殺されたための復讐だった。そして人殺しを唆したのは三十路前後のミントという女だとハンター達に告げた。
カルアテが城塞都市マール周辺で殺した三名は全員がエクラ教の敬虔な信者である。ハンターが仮面舞踏会に潜入して殺された三名の後釜に就いた者達の正体を洗いだす。
どの人物も限りなく黒。見聞きしたすべて反乱の意思を示すのに充分なものだった。
マール城への侵攻が懸念され、それは実行に移されようとしていた。
オリナニア騎士団の副長のミリオド・スコンが指揮を執って対処。海からの武装帆船襲来はグローリー号が阻止。ニュー港に集まった歪虚崇拝者集団の排除にはハンターが活躍する。
結果、クーデターは未然に防がれたのだった。
「準備はどうだ?」
「計画通りに進めております。特に料理についてはご要望にそえることでしょう」
ある日のニュー港。メタシア船長はグローリー商会本社で秘書メリーと顔を突き合わせていた。
歪虚崇拝者によって企てられた城塞都市『マール』での暴動計画。メタシア船長はそれらを未然に阻止した者達が集まっての慰労の場を用意しようとしていたのである。
グローリー号でニュー港から出港し、運河を下って沖へ。そして半日ほど海原を走って戻るパーティ・クルーズだ。
オリナニア騎士団の副長のミリオド・スコンを含めて、騎士達も参加。そして重要な役割を果たしてくれたハンターにも紹介状が送られていた。形式としては会議への参加を要請する内容ではあったのだが。
殺人をおかしてしまったカルアテ。
ビセント商会を乗っ取った元金貸しのセンセスト。
騎士モニュール家の当主になった十三歳ミナンタと、その後見人になったブリオンデ。
武器問屋を引き継いだ元経理のコニューリ。
これらの人物がどうなったかについても、クールズ内で語られることだろう。
すっかりと春めいた季節。船上でのパーティがもうすぐ始まろうとしていた。
解説
シリーズの後日談的シナリオです。
甲板で繰り広げられるパーティです。美味しい食事が並んでいますので、それらを楽しんで頂ければ。
電子レンジ等の最新調理具はありませんが、希少な食材をリゼリオから取り寄せています。
※PL情報
騎士モニュール家の当主になった十三歳の少女ミナンタが招かれています。それとこっそりと領主アーリアも乗り込んでいます。正体は明かせませんのでご容赦を。
騎士達を乗せた船がつかず離れずグローリー号に随伴していますので、護衛についてはご心配なく。年齢が許せばお酒もご存分に。無礼講です。
常識的な必要経費は商会(最終的には騎士団)持ちです。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
甲板で繰り広げられるパーティです。美味しい食事が並んでいますので、それらを楽しんで頂ければ。
電子レンジ等の最新調理具はありませんが、希少な食材をリゼリオから取り寄せています。
※PL情報
騎士モニュール家の当主になった十三歳の少女ミナンタが招かれています。それとこっそりと領主アーリアも乗り込んでいます。正体は明かせませんのでご容赦を。
騎士達を乗せた船がつかず離れずグローリー号に随伴していますので、護衛についてはご心配なく。年齢が許せばお酒もご存分に。無礼講です。
常識的な必要経費は商会(最終的には騎士団)持ちです。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
後日談シナリオです。他のシナリオに関する質問は曖昧にしか答えられませんので、その辺りはご容赦くださいませ。
食べて飲んで、歌い躍って楽しんでください。
食べて飲んで、歌い躍って楽しんでください。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/05/28 21:39