ゲスト
(ka0000)
カラーナイトC~フラ・キャンディ編
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/07/25 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/08/08 22:00
オープニング
「あれ?」
同盟領のどこかのビーチでそんな声がする。
「どうしたのよ」
ぷかりと浮かんで泳いでいた男性の不審そうな声に気付いた女性が泳ぎ寄ってきた。
「いや……いま海面が一瞬赤く光ったような気がしたんだよ」
あそこらへんが、と指差す男性。どこらへんよ、まったく光ってないじゃない、と女性。
「おかしいなぁ」
確かにもう光ってない。首をひねる男性に、「そんなこと言って、また私にいたずらする気なんじゃない」とそっぽを向く女性。
その時。
――ぴか、ぴかっ。
「あ、今度はあっち。色も黄色だ!」
男性、慌てて振り返り女性の肩に手をやる。
「ちょっと、やっぱりわた……」
今度は女性も気付いた。
あたりの海面のあちらこちらに黄色はもちろん赤や緑、紫に青といった光が浮かび、まるでサーチライトのようにぐるんぐるん動き回り始めたのだ。
「え、何?」
「突然なんだ?」
周りにいた海水浴客たちも海面のカラフルで幻想的な変化に気付いた。リアルブルーの出身者がいれば、まるでディスコのようだと心踊らせたかもしれない。
しかし。
「痛っ!」
「ぐあっ!」
時に交差し忙しく動き回る光の中、数人が異変に悲鳴を上げ海に沈んだ。
「ぷはぁっ。く、クラゲだ。傘の中からいろんな色の光を出してるクラゲが触手をのばしてる!」
懸命に顔を出した被害者男性が叫んだ。
「逃げろ!」
「ひぃぃ~」
たちまち蜘蛛の子を散らすように岸へと急ぐ海水浴客たち。
「おい、クラゲに刺された者はこれに乗れ!」
ここで釣り船が到着。オールを置いて溺れそうな者を助けあげる。
この時、光の幻想的な乱舞がピタリとやんだ。あれだけあった光条がすべて姿を消したのだ。
「どうしたことだ?」
「いいからこの隙に全員助け上げろ」
不審に思う漕手。舵手は救出でそれどころではない。
が、すぐに理由が判明する。
「え……うわっ!」
――ぼこ……ピカー、ぶしゃっ!
漕手の腰掛ける足元がチリチリ赤くなったかと思うと穴が二つ空いて貫通。激しい白い一条の光が二本、力強く天に伸びた。それにかすった漕手の髪がチリリと焼ける。
「うわっ、沈む。浜まで泳げーーーーっ!」
穴から吹き出した海水で緩やかに沈んでいく釣り船。
逃げる最後の人たちを背に、海では再びカラフルな光の乱舞がまき起こっていた。
「……ちょっと、どういうこと?」
その日の夕方、ちょうどこの砂浜で演奏依頼を受けていた興行師のシェイクが頬に手を当て身を悩ましくくねらせながら質していた。ちなみにシェイク、オカマさんである。
「そういわれましても……」
「日中に海にクラゲの雑魔が出て遊泳禁止にしたんです。もちろん、これからの展開に予断を許さないので砂浜も立ち入り禁止。すいませんが、サンセットビーチのBGM演奏は中止です」
シェイクと彼女の楽団、シェイクスを呼んだここの海水浴場管理組合のお偉いさんたちが必死に言い訳している。
「あら~、せーっかくムーディーでゴージャスな演奏でぐっと盛り上げようとしたのに……」
「すいません……」
「で、どうするの? そのクラゲの雑魔」
「ハンターオフィスに退治を頼もうかと……」
ここでシェイク、肩からぐぐっと近寄って流し目うふん。
「あら。あたしに任せてくれれば歌って戦えるメンバーをそろえるわよ? シェイクスもそれまで待ってあげるからキャンセル料までは取らないわ。必要経費はかさむけど、お客は呼んでみせるわ。ただハンター雇うよりぐっとお得よ?」
ちなみにそのキャンセル料だけど、など言いつつちらりん、と紙を見せる。何が書いてあったかは不明だが、それを見た男はぶっと噴き出した。
「こういう急場をしのげる足回りのいい楽団は頼む分には安いの。その代り、キャンセル料は超一流並みに掛かるの。わかる? そうしないとこの業界、成り立たないのよ」
物凄い殺気とともに睨むシェイク。そのさま、ナメられるとこの業界食ってけないのよとの主張をオーラに纏うが如し。
「わ、分かった分かった」
「ありがと。その分、損はさせないわ。滞在中はサービス演奏もするし、歌って戦える『リラ・ゼーレ』は各地で評判のコたちのグループよ。期待してね」
契約成立にオカマウインクを気分良さそうに決めるシェイクだった。
というわけで、フラ・キャンディ(kz0121)と一緒にカクテルライトを放つクラゲ雑魔を退治し、夕刻にライブしてサンセットビーチを盛り上げてくれる人、求ム。
同盟領のどこかのビーチでそんな声がする。
「どうしたのよ」
ぷかりと浮かんで泳いでいた男性の不審そうな声に気付いた女性が泳ぎ寄ってきた。
「いや……いま海面が一瞬赤く光ったような気がしたんだよ」
あそこらへんが、と指差す男性。どこらへんよ、まったく光ってないじゃない、と女性。
「おかしいなぁ」
確かにもう光ってない。首をひねる男性に、「そんなこと言って、また私にいたずらする気なんじゃない」とそっぽを向く女性。
その時。
――ぴか、ぴかっ。
「あ、今度はあっち。色も黄色だ!」
男性、慌てて振り返り女性の肩に手をやる。
「ちょっと、やっぱりわた……」
今度は女性も気付いた。
あたりの海面のあちらこちらに黄色はもちろん赤や緑、紫に青といった光が浮かび、まるでサーチライトのようにぐるんぐるん動き回り始めたのだ。
「え、何?」
「突然なんだ?」
周りにいた海水浴客たちも海面のカラフルで幻想的な変化に気付いた。リアルブルーの出身者がいれば、まるでディスコのようだと心踊らせたかもしれない。
しかし。
「痛っ!」
「ぐあっ!」
時に交差し忙しく動き回る光の中、数人が異変に悲鳴を上げ海に沈んだ。
「ぷはぁっ。く、クラゲだ。傘の中からいろんな色の光を出してるクラゲが触手をのばしてる!」
懸命に顔を出した被害者男性が叫んだ。
「逃げろ!」
「ひぃぃ~」
たちまち蜘蛛の子を散らすように岸へと急ぐ海水浴客たち。
「おい、クラゲに刺された者はこれに乗れ!」
ここで釣り船が到着。オールを置いて溺れそうな者を助けあげる。
この時、光の幻想的な乱舞がピタリとやんだ。あれだけあった光条がすべて姿を消したのだ。
「どうしたことだ?」
「いいからこの隙に全員助け上げろ」
不審に思う漕手。舵手は救出でそれどころではない。
が、すぐに理由が判明する。
「え……うわっ!」
――ぼこ……ピカー、ぶしゃっ!
漕手の腰掛ける足元がチリチリ赤くなったかと思うと穴が二つ空いて貫通。激しい白い一条の光が二本、力強く天に伸びた。それにかすった漕手の髪がチリリと焼ける。
「うわっ、沈む。浜まで泳げーーーーっ!」
穴から吹き出した海水で緩やかに沈んでいく釣り船。
逃げる最後の人たちを背に、海では再びカラフルな光の乱舞がまき起こっていた。
「……ちょっと、どういうこと?」
その日の夕方、ちょうどこの砂浜で演奏依頼を受けていた興行師のシェイクが頬に手を当て身を悩ましくくねらせながら質していた。ちなみにシェイク、オカマさんである。
「そういわれましても……」
「日中に海にクラゲの雑魔が出て遊泳禁止にしたんです。もちろん、これからの展開に予断を許さないので砂浜も立ち入り禁止。すいませんが、サンセットビーチのBGM演奏は中止です」
シェイクと彼女の楽団、シェイクスを呼んだここの海水浴場管理組合のお偉いさんたちが必死に言い訳している。
「あら~、せーっかくムーディーでゴージャスな演奏でぐっと盛り上げようとしたのに……」
「すいません……」
「で、どうするの? そのクラゲの雑魔」
「ハンターオフィスに退治を頼もうかと……」
ここでシェイク、肩からぐぐっと近寄って流し目うふん。
「あら。あたしに任せてくれれば歌って戦えるメンバーをそろえるわよ? シェイクスもそれまで待ってあげるからキャンセル料までは取らないわ。必要経費はかさむけど、お客は呼んでみせるわ。ただハンター雇うよりぐっとお得よ?」
ちなみにそのキャンセル料だけど、など言いつつちらりん、と紙を見せる。何が書いてあったかは不明だが、それを見た男はぶっと噴き出した。
「こういう急場をしのげる足回りのいい楽団は頼む分には安いの。その代り、キャンセル料は超一流並みに掛かるの。わかる? そうしないとこの業界、成り立たないのよ」
物凄い殺気とともに睨むシェイク。そのさま、ナメられるとこの業界食ってけないのよとの主張をオーラに纏うが如し。
「わ、分かった分かった」
「ありがと。その分、損はさせないわ。滞在中はサービス演奏もするし、歌って戦える『リラ・ゼーレ』は各地で評判のコたちのグループよ。期待してね」
契約成立にオカマウインクを気分良さそうに決めるシェイクだった。
というわけで、フラ・キャンディ(kz0121)と一緒にカクテルライトを放つクラゲ雑魔を退治し、夕刻にライブしてサンセットビーチを盛り上げてくれる人、求ム。
解説
同盟領のとあるリゾートビーチの海中に出現した、半透明の傘からカラフルなカクテルライトを放つクラゲ雑魔を退治し、夕方のライブで歌ったり演奏したりしてサンセットビーチを盛り上げてください。
敵の数は不明ですが、一度に大量に出てきたりはしません。OPでは一度に二匹が出現したようですね。
敵は、クラゲ雑魔のみ。
大きさは小型の盾を伏せた程度の広さの半透明の傘に、より透明度の高い触手を持っています。ぴかぴか光って注意を逸らしているうちに何本もある触手を伸ばし接触することで相手を痺れさせるようです。普通の魚ならそのまま触手でびりびりやって弱らせ捕食。人であれば溺死させます。ハンターであれば効き目はかなり軽減されます。
倒そうと思えば素潜りして戦うしかありません。敵の触手が何本も絡むと大変危険なので一対一は避けた方が無難です。
また、敵は弾力性があるため殴る、撃つ、射る、良く分からないけど魔法的な攻撃、などに耐性があります。というか、海中なので短いナイフで攻撃するのが一番効果的なようです。
なお、海中での呼吸補助器具などの貸し出しは一切ありません。文字通り、数人で呼吸を合わせて一気に倒してください。
敵は倒れると粉々になります。
また、特殊攻撃としてカクテルライトを一つにすると結構な威力になる破壊光線となるようです。奥の手のようなので数人の人と戦っているとまず使ってきませんが、これをライブに活用しようとして生け捕っても危険なことになるのでやめましょう。
退治後はビーチの遊泳禁止と立ち入り禁止が解除されます。
夕方のライブで来場者を楽しませてあげてください。
その後であれば海の家で美味しいものを買って食べたりと楽しむことができます。
敵の数は不明ですが、一度に大量に出てきたりはしません。OPでは一度に二匹が出現したようですね。
敵は、クラゲ雑魔のみ。
大きさは小型の盾を伏せた程度の広さの半透明の傘に、より透明度の高い触手を持っています。ぴかぴか光って注意を逸らしているうちに何本もある触手を伸ばし接触することで相手を痺れさせるようです。普通の魚ならそのまま触手でびりびりやって弱らせ捕食。人であれば溺死させます。ハンターであれば効き目はかなり軽減されます。
倒そうと思えば素潜りして戦うしかありません。敵の触手が何本も絡むと大変危険なので一対一は避けた方が無難です。
また、敵は弾力性があるため殴る、撃つ、射る、良く分からないけど魔法的な攻撃、などに耐性があります。というか、海中なので短いナイフで攻撃するのが一番効果的なようです。
なお、海中での呼吸補助器具などの貸し出しは一切ありません。文字通り、数人で呼吸を合わせて一気に倒してください。
敵は倒れると粉々になります。
また、特殊攻撃としてカクテルライトを一つにすると結構な威力になる破壊光線となるようです。奥の手のようなので数人の人と戦っているとまず使ってきませんが、これをライブに活用しようとして生け捕っても危険なことになるのでやめましょう。
退治後はビーチの遊泳禁止と立ち入り禁止が解除されます。
夕方のライブで来場者を楽しませてあげてください。
その後であれば海の家で美味しいものを買って食べたりと楽しむことができます。
マスターより
ふらっと、深夜です。
夏だしフラちゃんに水着の全身図ついたしで、海依頼。
ついでにOMCが「カラー・ナイト・カーニバル」なのでカラフルに。
海中でカクテル光線を放つクラゲ雑魔を倒してください。幻想的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。
ほかにカラフルネタが浮かべば、次はイ寺鑑さんにも海でバカンスさせてあげようかなぁ。でもこの人、次の展開が待ってるし……。
では、よろしくお願いします。
夏だしフラちゃんに水着の全身図ついたしで、海依頼。
ついでにOMCが「カラー・ナイト・カーニバル」なのでカラフルに。
海中でカクテル光線を放つクラゲ雑魔を倒してください。幻想的な雰囲気を楽しむことができるでしょう。
ほかにカラフルネタが浮かべば、次はイ寺鑑さんにも海でバカンスさせてあげようかなぁ。でもこの人、次の展開が待ってるし……。
では、よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/08/07 23:11
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談ですよぉー 弓月・小太(ka4679) 人間(クリムゾンウェスト)|10才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/07/25 12:53:44 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/07/24 21:45:28 |