ゲスト
(ka0000)
サーラトリア~ハンティングとピクニック
マスター:草なぎ

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
関連ユニオン
アム・シェリタ―揺籃館―- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在17人 / 1~25人
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/07/05 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/07/19 19:00
オープニング
グラズヘイム王国南部シエラリオ地方。この地は、国内有数の貴族であるウェルズ・クリストフ・マーロウ大公が根を張る地方である。王国のみならず、世界有数の穀倉地帯を有するこの地域では、人々はほぼ豊かに平穏に暮らしている。敵性勢力と言えば雑魔か獣程度であり、人類が戦うべき敵らしい敵はいない。
フレデリック・ゴールド(kz0199)は、この地方の貴族であり、領内に豊かな穀倉地域を持つ伯爵家の頭首である。ゴールド伯爵領サーラトリアを治め、首都ゴールド=エルシードの邸ホープキャシニングに居を構える人物であった。
妻はスカーレット。五歳の娘フレデリカと六歳の息子ウィリアム・レオンがいる。また、姉のクリスティーナは子爵夫人の爵位を賜っている。フレデリックの幼馴染の筆頭騎士フランシス・マレアがおり、フレデリックを補佐している。騎士は上級騎士にウォレン・パレスなど若手の人材がおり、日々領内を巡回し鍛錬に励んでいた。
また、領内には五人の貴族家がある。マクシミリアン・テオール子爵、アルバート・セシル子爵、ベン・ブラック子爵、キャサリン・シャイル子爵夫人、クラーク・ゲインズ子爵らである。
また伯爵領教会教区筆頭にローランド・ウィン司教がおり、エスメラルダ・ワイズといった領内では変人で有名な女魔術師がおり、またこちらもちょっと変わった第六商会の大富豪リチャード・ベインという人物がいる。
……ユグディラという生き物をご存じだろうか? 王国内に生息する猫の姿に酷似した妖精のような生き物であり、畑を荒らしたり旅人にいたずらしたりする困りものだが、その愛くるしい外見から子供たちには人気があり、ユグディラ伝承なる噂レベルの荒唐無稽な話が残っていたりする。ともあれ、何故ユグディラが王国に存在するのか、それは全く不明である。
この時期収穫を迎える作物を育てる農家にとって、ユグディラは天敵である。
ユグディラと子供が戯れているのを見た畑のおじさんが、仰天して走り出した。
「こら~!」
ユグディラが野菜を手にけらけら笑いながら逃走していく。子供は「ばいば~い」と手を振った。
平和である。
「さーてと……」
フレデリックは、仕事を終えると、次のスケジュールをフランシスに確認していた。
「そろそろハンティングに行きたいなあ」
「ええ。仕事が片付きましたら」
フレデリックの言葉ににべもなく言葉を返すフランシス。
ウィリアムとフレデリカが室内に駆け込んで来る。
「フランシス~! 遊ぼうよ~!」
「元気が過ぎますねえ……。私は忙しいんですよお二人とも」
困った顔のフランシスに、フレデリックが声を掛ける。
「へいへいリトルモンスター、あんまり筆頭騎士様を困らせるんじゃないよ」
「い~や~だ~! 遊ぶ~!」
そこへ、スカーレットが姿を見せる。
「二人とも、家庭教師が待ちくたびれていますよ。部屋へ戻りなさい」
「は~あ……面白くないなあ……」
――というわけで。
「次の休みにハンティングに行こう」
フレデリックが改めて言った。
「了解しました。では、ハンターを手配しておきますね」
フランシスが頷いた。こういう時にハンターは最適の任である。騎士たちとともに有事の警護に当たれるし、立場上フリーな彼らはフレデリックや貴族とともにハンティング遊びも出来る。
「各家の連中にも声を掛けておいてくれ。スカーレットはピクニックに行きたがるだろう。御夫人たちにも声を」
「かしこまりました」
フランシスは軽く笑ってお辞儀した。
そうして、ハンターオフィスにサーラトリアからの依頼が届くのであった。
フレデリック・ゴールド(kz0199)は、この地方の貴族であり、領内に豊かな穀倉地域を持つ伯爵家の頭首である。ゴールド伯爵領サーラトリアを治め、首都ゴールド=エルシードの邸ホープキャシニングに居を構える人物であった。
妻はスカーレット。五歳の娘フレデリカと六歳の息子ウィリアム・レオンがいる。また、姉のクリスティーナは子爵夫人の爵位を賜っている。フレデリックの幼馴染の筆頭騎士フランシス・マレアがおり、フレデリックを補佐している。騎士は上級騎士にウォレン・パレスなど若手の人材がおり、日々領内を巡回し鍛錬に励んでいた。
また、領内には五人の貴族家がある。マクシミリアン・テオール子爵、アルバート・セシル子爵、ベン・ブラック子爵、キャサリン・シャイル子爵夫人、クラーク・ゲインズ子爵らである。
また伯爵領教会教区筆頭にローランド・ウィン司教がおり、エスメラルダ・ワイズといった領内では変人で有名な女魔術師がおり、またこちらもちょっと変わった第六商会の大富豪リチャード・ベインという人物がいる。
……ユグディラという生き物をご存じだろうか? 王国内に生息する猫の姿に酷似した妖精のような生き物であり、畑を荒らしたり旅人にいたずらしたりする困りものだが、その愛くるしい外見から子供たちには人気があり、ユグディラ伝承なる噂レベルの荒唐無稽な話が残っていたりする。ともあれ、何故ユグディラが王国に存在するのか、それは全く不明である。
この時期収穫を迎える作物を育てる農家にとって、ユグディラは天敵である。
ユグディラと子供が戯れているのを見た畑のおじさんが、仰天して走り出した。
「こら~!」
ユグディラが野菜を手にけらけら笑いながら逃走していく。子供は「ばいば~い」と手を振った。
平和である。
「さーてと……」
フレデリックは、仕事を終えると、次のスケジュールをフランシスに確認していた。
「そろそろハンティングに行きたいなあ」
「ええ。仕事が片付きましたら」
フレデリックの言葉ににべもなく言葉を返すフランシス。
ウィリアムとフレデリカが室内に駆け込んで来る。
「フランシス~! 遊ぼうよ~!」
「元気が過ぎますねえ……。私は忙しいんですよお二人とも」
困った顔のフランシスに、フレデリックが声を掛ける。
「へいへいリトルモンスター、あんまり筆頭騎士様を困らせるんじゃないよ」
「い~や~だ~! 遊ぶ~!」
そこへ、スカーレットが姿を見せる。
「二人とも、家庭教師が待ちくたびれていますよ。部屋へ戻りなさい」
「は~あ……面白くないなあ……」
――というわけで。
「次の休みにハンティングに行こう」
フレデリックが改めて言った。
「了解しました。では、ハンターを手配しておきますね」
フランシスが頷いた。こういう時にハンターは最適の任である。騎士たちとともに有事の警護に当たれるし、立場上フリーな彼らはフレデリックや貴族とともにハンティング遊びも出来る。
「各家の連中にも声を掛けておいてくれ。スカーレットはピクニックに行きたがるだろう。御夫人たちにも声を」
「かしこまりました」
フランシスは軽く笑ってお辞儀した。
そうして、ハンターオフィスにサーラトリアからの依頼が届くのであった。
解説
グラズヘイム王国南部シエラリオ地方。サーラトリア領の伯爵フレデリック・ゴールド(kz0199)からの依頼です。伯爵始め、サーラトリアの貴族家が一同に会してのハンティングとピクニックが領内の森で行われます。ハンターの皆さんには、貴族の護衛兼お相手をして頂きます。ハンティングとピクニックを楽しんで下さい。伯爵家で用意できる必要なものは全て手配できます。例えば馬や銃などです。
戦闘は発生しません。NPCは伯爵一家と、各貴族ファミリー、護衛の騎士たちが参加します。フレデリックたちはハンティングに向かいます。スカーレットら夫人たちは家族とピクニックです。
森の中には川や湖があります。小屋もありますし、森で暮らす猟師などの森人などもいます。
また、ユグディラが出没します。ユグディラは喋れませんし、危なくなるとすぐに逃げます。
サーラトリアでの貴族たちとの一日をお楽しみください。それぞれに思い思いに過ごされるのも良いでしょう。
ソフィアとフレデリックを関連付けておきます。質問事項などありましたらどうぞ。
戦闘は発生しません。NPCは伯爵一家と、各貴族ファミリー、護衛の騎士たちが参加します。フレデリックたちはハンティングに向かいます。スカーレットら夫人たちは家族とピクニックです。
森の中には川や湖があります。小屋もありますし、森で暮らす猟師などの森人などもいます。
また、ユグディラが出没します。ユグディラは喋れませんし、危なくなるとすぐに逃げます。
サーラトリアでの貴族たちとの一日をお楽しみください。それぞれに思い思いに過ごされるのも良いでしょう。
ソフィアとフレデリックを関連付けておきます。質問事項などありましたらどうぞ。
マスターより
お世話になります。王国南部、サーラトリア領での物語。PC皆様の物語の一つの舞台になれれば幸いです。宜しくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/07/11 21:44
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 ハクラス・ヴァニーユ(ka6350) 人間(クリムゾンウェスト)|24才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/07/01 18:19:44 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/07/04 23:32:33 |