ゲスト
(ka0000)
酔いどれ? 新トマト祭!
マスター:奈華里

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在10人 / 1~25人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/09/17 09:00
- リプレイ完成予定
- 2016/10/01 09:00
オープニング
ここはトマト栽培が盛んな村、カルドルビーノ。
この村では毎年ある祭りが行われ、その日ばかりは街中が大騒ぎ。老若男女一心不乱にあるモノを投げ合う。
そう、そのあるモノとは――もちろんトマトだ。来年の豊作を願い、今年とれたトマトの一部を投げ合い街中を真っ赤に染める事で大地の精霊が喜び、次の年も恵みをもたらしてくれる。そう信じて人々はトマトを投げ合う。ちなみに人にぶつければ、ぶつけられた側の無病息災を願う事になるというから面白い。
だが、今年の開催は些か遅れていた。というのも、それには深い訳がある。
「やっと出来たぞ…」
くつくつと笑う一人の男――彼はトマト祭り実行委員の一人、月チームの自称・参謀だ。
さて、月チームというのは何かといえばこの祭り。賞品こそでないものの、街を分断する川を境に西側を太陽、東側を月としてチームを作り、毎年どちらが早く真っ赤に出来るかを競っているから。去年は彼が秘密裏に作らせた投石器ならぬ投トマト器による劇的な一発逆転を狙ったのだが、性能がいまいちであり太陽チームの勝利に終わったのだった。その雪辱を胸に…彼は新たなものを導入し、勝利を企む。そして辿り着いたのは――。
「諸君、待たせたな。今年のトマト祭りにはこれを導入しようじゃないか!」
会議のテーブルにどんっとおいたのは彼が研究し作り上げたトマト酒だ。
「おいおい、流石にそんなもの使ったら酔った勢いで乱闘とかになっちまうだろう」
別の実行委員がそれを見て待ったをかける。
「それに子供も参加するんだぞ。アルコールはちょっと…」
「判っている。これはあくまで私の自慢……ではなく、言いたいのは液体という部分だ」
「液体…ですか?」
元々この祭りでは固形の、つまり収穫し立ての熟したトマトを使っている。
それを初めから絞って使うという事だろうか。
「でも、それじゃあ持ち運べないだろうし・・・第一瓶は危険だ」
健康と豊作を願う祭りである筈なのに、怪我人が出ては元も子もない。しかし、そこは彼とて考慮済みだ。
「馬鹿なのかね、君達は。そんな事を配慮していない私ではないっ! つまりはこれだ!!」
ばばーんと大袈裟に壁を叩いて、いつ改造したのか会議室の壁がくるりと回る。
「おいおい、勝手に変な事すんなよ…」
そのからくりはさておいて、その裏にあったのは皮袋と竹筒だ。
「いいか。今年はこの皮袋にトマトジュースを入れ街の何処かに設置しておく。所謂ボーナスだな。これを発見したら一発逆転が出来るという訳だ。紐を引いたらその場所一帯を染める事が出来る画期的システムだ。そして、こっちの竹筒は水鉄砲になっている。これにはこのトマト酒を仕込んでおく。かける側は人を選べるから、子供にうたなければ酔わす事もないだろう…まぁ、念の為多少薄めて装填しておけば問題ないし、投げるのが下手な奴でもこれならば命中率は格段に上がるという仕組みだ。どうだね?」
いつものように彼は自慢げにこの意見を披露する。
「そうだなぁ。マンネリになってもあれだし…面白いかも知んねぇなぁ」
太陽側の委員がそれに賛同する。
「ならば決まりだ。流しトマトのそれに加えて、今年はこの二つを導入。より白熱した戦いをしようではないか」
彼のこの祭りに対する意気込みに若干名圧倒されながらも、満場一致でこの試みの導入が決定する。
(フッフッフ、今度こそ見ていろ。それにこの酒を使用する事でうちの商品のPRにもなるし、一石二鳥。これは高笑いが止まらんわっ)
男が密かに歓喜の声を上げる。だが、太陽側とて負けてはいない。
「去年のアレ、うちでも導入しような」
「ああ、そうしよう」
はてさて、両チームの思惑やいかに。
この村では毎年ある祭りが行われ、その日ばかりは街中が大騒ぎ。老若男女一心不乱にあるモノを投げ合う。
そう、そのあるモノとは――もちろんトマトだ。来年の豊作を願い、今年とれたトマトの一部を投げ合い街中を真っ赤に染める事で大地の精霊が喜び、次の年も恵みをもたらしてくれる。そう信じて人々はトマトを投げ合う。ちなみに人にぶつければ、ぶつけられた側の無病息災を願う事になるというから面白い。
だが、今年の開催は些か遅れていた。というのも、それには深い訳がある。
「やっと出来たぞ…」
くつくつと笑う一人の男――彼はトマト祭り実行委員の一人、月チームの自称・参謀だ。
さて、月チームというのは何かといえばこの祭り。賞品こそでないものの、街を分断する川を境に西側を太陽、東側を月としてチームを作り、毎年どちらが早く真っ赤に出来るかを競っているから。去年は彼が秘密裏に作らせた投石器ならぬ投トマト器による劇的な一発逆転を狙ったのだが、性能がいまいちであり太陽チームの勝利に終わったのだった。その雪辱を胸に…彼は新たなものを導入し、勝利を企む。そして辿り着いたのは――。
「諸君、待たせたな。今年のトマト祭りにはこれを導入しようじゃないか!」
会議のテーブルにどんっとおいたのは彼が研究し作り上げたトマト酒だ。
「おいおい、流石にそんなもの使ったら酔った勢いで乱闘とかになっちまうだろう」
別の実行委員がそれを見て待ったをかける。
「それに子供も参加するんだぞ。アルコールはちょっと…」
「判っている。これはあくまで私の自慢……ではなく、言いたいのは液体という部分だ」
「液体…ですか?」
元々この祭りでは固形の、つまり収穫し立ての熟したトマトを使っている。
それを初めから絞って使うという事だろうか。
「でも、それじゃあ持ち運べないだろうし・・・第一瓶は危険だ」
健康と豊作を願う祭りである筈なのに、怪我人が出ては元も子もない。しかし、そこは彼とて考慮済みだ。
「馬鹿なのかね、君達は。そんな事を配慮していない私ではないっ! つまりはこれだ!!」
ばばーんと大袈裟に壁を叩いて、いつ改造したのか会議室の壁がくるりと回る。
「おいおい、勝手に変な事すんなよ…」
そのからくりはさておいて、その裏にあったのは皮袋と竹筒だ。
「いいか。今年はこの皮袋にトマトジュースを入れ街の何処かに設置しておく。所謂ボーナスだな。これを発見したら一発逆転が出来るという訳だ。紐を引いたらその場所一帯を染める事が出来る画期的システムだ。そして、こっちの竹筒は水鉄砲になっている。これにはこのトマト酒を仕込んでおく。かける側は人を選べるから、子供にうたなければ酔わす事もないだろう…まぁ、念の為多少薄めて装填しておけば問題ないし、投げるのが下手な奴でもこれならば命中率は格段に上がるという仕組みだ。どうだね?」
いつものように彼は自慢げにこの意見を披露する。
「そうだなぁ。マンネリになってもあれだし…面白いかも知んねぇなぁ」
太陽側の委員がそれに賛同する。
「ならば決まりだ。流しトマトのそれに加えて、今年はこの二つを導入。より白熱した戦いをしようではないか」
彼のこの祭りに対する意気込みに若干名圧倒されながらも、満場一致でこの試みの導入が決定する。
(フッフッフ、今度こそ見ていろ。それにこの酒を使用する事でうちの商品のPRにもなるし、一石二鳥。これは高笑いが止まらんわっ)
男が密かに歓喜の声を上げる。だが、太陽側とて負けてはいない。
「去年のアレ、うちでも導入しような」
「ああ、そうしよう」
はてさて、両チームの思惑やいかに。
解説
内容
新流しトマト祭りに参加する事
トマト祭りとは今年の収穫を感謝し、完熟したトマトをひたすら投げ合うお祭りです
基本は街の中央にある川からトマトを補充し、相手チームの街と人を染め上げていく、ただそれだけ
川の水でクールダウンしつつ、トマトを投げまくりましょう
●街周辺概要
街自体の規模はそれ程大きくなく、住居となっている建物は少なめ
必要最低限の商店が立ち並び、観光客用の宿泊施設や土産屋が数件並んでいる程度
トマトを投げていい場所はこの街内という事になっており、問題の川は街の中央部に流れている
当日は川に網が張られる為、流れてきたトマトは一定の場所で堰き止められ回収しやすくなる
川の深さは深くても60cm程度 流れも速くないので子供でも安心
●トマト祭り追加事項
勝ち負けは存在しないが川を隔てて街が二分されている為、
毎年太陽チーム(西側)と月チーム(東側)に分かれてどちらが早く敵地を真っ赤に出来るかを競っている
但し、勝ったからと言って景品がある訳ではないがお遊び要素として好評なんだとか
使用されているトマトは勿論食用のもの(種類は様々)を使っている為食べても良いが、基本落ちたもの、つぶれたものに関しては衛生的におススメできない
食べるのであれば川でとったもの、あるいは投げられ途中のものとする
新要素として今年はボーナス袋(一回使い切り)と竹鉄砲が追加導入されています
相手の街の何処かに設置されている為、これを使うには探す必要があります
数は各街に袋と水鉄砲五つずつ配備されています
●同行者について
こちらイベント依頼になりますので、多数の参加者様が予想されます
もし同行者様(一緒に行動したい人)がいる場合はプレイングに相手の名前とIDを判り易く明記下さい
関係等も書かれているとより希望に添えられるかと思います
新流しトマト祭りに参加する事
トマト祭りとは今年の収穫を感謝し、完熟したトマトをひたすら投げ合うお祭りです
基本は街の中央にある川からトマトを補充し、相手チームの街と人を染め上げていく、ただそれだけ
川の水でクールダウンしつつ、トマトを投げまくりましょう
●街周辺概要
街自体の規模はそれ程大きくなく、住居となっている建物は少なめ
必要最低限の商店が立ち並び、観光客用の宿泊施設や土産屋が数件並んでいる程度
トマトを投げていい場所はこの街内という事になっており、問題の川は街の中央部に流れている
当日は川に網が張られる為、流れてきたトマトは一定の場所で堰き止められ回収しやすくなる
川の深さは深くても60cm程度 流れも速くないので子供でも安心
●トマト祭り追加事項
勝ち負けは存在しないが川を隔てて街が二分されている為、
毎年太陽チーム(西側)と月チーム(東側)に分かれてどちらが早く敵地を真っ赤に出来るかを競っている
但し、勝ったからと言って景品がある訳ではないがお遊び要素として好評なんだとか
使用されているトマトは勿論食用のもの(種類は様々)を使っている為食べても良いが、基本落ちたもの、つぶれたものに関しては衛生的におススメできない
食べるのであれば川でとったもの、あるいは投げられ途中のものとする
新要素として今年はボーナス袋(一回使い切り)と竹鉄砲が追加導入されています
相手の街の何処かに設置されている為、これを使うには探す必要があります
数は各街に袋と水鉄砲五つずつ配備されています
●同行者について
こちらイベント依頼になりますので、多数の参加者様が予想されます
もし同行者様(一緒に行動したい人)がいる場合はプレイングに相手の名前とIDを判り易く明記下さい
関係等も書かれているとより希望に添えられるかと思います
マスターより
今年もやりますトマト祭りぃ~、奈華里です
竹鉄砲の方は少し工夫すれば再利用できますよ…という事で探す方はどうぞ☆
しかし、最近トマトも種類が多いですねぇ
普通のミニトマトって家で作ると酸味が強いですが、
以前スーパーで買ったアンジェレトマトはそれ程酸味がなく食べやすくて美味しかったです
さて余談はこれ位にして、御参加お待ちしています
竹鉄砲の方は少し工夫すれば再利用できますよ…という事で探す方はどうぞ☆
しかし、最近トマトも種類が多いですねぇ
普通のミニトマトって家で作ると酸味が強いですが、
以前スーパーで買ったアンジェレトマトはそれ程酸味がなく食べやすくて美味しかったです
さて余談はこれ位にして、御参加お待ちしています
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/10/01 03:11
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
トマト祭り【参加者控え室】 Gacrux(ka2726) 人間(クリムゾンウェスト)|25才|男性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/09/16 23:56:38 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/09/16 23:54:32 |