ゲスト
(ka0000)
サマーゾンビーチ
マスター:KINUTA

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/08/13 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/08/22 19:00
オープニング
皆さんおはようございます、カチャです。
私、休みをとって海に来ています。
後見人のアレックスさんが、ジュアンさんと旅行に行くけどついでに一緒に来るかと誘ってくれたんです。いい折なので、ありがたく便乗させていただくことにしました。最近依頼において色々あったので、猛烈に癒しが欲しかったんです。
もちろん泊まる部屋は別ですよ。私もそこまで野暮ではないですからね。
この付近にはたくさんイルカが生息しています。餌付けしているお陰でしょうか、どの子もすごく人なつこいです。私、思う存分戯れてきました。
宿泊先はホテルです。最近出来たとかで、すごくきれいです。四階建てで、部屋数は50。前は砂浜、後ろは山。絵に描いたようなオーシャンビュー……まあ私は山側の部屋に泊まりましたけど。そっちのほうが安かったので。
ついでに言うとこのあたりはウニの産地です。しこたまウニどんぶりを食べました。心身ともにすごく満たされました。
しかしその翌日、つまり今現在。潮騒が聞こえてくるさわやかな朝、ホテルの外にはゾンビゾンビまたゾンビ。従業員さん達が廊下を駆け回っています。
「お客様の中にハンターの方はいらっしゃいませんか! いらっしゃいましたら至急ロビーまでお集まりくださーい!」
こんな場合行かなきゃいけないんでしょうね、やっぱり。
このまま平穏にお土産買って帰るつもりだったのに。なんで今日この時に出てくるのゾンビの馬鹿。せめて出現を一日先送りしてくれればよかったのに等考えながら竹刀を引きずってロビーに行ってみますと、知り合いがいました。
「あら、カチャちゃん。奇遇ね」
「あれっ! 杏子さんもここに泊まってたんですか?」
「ええ。この近くで、ちょっとした依頼を受けてね。あなたもそう?」
「あ、いえ。私は純粋に観光です。アレックスさんたちと一緒に来たんです」
――そういえば、アレックスさんの姿が見えません。
まだ寝てるのかと思ったらその通りだったらしく、随分遅れて大あくびしながら、着流しの浴衣姿で現れました。
「いよー、なんか朝から面倒なことになってるみたいだな」
頭を掻いて、まだ眠そうです。夜更かしでもしてたんでしょうか。
「ジュアンさんはどうしました?」
「寝てる」
「寝てる? こんなに騒がしいのに?」
「そ。あいつ寝付きがすごくいいんだ。その代わり寝起きがすごく悪いけどな。しっかしまあ、よくもこれだけゾンビが湧きに湧いたな。どっから来たんだか……」
そこは私も気になります。ガラス張りの入り口にも窓にも腐れた歪虚が、ああああうううう呻きながら群がっています。目にするだけで非常に暑苦しいですが、さてどこからやってきたのか。
そんなことを考えていると、従業員たちのひそひそ話が耳に入ってきました。
「見ろ、だから言わんこっちゃない。大体な、オーナーがここにホテルを立てるって言い出したときから、俺はやばいんじゃないかと思ってたんだよ。もともと墓場だろ。そこ無理やり整地して埋め立ててさあ」
「でも、ちゃんと供養したから大丈夫だって言ってましたよ」
「あのケチでがめついオーナーがそんなことするわきゃないよ。全館に火災報知機付けるのさえ、渋りに渋ったんだぞ」
なるほど原因はよく分かりました。そんないい加減なことをするなんて、一体どんな人なのでしょう。
と思ったら、本人が現れました。
「やあやあ、お集まりいただきありがとうございます!」
背広と下駄の丸禿げおじさんです。扇子を翻し金歯を光らせ、すっごく成り金ぽいです。
「いやいや私常々、ハンターに敬意を払っておるのですよ。日夜世のため人のため戦場に赴きにっくき歪虚を退治して下さる……己の利を省みないその崇高な使命感、感服致します! 尽きましては是非とも高潔なるボランティア精神にのっとり、当ホテルとお客様を救っていただきたい、かと!」
……なるほど確かにケチな人です。この事態を無償で解決させようという気持ちが、ありありと伝わってくる台詞です。
解説
補足説明。
これは海浜ホテルの周囲に突如湧いたゾンビの群れを排除し、塵へ還ってもらうことを目的とするシナリオです。
参加するハンターは全員『ホテルの宿泊客であり、呼び出しに応じて集まってきた』ということになります。
『外部から駆けつける』ことを前提にしたプレイングは不可となりますので、ご了承下さい。
本文にあります通り、ホテルオーナーは可能な限り金を使いたくないと思っています。
参加されますハンターにおかれましては、対価なしの労働などあり得ないという点を、懇切丁寧に説き聞かせてあげてください。
このOPには3名のハンターNPCが登場します。
カチャ・タホ:明るく元気な借金持ちの少女/クルセイダー
八橋 杏子:兼業画家の女ハンター。/ソードダンサー
アレックス・バンダー:女に興味がない青年。カチャに対しては、後見人的立ち居地。/ソードダンサー
全員戦力になります。
歪虚データ
名称:ゾンビ
能力:うめく。うごめく。かむ。
機動力:劣る。動きはすこぶる鈍い。その代わりしつこい。
知能:まあ、虫くらいにはあるのではないかと。
総員:200体。
補足:噛まれてもゾンビになったりしません。痛いだけです。ご安心を。
マスターより
KINUTAです。
腐爛死体は夏の風物詩。
腐爛死体は夏の風物詩。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/08/19 01:24
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/08/10 00:44:51 |
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相談卓だよ 天竜寺 詩(ka0396) 人間(リアルブルー)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/08/13 13:09:18 |