ゲスト
(ka0000)
【詩天】食みれぬ魚
マスター:鷹羽柊架

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 寸志
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/07/17 07:30
- リプレイ完成予定
- 2016/07/26 07:30
オープニング
東方は詩天が州都、若峰。
湿気を含んだ空気が肌にまとわりつき始め、梅雨明けが近いことを示す頃となった。
日が遠い北側の縁側で休憩していたのは隊士である壬生和彦だ。
「疲れたか」
局長の江邨雄介が和彦に声をかけると、和彦はびくりと、肩を竦める。
「あ、いえ」
立ち上がろうとする和彦を制しつつ、江邨は和彦の隣に座った。
「お前さんが浪人達と大立ち回りをおっ始じめたって話を聞いて、連中やる気になったな」
「……ええ」
いつまでもつかねぇと江邨は笑う。
先日、和彦は行方不明事件の調査をハンターと共に行っていた。
しかし、多数の浪人に阻まれてしまい、目的の宿にはたどり着けなかった。
そんな話を聞いた腕自慢の隊士達は次は自分がと息巻いているようで、いつ、遭遇してもいいようにと稽古に明け暮れている。
腕っぷしがとびぬけて高い和彦は稽古に付き合わされていた。
体を動かせば、食欲も出る。世話役の秋吉摩耶が食事に頭を抱えるのは時間の問題だろう。
「豊後屋の奴はまだ、宿にいるってよ」
江邨の言葉に和彦は表情を引き締める。
「筒香町の岡っ引き親分がわざわざ教えに来たってよ」
江邨の言葉に和彦は目を丸くする。
「礼、言っとけよ?」
にやりと笑った江邨は立ち上がってその場から去った。
即疾隊と番所は全く別な治安部隊である。
それぞれの上司は別の存在しており、それがきちんと連携が取れていたかは皆無であったが、今回、それははじめてとれたのだ。
江邨はそれを大事にしろと言っていることは和彦もわかっている。
筒香町の八助親分に礼を言いに行くなり、八助は慌てた様子であった。
「あんたんとこの隊士の嬢ちゃんがしゃんとしてたからな!」
心当たりは和彦にもある。
「親分、照れてるんですよ」
「ああ」
下っぴきの男がこっそり和彦に耳打ちをすると、和彦は納得する。
「お前ぇら、ひそひそしてんじゃねぇええ!」
照れて暴れる八助から逃れるために、和彦は番所を出た。
軽口を叩くなど、どれくらいぶりだろうかと和彦はため息をついた。
筒香町の番所のような人たちは稀有な存在だろうと和彦は思うが、それは、ハンターの存在あっての事だと和彦は分かっている。
この鉢金を見て恐れを持つ者は多くいるからだ。
自分達もまた、頑張らないとならないと和彦は思う。
用事は終わったし、屯所へ戻るだけなのだが、和彦はふと、紙問屋の様子を見に行こうと思った。
紙問屋の息子は行方不明事件の当事者であり、家族は本当に心配していたと聞いている。
現状、消息は分からないので、安心もさせることはないが……ということで、遠巻きに様子を見ようと思っていたのだ。
「あ、即疾隊の……」
そう尋ねてきたのは東方ではあまり見かけない出で立ちの者。
「……ハンターの方々か?」
和彦が尋ねると、ハンター達は頷いた。
そのハンター達は別の依頼を受けており、その帰りだという。
詩天もあちこちで歪虚が動いており、何かとハンターが来ているのだと、副局長より聞いた覚えがある。
「今日は使いで町に参りました」
世間話を交えつつ、和彦とハンターが話していると、悲鳴が聞こえた。
悲鳴の方向へ向かえば、魚に海老のような足が生えた化け物三体が道のど真ん中でのたうっている。
「……っだ、あれ!」
醜怪な姿にハンターの一人が叫ぶ。
「桶の中からでてきたんだよぅ!」
壮年の女が金切り声を上げて逃げている。
地に落ちた桶は破裂したかのようにボロボロになっており、魚のようなもの達はそこからでてきたようだった。
「依頼が終わって申し訳ない。手伝ってくれますか!」
和彦が叫べば、ハンター達は了承する。
湿気を含んだ空気が肌にまとわりつき始め、梅雨明けが近いことを示す頃となった。
日が遠い北側の縁側で休憩していたのは隊士である壬生和彦だ。
「疲れたか」
局長の江邨雄介が和彦に声をかけると、和彦はびくりと、肩を竦める。
「あ、いえ」
立ち上がろうとする和彦を制しつつ、江邨は和彦の隣に座った。
「お前さんが浪人達と大立ち回りをおっ始じめたって話を聞いて、連中やる気になったな」
「……ええ」
いつまでもつかねぇと江邨は笑う。
先日、和彦は行方不明事件の調査をハンターと共に行っていた。
しかし、多数の浪人に阻まれてしまい、目的の宿にはたどり着けなかった。
そんな話を聞いた腕自慢の隊士達は次は自分がと息巻いているようで、いつ、遭遇してもいいようにと稽古に明け暮れている。
腕っぷしがとびぬけて高い和彦は稽古に付き合わされていた。
体を動かせば、食欲も出る。世話役の秋吉摩耶が食事に頭を抱えるのは時間の問題だろう。
「豊後屋の奴はまだ、宿にいるってよ」
江邨の言葉に和彦は表情を引き締める。
「筒香町の岡っ引き親分がわざわざ教えに来たってよ」
江邨の言葉に和彦は目を丸くする。
「礼、言っとけよ?」
にやりと笑った江邨は立ち上がってその場から去った。
即疾隊と番所は全く別な治安部隊である。
それぞれの上司は別の存在しており、それがきちんと連携が取れていたかは皆無であったが、今回、それははじめてとれたのだ。
江邨はそれを大事にしろと言っていることは和彦もわかっている。
筒香町の八助親分に礼を言いに行くなり、八助は慌てた様子であった。
「あんたんとこの隊士の嬢ちゃんがしゃんとしてたからな!」
心当たりは和彦にもある。
「親分、照れてるんですよ」
「ああ」
下っぴきの男がこっそり和彦に耳打ちをすると、和彦は納得する。
「お前ぇら、ひそひそしてんじゃねぇええ!」
照れて暴れる八助から逃れるために、和彦は番所を出た。
軽口を叩くなど、どれくらいぶりだろうかと和彦はため息をついた。
筒香町の番所のような人たちは稀有な存在だろうと和彦は思うが、それは、ハンターの存在あっての事だと和彦は分かっている。
この鉢金を見て恐れを持つ者は多くいるからだ。
自分達もまた、頑張らないとならないと和彦は思う。
用事は終わったし、屯所へ戻るだけなのだが、和彦はふと、紙問屋の様子を見に行こうと思った。
紙問屋の息子は行方不明事件の当事者であり、家族は本当に心配していたと聞いている。
現状、消息は分からないので、安心もさせることはないが……ということで、遠巻きに様子を見ようと思っていたのだ。
「あ、即疾隊の……」
そう尋ねてきたのは東方ではあまり見かけない出で立ちの者。
「……ハンターの方々か?」
和彦が尋ねると、ハンター達は頷いた。
そのハンター達は別の依頼を受けており、その帰りだという。
詩天もあちこちで歪虚が動いており、何かとハンターが来ているのだと、副局長より聞いた覚えがある。
「今日は使いで町に参りました」
世間話を交えつつ、和彦とハンターが話していると、悲鳴が聞こえた。
悲鳴の方向へ向かえば、魚に海老のような足が生えた化け物三体が道のど真ん中でのたうっている。
「……っだ、あれ!」
醜怪な姿にハンターの一人が叫ぶ。
「桶の中からでてきたんだよぅ!」
壮年の女が金切り声を上げて逃げている。
地に落ちた桶は破裂したかのようにボロボロになっており、魚のようなもの達はそこからでてきたようだった。
「依頼が終わって申し訳ない。手伝ってくれますか!」
和彦が叫べば、ハンター達は了承する。
解説
依頼内容
異形の魚型歪虚を討伐せよ
皆様は依頼の帰りに即疾隊の隊士である和彦と遭遇しました。
世間話をしていると、異形の魚型歪虚三体が今にも民間人を殺そうとしております。
皆さまは力を合わせて歪虚を倒してください。
敵情報
魚型歪虚三体。
大きさ一メートル五十から二メートル。
魚の体だが、海老の足のようなものが六本生えている。
噛まれると腕や足を噛みちぎる力があります。
尾びれに当たるとかなりの威力があります。
素早いです。カサカサ動きます。
釣ってきた人は、詩天郊外にある人が近づかない川で大量にとってきたとのこと。
桶の中から膨れ上がった歪虚はどうやら、一緒の桶に入っていた魚や海老を食ったと思われます。
この魚は倒しても食べられません。
今回、皆さまは即疾隊の隊士である壬生和彦と一緒に戦う形となります。
ハンターとして参加しておりますが、即疾隊と動いているということで、即疾隊の者と見受けられ、立ち居振る舞いでは即疾隊の印象が上下します。
物を壊す、町の人を危険に遭わせるなどは印象は下がることでしょう。
その辺りもご考慮して頂ければと思います。
同行NPC
壬生和彦:みぶ・かずひこ。即疾隊隊士が共に戦います。
基本的には歪虚が町の人々に危害を加えないように戦います。
壁役もしますので、プレイングでお書き添え願えたらと思います。
※今回のシナリオはレベル制限がございませんが、22レベル以上のハンター様は、新人ハンターへの配慮をお願い申し上げます。
異形の魚型歪虚を討伐せよ
皆様は依頼の帰りに即疾隊の隊士である和彦と遭遇しました。
世間話をしていると、異形の魚型歪虚三体が今にも民間人を殺そうとしております。
皆さまは力を合わせて歪虚を倒してください。
敵情報
魚型歪虚三体。
大きさ一メートル五十から二メートル。
魚の体だが、海老の足のようなものが六本生えている。
噛まれると腕や足を噛みちぎる力があります。
尾びれに当たるとかなりの威力があります。
素早いです。カサカサ動きます。
釣ってきた人は、詩天郊外にある人が近づかない川で大量にとってきたとのこと。
桶の中から膨れ上がった歪虚はどうやら、一緒の桶に入っていた魚や海老を食ったと思われます。
この魚は倒しても食べられません。
今回、皆さまは即疾隊の隊士である壬生和彦と一緒に戦う形となります。
ハンターとして参加しておりますが、即疾隊と動いているということで、即疾隊の者と見受けられ、立ち居振る舞いでは即疾隊の印象が上下します。
物を壊す、町の人を危険に遭わせるなどは印象は下がることでしょう。
その辺りもご考慮して頂ければと思います。
同行NPC
壬生和彦:みぶ・かずひこ。即疾隊隊士が共に戦います。
基本的には歪虚が町の人々に危害を加えないように戦います。
壁役もしますので、プレイングでお書き添え願えたらと思います。
※今回のシナリオはレベル制限がございませんが、22レベル以上のハンター様は、新人ハンターへの配慮をお願い申し上げます。
マスターより
お世話になります。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
街中での戦闘シナリオとなります。
皆さまのお力を頂戴したく思います。
宜しくお願いします。
シリーズシナリオ3回目は7月22日を予定してます。
鷹羽柊架(たかば・しゅうか)です。
街中での戦闘シナリオとなります。
皆さまのお力を頂戴したく思います。
宜しくお願いします。
シリーズシナリオ3回目は7月22日を予定してます。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/07/21 06:22
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/07/13 21:15:55 |
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お魚さん退治 閏(ka5673) 鬼|34才|男性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2016/07/16 23:55:14 |