ゲスト
(ka0000)
黄金オークション ~ミヤサ~
マスター:天田洋介

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 多め
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/06/19 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/06/28 12:00
オープニング
十七歳のミヤサ・カミーはリアルブルー出身者。登山家を目指していた彼女だがクリムゾンウェストで選んだ職業は探検家である。
数年前に転移で飛ばされた場所はグラズヘイム王国南部の沖だった。
山登りしていたはずなのに突然海中へと叩き落とされたミヤサはパニックを起こす。彼女の命が助かったのは一緒に転移した五歳違いの兄サマトのおかげだ。
波間を漂っていたところ近くを航行していた帆船に拾われて、伯爵地【ニュー・ウォルター】の城塞都市マールへと辿り着く。
ミヤサとは違い、サマトはマール郊外の村にある鍛冶屋に弟子入りしていた。
月日が流れてミヤサは久しぶりに兄が住む村を訪ねる。ところが兄の姿はなかった。数日前、村から程近い場所に大穴が空く。その調査をしたところ雑魔の騒ぎが起きて失踪してしまったのである。
急いでハンターズソサエティー支部に連絡。ハンターの力を借りて無事に兄を救いだす。そして神事としての崖上りにも挑戦。ハンターと一緒に前人未踏の記録を打ち立てる。
そしてマールに住む商家の夫人からの依頼を受けた。ハンターの協力を得て廃墟と化した別荘から祖母の形見を見つけだす。その実力は噂となり、ついにマール城まで届くこととなる。
ミヤサが呼びだされた城で待っていたのは伯爵地領主の妹、ミリアだった。彼女は盗まれた黄金の鎧の部位を探して欲しいとミヤサに願う。
黄金の冑についてはすでに情報がある。出向くと冑は確かに存在していた。
問題は場所。地割れの岩壁途中に突起があり、そこに骸骨が引っかかっている。黄金の冑は骸骨が抱えていた。
ミヤサとハンターがクライミングで挑戦。酸をまき散らす魔法蝶はハンター仲間が誘導してくれる。おかげで無事に冑を回収。任務をやり遂げたのだった。
城塞都市マールの城、応接間。ミリアは領主アーリアの妹として伯爵地の治政を担っていた。
「冑が本物になったおかげで大分印象が変わりましたの」
ミリアが眺めていたのは家具に納められていた黄金の鎧である。ミヤサとハンター達のおかげで冑が本物に取り替えられていた。残る仮の部分は胴の上半身と左足の二個所だ。
冑には発見当時と同じく、ボロボロの羊皮紙を挟んである。それには『鍵の一つ』と記されていた。何を意味するのかミリアなりに考えてみたが、はっきりとした答えはでていない。
現在は諜報を旨とする組織を動かして、盗まれた胴の上半身と左足の在処を探索している最中だ。
黄金鎧の各部位は、ぼや騒ぎの際に盗まれていた。直後から失踪した侍従二名侍女二名については、後日に二組の心中遺体として見つかっている。
真犯人が誰なのか未だに謎に包まれていた。
数日後、ミリアに呼ばれたミヤサが登城した。以前に訪ねたときと同じ、応接間で話を聞くこととなる。
「今回も黄金の鎧についてでしょうか?」
「その通りですの。方々を調べたところ、胴の上半身部分が売買されることが判明しました」
ミリアの説明が続く。一週間後にある犯罪組織が孤島でオークションを執り行うという。競売品の中に黄金胴の上半身が含まれているそうだ。
「このお仕事、最初はどなたに任せようかと考えました。ここはやはり、ミヤサ様とハンターの皆様にお願いするのが一番だとの考えに至りまして……どうが引き受けてくださりませんか?」
ミリアが礼節をもってミヤサに依頼する。
「引き受けるのはやぶさかではありませんが、もう少し具体的な話をして頂けますか?」
「皆様には遠方の港街、ガンナ・エントラータから旅客帆船に乗って頂きます。公にはリゼリオ行きとされているようですが、実はオークション会場がある孤島行きですの。船上でのチェックにパスしなかった乗客は睡眠薬で眠らされて、船倉に閉じ込められるそうです。ちなみに海賊に襲われていたが取り返したとかいって、最後には開放するとか。
話がそれました。皆様のうち何名かはオークションに参加して胴の上半身を競り落として頂きたい。お金の心配は御座いませんので。充分な金額を事前に提供させて頂きます。ただ……できれば支払わずに胴の上半身を持って帰って頂ければと……」
「それは奪ってこいという意味ですか?」
「ミヤサ様、取り戻すというのが正解ですの。実は帰りの船旅でオークションで手に入れた品が盗まれたり奪われたりすることが多いようで。それを未然に防ぐためにも、帆船を奪い戻ってきてはもらえませんか? もちろん罪問われることはありませんのでご心配なく」
ミヤサは頭の中でミリアが望んでいる展開を反すうした。
ガンナ・エントラータから旅客帆船に乗って出港。船上でオークション開催者による参加者チェックが行われるようだが、必要な暗号は事前に教えてくれるという。孤島に到着後、孤島の様子をチェック。翌日にはオークションに参加。それと同時に旅客帆船を乗っ取る準備を行い、胴の上半身を手に入れてから孤島を脱出する。足りない人手は船倉に閉じ込められている乗客に手伝ってもらう手筈だ。
「……難しいですが、やってみましょう」
ミヤサは少々の不安にかられながらも、ミリアからの依頼を引き受けるのだった。
数年前に転移で飛ばされた場所はグラズヘイム王国南部の沖だった。
山登りしていたはずなのに突然海中へと叩き落とされたミヤサはパニックを起こす。彼女の命が助かったのは一緒に転移した五歳違いの兄サマトのおかげだ。
波間を漂っていたところ近くを航行していた帆船に拾われて、伯爵地【ニュー・ウォルター】の城塞都市マールへと辿り着く。
ミヤサとは違い、サマトはマール郊外の村にある鍛冶屋に弟子入りしていた。
月日が流れてミヤサは久しぶりに兄が住む村を訪ねる。ところが兄の姿はなかった。数日前、村から程近い場所に大穴が空く。その調査をしたところ雑魔の騒ぎが起きて失踪してしまったのである。
急いでハンターズソサエティー支部に連絡。ハンターの力を借りて無事に兄を救いだす。そして神事としての崖上りにも挑戦。ハンターと一緒に前人未踏の記録を打ち立てる。
そしてマールに住む商家の夫人からの依頼を受けた。ハンターの協力を得て廃墟と化した別荘から祖母の形見を見つけだす。その実力は噂となり、ついにマール城まで届くこととなる。
ミヤサが呼びだされた城で待っていたのは伯爵地領主の妹、ミリアだった。彼女は盗まれた黄金の鎧の部位を探して欲しいとミヤサに願う。
黄金の冑についてはすでに情報がある。出向くと冑は確かに存在していた。
問題は場所。地割れの岩壁途中に突起があり、そこに骸骨が引っかかっている。黄金の冑は骸骨が抱えていた。
ミヤサとハンターがクライミングで挑戦。酸をまき散らす魔法蝶はハンター仲間が誘導してくれる。おかげで無事に冑を回収。任務をやり遂げたのだった。
城塞都市マールの城、応接間。ミリアは領主アーリアの妹として伯爵地の治政を担っていた。
「冑が本物になったおかげで大分印象が変わりましたの」
ミリアが眺めていたのは家具に納められていた黄金の鎧である。ミヤサとハンター達のおかげで冑が本物に取り替えられていた。残る仮の部分は胴の上半身と左足の二個所だ。
冑には発見当時と同じく、ボロボロの羊皮紙を挟んである。それには『鍵の一つ』と記されていた。何を意味するのかミリアなりに考えてみたが、はっきりとした答えはでていない。
現在は諜報を旨とする組織を動かして、盗まれた胴の上半身と左足の在処を探索している最中だ。
黄金鎧の各部位は、ぼや騒ぎの際に盗まれていた。直後から失踪した侍従二名侍女二名については、後日に二組の心中遺体として見つかっている。
真犯人が誰なのか未だに謎に包まれていた。
数日後、ミリアに呼ばれたミヤサが登城した。以前に訪ねたときと同じ、応接間で話を聞くこととなる。
「今回も黄金の鎧についてでしょうか?」
「その通りですの。方々を調べたところ、胴の上半身部分が売買されることが判明しました」
ミリアの説明が続く。一週間後にある犯罪組織が孤島でオークションを執り行うという。競売品の中に黄金胴の上半身が含まれているそうだ。
「このお仕事、最初はどなたに任せようかと考えました。ここはやはり、ミヤサ様とハンターの皆様にお願いするのが一番だとの考えに至りまして……どうが引き受けてくださりませんか?」
ミリアが礼節をもってミヤサに依頼する。
「引き受けるのはやぶさかではありませんが、もう少し具体的な話をして頂けますか?」
「皆様には遠方の港街、ガンナ・エントラータから旅客帆船に乗って頂きます。公にはリゼリオ行きとされているようですが、実はオークション会場がある孤島行きですの。船上でのチェックにパスしなかった乗客は睡眠薬で眠らされて、船倉に閉じ込められるそうです。ちなみに海賊に襲われていたが取り返したとかいって、最後には開放するとか。
話がそれました。皆様のうち何名かはオークションに参加して胴の上半身を競り落として頂きたい。お金の心配は御座いませんので。充分な金額を事前に提供させて頂きます。ただ……できれば支払わずに胴の上半身を持って帰って頂ければと……」
「それは奪ってこいという意味ですか?」
「ミヤサ様、取り戻すというのが正解ですの。実は帰りの船旅でオークションで手に入れた品が盗まれたり奪われたりすることが多いようで。それを未然に防ぐためにも、帆船を奪い戻ってきてはもらえませんか? もちろん罪問われることはありませんのでご心配なく」
ミヤサは頭の中でミリアが望んでいる展開を反すうした。
ガンナ・エントラータから旅客帆船に乗って出港。船上でオークション開催者による参加者チェックが行われるようだが、必要な暗号は事前に教えてくれるという。孤島に到着後、孤島の様子をチェック。翌日にはオークションに参加。それと同時に旅客帆船を乗っ取る準備を行い、胴の上半身を手に入れてから孤島を脱出する。足りない人手は船倉に閉じ込められている乗客に手伝ってもらう手筈だ。
「……難しいですが、やってみましょう」
ミヤサは少々の不安にかられながらも、ミリアからの依頼を引き受けるのだった。
解説
孤島で行われる盗品オークションに参加して黄金胴の上半身を取り戻して下さい。
孤島に到着するまでの船上での起きた一連の出来事は端折らせて頂きます。ですので暗号等を気にする必要はありません。
リプレイは孤島到着前後から。昼頃に着いて孤島の屋敷で一晩過ごす。(参加者は百名前後。他の帆船でやってきた参加者もいます)そして翌日の午後からオークション開始。オークション終了は夕方を予定。その後は主催者による晩餐会が開かれる。このような流れです。(あくまで、みなさんが途中で何もアクションを起こさなかった場合ですので)
オークション主催者側の人数はわかっておりません。覚醒者は含まれています。
オークションで競り合う班。帆船乗っ取り班で分かれる必要があります。事前に決めて頂けるでしょうか。(ミヤサは基本オークション参加です。要望があれば乗っ取り班に参加します)
行動に対しての意見が分かれている場合は基本多数決で。均衡していた場合は私の判断で決めさせて頂きます。
※PL情報(事前に知り得ない情報)
隠密に長けたPCなら、オークション以前に胴の上半身を盗みだすことは可能です。但し、オークションで競り合うことになる人物は今後のシナリオに大きく関わってきます。オークション参加はしたほうが好ましいです。
必要経費はすべてミリア持ちです。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
孤島に到着するまでの船上での起きた一連の出来事は端折らせて頂きます。ですので暗号等を気にする必要はありません。
リプレイは孤島到着前後から。昼頃に着いて孤島の屋敷で一晩過ごす。(参加者は百名前後。他の帆船でやってきた参加者もいます)そして翌日の午後からオークション開始。オークション終了は夕方を予定。その後は主催者による晩餐会が開かれる。このような流れです。(あくまで、みなさんが途中で何もアクションを起こさなかった場合ですので)
オークション主催者側の人数はわかっておりません。覚醒者は含まれています。
オークションで競り合う班。帆船乗っ取り班で分かれる必要があります。事前に決めて頂けるでしょうか。(ミヤサは基本オークション参加です。要望があれば乗っ取り班に参加します)
行動に対しての意見が分かれている場合は基本多数決で。均衡していた場合は私の判断で決めさせて頂きます。
※PL情報(事前に知り得ない情報)
隠密に長けたPCなら、オークション以前に胴の上半身を盗みだすことは可能です。但し、オークションで競り合うことになる人物は今後のシナリオに大きく関わってきます。オークション参加はしたほうが好ましいです。
必要経費はすべてミリア持ちです。
質問があればハンターオフィス職員のフミナ・エミエール(kz0131)が卓で答えます。質問締め切りは出発の一日前までです。
マスターより
ミヤサと一緒に黄金胴の回収、よろしくお願いしますね。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/06/27 14:15
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/06/17 22:48:12 |
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相談卓・盗品どうしよう 星野 ハナ(ka5852) 人間(リアルブルー)|24才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2016/06/18 20:22:40 |