ゲスト
(ka0000)
新米受付嬢の食い倒れ紀行
マスター:のどか

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/09/12 22:00
- リプレイ完成予定
- 2014/09/21 22:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
新米受付嬢はイライラしていた。
仕事が忙しいせい?
それはちょっとある。ラッツィオ島の一件で、オフィスには休む間もなく関連の依頼がやってくる。それを処理するのは大変だし、骨が折れる。
でもそれは仕事だし、それなりに楽しんでもやっている。直接の原因ではない。
じゃあ、原因は何か。
「……おいしいもの食べたい」
呻くように口から漏れた言葉。そう、彼女はお腹が空いていた。
もちろんこのオフィスに、リゼリオで住んでいる間にも三食しっかり食べるし、10時と3時の仕事中のおやつも欠かさない。しかし忙しい職務の中で食べられるのはおにぎりだとかパンだとかそういった簡素にエネルギーを取れるものばかりで、彼女の舌は、そしてお腹は、十二分な満足を得られないでいた。そもそも自炊はそんなにしない主義であり、美味しいものは作ってもらってナンボ。食べる事こそ至高の喜びであるを地で行く彼女にとって、『外食ができない』という今の状況はとてつもないストレスとなって彼女の背中にのしかかっていた。
「……おいしいもの食べたぁい」
何かに縋るように再び口から漏れる呻き。もはや猶予は無い。
「そんなに美味しいもの食べたければポルトワールにでも行って来れば?」
そんな活力を失った彼女に見かねた同僚がため息混じりにそんな提案を促した。
「ポルトワール? どこそこ?」
うつろな瞳でそう問い返すルミ。
「いや、それくらい知っておきなさいよ……同盟領の一都市よ。リゼリオからは比較的近い位置にあって、ほら、同盟海軍の駐屯地があるところ」
「ああ……軍人さんの」
そう言えばラッツィオ島関連の依頼で何度か聞いたことがあったかも、などとぼんやりとした記憶を辿る新米受付嬢。
「で、そのポトフがどうしたって?」
「ポルトワール! ポルトワールって言ったら有名な観光地じゃない。主に漁業が盛んで、おいしい食べ物がいっぱいのグルメの街よ」
「グルメの街……?」
半ばどーでもよさそうに同僚の話を聞いていたルミの耳がぴくりと反応する。
「同盟の海の玄関口でもあって、貿易によってヴァリオスほどじゃないけど商業も盛ん。ただあっちと違って金持ち向けの高級品じゃなくって一般人向けの商品が多いし、あたしら庶民の観光地よ」
「お買い物……?」
押さえつけられていた物欲を刺激するそれらの単語に彼女の興味レーダーはビンビンである。
がたりと音を立てて椅子から立ち上がると、天高く拳を突き上げた。
「ポルトワール、行っくよー!!」
そんな雄たけびがオフィスに響き渡るが……しばらくして再び椅子に静かに腰掛けた。
そうして口元に手を当ててなにやら無言で考え事を始める。
(でもでも、女一人で観光旅行ってのも味気ないわよね。かと言っていい男は居ないし……あ、そうだ、ちょっとした依頼にしてハンターさん呼べば良いじゃん! そうすれば荷物持――じゃなかった、暇つぶ――でもなかった、いろいろ依頼の話とか聞かせて貰って楽しい休日が過ごせるハズ♪)
そんな考えに至ると「うふ、うふふ……♪」と怪しげな笑みを浮かべながら、さらさらと依頼書にペンを走らせるのだった。
――新米受付嬢と行くポルトワール・グルメの旅
漁業、そして貿易の街。
新鮮な作物や魚介類が織り成す絶品グルメに舌鼓。
帰りは街の商店で貿易品のウィンドウショッピング。
そんなグルメとショッピングの街ポルトワールをルミちゃんと一緒に観光しませんか?
ハンターさん達の素敵な武勇伝も聞きたいな☆
参加者待ってま~す♪
新米受付嬢はイライラしていた。
仕事が忙しいせい?
それはちょっとある。ラッツィオ島の一件で、オフィスには休む間もなく関連の依頼がやってくる。それを処理するのは大変だし、骨が折れる。
でもそれは仕事だし、それなりに楽しんでもやっている。直接の原因ではない。
じゃあ、原因は何か。
「……おいしいもの食べたい」
呻くように口から漏れた言葉。そう、彼女はお腹が空いていた。
もちろんこのオフィスに、リゼリオで住んでいる間にも三食しっかり食べるし、10時と3時の仕事中のおやつも欠かさない。しかし忙しい職務の中で食べられるのはおにぎりだとかパンだとかそういった簡素にエネルギーを取れるものばかりで、彼女の舌は、そしてお腹は、十二分な満足を得られないでいた。そもそも自炊はそんなにしない主義であり、美味しいものは作ってもらってナンボ。食べる事こそ至高の喜びであるを地で行く彼女にとって、『外食ができない』という今の状況はとてつもないストレスとなって彼女の背中にのしかかっていた。
「……おいしいもの食べたぁい」
何かに縋るように再び口から漏れる呻き。もはや猶予は無い。
「そんなに美味しいもの食べたければポルトワールにでも行って来れば?」
そんな活力を失った彼女に見かねた同僚がため息混じりにそんな提案を促した。
「ポルトワール? どこそこ?」
うつろな瞳でそう問い返すルミ。
「いや、それくらい知っておきなさいよ……同盟領の一都市よ。リゼリオからは比較的近い位置にあって、ほら、同盟海軍の駐屯地があるところ」
「ああ……軍人さんの」
そう言えばラッツィオ島関連の依頼で何度か聞いたことがあったかも、などとぼんやりとした記憶を辿る新米受付嬢。
「で、そのポトフがどうしたって?」
「ポルトワール! ポルトワールって言ったら有名な観光地じゃない。主に漁業が盛んで、おいしい食べ物がいっぱいのグルメの街よ」
「グルメの街……?」
半ばどーでもよさそうに同僚の話を聞いていたルミの耳がぴくりと反応する。
「同盟の海の玄関口でもあって、貿易によってヴァリオスほどじゃないけど商業も盛ん。ただあっちと違って金持ち向けの高級品じゃなくって一般人向けの商品が多いし、あたしら庶民の観光地よ」
「お買い物……?」
押さえつけられていた物欲を刺激するそれらの単語に彼女の興味レーダーはビンビンである。
がたりと音を立てて椅子から立ち上がると、天高く拳を突き上げた。
「ポルトワール、行っくよー!!」
そんな雄たけびがオフィスに響き渡るが……しばらくして再び椅子に静かに腰掛けた。
そうして口元に手を当ててなにやら無言で考え事を始める。
(でもでも、女一人で観光旅行ってのも味気ないわよね。かと言っていい男は居ないし……あ、そうだ、ちょっとした依頼にしてハンターさん呼べば良いじゃん! そうすれば荷物持――じゃなかった、暇つぶ――でもなかった、いろいろ依頼の話とか聞かせて貰って楽しい休日が過ごせるハズ♪)
そんな考えに至ると「うふ、うふふ……♪」と怪しげな笑みを浮かべながら、さらさらと依頼書にペンを走らせるのだった。
――新米受付嬢と行くポルトワール・グルメの旅
漁業、そして貿易の街。
新鮮な作物や魚介類が織り成す絶品グルメに舌鼓。
帰りは街の商店で貿易品のウィンドウショッピング。
そんなグルメとショッピングの街ポルトワールをルミちゃんと一緒に観光しませんか?
ハンターさん達の素敵な武勇伝も聞きたいな☆
参加者待ってま~す♪
解説
新米受付嬢とゆく港湾都市「ポルトワール」観光の旅です。
基本的に彼女の食欲を満たす旅となりますが、そんな旅を少しでも盛り上げて欲しいとハンター達に依頼を出しました。
一緒に食事を楽しみながら、皆さんの武勇伝を聞きたいというのが彼女の一番の目的です。
それは今までに受けた依頼の武勇伝でも過去の出来事の武勇伝でも構いません。
また、あくまで語り手はハンター自身となるので史実を正確に語る必要もありません。
要するに本当だろうがウソだろうが、面白可笑しく食事の席を彩って頂ければ彼女は十二分に満足することでしょう。
なお、グルメスポットは何軒かはしごする予定となっています。
昔語りの順番など決めておくとスムーズに話が弾むかもしれません。
また、食事の後は港街でウィンドウショッピングを楽しむ事ができます。
貿易品で賑わう商店街となりますので、同盟領の産業品だけでなく様々な地域の品々が集まって居るので見ているだけでも飽きる事はありません。
しかし土地柄治安があまり良くないので犯罪に巻き込まれる事には注意を払わなければなりません。
特に最近はダウンタウンの子供達によるスリが横行しているよう。
くれぐれもお荷物には気をつけて観光をお楽しみください。
基本的に彼女の食欲を満たす旅となりますが、そんな旅を少しでも盛り上げて欲しいとハンター達に依頼を出しました。
一緒に食事を楽しみながら、皆さんの武勇伝を聞きたいというのが彼女の一番の目的です。
それは今までに受けた依頼の武勇伝でも過去の出来事の武勇伝でも構いません。
また、あくまで語り手はハンター自身となるので史実を正確に語る必要もありません。
要するに本当だろうがウソだろうが、面白可笑しく食事の席を彩って頂ければ彼女は十二分に満足することでしょう。
なお、グルメスポットは何軒かはしごする予定となっています。
昔語りの順番など決めておくとスムーズに話が弾むかもしれません。
また、食事の後は港街でウィンドウショッピングを楽しむ事ができます。
貿易品で賑わう商店街となりますので、同盟領の産業品だけでなく様々な地域の品々が集まって居るので見ているだけでも飽きる事はありません。
しかし土地柄治安があまり良くないので犯罪に巻き込まれる事には注意を払わなければなりません。
特に最近はダウンタウンの子供達によるスリが横行しているよう。
くれぐれもお荷物には気をつけて観光をお楽しみください。
マスターより
おはようございます、のどかです。
今回はルミちゃんと行くポルトワール食い倒れの旅となっております。
ある種、巻き込まれてしまうハンター達ではありますが、依頼は依頼と割り切って美味しいものを堪能しましょう。
武勇伝語りもドンキホーテ大歓迎となっておりますので、嘘か真か世紀の大冒険や強敵との死闘などどんどん語って下さい(
なお、イラストはバリバリの中華料理になっておりますが基本は洋食ちっくな料理が主になると思います。
畏まった高級店では無いトラットリアがメインとなりますのであまり肩肘張ってテーブルマナーに従事する必要もありません。
楽しくおいしく食べることがこれ一番です。
今回はルミちゃんと行くポルトワール食い倒れの旅となっております。
ある種、巻き込まれてしまうハンター達ではありますが、依頼は依頼と割り切って美味しいものを堪能しましょう。
武勇伝語りもドンキホーテ大歓迎となっておりますので、嘘か真か世紀の大冒険や強敵との死闘などどんどん語って下さい(
なお、イラストはバリバリの中華料理になっておりますが基本は洋食ちっくな料理が主になると思います。
畏まった高級店では無いトラットリアがメインとなりますのであまり肩肘張ってテーブルマナーに従事する必要もありません。
楽しくおいしく食べることがこれ一番です。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/10/10 07:20
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 狛(ka2456) 人間(クリムゾンウェスト)|17才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/09/12 21:41:24 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/09/07 20:55:46 |