ゲスト
(ka0000)
オイマト族の豊穣祭
マスター:猫又ものと

このシナリオは3日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- 易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在25人 / 1~25人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 4日
- プレイング締切
- 2016/10/15 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/10/27 19:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●明日への祈り
辺境部族最大と言われているオイマト族は金の鬣の馬を祖霊とし、馬や羊、山羊を育て辺境の大地を移住する遊牧民である。
遊牧民の生活は、家畜達が成長するのに適した土地を、転々と移動することで成り立っている。
オイマト族もまたそれに則り、金の鬣の馬に導かれて辿り着いたという謂れのある4つの水場を、季節ごとに転々としている。
春には小さな泉。
夏には大きな湖。
秋には辺境を縦断するように流れるケリド河の一部を。
冬には、暖かな湯が湧き出る泉――。
夏の水場は歪虚に奪われ長く帰ることができていない代わりに、最近はケリド河の上流を拠点としている。
秋にはその下流に移動し、魚や草を採取しいずれ来る厳しい冬に備える。
冬に家畜達の食料となる干草作りに、保存食作り、そして来る寒さに向けての防寒具作りと、冬の備えに忙しくなるが……この生活が続けられているのも、辺境の赤き大地の恵みと、自分たちを守ってくれている祖霊のお陰……と。
オイマト族は、この季節になると豊穣祭を行う。
また来年もまらここに戻って来られるよう。そして、また大地の恵みを戴けるように、祈りを――。
そして今年の大地の恵みに、遥かな昔から続いてきたこの生活に、深く深く感謝を捧げるのだ。
●オイマト族の豊穣祭
「いらっしゃいませ。ようこそ、オイマトの逗留地へ」
豊穣祭に招待され、オイマト族の秋の逗留地へとやってきたハンター達は、出迎えた人物に目を丸くした。
幻獣の森で見たことがある――チューダ付きの巫女、ベルカナがそこにいたからだ。
「……ベルカナ? どうしてここにいるの?」
「あら? お話したことありませんでしたっけ。私、オイマト族の者なんですよ。豊穣祭や、祭事がある時はこうして戻ってくるんです」
「豊穣祭は巫女さんのお仕事多そうですもんね」
「はい。大地の精霊様や祖霊に奉納する祈願の舞を踊るのは巫女の大事な仕事なんですよ」
「へー。そうだったのか。でもチューダ放ってきて大丈夫なのか?」
「ああ、それでしたら……」
ハンターの一言にそっと目配せをするベルカナ。
そこには、ごろりと横になりながらナッツを齧っている自称『幻獣王』・チューダ(kz0173)の姿があった。
……どうやら祭と聞いてついてきたらしい。さすが食っちゃ寝大王ある。
「ベルカナ―。ナッツおかわりなのですー」
「……チューダ。ちょっとは自分で動いた方がいいんじゃないの? 太るよ?」
「むっ! 失礼なのです! ベルカナと同じこと言わないでほしいであります!」
己を覗き込んできた赤毛の青年、イェルズ・オイマト(kz0143)に抗議するチューダ。
それを笑顔でかわして、イェルズはハンター達に深々と頭を下げる。
「こんにちは。先日は族長を助けて戴いてありがとうございました!」
「いやいや。バタルトゥも好きでああなった訳じゃないしな。気にするな」
「うんうん。困った時はお互い様だよね」
必死のイェルズを宥めるハンター達。
――オイマト族の族長であるバタルトゥ・オイマト(kz0023)は先日、幻獣であるユキウサギに会いにおばけクルミの里に向かうツキウサギに同行した。
そこでコーリアスの軍勢に包囲され、結果として人質になってしまい……。
ハンター達の尽力があり、おばけクルミの里は守られ、そして人質に取られていたツキウサギ達もまた怪我をすることもなく帰還することができていた。
「今日はバタルトゥさんもいらっしゃるんですか?」
「はい! 今子供達と祭の準備をしていますよ。後程皆さんのところにご挨拶に伺うそうです」
「そうか。じゃあ一緒に酒も飲めそうだな」
「はい。族長、皆に迷惑をかけたと大分凹んでたので声かけてあげてください。じゃ、俺まだ仕事残ってるんで一旦失礼しますね。ベルカナ、あと頼んだよ」
「はい」
ひらひらと手を振るイェルズを見送るベルカナ。
小さくため息をついてハンター達に向き直る。
「兄さんったら相変わらず忙しないんだから……。兄さん、皆さんや族長に迷惑かけてたりしませんか?」
「……兄さん?」
「はい。イェルズは兄です」
「………」
ベルカナの一言に固まるハンター達。
そういわれてみればイェルズとベルカナは雰囲気が似ている気がする……。
「ベルカナ―! お祭まだでありますか? 吾輩ご馳走食べたいであります!」
「チューダ様、あともう少しで始まりますよ。皆さんも是非、豊穣祭楽しんでいってくださいね」
空気を読まぬチューダの声。床に転がる幻獣王を抱え上げながらベルカナが笑い――。
聞こえてくる子供達の声。太鼓の音。
頬を撫でる乾いた空気から伝わる、オイマト族の熱気……。
――オイマト族の豊穣祭が、賑やかに始まろうとしていた。
●明日への祈り
辺境部族最大と言われているオイマト族は金の鬣の馬を祖霊とし、馬や羊、山羊を育て辺境の大地を移住する遊牧民である。
遊牧民の生活は、家畜達が成長するのに適した土地を、転々と移動することで成り立っている。
オイマト族もまたそれに則り、金の鬣の馬に導かれて辿り着いたという謂れのある4つの水場を、季節ごとに転々としている。
春には小さな泉。
夏には大きな湖。
秋には辺境を縦断するように流れるケリド河の一部を。
冬には、暖かな湯が湧き出る泉――。
夏の水場は歪虚に奪われ長く帰ることができていない代わりに、最近はケリド河の上流を拠点としている。
秋にはその下流に移動し、魚や草を採取しいずれ来る厳しい冬に備える。
冬に家畜達の食料となる干草作りに、保存食作り、そして来る寒さに向けての防寒具作りと、冬の備えに忙しくなるが……この生活が続けられているのも、辺境の赤き大地の恵みと、自分たちを守ってくれている祖霊のお陰……と。
オイマト族は、この季節になると豊穣祭を行う。
また来年もまらここに戻って来られるよう。そして、また大地の恵みを戴けるように、祈りを――。
そして今年の大地の恵みに、遥かな昔から続いてきたこの生活に、深く深く感謝を捧げるのだ。
●オイマト族の豊穣祭
「いらっしゃいませ。ようこそ、オイマトの逗留地へ」
豊穣祭に招待され、オイマト族の秋の逗留地へとやってきたハンター達は、出迎えた人物に目を丸くした。
幻獣の森で見たことがある――チューダ付きの巫女、ベルカナがそこにいたからだ。
「……ベルカナ? どうしてここにいるの?」
「あら? お話したことありませんでしたっけ。私、オイマト族の者なんですよ。豊穣祭や、祭事がある時はこうして戻ってくるんです」
「豊穣祭は巫女さんのお仕事多そうですもんね」
「はい。大地の精霊様や祖霊に奉納する祈願の舞を踊るのは巫女の大事な仕事なんですよ」
「へー。そうだったのか。でもチューダ放ってきて大丈夫なのか?」
「ああ、それでしたら……」
ハンターの一言にそっと目配せをするベルカナ。
そこには、ごろりと横になりながらナッツを齧っている自称『幻獣王』・チューダ(kz0173)の姿があった。
……どうやら祭と聞いてついてきたらしい。さすが食っちゃ寝大王ある。
「ベルカナ―。ナッツおかわりなのですー」
「……チューダ。ちょっとは自分で動いた方がいいんじゃないの? 太るよ?」
「むっ! 失礼なのです! ベルカナと同じこと言わないでほしいであります!」
己を覗き込んできた赤毛の青年、イェルズ・オイマト(kz0143)に抗議するチューダ。
それを笑顔でかわして、イェルズはハンター達に深々と頭を下げる。
「こんにちは。先日は族長を助けて戴いてありがとうございました!」
「いやいや。バタルトゥも好きでああなった訳じゃないしな。気にするな」
「うんうん。困った時はお互い様だよね」
必死のイェルズを宥めるハンター達。
――オイマト族の族長であるバタルトゥ・オイマト(kz0023)は先日、幻獣であるユキウサギに会いにおばけクルミの里に向かうツキウサギに同行した。
そこでコーリアスの軍勢に包囲され、結果として人質になってしまい……。
ハンター達の尽力があり、おばけクルミの里は守られ、そして人質に取られていたツキウサギ達もまた怪我をすることもなく帰還することができていた。
「今日はバタルトゥさんもいらっしゃるんですか?」
「はい! 今子供達と祭の準備をしていますよ。後程皆さんのところにご挨拶に伺うそうです」
「そうか。じゃあ一緒に酒も飲めそうだな」
「はい。族長、皆に迷惑をかけたと大分凹んでたので声かけてあげてください。じゃ、俺まだ仕事残ってるんで一旦失礼しますね。ベルカナ、あと頼んだよ」
「はい」
ひらひらと手を振るイェルズを見送るベルカナ。
小さくため息をついてハンター達に向き直る。
「兄さんったら相変わらず忙しないんだから……。兄さん、皆さんや族長に迷惑かけてたりしませんか?」
「……兄さん?」
「はい。イェルズは兄です」
「………」
ベルカナの一言に固まるハンター達。
そういわれてみればイェルズとベルカナは雰囲気が似ている気がする……。
「ベルカナ―! お祭まだでありますか? 吾輩ご馳走食べたいであります!」
「チューダ様、あともう少しで始まりますよ。皆さんも是非、豊穣祭楽しんでいってくださいね」
空気を読まぬチューダの声。床に転がる幻獣王を抱え上げながらベルカナが笑い――。
聞こえてくる子供達の声。太鼓の音。
頬を撫でる乾いた空気から伝わる、オイマト族の熱気……。
――オイマト族の豊穣祭が、賑やかに始まろうとしていた。
解説
さて、今回は事件ではありません。
厳しい冒険の合間。
オイマト族の秋の逗留地での、豊穣祭をお楽しみ下さいませ。
豊穣祭は夜通し行われ、巫女達が大地の精霊や自分たちを守ってくれている祖霊へ舞を奉納します。
羊を丸ごと料理して振舞われますし、お酒も出ますよ!
お祭や川を見ながら語り合って戴くもよし、飲み物や食事を食べながら楽しく騒いでもよしです。
オイマト族から羊肉が振る舞われますが、食材を持ち込んで戴いてもいいですよ。
夜には篝火が灯されて奉納の舞も最高潮になり、ロマンチックな雰囲気になります。デートにも最適ですよ!
若干ユキウサギ達の事情や、イェルズとベルカナの関係など書いておりあすが、事情を全く知らなくて大丈夫です。
どなたの参加も大歓迎です。
お気軽にお越しくださいませ。
■同行者の指定
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■NPCの同行
今回はイェルズとバタルトゥが同行しております。
ベルカナとチューダもおります。
スメラギと大巫女、ツキウサギ、ヴェルナー、ヨアキム、キュジィでしたら呼べば来てくれるかもしれません。
NPCを呼びたい方は、その旨お書き添え下さい。
NPCは指定がない限り描写しません。
■ご注意
猫又の都合により、プレイング〆切までの日程が短めになっております。
白紙は描写できませんのでご注意ください。
厳しい冒険の合間。
オイマト族の秋の逗留地での、豊穣祭をお楽しみ下さいませ。
豊穣祭は夜通し行われ、巫女達が大地の精霊や自分たちを守ってくれている祖霊へ舞を奉納します。
羊を丸ごと料理して振舞われますし、お酒も出ますよ!
お祭や川を見ながら語り合って戴くもよし、飲み物や食事を食べながら楽しく騒いでもよしです。
オイマト族から羊肉が振る舞われますが、食材を持ち込んで戴いてもいいですよ。
夜には篝火が灯されて奉納の舞も最高潮になり、ロマンチックな雰囲気になります。デートにも最適ですよ!
若干ユキウサギ達の事情や、イェルズとベルカナの関係など書いておりあすが、事情を全く知らなくて大丈夫です。
どなたの参加も大歓迎です。
お気軽にお越しくださいませ。
■同行者の指定
同行指定などがない限り、1シーンずつ区切って描写します。
また、同行される方がいらっしゃる場合、その方のIDと、【友人】【恋人】【恋人未満】など関係性をお書き添え戴けると大変助かります。
例:【同行者】バタルトゥ・オイマト(kz0023)【関係性】友人
複数いらっしゃる場合は【チーム名】でご指定戴いても大丈夫です。
同行者がいらっしゃらない場合は、お一人でいらっしゃっている方と一緒に書かせて戴くことがあります。
希望されない方は【単身希望】とお書き添え下さい。
■NPCの同行
今回はイェルズとバタルトゥが同行しております。
ベルカナとチューダもおります。
スメラギと大巫女、ツキウサギ、ヴェルナー、ヨアキム、キュジィでしたら呼べば来てくれるかもしれません。
NPCを呼びたい方は、その旨お書き添え下さい。
NPCは指定がない限り描写しません。
■ご注意
猫又の都合により、プレイング〆切までの日程が短めになっております。
白紙は描写できませんのでご注意ください。
マスターより
こんにちは。お世話になっております。猫又です。
秋の雰囲気が濃くなってまいりましたね。
そんな時期に合わせて、豊穣祭のイベシナをお届けします。
今後は季節ごとに、オイマト族や辺境の文化を掘り下げる依頼を出していけたらいいなと思っております。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
秋の雰囲気が濃くなってまいりましたね。
そんな時期に合わせて、豊穣祭のイベシナをお届けします。
今後は季節ごとに、オイマト族や辺境の文化を掘り下げる依頼を出していけたらいいなと思っております。
それでは、皆様のご参加をお待ちしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/10/28 10:23
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/10/15 02:23:09 |
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豊穣祭において【相談卓】 アージェンタ メルキウス(ka6373) 人間(クリムゾンウェスト)|25才|男性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/10/15 09:22:26 |