ゲスト
(ka0000)
【選挙】アイドルになりますわ!
マスター:朝臣あむ

- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2014/09/12 12:00
- リプレイ完成予定
- 2014/09/21 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
皇帝選挙の実施が決定された後、ゼナイド(kz0052)は師団の本拠地に戻る前にオズワルド(kz0027)と顔を合せていた。
「何の用だ。俺はあのバカのせいで増えた仕事を片付けなきゃなんねぇんだよ」
そうオズワルドの執務は山積み。選挙の決定が決まった以上、皇帝陛下の周囲で働く者なら当然の結果だった。
「オズワルド様でしたら1分もあれば片付いてしまいますわ」
それよりも。と彼女は口角を上げる。
「わたくし、立候補いたしますわよ。陛下を跪かせて足を舐めさせるのがわたくしの夢ですのっ!」
改めて口にする必要などないほどに想像でき過ぎた言葉にオズワルドの口から溜息が漏れる。
「さっきも豪語してたじゃねえか。好きにしろ。だが仕事は溜めるんじゃねぇぞ」
「大丈夫ですわよ。溜まったらマンゴルトが行いますし、わたくしもそこまで馬鹿ではありませんもの」
じゅうぶん馬鹿だろ。そんな言葉を呑み込みながら、オズワルドは脳裏に浮かんだ第十師団副師団長の姿を思い出していた。
最近前にも増して頭の光具合が良くなってきたが、やはり苦労が祟ってるんだろうか。
「つーか小娘、てめぇはそのままだと票が集まらねぇぞ」
皇帝選挙と言うからには国民からの投票が行われる。
つまり票が集まらなければ出馬した所で意味はないのだ。と言うか、投票数がゼロだった場合、出馬する為に使った経費が勿体ない。
「囚人師団なんてのは嫌われて当然の師団だ。そこの師団長ってだけでお前さんの票はガタ落ちだろ。集める算段はあるのか?」
「ありませんわよ」
「あ?」
「わたくしほどの美貌と強さがあれば票なんてあっという間に集まりますわ!」
胸を張って言ったゼナイドに頭を抱えそうになる。
「ですが、確かに今のままですと知名度が陛下以下であることは確かですわ。陛下を越える知名度を手に入れる方法があれば良いのですけど……それこそあっと言う間に上がる方法ですわね」
もう好きにしろ。そう言い添えて執務に戻る予定だった。
だが通路を行く兵士の声と、それに反応したゼナイドの声に彼の足は再度止まる事になる。
「やっぱアイドル最高だな!」
「おう! 可愛いし一生懸命だしさぁ!」
「アイドル?」
そう呟きながらオズワルドを見るのだが、彼の視線は明後日の方向へ流れてしまった。
きっと今のゼナイドに教えるのは危険、そう判断したのだろう。けれど耳にした物を取り消す事が出来なかった。
「オズワルド様、アイドルとは何ですの?」
「あー……要約すると歌って踊ってチヤホヤされる人気者、か?」
かなりいい加減だが、この説明にゼナイドの視線が落ちた。
「歌って踊ってチヤホヤ……」
ぶつぶつと口中で呟く様子に足が動く。
ここに居たら危険だ。
「あー……そろそろ戻るか」
「決めましたわ」
「いや、決めなくて良い」
「わたくし、アイドルになります!」
「だから決めんな!」
「そうと決まればマンゴルト……いえ、こうした馬鹿げた事はハンターの方が得意ですわね!」
「だから待て小娘ッ!」
オズワルドの静止も虚しく、ゼナイドは意気揚々と歩き出した。
向かうのは勿論ハンターオフィスだ。
彼女はこれからアイドルになるためのイロハをハンターに問う。それがどんな結果になるのか、今はまだ誰も知らない……。
皇帝選挙の実施が決定された後、ゼナイド(kz0052)は師団の本拠地に戻る前にオズワルド(kz0027)と顔を合せていた。
「何の用だ。俺はあのバカのせいで増えた仕事を片付けなきゃなんねぇんだよ」
そうオズワルドの執務は山積み。選挙の決定が決まった以上、皇帝陛下の周囲で働く者なら当然の結果だった。
「オズワルド様でしたら1分もあれば片付いてしまいますわ」
それよりも。と彼女は口角を上げる。
「わたくし、立候補いたしますわよ。陛下を跪かせて足を舐めさせるのがわたくしの夢ですのっ!」
改めて口にする必要などないほどに想像でき過ぎた言葉にオズワルドの口から溜息が漏れる。
「さっきも豪語してたじゃねえか。好きにしろ。だが仕事は溜めるんじゃねぇぞ」
「大丈夫ですわよ。溜まったらマンゴルトが行いますし、わたくしもそこまで馬鹿ではありませんもの」
じゅうぶん馬鹿だろ。そんな言葉を呑み込みながら、オズワルドは脳裏に浮かんだ第十師団副師団長の姿を思い出していた。
最近前にも増して頭の光具合が良くなってきたが、やはり苦労が祟ってるんだろうか。
「つーか小娘、てめぇはそのままだと票が集まらねぇぞ」
皇帝選挙と言うからには国民からの投票が行われる。
つまり票が集まらなければ出馬した所で意味はないのだ。と言うか、投票数がゼロだった場合、出馬する為に使った経費が勿体ない。
「囚人師団なんてのは嫌われて当然の師団だ。そこの師団長ってだけでお前さんの票はガタ落ちだろ。集める算段はあるのか?」
「ありませんわよ」
「あ?」
「わたくしほどの美貌と強さがあれば票なんてあっという間に集まりますわ!」
胸を張って言ったゼナイドに頭を抱えそうになる。
「ですが、確かに今のままですと知名度が陛下以下であることは確かですわ。陛下を越える知名度を手に入れる方法があれば良いのですけど……それこそあっと言う間に上がる方法ですわね」
もう好きにしろ。そう言い添えて執務に戻る予定だった。
だが通路を行く兵士の声と、それに反応したゼナイドの声に彼の足は再度止まる事になる。
「やっぱアイドル最高だな!」
「おう! 可愛いし一生懸命だしさぁ!」
「アイドル?」
そう呟きながらオズワルドを見るのだが、彼の視線は明後日の方向へ流れてしまった。
きっと今のゼナイドに教えるのは危険、そう判断したのだろう。けれど耳にした物を取り消す事が出来なかった。
「オズワルド様、アイドルとは何ですの?」
「あー……要約すると歌って踊ってチヤホヤされる人気者、か?」
かなりいい加減だが、この説明にゼナイドの視線が落ちた。
「歌って踊ってチヤホヤ……」
ぶつぶつと口中で呟く様子に足が動く。
ここに居たら危険だ。
「あー……そろそろ戻るか」
「決めましたわ」
「いや、決めなくて良い」
「わたくし、アイドルになります!」
「だから決めんな!」
「そうと決まればマンゴルト……いえ、こうした馬鹿げた事はハンターの方が得意ですわね!」
「だから待て小娘ッ!」
オズワルドの静止も虚しく、ゼナイドは意気揚々と歩き出した。
向かうのは勿論ハンターオフィスだ。
彼女はこれからアイドルになるためのイロハをハンターに問う。それがどんな結果になるのか、今はまだ誰も知らない……。
解説
●目的
ゼナイドのアイドルデビューに関してのサポート。
●概要
帝国第十師団師団長ゼナイドの選挙活動の支援。
自身が統治する都市「アネリブーベ」以外からの票を集める為にアイドルになる事を決意。
実際にデビューするかはともかくとして、アイドルとして必要なイロハを教えてあげて欲しい。
またアイドルデビューは選挙活動の一環である為、広報活動に必要な準備も頼む。
尚、仮面は必須であり素顔を見る事は出来ないので注意して欲しい。
○捕捉
ゼナイドの副官であり第十師団副師団長のマンゴルト・ワッホイによると「幼い頃は可憐で可愛らしい少女での……歌や踊りも得意だったんじゃ」との事。
●NPC
・ゼナイド
クラス:闘狩人
帝国第十師団師団長。
高飛車で傲慢な性格だが執務には忠実。
少々困った趣向を持ち合わせているが皇帝大好きであることは変わらず、夢はOP内で語った通りである。
何度かハンターと接し、玩具として興味を持ち始めた模様?
今回は比較的快く質問に答えてくれそうです。
※白紙防止に「がんばる」だけでも先に書いておきましょう。
ゼナイドのアイドルデビューに関してのサポート。
●概要
帝国第十師団師団長ゼナイドの選挙活動の支援。
自身が統治する都市「アネリブーベ」以外からの票を集める為にアイドルになる事を決意。
実際にデビューするかはともかくとして、アイドルとして必要なイロハを教えてあげて欲しい。
またアイドルデビューは選挙活動の一環である為、広報活動に必要な準備も頼む。
尚、仮面は必須であり素顔を見る事は出来ないので注意して欲しい。
○捕捉
ゼナイドの副官であり第十師団副師団長のマンゴルト・ワッホイによると「幼い頃は可憐で可愛らしい少女での……歌や踊りも得意だったんじゃ」との事。
●NPC
・ゼナイド
クラス:闘狩人
帝国第十師団師団長。
高飛車で傲慢な性格だが執務には忠実。
少々困った趣向を持ち合わせているが皇帝大好きであることは変わらず、夢はOP内で語った通りである。
何度かハンターと接し、玩具として興味を持ち始めた模様?
今回は比較的快く質問に答えてくれそうです。
※白紙防止に「がんばる」だけでも先に書いておきましょう。
マスターより
こんにちは、朝臣あむです。
今回は帝国Divのメインストーリー、皇帝選挙に焦点を宛てたシナリオになっています。
ゼナイド本人はアイドルになって票を集めるのは妙案と思ってやる気満々です!
よろしければ彼女のアホな提案に愛の手をよろしくお願いします!!
いざ仮面アイドル誕生への道を――!
……皆様のご参加とプレイングを心よりお待ちしております(深々)
今回は帝国Divのメインストーリー、皇帝選挙に焦点を宛てたシナリオになっています。
ゼナイド本人はアイドルになって票を集めるのは妙案と思ってやる気満々です!
よろしければ彼女のアホな提案に愛の手をよろしくお願いします!!
いざ仮面アイドル誕生への道を――!
……皆様のご参加とプレイングを心よりお待ちしております(深々)
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2014/09/19 04:51
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 サーシャ・V・クリューコファ(ka0723) 人間(リアルブルー)|15才|女性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2014/09/12 11:12:04 |
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ゼナイド様への質問卓 神楽(ka2032) 人間(リアルブルー)|15才|男性|霊闘士(ベルセルク) |
最終発言 2014/09/10 20:56:48 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2014/09/08 23:23:36 |