ゲスト
(ka0000)
アマリリス~偽装補給隊
マスター:深夜真世

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/08/18 22:00
- リプレイ完成予定
- 2016/09/01 22:00
オープニング
【お詫びと現状説明】
「アマリリス」の題での連作中、本来は「蛍石」と表記する鉱石を「珪石」と表記していました。
シナリオでの勘所となる「CAMなどで使われる高性能なレンズとしての需要がある」は、「蛍石」による光学レンズのことを指します。また、紫色や緑色で、アクセサリーとしても活用されているようです。
連作の企画書には「蛍石」と表記していたのですが登場が遅かったため、実際のシナリオ内では同じ読みにもなる「珪石」と誤記してしまいました。
混乱を招き、誠に申し訳ございません。
しかしながら、訂正は行わず「珪石」と「蛍石」の両方が産出されていることで対応させてください。
一部プレイングで、「珪石」の性質を生かした利用案をいただきましたこともあり、そのまま活用させていただきます。
私の不注意で本当に申し訳ございません。
今後ともよろしくお願いします。
●本編
ここは蒸気工業都市フマーレ郊外の、旧グリス氏邸。
「珪石は価格設定を下げたことで一応取引の幅は広がりました。もともとまとまった需要は少ないので安定供給を続けていれば信頼を得ることができるでしょう」
執事のバモスが、少女実業家のアムアリスに説明する。
「蛍石と水晶の方は?」
紅茶を飲みながら聞くアムアリス。
「CAMの増産が本格化され非常に好調です。その分、競争が厳しくなっています。こちらは逆に価格競争に巻き込まれそうですね」
バモス、言うほど消沈はしていない。産出する蛍石の質でまだ優位性を保っているからだ。
「お父様の……マッケレル海商の方は?」
「アムアリスお嬢様の家出する原因となった騒動から立ち直って業績が元に戻りました。アムアリス様との取引のおかげです」
「そう、良かった」
アムアリスが安堵の吐息を吐いたところだった。
「アム!」
執務室に少年が入って来た。モータルである。アムは、アムアリスが家出後に名乗っている名前だ。ややこしいが、アマリリス商会の代表としてはアマリリスを名乗っていたりする。
「ここを襲った元盗賊たちはすべて協力することになったよ。……露天商として蛍石がかなり売れたらしい。信用してやるって」
余談だか、前回のシナリオでここを襲った盗賊に分けて宝石として売らせた「珪石」は誤表記で、正しくは「蛍石」となる。ただし、「珪石」は新たな取引先として石工組合などに卸すこととなり、幅が広がった。
閑話休題。
「分かったわ、モータル。それじゃ早速、ハンターも雇って鉱山街に取って返して」
実はセル鉱山。
現在、鉱山付近で勢力争いをしていた「黄昏一団」、「灰猫一味」、「山の牙団」の三つの盗賊団を壊滅させ残党を取り込んでいたが、空白地帯になったことで新たな盗賊が流入。ちょっかいを出されていた。
それだけではない。
新たに鉱山の近くに、ゴブリンの鉱山もあることが発覚。ゴブリンが付近をうろつき始めていた。
これまでそんなことがなかったのは、伝説の巨人と吸血鬼歪虚の縄張りだったから。これを退治してから大人しかった勢力も行動範囲を広げていたのだ。
「了解。積荷はどうする? セル鉱山に備蓄の余裕はあるけど、何か運んだ方がいいかな?」
「手ぶらで行って作業員の士気が上がるはずないわ。嗜好品を中心に運んで……そうね。いつか『がっぽり稼いだら上等の酒をおごる』って話したからいいお酒を。あっちに常駐するバモスもやりやすくなるはずよ」
「そりゃ責任重大だ」
「何よ。『危ない橋を渡れ。自分が、誰かのために』が座右の銘じゃなかったの?」
「いつもは止めるくせに」
にやり、と返して部屋を出るモータルだった。
というわけで、輸送部隊と見せ掛け盗賊に襲わせ、返り討ちにしてくれる人、求ム。
ただし!
輸送部隊はセル鉱山に行く途中でまったく襲われることはなかった。
その代り、丸太の塀で囲まれたセル鉱山が盗賊の一団とゴブリンの一団に襲われピンチに陥っていた。
モータルの偽装輸送部隊は、攻城戦を仕掛ける二陣営の背後から攻撃を仕掛けることができる格好のタイミングでの参戦となる。
健闘を祈る。
「アマリリス」の題での連作中、本来は「蛍石」と表記する鉱石を「珪石」と表記していました。
シナリオでの勘所となる「CAMなどで使われる高性能なレンズとしての需要がある」は、「蛍石」による光学レンズのことを指します。また、紫色や緑色で、アクセサリーとしても活用されているようです。
連作の企画書には「蛍石」と表記していたのですが登場が遅かったため、実際のシナリオ内では同じ読みにもなる「珪石」と誤記してしまいました。
混乱を招き、誠に申し訳ございません。
しかしながら、訂正は行わず「珪石」と「蛍石」の両方が産出されていることで対応させてください。
一部プレイングで、「珪石」の性質を生かした利用案をいただきましたこともあり、そのまま活用させていただきます。
私の不注意で本当に申し訳ございません。
今後ともよろしくお願いします。
●本編
ここは蒸気工業都市フマーレ郊外の、旧グリス氏邸。
「珪石は価格設定を下げたことで一応取引の幅は広がりました。もともとまとまった需要は少ないので安定供給を続けていれば信頼を得ることができるでしょう」
執事のバモスが、少女実業家のアムアリスに説明する。
「蛍石と水晶の方は?」
紅茶を飲みながら聞くアムアリス。
「CAMの増産が本格化され非常に好調です。その分、競争が厳しくなっています。こちらは逆に価格競争に巻き込まれそうですね」
バモス、言うほど消沈はしていない。産出する蛍石の質でまだ優位性を保っているからだ。
「お父様の……マッケレル海商の方は?」
「アムアリスお嬢様の家出する原因となった騒動から立ち直って業績が元に戻りました。アムアリス様との取引のおかげです」
「そう、良かった」
アムアリスが安堵の吐息を吐いたところだった。
「アム!」
執務室に少年が入って来た。モータルである。アムは、アムアリスが家出後に名乗っている名前だ。ややこしいが、アマリリス商会の代表としてはアマリリスを名乗っていたりする。
「ここを襲った元盗賊たちはすべて協力することになったよ。……露天商として蛍石がかなり売れたらしい。信用してやるって」
余談だか、前回のシナリオでここを襲った盗賊に分けて宝石として売らせた「珪石」は誤表記で、正しくは「蛍石」となる。ただし、「珪石」は新たな取引先として石工組合などに卸すこととなり、幅が広がった。
閑話休題。
「分かったわ、モータル。それじゃ早速、ハンターも雇って鉱山街に取って返して」
実はセル鉱山。
現在、鉱山付近で勢力争いをしていた「黄昏一団」、「灰猫一味」、「山の牙団」の三つの盗賊団を壊滅させ残党を取り込んでいたが、空白地帯になったことで新たな盗賊が流入。ちょっかいを出されていた。
それだけではない。
新たに鉱山の近くに、ゴブリンの鉱山もあることが発覚。ゴブリンが付近をうろつき始めていた。
これまでそんなことがなかったのは、伝説の巨人と吸血鬼歪虚の縄張りだったから。これを退治してから大人しかった勢力も行動範囲を広げていたのだ。
「了解。積荷はどうする? セル鉱山に備蓄の余裕はあるけど、何か運んだ方がいいかな?」
「手ぶらで行って作業員の士気が上がるはずないわ。嗜好品を中心に運んで……そうね。いつか『がっぽり稼いだら上等の酒をおごる』って話したからいいお酒を。あっちに常駐するバモスもやりやすくなるはずよ」
「そりゃ責任重大だ」
「何よ。『危ない橋を渡れ。自分が、誰かのために』が座右の銘じゃなかったの?」
「いつもは止めるくせに」
にやり、と返して部屋を出るモータルだった。
というわけで、輸送部隊と見せ掛け盗賊に襲わせ、返り討ちにしてくれる人、求ム。
ただし!
輸送部隊はセル鉱山に行く途中でまったく襲われることはなかった。
その代り、丸太の塀で囲まれたセル鉱山が盗賊の一団とゴブリンの一団に襲われピンチに陥っていた。
モータルの偽装輸送部隊は、攻城戦を仕掛ける二陣営の背後から攻撃を仕掛けることができる格好のタイミングでの参戦となる。
健闘を祈る。
解説
※この依頼は連作ですが、あくまで一戦局を扱った単発の戦闘依頼です。これまでの経緯を知らずとも問題なく活躍することが可能です。
偽装輸送部隊として出発し襲撃を受けることなく目的地に到着したと思ったら目的地が襲われていました。むしろ緊急事態です。攻城戦を仕掛ける敵の背後から奇襲を仕掛け、敵二陣営を撃退してください。
セル鉱山は便宜上、
・北…鉱山で絶壁。唯一敵の心配のない方面。
・東…盗賊に対して塀から弓矢で応戦中。敵の矢やファイヤボールを食らうなどで塀に取り付く敵もちらほら。
・西…ゴブリンの戦闘部隊が接近中。まさに突撃しようとしているところ。近接戦闘特化型です。
・南…両開きの正門あり。強固。こちらにはまだ敵はいない。
ゴブリン、盗賊とも、強さは駆け出し開拓者の一対一でいい勝負、と考えてください。
ゴブリンは打撃戦闘特化型装備。
盗賊は覚醒者で、中距離と接近戦の両対応装備。魔法を使うのもいるようです。
数は不明で、結構いる模様。ただし、敵の圧力さえ弱めれば鉱山街守備隊の攻撃も息を吹き返します。
参加者の乗る馬車などの偽装商隊はもちろん、南側から接近します。途中で気付く(敵には気付かれていない)ので、その後は自由に戦場を選ぶことができます。
こちらには弓と剣を装備した味方盗賊が8人(非覚醒者)とモータル(近接職。覚醒者)がいます。指示を出したり率いることができます。鉱山街に仲間だった盗賊が戦っているので裏切ることはありません。安心してください。指示がなければ馬車と補給物資を守ります。
偽装輸送部隊として出発し襲撃を受けることなく目的地に到着したと思ったら目的地が襲われていました。むしろ緊急事態です。攻城戦を仕掛ける敵の背後から奇襲を仕掛け、敵二陣営を撃退してください。
セル鉱山は便宜上、
・北…鉱山で絶壁。唯一敵の心配のない方面。
・東…盗賊に対して塀から弓矢で応戦中。敵の矢やファイヤボールを食らうなどで塀に取り付く敵もちらほら。
・西…ゴブリンの戦闘部隊が接近中。まさに突撃しようとしているところ。近接戦闘特化型です。
・南…両開きの正門あり。強固。こちらにはまだ敵はいない。
ゴブリン、盗賊とも、強さは駆け出し開拓者の一対一でいい勝負、と考えてください。
ゴブリンは打撃戦闘特化型装備。
盗賊は覚醒者で、中距離と接近戦の両対応装備。魔法を使うのもいるようです。
数は不明で、結構いる模様。ただし、敵の圧力さえ弱めれば鉱山街守備隊の攻撃も息を吹き返します。
参加者の乗る馬車などの偽装商隊はもちろん、南側から接近します。途中で気付く(敵には気付かれていない)ので、その後は自由に戦場を選ぶことができます。
こちらには弓と剣を装備した味方盗賊が8人(非覚醒者)とモータル(近接職。覚醒者)がいます。指示を出したり率いることができます。鉱山街に仲間だった盗賊が戦っているので裏切ることはありません。安心してください。指示がなければ馬車と補給物資を守ります。
マスターより
ふらっと、深夜です。
アマリリス商会とセル鉱山の続きです。
本編を読まずとも、解説に書かれた状況を読むだけで戦闘行動の判断は可能です。
続きのリリースが遅れたのは、間違いが発覚したからではなく、ほかに急いで展開すべき物語があったためです。
というか、今頃の謝罪でごめんなさい。
とにかく今回、攻めて来る敵の背後を取ることができました。
鉱山街はピンチですが、参加者的には圧倒的に有利なポジションにいます。
存分に戦略行動を取って暴れてください。
敵も戦略行動を取っていますので戦況はすぐに動くでしょう。
では、よろしくお願いします。
アマリリス商会とセル鉱山の続きです。
本編を読まずとも、解説に書かれた状況を読むだけで戦闘行動の判断は可能です。
続きのリリースが遅れたのは、間違いが発覚したからではなく、ほかに急いで展開すべき物語があったためです。
というか、今頃の謝罪でごめんなさい。
とにかく今回、攻めて来る敵の背後を取ることができました。
鉱山街はピンチですが、参加者的には圧倒的に有利なポジションにいます。
存分に戦略行動を取って暴れてください。
敵も戦略行動を取っていますので戦況はすぐに動くでしょう。
では、よろしくお願いします。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/08/30 02:39
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/08/14 14:28:37 |
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鉱山救援 ロニ・カルディス(ka0551) ドワーフ|20才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/08/17 22:44:47 |