ゲスト
(ka0000)
【龍奏】【西参】霧ヶ原の会戦
マスター:赤山優牙

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 4日
- プレイング締切
- 2016/05/23 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/06/06 07:30
オープニング
●陽動作戦
天ノ都より更に北。
リグ・サンガマ一帯での強欲の歪虚との戦いが繰り広げられている中、鳴月 牡丹(kz0180)が率いる『征西部隊』は、天ノ都を出発すると、西ではなくひたすら北を目指していた。
「……大掛かりな陽動作戦という事なのですね」
牡丹と共に北の方角をみつめながら、紡伎 希(kz0174)が呟いた。
『征西部隊』に同行しているハンターズソサエティの受付嬢見習いである。
「西方からもリグ・サンガマに向けて進軍が進んでいるというし。僕らも北上する形を見せれば、歪虚勢力は否応なく警戒しなくてはならないからね」
「紫草様はスメラギ様の掩護の為にという事でしょうか?」
エトファリカ連邦国の八代目征夷大将軍――立花院 紫草――の命によるという。
「それが多分、本心じゃないかと僕は思うけど、まぁ、後は『政事』って奴だよ」
眉間に皺を寄せながら牡丹は言った。
西方諸国は連携してリグ・サンガマの戦いに参加している。東方だけが乗り遅れる訳にはいかないのだ。
「帝自らが最前線に行っているのに、帝を守る武家が黙っている状況が面白くない人がいるって事だよ」
「……紫草様も大変なのですね」
組織のトップに立つという事は色々な事に目を向けなければならない。
戦火で優秀な人材も不足しているので、なおさら、心労は大きいはずだ。
「まぁ、僕は戦うだけだから、楽だけど」
ぱっと明るい笑みを浮かべ、牡丹は拳を振り上げた。
「エトファリカ連邦国の北、強欲の歪虚勢力が塞いでいる霧ヶ原での会戦。負ける訳にはいかないからね」
古い文献によると、大侵攻があったとされる時期、霧ヶ原一帯を戦場とした戦いで、武家集団は大敗北した記録が残っていた。
●霧ヶ原
その高原は『霧ヶ原』と呼ばれていた。
周りを山に囲まれ盆地のようにもなっている為か、状況次第で深い霧が発生する。
霧は一寸先も見えないと言われる程であり、地形の為か、マテリアル異常の為か、通信も届かない。
「今は晴れていますね」
霧ヶ原を望む丘に立って希は言った。
高原を挟んで反対側に歪虚勢がひしめくという丘が辛うじてみえる。
「……目視では見えないけど、いる」
瞳を細め、牡丹がそう言った。
「文献によると、霧が深くなる前に突撃したものの、対岸の丘に構える歪虚勢力の陣地に阻まれて突撃に失敗した……らしいですが……」
希は手をかざしてみたが、陣地らしきものは見えない。
近くに行けば分かるのだろうか……それとも、古い昔話だ。陣地は残っていないかもしれない。
「同じ轍は踏まないようにしないと。とりあえず、ここに陣を張って様子を見よう」
霧が出るタイミング、敵の動き、確認する事は多くある。
野営の準備を指示すると、征西部隊の隊員達はテキパキと作業を開始した。
●霧の中
即席の陣地、青年が二人並んでいた。
「正秋、お前はどう見る?」
「……この霧、やはり、なにかマテリアルを感じるよ、瞬」
一帯は深い霧に包まれていた。
目と鼻の先すらも見えなくなるのではないかという程だ。
「連絡が通じねぇって、ゲンタのおっさんも文句言ってたぜ」
他にも何人かが通信機器を試したが、トランシーバーも魔導短電話も使用できなかった。
「原因はきっと解明できないと思う」
正秋と呼ばれた青年は小難しい顔をした。
もし、原因が分かっていれば、古い文献にあった大敗北の事実はなかったかもしれない。
「あのむさっ苦しい3兄弟も同じ事言ってたな」
「霧の中での戦い、か……」
「俺らの出番はほとんどねぇ。ここは、ハンター達のお手並み拝見って事だ」
この度の戦いはハンター達が頼りだ。
深い霧の中での戦闘となると、集団戦ではなく個々の遊撃戦・遭遇戦がメインとなる。
「ハンター達による、戦線突破と撹乱。霧が晴れると同時に拙者達が突撃し、一気に決着をつける」
これが、女将軍鳴月牡丹が立てた策であった。
天ノ都より更に北。
リグ・サンガマ一帯での強欲の歪虚との戦いが繰り広げられている中、鳴月 牡丹(kz0180)が率いる『征西部隊』は、天ノ都を出発すると、西ではなくひたすら北を目指していた。
「……大掛かりな陽動作戦という事なのですね」
牡丹と共に北の方角をみつめながら、紡伎 希(kz0174)が呟いた。
『征西部隊』に同行しているハンターズソサエティの受付嬢見習いである。
「西方からもリグ・サンガマに向けて進軍が進んでいるというし。僕らも北上する形を見せれば、歪虚勢力は否応なく警戒しなくてはならないからね」
「紫草様はスメラギ様の掩護の為にという事でしょうか?」
エトファリカ連邦国の八代目征夷大将軍――立花院 紫草――の命によるという。
「それが多分、本心じゃないかと僕は思うけど、まぁ、後は『政事』って奴だよ」
眉間に皺を寄せながら牡丹は言った。
西方諸国は連携してリグ・サンガマの戦いに参加している。東方だけが乗り遅れる訳にはいかないのだ。
「帝自らが最前線に行っているのに、帝を守る武家が黙っている状況が面白くない人がいるって事だよ」
「……紫草様も大変なのですね」
組織のトップに立つという事は色々な事に目を向けなければならない。
戦火で優秀な人材も不足しているので、なおさら、心労は大きいはずだ。
「まぁ、僕は戦うだけだから、楽だけど」
ぱっと明るい笑みを浮かべ、牡丹は拳を振り上げた。
「エトファリカ連邦国の北、強欲の歪虚勢力が塞いでいる霧ヶ原での会戦。負ける訳にはいかないからね」
古い文献によると、大侵攻があったとされる時期、霧ヶ原一帯を戦場とした戦いで、武家集団は大敗北した記録が残っていた。
●霧ヶ原
その高原は『霧ヶ原』と呼ばれていた。
周りを山に囲まれ盆地のようにもなっている為か、状況次第で深い霧が発生する。
霧は一寸先も見えないと言われる程であり、地形の為か、マテリアル異常の為か、通信も届かない。
「今は晴れていますね」
霧ヶ原を望む丘に立って希は言った。
高原を挟んで反対側に歪虚勢がひしめくという丘が辛うじてみえる。
「……目視では見えないけど、いる」
瞳を細め、牡丹がそう言った。
「文献によると、霧が深くなる前に突撃したものの、対岸の丘に構える歪虚勢力の陣地に阻まれて突撃に失敗した……らしいですが……」
希は手をかざしてみたが、陣地らしきものは見えない。
近くに行けば分かるのだろうか……それとも、古い昔話だ。陣地は残っていないかもしれない。
「同じ轍は踏まないようにしないと。とりあえず、ここに陣を張って様子を見よう」
霧が出るタイミング、敵の動き、確認する事は多くある。
野営の準備を指示すると、征西部隊の隊員達はテキパキと作業を開始した。
●霧の中
即席の陣地、青年が二人並んでいた。
「正秋、お前はどう見る?」
「……この霧、やはり、なにかマテリアルを感じるよ、瞬」
一帯は深い霧に包まれていた。
目と鼻の先すらも見えなくなるのではないかという程だ。
「連絡が通じねぇって、ゲンタのおっさんも文句言ってたぜ」
他にも何人かが通信機器を試したが、トランシーバーも魔導短電話も使用できなかった。
「原因はきっと解明できないと思う」
正秋と呼ばれた青年は小難しい顔をした。
もし、原因が分かっていれば、古い文献にあった大敗北の事実はなかったかもしれない。
「あのむさっ苦しい3兄弟も同じ事言ってたな」
「霧の中での戦い、か……」
「俺らの出番はほとんどねぇ。ここは、ハンター達のお手並み拝見って事だ」
この度の戦いはハンター達が頼りだ。
深い霧の中での戦闘となると、集団戦ではなく個々の遊撃戦・遭遇戦がメインとなる。
「ハンター達による、戦線突破と撹乱。霧が晴れると同時に拙者達が突撃し、一気に決着をつける」
これが、女将軍鳴月牡丹が立てた策であった。
解説
●目的
歪虚集団の撃破
●内容
深い霧の中、敵陣地を突破し、歪虚集団へ奇襲戦・遭遇戦を仕掛け、征西部隊の突撃を支援する
●地形・天候
霧ヶ原自体は山に囲まれた盆地状の草原
歪虚勢力は北側の山裾に陣を張っていると思われるが、詳細は不明(構造物は見られない様子)
深い霧が出ており、通信機器の類は使えない(幸運にも繋がる可能性もある)
視界悪く、2スクエアより先の状況はほとんど見えない
●作戦
霧が晴れると同時に征西部隊が突撃する予定だが、いつ、霧が晴れるか分からない上に、ハンター達の戦果確認を行っていると敵に立てなおしの時間を与えてしまうので、ハンター達の戦果内容に関わらず突撃する予定。
ハンター達の達成度は征西部隊の消耗率も考慮される
●歪虚集団
強欲に属する歪虚
爬虫類みたいななにかが武器を持って直立している様子
(PL情報)横に広く布陣している
(PL情報)歪虚集団を率いている長は存在している
●征西部隊
鳴月牡丹:人物の紹介はNPC欄参照
紡伎希:人物の紹介はNPC欄参照
上記2名は本部にて指揮を執っており、戦場には赴かない予定
突撃部隊:重装備の騎馬十数人から構成される。『●霧の中』で登場した征西部隊隊員も含まれる。
●描写について
基本的には1シーンずつ区切って描写します
同行者がいる場合は、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性を明記されていると大変助かります
例:【同行者】ヘクス・シャルシェレット(kz0015)【関係性】恋人未満
●他者との関わりのアドリブについて
希望されない方は【単身希望】と指定をプレイングに入れて頂ければと思います
ご理解の程、よろしくお願いします
●その他
白紙は描写できません
【希にお任せ】とでも、入力して送信していただければと思います
スキル詠唱希望されない方はその旨もプレイングに記して頂ければ助かります
質問があれば、希か牡丹のどちらかが対応致します
歪虚集団の撃破
●内容
深い霧の中、敵陣地を突破し、歪虚集団へ奇襲戦・遭遇戦を仕掛け、征西部隊の突撃を支援する
●地形・天候
霧ヶ原自体は山に囲まれた盆地状の草原
歪虚勢力は北側の山裾に陣を張っていると思われるが、詳細は不明(構造物は見られない様子)
深い霧が出ており、通信機器の類は使えない(幸運にも繋がる可能性もある)
視界悪く、2スクエアより先の状況はほとんど見えない
●作戦
霧が晴れると同時に征西部隊が突撃する予定だが、いつ、霧が晴れるか分からない上に、ハンター達の戦果確認を行っていると敵に立てなおしの時間を与えてしまうので、ハンター達の戦果内容に関わらず突撃する予定。
ハンター達の達成度は征西部隊の消耗率も考慮される
●歪虚集団
強欲に属する歪虚
爬虫類みたいななにかが武器を持って直立している様子
(PL情報)横に広く布陣している
(PL情報)歪虚集団を率いている長は存在している
●征西部隊
鳴月牡丹:人物の紹介はNPC欄参照
紡伎希:人物の紹介はNPC欄参照
上記2名は本部にて指揮を執っており、戦場には赴かない予定
突撃部隊:重装備の騎馬十数人から構成される。『●霧の中』で登場した征西部隊隊員も含まれる。
●描写について
基本的には1シーンずつ区切って描写します
同行者がいる場合は、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性を明記されていると大変助かります
例:【同行者】ヘクス・シャルシェレット(kz0015)【関係性】恋人未満
●他者との関わりのアドリブについて
希望されない方は【単身希望】と指定をプレイングに入れて頂ければと思います
ご理解の程、よろしくお願いします
●その他
白紙は描写できません
【希にお任せ】とでも、入力して送信していただければと思います
スキル詠唱希望されない方はその旨もプレイングに記して頂ければ助かります
質問があれば、希か牡丹のどちらかが対応致します
マスターより
●ご挨拶
皆様、お元気ですか? 花粉症からようやく復活した赤山です。
霧って凄く神秘的で大好きです。ワクワクしちゃいます。
●攻略のヒント
連携をどうするか、敵の陣地はどうするのか、征西部隊の突撃をどう支援するのか、色々と作戦を考えてみて下さい。
皆様、お元気ですか? 花粉症からようやく復活した赤山です。
霧って凄く神秘的で大好きです。ワクワクしちゃいます。
●攻略のヒント
連携をどうするか、敵の陣地はどうするのか、征西部隊の突撃をどう支援するのか、色々と作戦を考えてみて下さい。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/05/30 03:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 鬼塚 陸(ka0038) 人間(リアルブルー)|22才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/05/23 06:30:04 |
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質問卓 春日 啓一(ka1621) 人間(リアルブルー)|18才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/05/22 03:01:55 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/05/21 22:06:37 |