ゲスト
(ka0000)
【蒼乱】Laplace's Demon
マスター:cr

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/09/14 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/09/23 15:00
オープニング
※このシナリオは難易度が高く設定されています。所持金の大幅な減少や装備アイテムの損失、場合によっては、再起不能、死亡判定が下される可能性があります。
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
「ふむ、故障無し、現在全て正常動作中……システムに問題はなし、これはフェアに戦えそうだ」
大渓谷内の遺跡と呼ばれる場所、その一つで女性が壁に手を触れていた。彼女の回りにはドローン達が並んでいる。これらはこの遺跡の警備システムであり、侵入者達を阻んでいる。そのはずなのだが、彼女を前にしてこれらが動く気配はない。
「さて、彼らはいつここにたどり着くのか」
彼女は壁から手を離す。そこには得体のしれない装置が埋め込まれていた。その装置からは動作を示す青い光が放たれていたが、彼女が手を離すと程なくしてその光は消える。
すると彼女は停止している警備システムの中から、ドローンを一つ持ち上げる。決して小さくはない。1m程度の大きさのものだ。
「まあいい、一つ準備をさせてもらおう」
そして彼女はドローンを口元に引き寄せ――文字通り、一口で飲み込んだ。
●
ハンター達は遺跡の通路を歩いていた。細長く一直線に作られた長い廊下の床は、そしてかなり高く作られている天井はほのかに明るく輝いており、ハンター達が視界を確保する助けと成ってくれている。
そこを彼らは慎重に進む。すでにこの大渓谷内の遺跡を調査中に自動人形……おそらくこの遺跡の警備システムであろうそれに襲撃を受けたという情報は報告されている。いつ襲われるか分かったものではない。
やがて廊下を進み続けた彼らは扉の前にたどり着く。この扉を開けば何が見つかるのか。だが、何かあったとしてもそれをタダで見つけさせてもらえるとは思えない。ハンター達は各々が武器を構え、そして扉を開けると同時に一斉に飛び込んだ。
●
その部屋は半径10メートルの円形の部屋だった。そこに飛び込んだハンター達に、部屋に置かれていたドローン達が飛び上がり一斉に光線を放つ。
ハンター達はそれを受け止め、かわし、そしてドローンを次々と破壊していく。
その時だった。突然ドローン達はその動きを止め、床に着陸すると停止する。
そして戸惑うハンター達に声がかけられた。
「よく来た、人間達。我はあなたを歓迎する」
●
その部屋に居た女の姿は異様なものだった。片手に天秤、片手に剣を持ち、こちらを向いている。しかし彼女がこちら側に視線を送っているかはわからなかった。その身に銀色に輝く布一枚だけを巻きつけ、そして恐らく彼女の両眼があるであろう場所をその布で隠している。
「ここにはこの部屋と同じ部屋がこの部屋を含めて6つ、円形に繋がる様に配置されている。そしてどちらから進んでも三部屋目、つまりこの部屋と正対する位置に中央システムが置かれている」
彼女の言葉通り、左右を見ればそこに扉が一枚ずつ置かれている。
「そこでだ。我はあなた達の力を見てみたい。左右好きな方から先に進みたまえ。我はあなた達とは違う扉から先に進む。そして三部屋先、中央システムの部屋に先にたどり着いたほうが勝ちというのはどうだろう」
彼女の提案を理解するもの、訝しむもの、疑うもの、ハンター達の反応は様々だった。だがそこで彼女は言葉を付け加えた。
「あなた達はゲートを探しているのだろう? この戦いに勝てば、その目的に繋がるかもしれない」
彼女は言葉を続ける。
「ふむ……しかしあなた達が警備システムに襲撃され、我はそうではないというのはフェアではない。ならば認証を外すことにしよう」
そして彼女は壁に埋め込まれた装置に手を触れた。するとそれは今度は赤く光る。次の瞬間活動を一度停止したはずのドローン達が次々と飛び上がって彼女を襲い始めた。
その時だった。彼女は剣を持った手を上げる。すると指先からドローンが放っていたのと同じ――しかしそれよりもはるかに太いものが放たれ、一瞬のうちにドローン達を撃ち抜き爆発させた。
「これでフェアになった。さあ、戦いを始めよう」
再起不能、死亡判定の下されたキャラクターはログイン、及びコンテンツへのアクセスが制限されます。
●
「ふむ、故障無し、現在全て正常動作中……システムに問題はなし、これはフェアに戦えそうだ」
大渓谷内の遺跡と呼ばれる場所、その一つで女性が壁に手を触れていた。彼女の回りにはドローン達が並んでいる。これらはこの遺跡の警備システムであり、侵入者達を阻んでいる。そのはずなのだが、彼女を前にしてこれらが動く気配はない。
「さて、彼らはいつここにたどり着くのか」
彼女は壁から手を離す。そこには得体のしれない装置が埋め込まれていた。その装置からは動作を示す青い光が放たれていたが、彼女が手を離すと程なくしてその光は消える。
すると彼女は停止している警備システムの中から、ドローンを一つ持ち上げる。決して小さくはない。1m程度の大きさのものだ。
「まあいい、一つ準備をさせてもらおう」
そして彼女はドローンを口元に引き寄せ――文字通り、一口で飲み込んだ。
●
ハンター達は遺跡の通路を歩いていた。細長く一直線に作られた長い廊下の床は、そしてかなり高く作られている天井はほのかに明るく輝いており、ハンター達が視界を確保する助けと成ってくれている。
そこを彼らは慎重に進む。すでにこの大渓谷内の遺跡を調査中に自動人形……おそらくこの遺跡の警備システムであろうそれに襲撃を受けたという情報は報告されている。いつ襲われるか分かったものではない。
やがて廊下を進み続けた彼らは扉の前にたどり着く。この扉を開けば何が見つかるのか。だが、何かあったとしてもそれをタダで見つけさせてもらえるとは思えない。ハンター達は各々が武器を構え、そして扉を開けると同時に一斉に飛び込んだ。
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その部屋は半径10メートルの円形の部屋だった。そこに飛び込んだハンター達に、部屋に置かれていたドローン達が飛び上がり一斉に光線を放つ。
ハンター達はそれを受け止め、かわし、そしてドローンを次々と破壊していく。
その時だった。突然ドローン達はその動きを止め、床に着陸すると停止する。
そして戸惑うハンター達に声がかけられた。
「よく来た、人間達。我はあなたを歓迎する」
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その部屋に居た女の姿は異様なものだった。片手に天秤、片手に剣を持ち、こちらを向いている。しかし彼女がこちら側に視線を送っているかはわからなかった。その身に銀色に輝く布一枚だけを巻きつけ、そして恐らく彼女の両眼があるであろう場所をその布で隠している。
「ここにはこの部屋と同じ部屋がこの部屋を含めて6つ、円形に繋がる様に配置されている。そしてどちらから進んでも三部屋目、つまりこの部屋と正対する位置に中央システムが置かれている」
彼女の言葉通り、左右を見ればそこに扉が一枚ずつ置かれている。
「そこでだ。我はあなた達の力を見てみたい。左右好きな方から先に進みたまえ。我はあなた達とは違う扉から先に進む。そして三部屋先、中央システムの部屋に先にたどり着いたほうが勝ちというのはどうだろう」
彼女の提案を理解するもの、訝しむもの、疑うもの、ハンター達の反応は様々だった。だがそこで彼女は言葉を付け加えた。
「あなた達はゲートを探しているのだろう? この戦いに勝てば、その目的に繋がるかもしれない」
彼女は言葉を続ける。
「ふむ……しかしあなた達が警備システムに襲撃され、我はそうではないというのはフェアではない。ならば認証を外すことにしよう」
そして彼女は壁に埋め込まれた装置に手を触れた。するとそれは今度は赤く光る。次の瞬間活動を一度停止したはずのドローン達が次々と飛び上がって彼女を襲い始めた。
その時だった。彼女は剣を持った手を上げる。すると指先からドローンが放っていたのと同じ――しかしそれよりもはるかに太いものが放たれ、一瞬のうちにドローン達を撃ち抜き爆発させた。
「これでフェアになった。さあ、戦いを始めよう」
解説
●目標
中央システムが置かれている部屋にたどり着いてください。
●地形・状況
OPで登場した彼女が言うとおり、この遺跡は半径10メートルの円形の部屋が6つ繋げられて配置しており、中央システムが置かれている部屋までは2部屋を通り抜ける必要があります。そしてそれぞれの部屋には警備システムが配置しており、それを乗り越えて先に進む必要があります。
●敵
どちらのルートを進んでも同じ敵が配置されています。
▼1部屋目
中型自動人形が4つ配置されています。サイズは1。
人形の内2体は射撃型で部屋の後方から光線を連射してきます。この人形たちは光線を2本同時に放つことが出来ます。
残りの2体は防御型で、部屋の前方で待ち腕につけられた盾でハンター達の侵入を食い止めようとします。また、近づくともう片方の手から光線を放出し足止めしようとします。
▼2部屋目
大型自動人形が1つ配置されています。サイズは3。
左右に4門ずつ光線を放つ砲台が取り付けられています。人形は扉前で待ち、これらの光線を放って攻撃してきます。その体で扉を塞ぐので、この人形を破壊しないと先には進めません。
●その他
質問への回答担当としてモア・プリマクラッセが関連付けられています。
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
中央システムが置かれている部屋にたどり着いてください。
●地形・状況
OPで登場した彼女が言うとおり、この遺跡は半径10メートルの円形の部屋が6つ繋げられて配置しており、中央システムが置かれている部屋までは2部屋を通り抜ける必要があります。そしてそれぞれの部屋には警備システムが配置しており、それを乗り越えて先に進む必要があります。
●敵
どちらのルートを進んでも同じ敵が配置されています。
▼1部屋目
中型自動人形が4つ配置されています。サイズは1。
人形の内2体は射撃型で部屋の後方から光線を連射してきます。この人形たちは光線を2本同時に放つことが出来ます。
残りの2体は防御型で、部屋の前方で待ち腕につけられた盾でハンター達の侵入を食い止めようとします。また、近づくともう片方の手から光線を放出し足止めしようとします。
▼2部屋目
大型自動人形が1つ配置されています。サイズは3。
左右に4門ずつ光線を放つ砲台が取り付けられています。人形は扉前で待ち、これらの光線を放って攻撃してきます。その体で扉を塞ぐので、この人形を破壊しないと先には進めません。
●その他
質問への回答担当としてモア・プリマクラッセが関連付けられています。
何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。
マスターより
皆さんこんにちは、crです。
さて、大渓谷内の遺跡探索中に出会った謎の女性(?)から持ちかけられた1つのゲーム。もし勝利できればこれからのゲート探索に非常に大きな前進を得ることが出来るでしょう。また、敗北したとしても何かわかることがあるかもしれません。
そして何よりこの女性が何者なのかを知ることが出来る、かもしれません。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
さて、大渓谷内の遺跡探索中に出会った謎の女性(?)から持ちかけられた1つのゲーム。もし勝利できればこれからのゲート探索に非常に大きな前進を得ることが出来るでしょう。また、敗北したとしても何かわかることがあるかもしれません。
そして何よりこの女性が何者なのかを知ることが出来る、かもしれません。
それでは皆さんのご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/09/21 02:02
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 八原 篝(ka3104) 人間(リアルブルー)|19才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/09/14 07:39:22 |
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質問卓 八原 篝(ka3104) 人間(リアルブルー)|19才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/09/13 17:26:22 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/09/10 00:02:34 |