ゲスト
(ka0000)
キミの何かが魔法で光る!?
マスター:STANZA

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在10人 / 4~10人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/09/09 15:00
- リプレイ完成予定
- 2014/09/21 15:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
その日、ヴァリオス魔術学院で世紀の大発見(?)があった。
長い間その存在を噂されながらも、誰も実物を見た事がないと言われた幻の魔道書、その名も「マジカル☆マジェスティック」が、遂に白日の下にその姿を現したのだ。
まあ、何の事はない。
本棚の後ろの隙間に落ちたまま、忘れ去られていただけの事なのだけれど。
別の本を同じ隙間に落としてしまった学生が手を伸ばし、たまたま触れたのがこの本だったのだ。
お陰で新たに落とされた本は、その存在がすっかり忘れ去られてしまったけれど――
しかし、それも無理はない。
このマジカル☆マジェスティック略して「マジ」には、魔法使いなら一度は試してみたい究極にして禁断の魔法が、数限りなく収められているのだから。
「なんかスゲェの見付けた!」
「なにこれマジ!?」
「マジマジ、マジだけに!」
「寒っ!」
「っつか透明薬とかホントに出来んの!?」
集まって来た学生達が、次々とページをめくりながら大騒ぎを始めた。
そこに書かれているのは、透明薬の作り方に、風呂の湯気を一瞬にして消し去る方法、透視能力を授ける薬の作り方……などなど。
ただし、その解説文はどれも肝心な部分が読めなくなっていた。
例えば……
その1:透明薬の作り方
精製水1リットルに、蜘蛛の糸100グラムとマンドラゴラの根(一株分)、古釘一本、それに×××××を入れ、百分の一量になるまで、念を込めながらじっくり煮詰める。
煮詰まった所にマムシの血を一滴、最後に愛を注入すれば出来上がり。
一息に飲み干せば忽ち身体が透明になり、効果は1時間続く。
「……愛って何だ?」
「ためらわない事だろ」
「悔やまない事、じゃなかったっけ」
×××××の部分は文字が消えていて読めない。
元が何文字あったのかもわからなかった。
愛とは多分、思いとか気合いとか、そんなものの事だろう。
或いはマテリアルかもしれないが、どうやって込めれば良いのだろう。
「何か魔法をぶちかましてみるとか?」
「魔法が使えなきゃ、武器で攻撃してみるとかな!」
とにかく、試してみる価値はありそうだ。
「透明薬の作り方んとこで、マムシの血をドラゴンの血に変えれば透視薬が出来るらしいぜ!」
他にも色々なレシピが載っている。
以下にその一部を紹介しておこう。
その2:湯気払い薬
乙女の涙1リットルに、世界の中心で愛を叫びつつ書かれたラブレターの燃え滓を混ぜ、発泡性の入浴剤と共に煮詰めたものを布で漉し、最後に×××××を入れて、愛を込めながらよく混ぜる。
スプレー容器に入れて噴霧すれば、忽ち周囲の湯気や霧が晴れる。
その3:惚れ薬
漢の汗500ミリリットルに、イモリの黒焼き(オス一匹分)とユニコーンの角(粉末)を大さじ一杯、×××××と共に一昼夜煮込む。
底に沈んだ澱を固めて丸薬にし、飲む。
相手には材料をイモリの黒焼き(メス一匹分)に変えたものを飲ませれば、忽ちにして互いの魂が引き合う事は間違いなし。
その4:目を開けたまま寝る薬
メグスリノキの樹液100ミリリットルに、ブルーベリー果汁10ミリリットルと鷹の爪(粉末)小さじ一杯、最後に×××××を加えて半量になるまで煮込む。
布で漉したものを目にさせば、退屈な授業も楽勝。
「この鷹の爪って、唐辛子? それとも本物の鷹のツメ?」
「さあ?」
「唐辛子だったら目に痛そうだよなぁ」
その5:体重減少薬
フウセンカズラの種を倍量の水で煮込み、柔らかくなったらミキサーにかけ、レモン汁と×××××を少々、仕上げに×××××を加えて冷やし固める。
体重測定の直前に食べれば、身体が雲の様に軽くなる。
他にも食べ物の好き嫌いがなくなる薬や、三倍速で動けるようになる薬、夜でも目が見えるようになる薬、脱衣衝動を起こさせる薬……などなど、どう考えても実用性に乏しい——と言うか、小学生男子レベルの発想としか思えない下らない魔法が色々と。
しかし、実際に作って試してみる価値はある。
あると言ったらある。
作り方は一部の文字が読めず、その部分は想像力で補うか、手当たり次第に試してみる他はないが……トライ&エラーはカガクのキホンだ。
そこ、魔法は科学じゃないとか言わない。
今こそ迸る妄想力と漲る知的好奇心を爆発させる時!
成功確率は限りなくゼロに近いが、失敗を怖れてはならない。
失敗は成功の母、今日の失敗が明日の成功に繋がるのだ。
笑われたって良いじゃない。
寧ろ如何に楽しく失敗し、皆を笑わせるか、その一点に賭けてみるのも良いだろう。
求む挑戦者。
我々は勇者の出現を、心から待ち望んでいる!
その日、ヴァリオス魔術学院で世紀の大発見(?)があった。
長い間その存在を噂されながらも、誰も実物を見た事がないと言われた幻の魔道書、その名も「マジカル☆マジェスティック」が、遂に白日の下にその姿を現したのだ。
まあ、何の事はない。
本棚の後ろの隙間に落ちたまま、忘れ去られていただけの事なのだけれど。
別の本を同じ隙間に落としてしまった学生が手を伸ばし、たまたま触れたのがこの本だったのだ。
お陰で新たに落とされた本は、その存在がすっかり忘れ去られてしまったけれど――
しかし、それも無理はない。
このマジカル☆マジェスティック略して「マジ」には、魔法使いなら一度は試してみたい究極にして禁断の魔法が、数限りなく収められているのだから。
「なんかスゲェの見付けた!」
「なにこれマジ!?」
「マジマジ、マジだけに!」
「寒っ!」
「っつか透明薬とかホントに出来んの!?」
集まって来た学生達が、次々とページをめくりながら大騒ぎを始めた。
そこに書かれているのは、透明薬の作り方に、風呂の湯気を一瞬にして消し去る方法、透視能力を授ける薬の作り方……などなど。
ただし、その解説文はどれも肝心な部分が読めなくなっていた。
例えば……
その1:透明薬の作り方
精製水1リットルに、蜘蛛の糸100グラムとマンドラゴラの根(一株分)、古釘一本、それに×××××を入れ、百分の一量になるまで、念を込めながらじっくり煮詰める。
煮詰まった所にマムシの血を一滴、最後に愛を注入すれば出来上がり。
一息に飲み干せば忽ち身体が透明になり、効果は1時間続く。
「……愛って何だ?」
「ためらわない事だろ」
「悔やまない事、じゃなかったっけ」
×××××の部分は文字が消えていて読めない。
元が何文字あったのかもわからなかった。
愛とは多分、思いとか気合いとか、そんなものの事だろう。
或いはマテリアルかもしれないが、どうやって込めれば良いのだろう。
「何か魔法をぶちかましてみるとか?」
「魔法が使えなきゃ、武器で攻撃してみるとかな!」
とにかく、試してみる価値はありそうだ。
「透明薬の作り方んとこで、マムシの血をドラゴンの血に変えれば透視薬が出来るらしいぜ!」
他にも色々なレシピが載っている。
以下にその一部を紹介しておこう。
その2:湯気払い薬
乙女の涙1リットルに、世界の中心で愛を叫びつつ書かれたラブレターの燃え滓を混ぜ、発泡性の入浴剤と共に煮詰めたものを布で漉し、最後に×××××を入れて、愛を込めながらよく混ぜる。
スプレー容器に入れて噴霧すれば、忽ち周囲の湯気や霧が晴れる。
その3:惚れ薬
漢の汗500ミリリットルに、イモリの黒焼き(オス一匹分)とユニコーンの角(粉末)を大さじ一杯、×××××と共に一昼夜煮込む。
底に沈んだ澱を固めて丸薬にし、飲む。
相手には材料をイモリの黒焼き(メス一匹分)に変えたものを飲ませれば、忽ちにして互いの魂が引き合う事は間違いなし。
その4:目を開けたまま寝る薬
メグスリノキの樹液100ミリリットルに、ブルーベリー果汁10ミリリットルと鷹の爪(粉末)小さじ一杯、最後に×××××を加えて半量になるまで煮込む。
布で漉したものを目にさせば、退屈な授業も楽勝。
「この鷹の爪って、唐辛子? それとも本物の鷹のツメ?」
「さあ?」
「唐辛子だったら目に痛そうだよなぁ」
その5:体重減少薬
フウセンカズラの種を倍量の水で煮込み、柔らかくなったらミキサーにかけ、レモン汁と×××××を少々、仕上げに×××××を加えて冷やし固める。
体重測定の直前に食べれば、身体が雲の様に軽くなる。
他にも食べ物の好き嫌いがなくなる薬や、三倍速で動けるようになる薬、夜でも目が見えるようになる薬、脱衣衝動を起こさせる薬……などなど、どう考えても実用性に乏しい——と言うか、小学生男子レベルの発想としか思えない下らない魔法が色々と。
しかし、実際に作って試してみる価値はある。
あると言ったらある。
作り方は一部の文字が読めず、その部分は想像力で補うか、手当たり次第に試してみる他はないが……トライ&エラーはカガクのキホンだ。
そこ、魔法は科学じゃないとか言わない。
今こそ迸る妄想力と漲る知的好奇心を爆発させる時!
成功確率は限りなくゼロに近いが、失敗を怖れてはならない。
失敗は成功の母、今日の失敗が明日の成功に繋がるのだ。
笑われたって良いじゃない。
寧ろ如何に楽しく失敗し、皆を笑わせるか、その一点に賭けてみるのも良いだろう。
求む挑戦者。
我々は勇者の出現を、心から待ち望んでいる!
解説
古い魔道書に書かれた記述に従って、実際に魔法を再現して下さい。
ただし、その記述は所々で文字が霞んでいたり、焼け焦げがあったりして、読めない部分が多くなっています。
判読不能な部分は想像や妄想で補い、果敢にチャレンジしてみましょう。
ただし成功確率はほぼゼロ。
これは実験の成功を目指すシナリオではありません。
実はこの「マジカル☆マジェスティック」は、昔の学生が作ったネタ本なのです。
文字が消えているのも、わざとです。
が、PCの皆さんはその事を知りません。
真面目に挑戦し、そして派手に失敗して下さい。
失敗作が出来上がっても、失敗なりの何かしらの効果が発揮されます。
(例えば透明薬が失敗したら、自分以外の全てが透明になって何も見えない、など)
如何に楽しく失敗し、一緒に参加した皆を楽しませるかが成功への鍵です。
現場:
魔術学院の実習室。
実験の失敗による爆発等の衝撃にも耐えられる作りになっている。
材料:
全て学院の倉庫か、近所にある怪しいマーケットで入手可能。
ユニコーンの角など、いかにも怪しい物はマーケットでしか手に入らず、しかも偽物である可能性が高い。
「×××××」となっている部分は自由に想像可。
具体的なレシピが紹介されていないものは、全てが自由。
OPに書かれていない魔法薬も自由に想像・創造可。
実験:
薬が完成したら、次は実験。
実験は自分の体か、他の参加者に同意を得た上で実験台になって貰う。
どんなトラブルになっても学院側は一切責任を負わない。
プレイングには、何を使ってどんな手順で薬を作り、如何に失敗(稀に成功も)するかを書いて下さい。
意気込みや挑戦の動機、材料探しや購入、皆の失敗に対する反応などもあれば。
※OP及び解説に明記された情報は、全てPCが知っているものとして構いません。
※情報として明示されていない事に関してはお任せします。
ルール的に問題のない範囲において、ご自由にお楽しみ下さい。
ただし、その記述は所々で文字が霞んでいたり、焼け焦げがあったりして、読めない部分が多くなっています。
判読不能な部分は想像や妄想で補い、果敢にチャレンジしてみましょう。
ただし成功確率はほぼゼロ。
これは実験の成功を目指すシナリオではありません。
実はこの「マジカル☆マジェスティック」は、昔の学生が作ったネタ本なのです。
文字が消えているのも、わざとです。
が、PCの皆さんはその事を知りません。
真面目に挑戦し、そして派手に失敗して下さい。
失敗作が出来上がっても、失敗なりの何かしらの効果が発揮されます。
(例えば透明薬が失敗したら、自分以外の全てが透明になって何も見えない、など)
如何に楽しく失敗し、一緒に参加した皆を楽しませるかが成功への鍵です。
現場:
魔術学院の実習室。
実験の失敗による爆発等の衝撃にも耐えられる作りになっている。
材料:
全て学院の倉庫か、近所にある怪しいマーケットで入手可能。
ユニコーンの角など、いかにも怪しい物はマーケットでしか手に入らず、しかも偽物である可能性が高い。
「×××××」となっている部分は自由に想像可。
具体的なレシピが紹介されていないものは、全てが自由。
OPに書かれていない魔法薬も自由に想像・創造可。
実験:
薬が完成したら、次は実験。
実験は自分の体か、他の参加者に同意を得た上で実験台になって貰う。
どんなトラブルになっても学院側は一切責任を負わない。
プレイングには、何を使ってどんな手順で薬を作り、如何に失敗(稀に成功も)するかを書いて下さい。
意気込みや挑戦の動機、材料探しや購入、皆の失敗に対する反応などもあれば。
※OP及び解説に明記された情報は、全てPCが知っているものとして構いません。
※情報として明示されていない事に関してはお任せします。
ルール的に問題のない範囲において、ご自由にお楽しみ下さい。
マスターより
お世話になっております、STANZAです。
繰り返します。
これは失敗を楽しむ依頼です。
成功を目指す依頼ではありません。
派手に面白く失敗するほど、依頼としての成功度は上がります。
参加者は学院生である必要はありません。
誰でも自由に参加出来る公開講座の様なものだと考えて下さい。
授業の一環でもあるので、報酬が出ない代わりに材料の購入費は不要。
(今回は狩りで調達する事は出来ません。それはいずれまた)
×××××の部分は「読めない」事を表現しているだけですので、そこに本来書かれていた筈の言葉はそれぞれに違います。
振り向かず、諦めず、躊躇わず、悔やむ事なく突き進んでみましょう。
では、よろしくお願いいたします。
繰り返します。
これは失敗を楽しむ依頼です。
成功を目指す依頼ではありません。
派手に面白く失敗するほど、依頼としての成功度は上がります。
参加者は学院生である必要はありません。
誰でも自由に参加出来る公開講座の様なものだと考えて下さい。
授業の一環でもあるので、報酬が出ない代わりに材料の購入費は不要。
(今回は狩りで調達する事は出来ません。それはいずれまた)
×××××の部分は「読めない」事を表現しているだけですので、そこに本来書かれていた筈の言葉はそれぞれに違います。
振り向かず、諦めず、躊躇わず、悔やむ事なく突き進んでみましょう。
では、よろしくお願いいたします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/09/20 11:18
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談と言う名前のネタ合わせ? イザヤ・K・フィルデント(ka1841) 人間(クリムゾンウェスト)|17才|女性|魔術師(マギステル) |
最終発言 2014/09/09 01:26:40 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/09/04 23:44:48 |