ゲスト
(ka0000)
バブるバブれバブれば
マスター:KINUTA

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在5人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/07/14 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/07/23 22:00
オープニング
● どこかの世界の誰かの言葉
「……このまま消滅するのが最良ではないかしら……アナタにとっては……ああそう。嫌なの……もう一旗上げたいの……まあ、そこまで言うなら……あっちに送ってあげてもいいけど……見込はないと思うのよね……多分……」
● 変なの出ちゃった
指名手配犯のスペットとブルーチャーは、本日も逃亡中。
彼らが頭を悩ませる問題はただひとつ、衣食住の確保。
そのためには金が必要だ。
金が無ければあるところから拝借しよう――というわけで両者は、銀行を狙うことにした。
下水道に入り、銀行の真下地点まで移動。そこから地上に向かって穴を空け、潜入しようという計画。
「フマーレにもうちょい長居出来たらよかったねんけどな」
「あれだけ派手なことやらかしちゃあ無理ってもんでしょうよ」
「まあせやけど。あーあ、金が無いと研究も進まへんわ。俺はいつ人間の顔に戻れるのやろ……ここらへんかな、銀行は」
「そうですな。歩数から考えても、大体このへんで間違いないですぜ。じゃあ早速始めますか」
「よっしゃ」
スペットは周囲に結界を張り始めた。下から床をぶち抜くとなると、どうしても物音が出てしまう。それを極力防ぐための処置だ。
ランプ片手に白墨を取り出し、自分たちの周囲に魔法陣を書き始める。
「指輪が取り戻せたらなあ、こんなめんどい手続きとかいらんねやけどなあ」
ぶつぶつ言いながら、書き上がった魔法陣に向け両手をかざす。そこで異変が起きた。結界の中に突然、黒い穴があいたのだ。
その穴の中から、蜘蛛のような足を生やした球体が這い出してくる。
「うおっ!? な、なんですかいこれは!?」
「い、いや、知らんがな!」
まずいことが起きそうだと一目で判断がついたので、スペットとブルーチャーは強盗計画を中止。一目散に逃げ出した。
● ノリノリだぜ!
『異様なことが起きている』というはなはだ漠然とした報告を受け取ったハンターたちは、現場である地方都市に飛んだ。
「こ、これは……」
それは、確かに異様な光景だった。夜も更け切ったというのに、人々が路上に繰り出し踊り狂っている――リアルブルー風であることは間違いないが、これまで見たこともない衣装を身にまとって。
「な、なんだか皆さん肩パッド入り過ぎじゃないですか?」
一体何事なのか。ハンターは踊り狂う人々を捕まえて聞いてみる。
「もしもし、一体何が起きたんですか?」
すると彼らは一様に、底が抜けた朗らかさでこう答えるのだった。
「何って、決まってんジャン! 来たんだよ、バブルが!」
バブル。バブルって何。
聞き返そうとしたハンターたちの耳を、馬鹿に楽しげな声が打つ。
『みんなー! 今日はっ、朝までフィーバーフィーバーっ!』
「「「「イエーッ!!」」」
盛り上がりの中心まで行ってみれば、脚の生えた巨大な球体が七色の光を放っている。
それを見ているとハンターたちは、なんだか楽しくなってきた。
給料は右肩上がりで株価は天井知らずで明日はボーナス支給日で毎日がウハウハで未来はバラ色――とかいう幻想が心に忍び込んで来た。
そして、ついには踊り始める。我を忘れて。
『みんなー! ノってるかーい!』
「「「「イエーッ!!」」」
「……このまま消滅するのが最良ではないかしら……アナタにとっては……ああそう。嫌なの……もう一旗上げたいの……まあ、そこまで言うなら……あっちに送ってあげてもいいけど……見込はないと思うのよね……多分……」
● 変なの出ちゃった
指名手配犯のスペットとブルーチャーは、本日も逃亡中。
彼らが頭を悩ませる問題はただひとつ、衣食住の確保。
そのためには金が必要だ。
金が無ければあるところから拝借しよう――というわけで両者は、銀行を狙うことにした。
下水道に入り、銀行の真下地点まで移動。そこから地上に向かって穴を空け、潜入しようという計画。
「フマーレにもうちょい長居出来たらよかったねんけどな」
「あれだけ派手なことやらかしちゃあ無理ってもんでしょうよ」
「まあせやけど。あーあ、金が無いと研究も進まへんわ。俺はいつ人間の顔に戻れるのやろ……ここらへんかな、銀行は」
「そうですな。歩数から考えても、大体このへんで間違いないですぜ。じゃあ早速始めますか」
「よっしゃ」
スペットは周囲に結界を張り始めた。下から床をぶち抜くとなると、どうしても物音が出てしまう。それを極力防ぐための処置だ。
ランプ片手に白墨を取り出し、自分たちの周囲に魔法陣を書き始める。
「指輪が取り戻せたらなあ、こんなめんどい手続きとかいらんねやけどなあ」
ぶつぶつ言いながら、書き上がった魔法陣に向け両手をかざす。そこで異変が起きた。結界の中に突然、黒い穴があいたのだ。
その穴の中から、蜘蛛のような足を生やした球体が這い出してくる。
「うおっ!? な、なんですかいこれは!?」
「い、いや、知らんがな!」
まずいことが起きそうだと一目で判断がついたので、スペットとブルーチャーは強盗計画を中止。一目散に逃げ出した。
● ノリノリだぜ!
『異様なことが起きている』というはなはだ漠然とした報告を受け取ったハンターたちは、現場である地方都市に飛んだ。
「こ、これは……」
それは、確かに異様な光景だった。夜も更け切ったというのに、人々が路上に繰り出し踊り狂っている――リアルブルー風であることは間違いないが、これまで見たこともない衣装を身にまとって。
「な、なんだか皆さん肩パッド入り過ぎじゃないですか?」
一体何事なのか。ハンターは踊り狂う人々を捕まえて聞いてみる。
「もしもし、一体何が起きたんですか?」
すると彼らは一様に、底が抜けた朗らかさでこう答えるのだった。
「何って、決まってんジャン! 来たんだよ、バブルが!」
バブル。バブルって何。
聞き返そうとしたハンターたちの耳を、馬鹿に楽しげな声が打つ。
『みんなー! 今日はっ、朝までフィーバーフィーバーっ!』
「「「「イエーッ!!」」」
盛り上がりの中心まで行ってみれば、脚の生えた巨大な球体が七色の光を放っている。
それを見ているとハンターたちは、なんだか楽しくなってきた。
給料は右肩上がりで株価は天井知らずで明日はボーナス支給日で毎日がウハウハで未来はバラ色――とかいう幻想が心に忍び込んで来た。
そして、ついには踊り始める。我を忘れて。
『みんなー! ノってるかーい!』
「「「「イエーッ!!」」」
解説
補足説明
これはバブルの化身を退治するというシナリオです。
歪虚のバブル光線に当てられている間は、自分も他人もバブった服装を着ているように見えます。「ナウなヤングにバカウケ」的死語がつい口をついて出ちゃったりすることもあるかも知れません。
どんな服装にチェンジするか、よろしければプレイングに明記しておいてくださいませ。
後は自由です。最後に歪虚を退治しさえすれば、何も問題ありません。
歪虚データ
名前:バブル妖怪バブロー(仮)。
形:ミラーボールに脚生えた。
発生場所:クリムゾンのはずだけど。
発生の経緯:夢が忘れられない人々の妄念を糧に発生した悲しきモンスター。
得意技:七色のバブルビームで人間の頭をバブらせる。
目的:夢よもう一度。
戦闘力:実はほとんどない。バブルとは実体の伴わないものであった。
登場NPC
スペット:猫顔の魔術師。指名手配犯。相棒のブルーチャーと一緒に今日も逃亡中。
これはバブルの化身を退治するというシナリオです。
歪虚のバブル光線に当てられている間は、自分も他人もバブった服装を着ているように見えます。「ナウなヤングにバカウケ」的死語がつい口をついて出ちゃったりすることもあるかも知れません。
どんな服装にチェンジするか、よろしければプレイングに明記しておいてくださいませ。
後は自由です。最後に歪虚を退治しさえすれば、何も問題ありません。
歪虚データ
名前:バブル妖怪バブロー(仮)。
形:ミラーボールに脚生えた。
発生場所:クリムゾンのはずだけど。
発生の経緯:夢が忘れられない人々の妄念を糧に発生した悲しきモンスター。
得意技:七色のバブルビームで人間の頭をバブらせる。
目的:夢よもう一度。
戦闘力:実はほとんどない。バブルとは実体の伴わないものであった。
登場NPC
スペット:猫顔の魔術師。指名手配犯。相棒のブルーチャーと一緒に今日も逃亡中。
マスターより
KINUTAです。
肩パッドにおける一番の利点は、肩掛けカバンが落ちにくくなることであります。
肩パッドにおける一番の利点は、肩掛けカバンが落ちにくくなることであります。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/07/21 00:46
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/07/09 16:17:56 |
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![]() |
相談卓だよ 天竜寺 舞(ka0377) 人間(リアルブルー)|18才|女性|疾影士(ストライダー) |
最終発言 2016/07/14 13:01:03 |