ゲスト
(ka0000)
【HW】無害奇天烈!格芸マーが行く!
マスター:奈華里

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- 普通
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在6人 / 4~7人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 無し
- 相談期間
- 6日
- プレイング締切
- 2016/11/03 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/11/14 12:00
オープニング
※このシナリオは夢シナリオです。オープニングは架空のものであり、ゲームの世界観に一切影響を与えません。
店を入ると煩い程の電子音が聴こえ、学生やカップルの姿が目につく。
ここはとある世界の比較的大きなゲームセンター…大手のゲーム会社が運営しているから最新のアーケードからレトロな筐体までが所狭しと並べられたカオスな場所だ。入り口に並ぶのはやはり景品をアームの付いたUFOで掴む一般向けのプライズモノ。お菓子やアイスが取れるものには子供連れの家族がお好みの景品を狙い、硬貨をつぎ込んでいる。
だが、青年の狙いは違った。
階段を上がりコインゲームのコーナーを抜けてさらに進んだ場所。
そこにある対戦型のゲーム機が彼の今最も注目している筐体だ。
既にそこには多くのギャラリーが集まり、壁のメイン画面には対戦の様子が映し出されている。
「今日のトップは?」
画面を横目に見ながら短髪(一部)メッシュの青年が仲間に問う。
「お、来たかキサイ。今のところ、連勝してんのはアイツだな」
「あいつ? あぁ、ヘキか」
キサイと呼ばれた青年はプレーヤーネームを確認して、ハァと息を吐いた。
ヘキ――それは彼も知っている名だ。というのも彼の近所に住んでいて、彼のゲームの師である人の孫弟子にあたる。最近めきめきと力をつけてきているようだが、それでも最後の一押しが足りず彼にとってはまだまだライバル視する相手ではないと思っている。
「ちょっと逃げるのか! やってけよっ!」
短く切られた髪を揺らせて、ヘキは彼を見つけると筐体の前で立ち上がる。
「チッ、見つかったかよ…けど、やるからには手加減はしないぜ?」
青年が試すように言う。
「構わないぜ。ってか女だと思って甘くみんなっ」
男勝りな言葉遣いでヘキは彼をかなり敵視しているらしい。
彼女に負けたプレイヤーが席を開けると、渋々キサイは席につきボタンとレバーの具合を確かめる。
「おっ、あいつって確か…」
「年間チャンプだろ? 生で見ンの初めてだぜ」
ギャラリーで囁かれる声――それは紛れもなくキサイの事だ。彼はこのゲームの強者だ。
(さ~て、じゃあいっちょ叩き潰してやるか)
青年が硬貨を投入する。その確認音が響くと共に画面には【MKBT】の文字。
カッコよくデザインされたそのロゴはこのゲームのタイトルの頭文字でもある。
無害(M)、奇天烈(K)、バトル(B)、トライアル(T)……それがこのゲームのタイトルだ。
それはともかく彼は手慣れた動きで画面にカードを翳して、自キャラを筐体に読み込む。
彼の分身、それは忍者だった。
真っ黒の忍び装束に身を包み、何故だか設定武器にはバナナの皮が設定させている。
しかし、それを不審に思う者はいなかった。何故ならこのゲームの売りがここにあるからだ。
画面には設定し終えた二人のキャラが向かい合う。そして、始まりまでのカウントが終わると両者一斉に動き出す。弾かれるボタンから繰り出される技の数々、それに見惚れるのかと思えば会場は――どっと笑いの渦に巻き込まれる。
「あっ、すげっ! あのタイミングでバナナかよっ」
「いつの間に潜り込だんだ!…って雑巾か!?」
格闘ゲームの筈であるが、飛び交う言葉だけを聞いていると全く訳が分からない。
というのもこのゲームの勝敗を決めるのはハプニングゲージというもので、ステージ内に設置されている日用品および食品を使って相手を脅かせたり転倒させる事でこのゲージは溜るシステム。そうして、先に相手のゲージをMAXにしたほうが勝ちなのだ。そこで必要とされるのは相手の繰り出してくるハプニングをうまく予測し避けていける能力。回避する事で必殺ゲージと使えるモノが増えていく。
つまりはこのゲーム、いかに耐え奇抜なものを繰り出すかがネックとなる。
「これで終わりだぜ!」
キサイの声――彼が目にも止まらぬ速さでコマンドを打ち込む。
すると、画面の分身は巨大な鍋を取り出して、ヘキのバケツインク攻撃を鍋で受け止め…。
「秘儀、鍋返し…ってな。まだまだだぜ」
それで勝負はついたようだった。大画面にはヘキの小柄なくのいちがペンキ塗れになった姿が映り、一方では登場時と変わらない忍者が不敵な笑みに『WIN』の文字が輝いている。
「ま、ざっとこんなもんだぜ。ってかもっと歯ごたえのある奴はいないのかよ?」
周囲呼びかけるが、流石にチャンプに挑む勇気ある挑戦者はいない。
それにつまらなさを感じ、青年は勝ったにも関わらずあっさりと席を立つ。
(もっと強い奴と戦いてぇな)
彼が心中で呟く。『罠師キサイ』…彼を倒すのは?
店を入ると煩い程の電子音が聴こえ、学生やカップルの姿が目につく。
ここはとある世界の比較的大きなゲームセンター…大手のゲーム会社が運営しているから最新のアーケードからレトロな筐体までが所狭しと並べられたカオスな場所だ。入り口に並ぶのはやはり景品をアームの付いたUFOで掴む一般向けのプライズモノ。お菓子やアイスが取れるものには子供連れの家族がお好みの景品を狙い、硬貨をつぎ込んでいる。
だが、青年の狙いは違った。
階段を上がりコインゲームのコーナーを抜けてさらに進んだ場所。
そこにある対戦型のゲーム機が彼の今最も注目している筐体だ。
既にそこには多くのギャラリーが集まり、壁のメイン画面には対戦の様子が映し出されている。
「今日のトップは?」
画面を横目に見ながら短髪(一部)メッシュの青年が仲間に問う。
「お、来たかキサイ。今のところ、連勝してんのはアイツだな」
「あいつ? あぁ、ヘキか」
キサイと呼ばれた青年はプレーヤーネームを確認して、ハァと息を吐いた。
ヘキ――それは彼も知っている名だ。というのも彼の近所に住んでいて、彼のゲームの師である人の孫弟子にあたる。最近めきめきと力をつけてきているようだが、それでも最後の一押しが足りず彼にとってはまだまだライバル視する相手ではないと思っている。
「ちょっと逃げるのか! やってけよっ!」
短く切られた髪を揺らせて、ヘキは彼を見つけると筐体の前で立ち上がる。
「チッ、見つかったかよ…けど、やるからには手加減はしないぜ?」
青年が試すように言う。
「構わないぜ。ってか女だと思って甘くみんなっ」
男勝りな言葉遣いでヘキは彼をかなり敵視しているらしい。
彼女に負けたプレイヤーが席を開けると、渋々キサイは席につきボタンとレバーの具合を確かめる。
「おっ、あいつって確か…」
「年間チャンプだろ? 生で見ンの初めてだぜ」
ギャラリーで囁かれる声――それは紛れもなくキサイの事だ。彼はこのゲームの強者だ。
(さ~て、じゃあいっちょ叩き潰してやるか)
青年が硬貨を投入する。その確認音が響くと共に画面には【MKBT】の文字。
カッコよくデザインされたそのロゴはこのゲームのタイトルの頭文字でもある。
無害(M)、奇天烈(K)、バトル(B)、トライアル(T)……それがこのゲームのタイトルだ。
それはともかく彼は手慣れた動きで画面にカードを翳して、自キャラを筐体に読み込む。
彼の分身、それは忍者だった。
真っ黒の忍び装束に身を包み、何故だか設定武器にはバナナの皮が設定させている。
しかし、それを不審に思う者はいなかった。何故ならこのゲームの売りがここにあるからだ。
画面には設定し終えた二人のキャラが向かい合う。そして、始まりまでのカウントが終わると両者一斉に動き出す。弾かれるボタンから繰り出される技の数々、それに見惚れるのかと思えば会場は――どっと笑いの渦に巻き込まれる。
「あっ、すげっ! あのタイミングでバナナかよっ」
「いつの間に潜り込だんだ!…って雑巾か!?」
格闘ゲームの筈であるが、飛び交う言葉だけを聞いていると全く訳が分からない。
というのもこのゲームの勝敗を決めるのはハプニングゲージというもので、ステージ内に設置されている日用品および食品を使って相手を脅かせたり転倒させる事でこのゲージは溜るシステム。そうして、先に相手のゲージをMAXにしたほうが勝ちなのだ。そこで必要とされるのは相手の繰り出してくるハプニングをうまく予測し避けていける能力。回避する事で必殺ゲージと使えるモノが増えていく。
つまりはこのゲーム、いかに耐え奇抜なものを繰り出すかがネックとなる。
「これで終わりだぜ!」
キサイの声――彼が目にも止まらぬ速さでコマンドを打ち込む。
すると、画面の分身は巨大な鍋を取り出して、ヘキのバケツインク攻撃を鍋で受け止め…。
「秘儀、鍋返し…ってな。まだまだだぜ」
それで勝負はついたようだった。大画面にはヘキの小柄なくのいちがペンキ塗れになった姿が映り、一方では登場時と変わらない忍者が不敵な笑みに『WIN』の文字が輝いている。
「ま、ざっとこんなもんだぜ。ってかもっと歯ごたえのある奴はいないのかよ?」
周囲呼びかけるが、流石にチャンプに挑む勇気ある挑戦者はいない。
それにつまらなさを感じ、青年は勝ったにも関わらずあっさりと席を立つ。
(もっと強い奴と戦いてぇな)
彼が心中で呟く。『罠師キサイ』…彼を倒すのは?
解説
内容
MKBTの格芸マーとなりゲームを楽しむ事
この世界では異質な格ゲー・無害奇天烈バトルトライアルが流行っているようです
あなたもそのプレイヤーとなって、忍者のPCを操る青年を見事打ち負かすもよし
初心者プレイヤーとなって修業するもよし、青年のファンとなり応援するもよし
普段は味わえないゲーセンでの一コマをお楽しみ下さい
なお、挑戦者が多い場合はリプレイ描写は
画面の戦闘キャラ視点での描写に変わる可能性があります
正直出発し、プレイングを頂くまではどういう描写になるかはわかりませんので
その辺を寛大に受け止めて頂けるよう宜しくお願いします
●プレイングについて
どっちに転ぶにしても書いて欲しい事は格ゲー内での特殊設定
得意武器と必殺技の設定とタイプ(バランス型/スピード型/パワー型のいずれか)です
加えてコスチュームをPC設定と違うものにしたい場合はその辺の設定もお願いします
●MKBTのルール説明
無害奇天烈という事で基本武器といっても『日用品および食品』に限ります
携帯品への設定はないものもあると思うので不要
勝敗・システムに関してはOPの通り(実質判定はダイスとプレで行います)
お笑い番組のコントやどっきり的ノリで相手を驚かせる事に重視した必殺技を設定下さい
プレイング例>青年の場合
服は黒の忍者装束、得意武器はバナナの皮、スピードタイプ
必殺技は【奇跡実芭蕉陣(ミラクルバナナジン)】バナナの皮を大量に仕掛けて相手を転ばせる
MKBTの格芸マーとなりゲームを楽しむ事
この世界では異質な格ゲー・無害奇天烈バトルトライアルが流行っているようです
あなたもそのプレイヤーとなって、忍者のPCを操る青年を見事打ち負かすもよし
初心者プレイヤーとなって修業するもよし、青年のファンとなり応援するもよし
普段は味わえないゲーセンでの一コマをお楽しみ下さい
なお、挑戦者が多い場合はリプレイ描写は
画面の戦闘キャラ視点での描写に変わる可能性があります
正直出発し、プレイングを頂くまではどういう描写になるかはわかりませんので
その辺を寛大に受け止めて頂けるよう宜しくお願いします
●プレイングについて
どっちに転ぶにしても書いて欲しい事は格ゲー内での特殊設定
得意武器と必殺技の設定とタイプ(バランス型/スピード型/パワー型のいずれか)です
加えてコスチュームをPC設定と違うものにしたい場合はその辺の設定もお願いします
●MKBTのルール説明
無害奇天烈という事で基本武器といっても『日用品および食品』に限ります
携帯品への設定はないものもあると思うので不要
勝敗・システムに関してはOPの通り(実質判定はダイスとプレで行います)
お笑い番組のコントやどっきり的ノリで相手を驚かせる事に重視した必殺技を設定下さい
プレイング例>青年の場合
服は黒の忍者装束、得意武器はバナナの皮、スピードタイプ
必殺技は【奇跡実芭蕉陣(ミラクルバナナジン)】バナナの皮を大量に仕掛けて相手を転ばせる
マスターより
突発シナリオです、格ゲーは苦手な奈華里です
ギャグ戦闘を全力でやったらどうなるかという好奇心にかられまして
こんな設定になりました。お笑い勢の出番であります!
対戦相手にお仲間さんを指定したい場合はお手数ですが、
プレイングに書き添えておいて下さいね(*^▽^*)
それでは、御参加お待ちしています
ギャグ戦闘を全力でやったらどうなるかという好奇心にかられまして
こんな設定になりました。お笑い勢の出番であります!
対戦相手にお仲間さんを指定したい場合はお手数ですが、
プレイングに書き添えておいて下さいね(*^▽^*)
それでは、御参加お待ちしています
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/11/13 02:54
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談?卓 ディーナ ウォロノフ(ka6530) 人間(リアルブルー)|18才|女性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/11/02 15:06:22 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/11/03 03:38:30 |