ゲスト
(ka0000)
【郷祭】出店、三人娘の焼パスタ☆
マスター:奈華里

このシナリオは2日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- イベント
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
500
- 参加人数
- 現在9人 / 1~25人
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 7日
- プレイング締切
- 2016/11/13 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/11/24 15:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
「おかしいわね…今回は来ないのかしら?」
ここはとある村の作業場だ。彼女達はここでいつも収穫した野菜を仕分けし出荷している。
で彼女らがいう『今回』とは、もちろん郷祭の事である。
「いつもならもうイケメンさんの実行委員がやってきて依頼してくるのにね~」
「流石に四度目はやりにくかったとか?」
郷祭に出店した事をきっかけに、彼女達は実行委員に気に入られここ何度が彼等を手伝っている。
スタッフ向けの仕出し弁当を作り、それが一般販売もされるようになり収益を上げたのはまだ記憶に新しい。だから今回も新しいメニューをと依頼が来ると思っていたのだが、それが今のところ全くなのだ。
「うーん、どうしたのかなぁ?」
今度も手伝えるとばかり思っていた村娘が少しがっかりした様子で呟く。
「ちょっと偵察に行ってくるわ」
そこで一人がすくりと立ち上がって…彼女が開催会場で見たのは残念な現実――。
「うそ…もう、新しいのできちゃってるの?!」
既に祭りは後半戦と言っていい。村々の会議が終わって、街では各地の特産物が集まり紹介する催しを行おうと会場は既に急ピッチで仕上げられている。そんな中で配られている弁当を見て、彼女はあ然とした。
彼女らが以前作った弁当のほかに新たに提供されていたのは温かなシチューやリゾットの類。リアルブルーで言うケータリングというシステムを利用して、近くで作り温かなものを配っているらしい。冷めてしまう弁当に比べて、やはり温もりのある料理はスタッフらにも人気なようだ。
「うぅ…もう物珍しさはないって事なのね…」
頑張って作ったお弁当――別に販売の方は売れていない訳ではないのだが、ここだけをみれば準備期間中の事。流石に毎日となればやはり飽きが来てしまうのだろう。
「やあ、君は確かいつぞやの…」
立ち尽くす彼女の姿を見つけて、いつも依頼に来ていた実行委員の青年が彼女に声をかける。
「こんにちは、あの今年は…」
「ごめんね~、依頼しても良かったんだけどさっ。春夏秋と作って貰ってるだろ? だから種類も豊富でもう十分かなと思って」
驚くほど気さくな言葉遣いで青年が言う。
「十分、ですか」
だが、村娘達にとってそれは重大な事だった。
なぜなら彼女らの村には特筆すべき野菜は存在しない。立地がいい分、色々栽培は出来ている為年中それなりの収入はあるのだが、それだけに頼っていくという事はつまり、いつまで経っても『とある村』止まりなのだ。
(もっともっと有名になって、沢山稼いで独自野菜を作りたいのに…)
ぎゅっと下ろした手を握りしめる。そして、自分の甘さを痛感する。
「大丈夫かい?」
黙ってしまった彼女に青年は尋ねて…そこで村娘は決意する。
「あの、今からでも参加OKですよね! 今年は私達裏方じゃなくてまた表でやらせて下さい!」
弁当の開発費が見込めない今、やる事は一つだ。
彼女はそう思い参加登録を済ませると一目散に村へと戻るのだった。
「で、どうだった?」
足早に帰ってきた一人に残りの二人が尋ねる。
すると、彼女はいつかのように闘志を瞳に滾らせて、
「やるわよ、二人共っ! 今度は屋台で他の皆の度肝を抜いてやるわ!」
と一人だけヤル気モードに突入しているではないか。
『ええっ!? どういうこと?』
彼女の言葉に慌てる二人であるが、事情を聞いて…彼女らも黙ってはいられない。
「そうね、苗木を買う為にもいっちょやりますかっ」
腕まくりしてサイドポニーの娘が言う。
「でメニューは決めてるの?」
そう問うもう一人に、にやり顔のリーダーちゃん。
「それはね」
「それは?」
「焼きパスタよっ!!」
『へ? 焼きぱすたぁ?』
自信満々に言い切った彼女であるが、別の二人はそれについてはいけない。
それもその筈、焼きパスタとはリーダーである彼女が勝手に命名した料理である。
「ええーと、それは一体…パスタってスパゲッティとかなら一応焼いてると思うけど…」
「ノンノン、あんなもんじゃないのよ。もっと熱く! 鉄板の上でどっさりと! こないだ街に行った時に聞いたんだけど、もう一つの世界では焼きそばってのが人気らしいの。だから、きっとこっちでもいけるわよ!」
根拠のない自信であるが、それでもやる気があれば自ずと道は開けていくものだ。
彼女らは早速茹でた細麵パスタを鉄板にぶちまける。
「で、確か味付けはこうで…」
後は野となれ山となれ。試行錯誤を繰り返す彼女等であるが、噂だけではさすがに味が定まらない。
そこで頼りにするのはやはり現地人の記憶だ。
リアルブルーからの知識を得るべく、ハンターオフィスを尋ね協力者を募集する。
「ついでに当日の手伝いも宜しく…っと、この内容でお願いします」
さあ、果たして焼きパスタは成功するのか? その全てはハンター達にかかっているのだった。
「おかしいわね…今回は来ないのかしら?」
ここはとある村の作業場だ。彼女達はここでいつも収穫した野菜を仕分けし出荷している。
で彼女らがいう『今回』とは、もちろん郷祭の事である。
「いつもならもうイケメンさんの実行委員がやってきて依頼してくるのにね~」
「流石に四度目はやりにくかったとか?」
郷祭に出店した事をきっかけに、彼女達は実行委員に気に入られここ何度が彼等を手伝っている。
スタッフ向けの仕出し弁当を作り、それが一般販売もされるようになり収益を上げたのはまだ記憶に新しい。だから今回も新しいメニューをと依頼が来ると思っていたのだが、それが今のところ全くなのだ。
「うーん、どうしたのかなぁ?」
今度も手伝えるとばかり思っていた村娘が少しがっかりした様子で呟く。
「ちょっと偵察に行ってくるわ」
そこで一人がすくりと立ち上がって…彼女が開催会場で見たのは残念な現実――。
「うそ…もう、新しいのできちゃってるの?!」
既に祭りは後半戦と言っていい。村々の会議が終わって、街では各地の特産物が集まり紹介する催しを行おうと会場は既に急ピッチで仕上げられている。そんな中で配られている弁当を見て、彼女はあ然とした。
彼女らが以前作った弁当のほかに新たに提供されていたのは温かなシチューやリゾットの類。リアルブルーで言うケータリングというシステムを利用して、近くで作り温かなものを配っているらしい。冷めてしまう弁当に比べて、やはり温もりのある料理はスタッフらにも人気なようだ。
「うぅ…もう物珍しさはないって事なのね…」
頑張って作ったお弁当――別に販売の方は売れていない訳ではないのだが、ここだけをみれば準備期間中の事。流石に毎日となればやはり飽きが来てしまうのだろう。
「やあ、君は確かいつぞやの…」
立ち尽くす彼女の姿を見つけて、いつも依頼に来ていた実行委員の青年が彼女に声をかける。
「こんにちは、あの今年は…」
「ごめんね~、依頼しても良かったんだけどさっ。春夏秋と作って貰ってるだろ? だから種類も豊富でもう十分かなと思って」
驚くほど気さくな言葉遣いで青年が言う。
「十分、ですか」
だが、村娘達にとってそれは重大な事だった。
なぜなら彼女らの村には特筆すべき野菜は存在しない。立地がいい分、色々栽培は出来ている為年中それなりの収入はあるのだが、それだけに頼っていくという事はつまり、いつまで経っても『とある村』止まりなのだ。
(もっともっと有名になって、沢山稼いで独自野菜を作りたいのに…)
ぎゅっと下ろした手を握りしめる。そして、自分の甘さを痛感する。
「大丈夫かい?」
黙ってしまった彼女に青年は尋ねて…そこで村娘は決意する。
「あの、今からでも参加OKですよね! 今年は私達裏方じゃなくてまた表でやらせて下さい!」
弁当の開発費が見込めない今、やる事は一つだ。
彼女はそう思い参加登録を済ませると一目散に村へと戻るのだった。
「で、どうだった?」
足早に帰ってきた一人に残りの二人が尋ねる。
すると、彼女はいつかのように闘志を瞳に滾らせて、
「やるわよ、二人共っ! 今度は屋台で他の皆の度肝を抜いてやるわ!」
と一人だけヤル気モードに突入しているではないか。
『ええっ!? どういうこと?』
彼女の言葉に慌てる二人であるが、事情を聞いて…彼女らも黙ってはいられない。
「そうね、苗木を買う為にもいっちょやりますかっ」
腕まくりしてサイドポニーの娘が言う。
「でメニューは決めてるの?」
そう問うもう一人に、にやり顔のリーダーちゃん。
「それはね」
「それは?」
「焼きパスタよっ!!」
『へ? 焼きぱすたぁ?』
自信満々に言い切った彼女であるが、別の二人はそれについてはいけない。
それもその筈、焼きパスタとはリーダーである彼女が勝手に命名した料理である。
「ええーと、それは一体…パスタってスパゲッティとかなら一応焼いてると思うけど…」
「ノンノン、あんなもんじゃないのよ。もっと熱く! 鉄板の上でどっさりと! こないだ街に行った時に聞いたんだけど、もう一つの世界では焼きそばってのが人気らしいの。だから、きっとこっちでもいけるわよ!」
根拠のない自信であるが、それでもやる気があれば自ずと道は開けていくものだ。
彼女らは早速茹でた細麵パスタを鉄板にぶちまける。
「で、確か味付けはこうで…」
後は野となれ山となれ。試行錯誤を繰り返す彼女等であるが、噂だけではさすがに味が定まらない。
そこで頼りにするのはやはり現地人の記憶だ。
リアルブルーからの知識を得るべく、ハンターオフィスを尋ね協力者を募集する。
「ついでに当日の手伝いも宜しく…っと、この内容でお願いします」
さあ、果たして焼きパスタは成功するのか? その全てはハンター達にかかっているのだった。
解説
内容
郷祭に出店する村娘達を全面的にサポートする事
今年は村娘達にお弁当の依頼がなかった為、屋台と言う形で参加する事になりました
その屋台のメニューはなんと『焼きパスタ』 勿論作るのは初めてです
メニュー含め当日の販売のお手伝いもお願いしたく思います
今回は販売品目は厳選した二種類の焼きパスタに絞らせて頂く予定です
アイデアがある方はじっくりこれぞというのを宜しくお願いします
●プレイングについて
イベント依頼につき文字数削減の為にも行動は下記の中から
両日一つずつ行動を選択し、プレイング先頭にタグを記載頂けたら助かります
(記載例>前日メニュー開発、当日売込みの場合→【メ&宣伝】)
≪前日行動≫
【メ】メニュー開発…試食助言、レシピ提案
【準】会場の準備…主に体力仕事。設営、搬入
【前他】上にない行動
≪当日行動≫
【キ】調理担当…下拵えと調理
【フ】接客担当…お客の対応
【宣】売り込み、宣伝担当
【当他】上にない行動
*但し、参加者が多い場合は両日行動が描写されるとは限りません
片方に絞ってしまう可能性もありますが、御了承下さい
*お仲間さんと共に行動する場合はお手数ですが、
判りやすく相手様のID等をプレイングにて提示して頂けますようよろしくお願いします
郷祭に出店する村娘達を全面的にサポートする事
今年は村娘達にお弁当の依頼がなかった為、屋台と言う形で参加する事になりました
その屋台のメニューはなんと『焼きパスタ』 勿論作るのは初めてです
メニュー含め当日の販売のお手伝いもお願いしたく思います
今回は販売品目は厳選した二種類の焼きパスタに絞らせて頂く予定です
アイデアがある方はじっくりこれぞというのを宜しくお願いします
●プレイングについて
イベント依頼につき文字数削減の為にも行動は下記の中から
両日一つずつ行動を選択し、プレイング先頭にタグを記載頂けたら助かります
(記載例>前日メニュー開発、当日売込みの場合→【メ&宣伝】)
≪前日行動≫
【メ】メニュー開発…試食助言、レシピ提案
【準】会場の準備…主に体力仕事。設営、搬入
【前他】上にない行動
≪当日行動≫
【キ】調理担当…下拵えと調理
【フ】接客担当…お客の対応
【宣】売り込み、宣伝担当
【当他】上にない行動
*但し、参加者が多い場合は両日行動が描写されるとは限りません
片方に絞ってしまう可能性もありますが、御了承下さい
*お仲間さんと共に行動する場合はお手数ですが、
判りやすく相手様のID等をプレイングにて提示して頂けますようよろしくお願いします
マスターより
郷祭のおなじみの三人娘登場シナリオ
焼きパスタのイメージは焼きそばです。なのでそんな感じのアイデアを頂けたらと
某番組を見ていて思いついたのは秘密なのです(判る人には判る筈)
イベントが続いて、こんなペースでリリースしていて大丈夫かっ!
う…うん、なんとかする…(; ・`д・´)
マスタリングは気張っていきますが、御参加はどうぞお気軽に
お待ちしております(^-^)
焼きパスタのイメージは焼きそばです。なのでそんな感じのアイデアを頂けたらと
某番組を見ていて思いついたのは秘密なのです(判る人には判る筈)
イベントが続いて、こんなペースでリリースしていて大丈夫かっ!
う…うん、なんとかする…(; ・`д・´)
マスタリングは気張っていきますが、御参加はどうぞお気軽に
お待ちしております(^-^)
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/11/24 01:54
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/11/12 18:35:57 |
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相談卓だよ 天竜寺 詩(ka0396) 人間(リアルブルー)|18才|女性|聖導士(クルセイダー) |
最終発言 2016/11/13 14:47:51 |