ゲスト
(ka0000)
とある商社の忙しい6月
マスター:風亜智疾

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在7人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 不明
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/06/26 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/07/10 07:30
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
■異文化からの贈り物
リアルブルーの文化が少しずつ浸透し始めたクリムゾンウェストでは、この時期特に妙齢の男女を中心に盛り上がる案件があった。
「ねぇ知ってる? リアルブルーでは6月に結婚すると幸せになれるって言い伝えがあるそうよ」
『ジューンブライド』というその言い伝えのおかげで、一部の商社や協会はこの時期、通常以上の忙しさを迎える事になる。
――ここ、ヴァリオスにある商社『カンパネラ』もまた、繁忙を迎える店の一つであった。
■商社は踊る
「ちょっとケスタ! コインはちゃんとピカピカにしておくようにって言ってあったじゃない!」
「そんなこと言ったって、僕はブーケ用のリボンを必要な長さにカットし続ける仕事がね!?」
「ロベルタ! ロベルタどこ!? ティアラに使う宝石が足りないんだけど発注してる!?」
「倉庫の中! 誰か手の空いてる人ー!」
6月上旬。忙しさがまだ始まったばかりだというのに、商社の中は既に多忙の中に叩き込まれていた。
「パメラ様! パメラ様いらっしゃいますかパメラ様!!」
「そう騒がなくても聞こえているわよ。落ち着いて頂戴」
微笑みつつ自分を呼ぶ社員の肩に手を置いて、パメラ・カスティリオーネ(kz0045)は深呼吸をするように指示を出す。
言われた通りに深呼吸を一つして落ち着きを取り戻した社員は、手にした書類をパメラへと差し出した。
中に書かれていたのは、6月いっぱいの商社のスケジュール。
細かく書き込まれているのは進捗だろうか。
じっとスケジュールを見つめていたパメラが、にっこりと笑いつつ顔をあげた。
「ひぃっ!?」
次の瞬間。真っ青になった社員は歯を鳴らしつつ後ずさる。眼前には、笑顔の女主人。
笑顔の。女主人。
「勿論間に合うわね?」
「いえあn「間に合うわね?」はいっ!!!」
笑顔なのにこの迫力はどういう事だ。いや、いつもの事だった。落ち着け。落ち着けない。
「私は今から得意先への挨拶へ行きますが……任せても大丈夫ね?」
「はいぃぃ!!」
あ。これは死ぬかもしれない。社員はそっと胸の中で神への懺悔を始めるしかなかった。
■そして商社は踊る
いつの間にか光の速さで過ぎ去った6月中旬。誰の許しを得て飛び去った。戻って来い。
そんな社員の思いを全てスルーして、やって来た6月下旬。佳境の繁忙期。
「ふふふふふふふふ」
「あはははははは」
「しんだ!」
社員の全てが、もう笑うしかない笑っとこう。そんな精神状態に至ってしまった。
7月になれば全員が燃え尽き症候群を抱えつつ、また通常業務に戻るのだが、いかんせんあと10日をどうやって過ごしていけばいいのか。いや働くしかないのだが。
「安心して頂戴。こんなこともあろうかと、応援を呼んでおきましたからね」
のんびり笑顔で現れたのは、こちらもやはり繁忙真っ只中のパメラだ。忙しそうに見えないのは何故だろう。
「あと残っているのは……あぁ、模擬結婚式の写真撮影とその準備。あとは6件への納品作業ね」
書類を手に微笑む女主人の後方には、手伝いにやってきた人たちの姿があった。
■異文化からの贈り物
リアルブルーの文化が少しずつ浸透し始めたクリムゾンウェストでは、この時期特に妙齢の男女を中心に盛り上がる案件があった。
「ねぇ知ってる? リアルブルーでは6月に結婚すると幸せになれるって言い伝えがあるそうよ」
『ジューンブライド』というその言い伝えのおかげで、一部の商社や協会はこの時期、通常以上の忙しさを迎える事になる。
――ここ、ヴァリオスにある商社『カンパネラ』もまた、繁忙を迎える店の一つであった。
■商社は踊る
「ちょっとケスタ! コインはちゃんとピカピカにしておくようにって言ってあったじゃない!」
「そんなこと言ったって、僕はブーケ用のリボンを必要な長さにカットし続ける仕事がね!?」
「ロベルタ! ロベルタどこ!? ティアラに使う宝石が足りないんだけど発注してる!?」
「倉庫の中! 誰か手の空いてる人ー!」
6月上旬。忙しさがまだ始まったばかりだというのに、商社の中は既に多忙の中に叩き込まれていた。
「パメラ様! パメラ様いらっしゃいますかパメラ様!!」
「そう騒がなくても聞こえているわよ。落ち着いて頂戴」
微笑みつつ自分を呼ぶ社員の肩に手を置いて、パメラ・カスティリオーネ(kz0045)は深呼吸をするように指示を出す。
言われた通りに深呼吸を一つして落ち着きを取り戻した社員は、手にした書類をパメラへと差し出した。
中に書かれていたのは、6月いっぱいの商社のスケジュール。
細かく書き込まれているのは進捗だろうか。
じっとスケジュールを見つめていたパメラが、にっこりと笑いつつ顔をあげた。
「ひぃっ!?」
次の瞬間。真っ青になった社員は歯を鳴らしつつ後ずさる。眼前には、笑顔の女主人。
笑顔の。女主人。
「勿論間に合うわね?」
「いえあn「間に合うわね?」はいっ!!!」
笑顔なのにこの迫力はどういう事だ。いや、いつもの事だった。落ち着け。落ち着けない。
「私は今から得意先への挨拶へ行きますが……任せても大丈夫ね?」
「はいぃぃ!!」
あ。これは死ぬかもしれない。社員はそっと胸の中で神への懺悔を始めるしかなかった。
■そして商社は踊る
いつの間にか光の速さで過ぎ去った6月中旬。誰の許しを得て飛び去った。戻って来い。
そんな社員の思いを全てスルーして、やって来た6月下旬。佳境の繁忙期。
「ふふふふふふふふ」
「あはははははは」
「しんだ!」
社員の全てが、もう笑うしかない笑っとこう。そんな精神状態に至ってしまった。
7月になれば全員が燃え尽き症候群を抱えつつ、また通常業務に戻るのだが、いかんせんあと10日をどうやって過ごしていけばいいのか。いや働くしかないのだが。
「安心して頂戴。こんなこともあろうかと、応援を呼んでおきましたからね」
のんびり笑顔で現れたのは、こちらもやはり繁忙真っ只中のパメラだ。忙しそうに見えないのは何故だろう。
「あと残っているのは……あぁ、模擬結婚式の写真撮影とその準備。あとは6件への納品作業ね」
書類を手に微笑む女主人の後方には、手伝いにやってきた人たちの姿があった。
解説
【つまりどういうことなの】
今回の依頼は、ある6月の商社を舞台にしたドタバタコメディ繁忙記です。
一応模擬結婚式の写真撮影や準備、納品作業(配達)がありますが、これをしてもしなくても構いません。
自由に商社内で忙しく働いてもらえれば成功となります。
ジューンブライドに関係しそうな物事や物品なら取り扱っている、と考えて頂いて構いません。
もし自分がこの商社で働いていたら。という、普通とは一味違う想像を楽しんで頂ければと思います。
社畜になって只管仕事と戦い続けてもよし、現実逃避という名の逃亡劇を始めてもよし(最終的には女主人のパメラに笑顔で回収されますが)
とにかく自由に駆け回って下さい。
質問等はパメラが笑顔で。笑顔で答えます。
今回の依頼は、ある6月の商社を舞台にしたドタバタコメディ繁忙記です。
一応模擬結婚式の写真撮影や準備、納品作業(配達)がありますが、これをしてもしなくても構いません。
自由に商社内で忙しく働いてもらえれば成功となります。
ジューンブライドに関係しそうな物事や物品なら取り扱っている、と考えて頂いて構いません。
もし自分がこの商社で働いていたら。という、普通とは一味違う想像を楽しんで頂ければと思います。
社畜になって只管仕事と戦い続けてもよし、現実逃避という名の逃亡劇を始めてもよし(最終的には女主人のパメラに笑顔で回収されますが)
とにかく自由に駆け回って下さい。
質問等はパメラが笑顔で。笑顔で答えます。
マスターより
繁忙期シリーズとでも名前を付けてしまおうかと思ってしまいました。こんにちは。
ハンターとしてのお仕事以外に、こういう忙しさは如何でしょうか?
報酬が不明なのは、働きに見合っただけのお給金が支払われるから。という事で。
それでは、カンパネラの社員やパメラと一緒に踊りましょう。
ハンターとしてのお仕事以外に、こういう忙しさは如何でしょうか?
報酬が不明なのは、働きに見合っただけのお給金が支払われるから。という事で。
それでは、カンパネラの社員やパメラと一緒に踊りましょう。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/07/09 03:09
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/06/25 22:03:22 |
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そしてハンター達は踊る ジェシー=アルカナ(ka5880) ドワーフ|28才|男性|格闘士(マスターアームズ) |
最終発言 2016/06/26 00:05:16 |