ゲスト
(ka0000)
農村警備ユニットきたる
マスター:篠崎砂美

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 1~25人
- ユニット参加人数
- 現在5 / 0~25
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/10/14 09:00
- リプレイ完成予定
- 2016/10/28 09:00
オープニング
「村長、こいつはいったいなんなんですかあ!」
ここは、ジェオルジのド田舎にあるフィーネ村。アルマート・トレナーレ大尉が、農村警備隊長として左遷された村でもあります。
そこで、村長に呼び出された隊長さんは、ある物を見せられて怒鳴っていました。
「何って、魔導アーマーだが。何か?」
しれっと、村長が答えます。
「何かじゃないでしょうが。なんでこんな物が、このド田舎にあるんですか!」
「そりゃあ、歪虚の進行に対して、村の守りをより強固にするための……」
「嘘ですね」
「なぜ決めつけるんだ?」
「この場合、決めつけない方が、おかしいでしょうが!」
なんだか、話がかみ合いません。
だいたいにして、こんな所にまで歪虚の本隊が攻め込んでくる状況になったのなら、魔導アーマーが一機あったぐらいではどうにもなりません。
「わあ、魔導アーマーだべー」
「かっこいいなあ」
「こらこら、勝手にさわるんじゃない」
隊長さんの思惑など関係なしに、兵隊さんたちは初めて見る魔導アーマーに興味津々です。
「で、話を戻して。こいつはなんなんですかあ!」
隊長さんが、再び村長に詰め寄りました。
「だから、この間、フマーレでCAMや魔導アーマーを見てきたんだよなあ」
どうやら、村長はこっそりとCAMCONを見に行っていたようです。
「ほしくなったんですね」
「うん」
ためらいなく、村長がうなずきました。ダメです、この村長。
それにしても、量産が始まったからと言って、そう簡単に手に入る物でもないはずなのですが……。
「なあに、ちょっとお偉いさんとコネがあってな。あまり、わしを見くびるものではないぞ」
ほっほっほっと、村長が自慢そうに太ったお腹をかかえて笑います。
「コネって、村長、あんた何者ですか?」
そういう問題かと、隊長さんが村長に言いました。
「以前だって、村に警備隊を作りたいって言ったら、君をよこしてもらえたしな」
「あんたのせいかあ!」
左遷されるにしても、なんだってこんなド田舎にと常々思っていた隊長さんですが。ようやく、その謎の一端が垣間見えた気がします。
「だいたい、この村に、魔導アーマーを動かせる奴なんていないでしょうが」
「兵隊さんなら、訓練受けているんじゃないのか?」
そんなことはないだろうと、村長が聞き返しました。
「俺がここにやってきてから開発された機械ですよ。どうやって訓練受けるんですか!」
まあ、当然ですね。
「それは、困ったなあ。君たちに動かしてもらおうと思っていたんだが」
それを聞いて、わーいと兵隊さんたちが歓声をあげます。どうやら、自分たちのために村長さんが魔導アーマーを買ってくれたと思ったようです。
「だいたい、何に使うつもりです。何に」
「それは、当然歪虚と戦って……」
「どこに歪虚がいるっていうんですか、こんなド田舎なのに。こんな物、宝の持ち腐れですよ」
乗れる者はいないは、戦う相手はいないはでは、使い道がありません。大いなる無駄です。
「うーん、そのへんは任せるから。何かいい使い道考えてくれ」
「ここへ来て丸投げですか。まったく、なんでこんな物欲しがったんですか」
「いや、かっこよかったもんで……」
もう、話になりません。
「ええい、どうしろってんだ、これ……」
ポツンとおかれた魔導アーマーを見あげて、隊長さんは溜め息をつきました。
「隊長さん、隊長さん」
途方に暮れる隊長さんに、兵隊さんたちが話しかけてきました。
「こういう時のためのハンターじゃないですか?」
「以前、特訓にも来てもらったし、今回も助けてもらうだ」
「それしかないかあ」
とりあえず、ハンターを手配する隊長さんでした。
ここは、ジェオルジのド田舎にあるフィーネ村。アルマート・トレナーレ大尉が、農村警備隊長として左遷された村でもあります。
そこで、村長に呼び出された隊長さんは、ある物を見せられて怒鳴っていました。
「何って、魔導アーマーだが。何か?」
しれっと、村長が答えます。
「何かじゃないでしょうが。なんでこんな物が、このド田舎にあるんですか!」
「そりゃあ、歪虚の進行に対して、村の守りをより強固にするための……」
「嘘ですね」
「なぜ決めつけるんだ?」
「この場合、決めつけない方が、おかしいでしょうが!」
なんだか、話がかみ合いません。
だいたいにして、こんな所にまで歪虚の本隊が攻め込んでくる状況になったのなら、魔導アーマーが一機あったぐらいではどうにもなりません。
「わあ、魔導アーマーだべー」
「かっこいいなあ」
「こらこら、勝手にさわるんじゃない」
隊長さんの思惑など関係なしに、兵隊さんたちは初めて見る魔導アーマーに興味津々です。
「で、話を戻して。こいつはなんなんですかあ!」
隊長さんが、再び村長に詰め寄りました。
「だから、この間、フマーレでCAMや魔導アーマーを見てきたんだよなあ」
どうやら、村長はこっそりとCAMCONを見に行っていたようです。
「ほしくなったんですね」
「うん」
ためらいなく、村長がうなずきました。ダメです、この村長。
それにしても、量産が始まったからと言って、そう簡単に手に入る物でもないはずなのですが……。
「なあに、ちょっとお偉いさんとコネがあってな。あまり、わしを見くびるものではないぞ」
ほっほっほっと、村長が自慢そうに太ったお腹をかかえて笑います。
「コネって、村長、あんた何者ですか?」
そういう問題かと、隊長さんが村長に言いました。
「以前だって、村に警備隊を作りたいって言ったら、君をよこしてもらえたしな」
「あんたのせいかあ!」
左遷されるにしても、なんだってこんなド田舎にと常々思っていた隊長さんですが。ようやく、その謎の一端が垣間見えた気がします。
「だいたい、この村に、魔導アーマーを動かせる奴なんていないでしょうが」
「兵隊さんなら、訓練受けているんじゃないのか?」
そんなことはないだろうと、村長が聞き返しました。
「俺がここにやってきてから開発された機械ですよ。どうやって訓練受けるんですか!」
まあ、当然ですね。
「それは、困ったなあ。君たちに動かしてもらおうと思っていたんだが」
それを聞いて、わーいと兵隊さんたちが歓声をあげます。どうやら、自分たちのために村長さんが魔導アーマーを買ってくれたと思ったようです。
「だいたい、何に使うつもりです。何に」
「それは、当然歪虚と戦って……」
「どこに歪虚がいるっていうんですか、こんなド田舎なのに。こんな物、宝の持ち腐れですよ」
乗れる者はいないは、戦う相手はいないはでは、使い道がありません。大いなる無駄です。
「うーん、そのへんは任せるから。何かいい使い道考えてくれ」
「ここへ来て丸投げですか。まったく、なんでこんな物欲しがったんですか」
「いや、かっこよかったもんで……」
もう、話になりません。
「ええい、どうしろってんだ、これ……」
ポツンとおかれた魔導アーマーを見あげて、隊長さんは溜め息をつきました。
「隊長さん、隊長さん」
途方に暮れる隊長さんに、兵隊さんたちが話しかけてきました。
「こういう時のためのハンターじゃないですか?」
「以前、特訓にも来てもらったし、今回も助けてもらうだ」
「それしかないかあ」
とりあえず、ハンターを手配する隊長さんでした。
解説
というわけで、途方に暮れている隊長さんと兵隊さんを助けてあげてください。
基本的に、操縦は教えなくて構いません。コツなどは教えてもいいですが、操縦方法がプレイングに細かく書いてあっても、そのあたりは軽く流します。
ポイントは、魔導アーマーを何に使うかです。
ド田舎ですので、歪虚は現れたことがありません。ものすごおーくまれに、雑魔が出たかなあという程度です。まあ、熊とか猪とかは普通にいそうですが。
そのため、主に戦闘以外で魔導アーマーをどのように使うかを指導することになります。はっきりいって、こんなことにまで魔導アーマーにやらせる必要があるのかという感じのトンデモな使い方が面白いので、その方向になります。ツッコまれること前提と言うことですね。
基本的に、操縦は教えなくて構いません。コツなどは教えてもいいですが、操縦方法がプレイングに細かく書いてあっても、そのあたりは軽く流します。
ポイントは、魔導アーマーを何に使うかです。
ド田舎ですので、歪虚は現れたことがありません。ものすごおーくまれに、雑魔が出たかなあという程度です。まあ、熊とか猪とかは普通にいそうですが。
そのため、主に戦闘以外で魔導アーマーをどのように使うかを指導することになります。はっきりいって、こんなことにまで魔導アーマーにやらせる必要があるのかという感じのトンデモな使い方が面白いので、その方向になります。ツッコまれること前提と言うことですね。
マスターより
農村警備ユニット編です。
自分のユニットを持ち込んで指導してもいいですし、ユニットなしでこういう風に使えばというアイディアだしでも構いません。ユニットを持っていなくても、村のユニットに搭乗はできます。完全な見物人とか、便乗して屋台出してもOKです。お祭り騒ぎですね。
兵隊さんは、しっかりしたウーノ、双子の男の子ドゥーエ、双子のボーイッシュな女の子トレ、最年少のクアットロの四人で、それプラス隊長さんと言うことになります。彼らを指名しての指導も可能です。
真面目に戦闘指南しても多分兵隊さんたちは分かりませんので、適当に空気読んでください。
ということで、はっちゃけてください。
自分のユニットを持ち込んで指導してもいいですし、ユニットなしでこういう風に使えばというアイディアだしでも構いません。ユニットを持っていなくても、村のユニットに搭乗はできます。完全な見物人とか、便乗して屋台出してもOKです。お祭り騒ぎですね。
兵隊さんは、しっかりしたウーノ、双子の男の子ドゥーエ、双子のボーイッシュな女の子トレ、最年少のクアットロの四人で、それプラス隊長さんと言うことになります。彼らを指名しての指導も可能です。
真面目に戦闘指南しても多分兵隊さんたちは分かりませんので、適当に空気読んでください。
ということで、はっちゃけてください。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/10/20 23:55