ゲスト
(ka0000)
【蒼乱】大将軍の“自宅”にて
マスター:赤山優牙
このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
- 1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 3日
- プレイング締切
- 2016/10/06 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/10/20 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●天ノ都――龍尾城
エトファリカ武家四十八家門、第一位立花院家当主にして「八代目征夷大将軍」立花院 紫草(kz0126)は、城の中庭で稽古の最中だった。
物腰柔らかく常に微笑を浮かべている美男子ではあるが、刀の腕前は達人の域を遥かに越えている。
武家はエトファリカ連邦国と帝を守護する戦闘集団でもあった。長い間、憤怒の歪虚勢力との熾烈な戦いは戦死者を多く出す一方、数多くの強者も生み出した。
「……腕が鈍ってますよ、蒼人」
稽古の相手である青年が地に伏せていた。
武家四十八家門、第九位大轟寺家の大轟寺蒼人だった。最近まで、十鳥城の代理当主として天ノ都を離れていたが訳あって帰っていた。
「いや、ムラちゃんがおかしいだけ」
言い訳のように呟く蒼人に紫草は冷たい視線を向ける。
「まだ懲りていないようですね」
「調子乗りました。それにしても、紫草様は、また強くなりましたか?」
「当たり前です。我々は常に成長しているのですから」
しれっと言う紫草。それが容易い事ではないのは、誰の目にも明らかだ。
「しかし、蒼人では、もはや、稽古の相手にもなりませんね」
「面目もありません」
しょんぼりとする蒼人。
彼自身もかなりの腕前だ。特に対人戦であれば、歴戦のハンターとも互角以上に渡り合えるだろう。
それでも、足元にも及ばない。
「それだけ強ければ、もう、作戦を立てなくてもよさそうですよ」
蒼人はようやく立ち上がる。
憤怒の歪虚の本拠地がおおよそ判明した為、武家は攻め込む事になっている。
「……私一人で勝てれば苦労はしませんよ」
紫草の表情に陰りが見えた。
どんなに強くても一人では守れない。彼が守るのは、エトファリカ連邦国とそこに住む全ての人々なのだ。
もし、一人で全てを守れるというのであれば、紫草は身命を賭して戦い続けるだろう。
「ハンター達を呼ぶと聞きましたが?」
話の流れを変えるように蒼人が尋ねた。
出陣を前に、何人かのハンター達を呼んで、戦いへの助言を求めるという。
「あの冊子には、いくつか弱点がある雑魔も居ますからね。兵達が戦う際の参考になればという事です」
紫草が向けた視線の先に、その冊子は置いてあった。
ある依頼で商人が作った物だ。そこに書かれているものと、ほぼ同じ雑魔が出没している。
「それだけでは無いようですが」
「一方的に話すだけでは、退屈な人もいるかもしれませんからね」
雑魔との戦い方の助言が終われば――ささやかではあるものの、紫草とひと時を過ごすという。
◇冊子
対策を練る必要がある雑魔の情報を、紫草との会談前にハンター達は渡された。
既にハンター達との交戦記録のある雑魔もいるという。
◆魔眼
容姿:巨大なメガネのような雑魔
武器:左目の強力な光線
・射撃攻撃:【射撃】左目の蓋を開けると強力な光線が飛ぶ
※蓋をあけるのに、時間がかかる(少なくとも4R以上)
◆影求怪鳥
容姿:頭と足が鹿、胴体と翼が鳥
・近接攻撃:【近接】爪や足による攻撃
・飛行可能
※影のある敵は襲ってこない
◆ジョシリョクタカイ
容姿:可愛い金色の鼠っぽい娘のような外見
武器:棍棒
・近接攻撃:【近接】棍棒による攻撃
・範囲攻撃:【魔法】自分中心に半径5mにわたって強力な稲妻を放つ
◆一本角
容姿:瞳は深き紅、髪は白銀 額に太刀の如き一本角。背中には太刀が幾重の如き刃の翼。
武器:龍尾、紅色の爪
・近接攻撃:【近接】爪や鋭い尾による攻撃
・範囲攻撃:【魔法】翼を広げ、負のマテリアルの鋭い風を全周囲に放つ
・飛行可能
◆濡鳥魔女
容姿:黒く長い髪の女の姿をした雑魔
武器:髪を鞭のようにしあらせて、肉を抉り、精気を吸い取る
・近接攻撃:【近接】髪を鞭のようにしならせる攻撃(最大射程3)
・飛行可能
※ある言葉で動かなくなる(⇒『愛』に関する言葉等)
◆瞳のない者
容姿人の形はしておるが、眼窩にあるべきはずの目玉はなく、暗い穴が2つある雑魔
武器:長い両手は鉤爪
・近接攻撃:【近接】爪などによる攻撃
・ゾンビや骸骨などの死体系の雑魔も複数使役する事ができる
◆グスダブル
容姿:巨人型雑魔(サイズ2)
・近接攻撃:【近接】腕や足による攻撃
・音もなく歩くが、大きな足跡は残す
◆食人植物
容姿:根っこで動く巨大なパンジー。花の中心から美しい女性の姿が見える。
・近接攻撃:【近接】鋭い葉や触手による攻撃
・特殊能力:【魔法】人を甘い最近効果のある香りでおびき寄せる。半径5m。
魔法命中による、魔法判定を行う。成功すれば効果範囲内の対象に混乱による「行動混乱:強度(スキル)」の効果を与える。
◆殺人兎
容姿:見た目普通の白兎の雑魔
武器:鋭く伸びた牙でポンポンと一撃で首を飛ばす
・近接攻撃:【近接】牙による攻撃
・特殊能力:サブ移動で移動力をD6加算できる
●天ノ都――龍尾城内のある建物
蒼人が去り、紫草は自室に戻っていた。
供も隠密も下げたので、今は一人。その建物は、紫草専用の“自宅”だった。
部屋が僅か二つ。一つは寝床であり、もう一つは客人を出迎える為の部屋。
その部屋から見える小さい庭は、豪勢な庭園……ではなく、紫草自らが耕す小さい畑。
「ここに帰るのも久しぶりですね」
思わず独り言。
普段、紫草は本城に寝泊りしている。獄炎を倒したと言っても平和になった訳ではない。
むしろ、残党する歪虚勢力と復興の両面で忙しさは変わらない。
「だいぶと、育ちましたね」
畑をしげしげと見つめる。
育ったのは、野菜ではなく――雑草だった。
ここの所、忙しかったので、“自宅”に帰れなかったからだ。この“自宅”は、基本的には紫草以外の者の出入りは禁止している。
掃除や修繕など全てを、紫草が行っているのだ。
「……」
伴侶が居れば違ったかもしれない。
戦に次ぐ戦であり、出迎えている時間が無かった――というのは言い訳であると誰もが知っていた。なぜなら、彼は、最後の将軍になる覚悟だったのだから。
結局、幾つもの奇跡が重なり、東方は救われた。
「……まぁ、後継ぎ問題は、私より、スメラギ(kz0158)様の方が先ですね」
ニヤっと笑った。
この話になると帝もなにか言って来そうであるが、大抵、台詞が想像出来る。
「さて、準備しますか」
ハンター達を“自宅”に招く為に。
●天ノ都――龍尾城
エトファリカ武家四十八家門、第一位立花院家当主にして「八代目征夷大将軍」立花院 紫草(kz0126)は、城の中庭で稽古の最中だった。
物腰柔らかく常に微笑を浮かべている美男子ではあるが、刀の腕前は達人の域を遥かに越えている。
武家はエトファリカ連邦国と帝を守護する戦闘集団でもあった。長い間、憤怒の歪虚勢力との熾烈な戦いは戦死者を多く出す一方、数多くの強者も生み出した。
「……腕が鈍ってますよ、蒼人」
稽古の相手である青年が地に伏せていた。
武家四十八家門、第九位大轟寺家の大轟寺蒼人だった。最近まで、十鳥城の代理当主として天ノ都を離れていたが訳あって帰っていた。
「いや、ムラちゃんがおかしいだけ」
言い訳のように呟く蒼人に紫草は冷たい視線を向ける。
「まだ懲りていないようですね」
「調子乗りました。それにしても、紫草様は、また強くなりましたか?」
「当たり前です。我々は常に成長しているのですから」
しれっと言う紫草。それが容易い事ではないのは、誰の目にも明らかだ。
「しかし、蒼人では、もはや、稽古の相手にもなりませんね」
「面目もありません」
しょんぼりとする蒼人。
彼自身もかなりの腕前だ。特に対人戦であれば、歴戦のハンターとも互角以上に渡り合えるだろう。
それでも、足元にも及ばない。
「それだけ強ければ、もう、作戦を立てなくてもよさそうですよ」
蒼人はようやく立ち上がる。
憤怒の歪虚の本拠地がおおよそ判明した為、武家は攻め込む事になっている。
「……私一人で勝てれば苦労はしませんよ」
紫草の表情に陰りが見えた。
どんなに強くても一人では守れない。彼が守るのは、エトファリカ連邦国とそこに住む全ての人々なのだ。
もし、一人で全てを守れるというのであれば、紫草は身命を賭して戦い続けるだろう。
「ハンター達を呼ぶと聞きましたが?」
話の流れを変えるように蒼人が尋ねた。
出陣を前に、何人かのハンター達を呼んで、戦いへの助言を求めるという。
「あの冊子には、いくつか弱点がある雑魔も居ますからね。兵達が戦う際の参考になればという事です」
紫草が向けた視線の先に、その冊子は置いてあった。
ある依頼で商人が作った物だ。そこに書かれているものと、ほぼ同じ雑魔が出没している。
「それだけでは無いようですが」
「一方的に話すだけでは、退屈な人もいるかもしれませんからね」
雑魔との戦い方の助言が終われば――ささやかではあるものの、紫草とひと時を過ごすという。
◇冊子
対策を練る必要がある雑魔の情報を、紫草との会談前にハンター達は渡された。
既にハンター達との交戦記録のある雑魔もいるという。
◆魔眼
容姿:巨大なメガネのような雑魔
武器:左目の強力な光線
・射撃攻撃:【射撃】左目の蓋を開けると強力な光線が飛ぶ
※蓋をあけるのに、時間がかかる(少なくとも4R以上)
◆影求怪鳥
容姿:頭と足が鹿、胴体と翼が鳥
・近接攻撃:【近接】爪や足による攻撃
・飛行可能
※影のある敵は襲ってこない
◆ジョシリョクタカイ
容姿:可愛い金色の鼠っぽい娘のような外見
武器:棍棒
・近接攻撃:【近接】棍棒による攻撃
・範囲攻撃:【魔法】自分中心に半径5mにわたって強力な稲妻を放つ
◆一本角
容姿:瞳は深き紅、髪は白銀 額に太刀の如き一本角。背中には太刀が幾重の如き刃の翼。
武器:龍尾、紅色の爪
・近接攻撃:【近接】爪や鋭い尾による攻撃
・範囲攻撃:【魔法】翼を広げ、負のマテリアルの鋭い風を全周囲に放つ
・飛行可能
◆濡鳥魔女
容姿:黒く長い髪の女の姿をした雑魔
武器:髪を鞭のようにしあらせて、肉を抉り、精気を吸い取る
・近接攻撃:【近接】髪を鞭のようにしならせる攻撃(最大射程3)
・飛行可能
※ある言葉で動かなくなる(⇒『愛』に関する言葉等)
◆瞳のない者
容姿人の形はしておるが、眼窩にあるべきはずの目玉はなく、暗い穴が2つある雑魔
武器:長い両手は鉤爪
・近接攻撃:【近接】爪などによる攻撃
・ゾンビや骸骨などの死体系の雑魔も複数使役する事ができる
◆グスダブル
容姿:巨人型雑魔(サイズ2)
・近接攻撃:【近接】腕や足による攻撃
・音もなく歩くが、大きな足跡は残す
◆食人植物
容姿:根っこで動く巨大なパンジー。花の中心から美しい女性の姿が見える。
・近接攻撃:【近接】鋭い葉や触手による攻撃
・特殊能力:【魔法】人を甘い最近効果のある香りでおびき寄せる。半径5m。
魔法命中による、魔法判定を行う。成功すれば効果範囲内の対象に混乱による「行動混乱:強度(スキル)」の効果を与える。
◆殺人兎
容姿:見た目普通の白兎の雑魔
武器:鋭く伸びた牙でポンポンと一撃で首を飛ばす
・近接攻撃:【近接】牙による攻撃
・特殊能力:サブ移動で移動力をD6加算できる
●天ノ都――龍尾城内のある建物
蒼人が去り、紫草は自室に戻っていた。
供も隠密も下げたので、今は一人。その建物は、紫草専用の“自宅”だった。
部屋が僅か二つ。一つは寝床であり、もう一つは客人を出迎える為の部屋。
その部屋から見える小さい庭は、豪勢な庭園……ではなく、紫草自らが耕す小さい畑。
「ここに帰るのも久しぶりですね」
思わず独り言。
普段、紫草は本城に寝泊りしている。獄炎を倒したと言っても平和になった訳ではない。
むしろ、残党する歪虚勢力と復興の両面で忙しさは変わらない。
「だいぶと、育ちましたね」
畑をしげしげと見つめる。
育ったのは、野菜ではなく――雑草だった。
ここの所、忙しかったので、“自宅”に帰れなかったからだ。この“自宅”は、基本的には紫草以外の者の出入りは禁止している。
掃除や修繕など全てを、紫草が行っているのだ。
「……」
伴侶が居れば違ったかもしれない。
戦に次ぐ戦であり、出迎えている時間が無かった――というのは言い訳であると誰もが知っていた。なぜなら、彼は、最後の将軍になる覚悟だったのだから。
結局、幾つもの奇跡が重なり、東方は救われた。
「……まぁ、後継ぎ問題は、私より、スメラギ(kz0158)様の方が先ですね」
ニヤっと笑った。
この話になると帝もなにか言って来そうであるが、大抵、台詞が想像出来る。
「さて、準備しますか」
ハンター達を“自宅”に招く為に。
解説
●目的
戦い方の助言
紫草とひと時を過ごす
●内容
冊子に記された雑魔に対する戦い方の助言
紫草の“自宅”でひと時を過ごす
●助言
非覚醒者の兵らが戦う際に参考になれば、どのようなアイデアでも歓迎です
ただし、あくまでも、非覚醒者という事は忘れずにお願いします
●ひと時
紫草の“自宅”で過ごす事ができます
内容は、基本的には一人ずつの1シーンになりますが、複数の同行者あるいは全員でも構いません
仮に紫草と約束事を取り付けても“非公式”という扱いになりますので、ご了承下さい
同様に紫草から話された内容も“非公式”という事になります
その様な事情もありますので、ある程度、腹を割って話し合う事も可能です
ガチでも模擬戦闘も可能
ただし、都合上の問題で、ハンターは紫草には絶対に勝てません(名付けてチート紫草)
●立花院 紫草
人物の紹介は下記NPC欄を参照の事
タチバナと同一人物であり、正体を知っている理由があれば、初見の人でも正体を知っていて構わない事とする
●その他
なにか質問があれば、紫草が答えます
諸事情により相談期間は短くなっていますので、ご注意下さい
戦い方の助言
紫草とひと時を過ごす
●内容
冊子に記された雑魔に対する戦い方の助言
紫草の“自宅”でひと時を過ごす
●助言
非覚醒者の兵らが戦う際に参考になれば、どのようなアイデアでも歓迎です
ただし、あくまでも、非覚醒者という事は忘れずにお願いします
●ひと時
紫草の“自宅”で過ごす事ができます
内容は、基本的には一人ずつの1シーンになりますが、複数の同行者あるいは全員でも構いません
仮に紫草と約束事を取り付けても“非公式”という扱いになりますので、ご了承下さい
同様に紫草から話された内容も“非公式”という事になります
その様な事情もありますので、ある程度、腹を割って話し合う事も可能です
ガチでも模擬戦闘も可能
ただし、都合上の問題で、ハンターは紫草には絶対に勝てません(名付けてチート紫草)
●立花院 紫草
人物の紹介は下記NPC欄を参照の事
タチバナと同一人物であり、正体を知っている理由があれば、初見の人でも正体を知っていて構わない事とする
●その他
なにか質問があれば、紫草が答えます
諸事情により相談期間は短くなっていますので、ご注意下さい
マスターより
●ご挨拶
皆様、いかがお過ごしですか? 赤山です。食欲の秋の為か、体重が増加傾向にあります(涙
●攻略のヒント
助言はあれもこれもというよりかは絞った方が良さげな感じです。
模擬戦でハンターは必敗しますが、問題は試合の中身の方が重要だと思います。
皆様、いかがお過ごしですか? 赤山です。食欲の秋の為か、体重が増加傾向にあります(涙
●攻略のヒント
助言はあれもこれもというよりかは絞った方が良さげな感じです。
模擬戦でハンターは必敗しますが、問題は試合の中身の方が重要だと思います。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/10/17 13:08
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/10/03 12:50:43 |
||
立花院紫草さんへの質問 シェルミア・クリスティア(ka5955) 人間(リアルブルー)|18才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 |
||
大将軍宅での過ごし方(相談 シェルミア・クリスティア(ka5955) 人間(リアルブルー)|18才|女性|符術師(カードマスター) |
最終発言 2016/10/06 11:23:09 |