※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。

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「お待ちしておりました。それでは早速向かいましょう」
　ここは大渓谷の遺跡の一つ。そこで彼女は別れた時と同じく待っていた。彼女の名はルビー。この遺跡に居た者である。
　先日ハンター達は大渓谷の調査中にここにたどり着き、そこで彼女と出会った。この大渓谷の遺跡は一つながりになっていることを教えられ、代わりに彼女に『ルビー』という名を付け、そして彼女にこの遺跡を出て共に行くことを望んだ。

「……申し訳ございません。私はこの施設から離れるわけには行きません」

　しかし彼女はこの遺跡から出ることを拒否した。それが彼女の存在意義だったのだろう。だが。

「ピースホライズン……この上に行くことは出来ますか？」
「……そこならば」

　そしてルビーはピースホライズンに向かうことになったのである。

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　わからないことが多すぎる大渓谷内の遺跡調査において、ルビーの存在は非常に大きい。ハンターソサエティはそのためにピースホライズンでの彼女との交流、を一つの依頼として実行することにした。彼女とハンター達の交流で、なにか新しいことが分かれば御の字だが、そうでなくても仕方ない。何せ我々にはわからないことが多すぎる。彼女がどう動いているのかも。
　だから今は新たな隣人として、ピースホライズンでルビーとの時を過ごすことを考えればいいのでは無いだろうか。

　ハンター達はルビーをピースホライズンに向かわせるために首尾よく準備を整えていく。上に登るためのロープに彼女の体を固定し、そのロープが巻き上げられるときだった。
　ルビーは自分の言葉でハンター達に話しかけた。

「この上に何があるのか……なにか不思議な感覚がします。これが『ワクワクする』ということなのでしょうか」
　その時、ルビーが少し微笑んだ、ように見えた。

※このシナリオは「【蒼乱】ex machina」に続く内容です。

●目標
　ピースホライズンでルビーと交流してください。

●内容
　ルビーが皆さんと共にピースホライズンで過ごすのは一日です。つまり、昼の商業都市としてのピースホライズンと、夜の歓楽都市としてのピースホライズンの両方を経験して彼女は帰ります。
　そこで皆さんは自由にルビーと交流してください。どこかの店で食事やスイーツを取るもよし（なお、彼女は普通に食事を行います）娯楽施設でともに楽しむもよし、となっております。
　ただし様々な人とルビーが交流することで何かを知ることがハンターソサエティの意向です。またメタ的には字幅の関係もあり、彼女を独占することはNGとします。要は「朝から晩までルビーにべったりくっついて行動します」というのは無しでお願いします。
　なお、この内容はハンターソサエティからの依頼として出されていますが、偶然ピースホライズンに来た時に彼女と出会いまったく彼女のことを知らない状態で交流する、というプレイングもOKです。

●その他
　質問への回答担当としてモア・プリマクラッセが関連付けられています。
　何かありましたら、質問卓を立ててご質問ください。

　というわけでお待たせしました。ルビーと交流するシナリオをリリースします。前回のシナリオに参加された方もそうでない方も皆さん参加できますようにイベントシナリオでリリースされておりますので、是非ご参加の上ルビーと交流してください。彼女との出会いは、きっと皆さんに新たな経験をもたらしてくれると思います。
　それでは皆さんのご参加をお待ちしております。