ゲスト
(ka0000)
大も小も兼ねる
マスター:植田誠

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 難しい
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- ユニット参加人数
- 現在4 / 0~8
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/10/23 19:00
- リプレイ完成予定
- 2016/11/06 19:00
オープニング
●
とある依頼がハンターオフィスに提示された。
その内容は隊商が旅の途中で見つけ、通報してきたスライム1体の駆除というものだった。
これだけならそう珍しい依頼でもない。だが、よくよく内容を確認してみると……この依頼がただ事ではない、ということがわかる。
何しろ、ユニットの使用を許可する旨が書かれているのだから。
●
「まず、2種類のスライムが出てきます」
帝国軍の兵士が自己紹介もそこそこに話を始めた。
「一つはグランドスライム。もう一つはプチスライム、と呼称しています」
この時点で、ハンター達には疑問が浮かんだ。内容はスライム『1体』の駆除であるはずなのに、2種類とはどういうことなのか。
「はい。討伐対象はグランドスライム1体であっています。ただこのグランドスライム、攻撃を受けると水飛沫のように破片が飛び散っていくんですが……その破片の一つ一つがプチスライムとして独自に行動をとるようになるのです」
グランドスライム自体がプチスライムの集合体なのか、それとも単に分裂の一種なのか……そのあたりは定かではないが、とにかくこのスライムは分裂していくらしい。
「分裂体といって侮ってはいけません。このプチスライムの体当たり1発で兵士が昏倒してしまうのです」
さらに、非常に素早く、逃げようとした兵士にも瞬時に追いつき体当たりを食らわせてきたという。幸いだったのは、プチスライムの耐久力が非常に低く、体当たりを行うと自分も飛び散ってしまったことだ。その後分裂や再生なども行わなかったようで、それで死んでしまったようだ。
「……これだけなら、覚醒者ならなんとかなる。そうお考えでしょうね。そこで、こちらの資料をご覧ください」
確かにこれだけならユニットを使用しなくても事足りそうではある。そんなハンターたちの考えを察したのか、兵士は次の資料を提示する。そこには、先ほどのプチスライムに関する情報などに添えて、グランドスライムに関する情報が書かれていた。
「字面ではわかりにくいかもしれませんが……そこに書いてあるのは事実です。それを読めばユニット使用の許可が下りた理由もお分かりになるでしょう」
そこには、はっきりと書いてある。グランドスライム、その高さはおよそ10mである、と。
「横幅は20mぐらいです。写真もありますよ?」
そういって見せられた写真には、やや遠目ではあるが、確かに木よりも高いその姿が写されていた。このサイズがダメージを受けるたびにプチスライムを作り出していくとなると、その数はいったいどれだけになるのか、想像もつかない。
「こちらも一応魔導アーマーなど用意して事に当たったのですが、その攻撃も質量に見合うものでして、一発もらっただけで大破してしまい、逃げ帰ることになってしまいました」
ため息をつきながら兵士は続けた。
「帝国軍としてもこれ以上の損害は避けたいのです。そのためにも、皆さんの協力が必要です。どうか、よろしくお願いいたします」
とある依頼がハンターオフィスに提示された。
その内容は隊商が旅の途中で見つけ、通報してきたスライム1体の駆除というものだった。
これだけならそう珍しい依頼でもない。だが、よくよく内容を確認してみると……この依頼がただ事ではない、ということがわかる。
何しろ、ユニットの使用を許可する旨が書かれているのだから。
●
「まず、2種類のスライムが出てきます」
帝国軍の兵士が自己紹介もそこそこに話を始めた。
「一つはグランドスライム。もう一つはプチスライム、と呼称しています」
この時点で、ハンター達には疑問が浮かんだ。内容はスライム『1体』の駆除であるはずなのに、2種類とはどういうことなのか。
「はい。討伐対象はグランドスライム1体であっています。ただこのグランドスライム、攻撃を受けると水飛沫のように破片が飛び散っていくんですが……その破片の一つ一つがプチスライムとして独自に行動をとるようになるのです」
グランドスライム自体がプチスライムの集合体なのか、それとも単に分裂の一種なのか……そのあたりは定かではないが、とにかくこのスライムは分裂していくらしい。
「分裂体といって侮ってはいけません。このプチスライムの体当たり1発で兵士が昏倒してしまうのです」
さらに、非常に素早く、逃げようとした兵士にも瞬時に追いつき体当たりを食らわせてきたという。幸いだったのは、プチスライムの耐久力が非常に低く、体当たりを行うと自分も飛び散ってしまったことだ。その後分裂や再生なども行わなかったようで、それで死んでしまったようだ。
「……これだけなら、覚醒者ならなんとかなる。そうお考えでしょうね。そこで、こちらの資料をご覧ください」
確かにこれだけならユニットを使用しなくても事足りそうではある。そんなハンターたちの考えを察したのか、兵士は次の資料を提示する。そこには、先ほどのプチスライムに関する情報などに添えて、グランドスライムに関する情報が書かれていた。
「字面ではわかりにくいかもしれませんが……そこに書いてあるのは事実です。それを読めばユニット使用の許可が下りた理由もお分かりになるでしょう」
そこには、はっきりと書いてある。グランドスライム、その高さはおよそ10mである、と。
「横幅は20mぐらいです。写真もありますよ?」
そういって見せられた写真には、やや遠目ではあるが、確かに木よりも高いその姿が写されていた。このサイズがダメージを受けるたびにプチスライムを作り出していくとなると、その数はいったいどれだけになるのか、想像もつかない。
「こちらも一応魔導アーマーなど用意して事に当たったのですが、その攻撃も質量に見合うものでして、一発もらっただけで大破してしまい、逃げ帰ることになってしまいました」
ため息をつきながら兵士は続けた。
「帝国軍としてもこれ以上の損害は避けたいのです。そのためにも、皆さんの協力が必要です。どうか、よろしくお願いいたします」
解説
●目的
敵の撃破
●状況
PCたちは帝国軍から雇われたハンターとなる。
戦場は街道からやや離れた雑木林。林と言っても木の数は多くなく、平地に多少木が生えている程度。
天候は晴れ。
目標となる敵は隊商が移動中に見つけたもので、その大きさゆえに街道からでも発見することができた。討伐に出た帝国軍は魔導アーマーなども使用したがその大きさを通報に対し過小評価していたために敗北を喫した。
●敵情報
グランドスライム×1
高さ10m、横幅20mの超大型スライム。
主な攻撃方法はのしかかり、体当たり、体の一部を伸長させての打撃など。一撃で魔導アーマーを大破させる程度の破壊力を持つ。ただし、鈍重で回避することも攻撃を当てることも容易。
ダメージを受けるとダメージ量に応じてボディがはじけ、破片が飛び散り、それらがプチスライムへと変化する。
この効果は、近接、射撃、魔法、いずれの攻撃を受けても発生する。
プチスライム×???
戦闘開始時の数は0体。
グランドスライムが攻撃を受けた際その破片やしぶきがそのままスライムとなる。そのため大きさには多少の誤差があるが、おおよそ手の平ぐらいの球状をとる。
動きが速く20m前後を瞬時に移動できるが、動き自体は単純な直線運動であるため回避力は高くない。
攻撃方法は体当たりのみで、一般兵士を一発で昏倒させることができる。覚醒者であれば多少痛い程度だろうが、何発も受けると危険。
耐久性は飛びぬけて低く、振り回した腕に当たって四散したり、自らの体当たりで自壊するほど。
※以下PL情報
●敵情報補足
グランドスライムは攻撃を受けるたびに少しずつ小さくなっていく。
それにともない速度が上がり、火力が低下していく。
また、一定以下の大きさになるとプチスライムを発生させなくなるため、その状態で撃破すれば討伐完了となる。
敵の撃破
●状況
PCたちは帝国軍から雇われたハンターとなる。
戦場は街道からやや離れた雑木林。林と言っても木の数は多くなく、平地に多少木が生えている程度。
天候は晴れ。
目標となる敵は隊商が移動中に見つけたもので、その大きさゆえに街道からでも発見することができた。討伐に出た帝国軍は魔導アーマーなども使用したがその大きさを通報に対し過小評価していたために敗北を喫した。
●敵情報
グランドスライム×1
高さ10m、横幅20mの超大型スライム。
主な攻撃方法はのしかかり、体当たり、体の一部を伸長させての打撃など。一撃で魔導アーマーを大破させる程度の破壊力を持つ。ただし、鈍重で回避することも攻撃を当てることも容易。
ダメージを受けるとダメージ量に応じてボディがはじけ、破片が飛び散り、それらがプチスライムへと変化する。
この効果は、近接、射撃、魔法、いずれの攻撃を受けても発生する。
プチスライム×???
戦闘開始時の数は0体。
グランドスライムが攻撃を受けた際その破片やしぶきがそのままスライムとなる。そのため大きさには多少の誤差があるが、おおよそ手の平ぐらいの球状をとる。
動きが速く20m前後を瞬時に移動できるが、動き自体は単純な直線運動であるため回避力は高くない。
攻撃方法は体当たりのみで、一般兵士を一発で昏倒させることができる。覚醒者であれば多少痛い程度だろうが、何発も受けると危険。
耐久性は飛びぬけて低く、振り回した腕に当たって四散したり、自らの体当たりで自壊するほど。
※以下PL情報
●敵情報補足
グランドスライムは攻撃を受けるたびに少しずつ小さくなっていく。
それにともない速度が上がり、火力が低下していく。
また、一定以下の大きさになるとプチスライムを発生させなくなるため、その状態で撃破すれば討伐完了となる。
マスターより
お世話になっております、植田です。
今回は純戦闘依頼となります。
ユニットの使用も可能ですが、生身でももちろん問題ありません。
プチスライムの生成はダメージ量に応じてというのがちょっと重要かもしれません。
ごり押しするか、それとも着実に削っていくか……こういった作戦面をよくよく考えていただけたらよいかもしれません。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
今回は純戦闘依頼となります。
ユニットの使用も可能ですが、生身でももちろん問題ありません。
プチスライムの生成はダメージ量に応じてというのがちょっと重要かもしれません。
ごり押しするか、それとも着実に削っていくか……こういった作戦面をよくよく考えていただけたらよいかもしれません。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/11/05 15:02
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
---|---|---|---|
![]() |
作戦会議室 ミリア・ラスティソード(ka1287) 人間(クリムゾンウェスト)|20才|女性|闘狩人(エンフォーサー) |
最終発言 2016/10/23 14:44:30 |
|
![]() |
依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/10/22 02:13:08 |