ゲスト
(ka0000)
【神森】理由なき行軍
マスター:植田誠

このシナリオは5日間納期が延長されています。
- シナリオ形態
- ショート
関連ユニオン
APV- 難易度
- やや難しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在8人 / 4~8人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 普通
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/11/19 15:00
- リプレイ完成予定
- 2016/12/03 15:00
オープニング
●
「……今度はなんだい?」
案件処理の毎日に追われる第5師団団長、ロルフ・シュトライトの元に、またも報告が届いた。
「エルフと村人が小競り合いを起こしたってよ。今は仲裁されたみたいだけど」
「またか……一体どうしたっていうんだ?」
「さぁ。俺だって教えてほしいぜ……」
疲れた表情を浮かべるオットー・アルトリンゲン兵長。彼の報告を聞いて、ロルフは今日何度目かの深いため息をつく。
急激に増えるエルフハイム近辺での騒動。第3師団ほどではないだろうが、第5師団にも多くの案件が持ち込まれていた。
「それと、エルフハイム近くの村から連絡があったんだけど……なんか兵を動かすようなことあったっけ、団長」
「……いや?」
「じゃあおかしいな」
そういってオットーはその内容を見せる。
そこには、武装した帝国兵10数名が村に入り休息を取ったということが書かれていた。用向きを聞いたら極秘だと返されたため、それ以上追及しなかったが、目的地はエルフハイムであることは聞けたらしい。
「ふむ……別の師団が動いてたらもう報告が入っていてもおかしくないね」
「じゃあニセモノってことか。よっしゃ! ここは俺に任せてくれ団長!」
「却下」
急にやる気を増大させたオットーだったが、即NGが出た。
「だから言ってるだろ? この状況で兵を動かすとまずいんだよ。それにもしかしたら、まだこちらに報告が来ていないだけで、正規兵かもしれない。あるいは極秘活動している部隊とか」
「だからさ。俺が一人で行って様子を……」
「一人で、ということに関して、今の状況で僕が許可を出すと思うのかい?」
結局、オットーは不満そうだったがこの件はハンターに託されることになった。
●
「なぜ我々がこんなことをしなければならないのですか?」
エルフハイムへ向かう途上にある帝国兵。その一人が先頭を歩くリーダー格の男に疑問を投げかける。
「わからない。だが、これも命令だ」
「だからって……我々『錬金術教導団』がこんな……『ヴルツァライヒ』の手伝いみたいなことを……」
「命令だからだ。それ以上のことは考えるな」
そう、この帝国兵たちは本物の帝国兵ではない。
正体は錬金術教導団に属する機導師である。そしてその目的は帝国兵としてエルフハイムに侵入すること。それによりエルフハイムからの帝国に対する信頼を損なわせる。さらに帝国軍側には実際に出兵を行っていないことからこれが虚偽であることがわかる。これにより帝国からエルフハイムにも不信感が募る。こうして、エルフハイムと帝国の間に生じた亀裂をより深く、より大きくしようというのだ。
だが、これは本来錬金術教導団がやるような行動ではない。
どちらかといえばもう一つ名前の挙がった組織。帝国で最も有名な反帝国組織ヴルツァライヒがやるようなことだろう。実際、このヴルツァライヒの支援を目的としたものであると、教導団員には話が伝えられていた。
別段錬金術教導団とヴルツァライヒにつながりがあるというわけではない。だからこそ、教導団員はこういった行動を取る理由が分からなかった。ヴルツァライヒに恩を売るためなのか、あるいは何らかの取引を行った結果なのか……もしかしたらこれは教導団にも利益のあることなのか。それすらもわからない。
「……あれは! 誰か追ってきている!」
最後尾を歩いていた機導師が双眼鏡でその姿を捉える。それは、接近してくるハンターたちの一団だった。
「とりあえずやり過ごすぞ。見た目は帝国兵にしか見えないはずだ」
ともあれ、ここまで来てしまったからには任務を放棄することも出来ない。教導団員は疑問を思考の外に投げ出して目の前の事態に対応することとした。
「……今度はなんだい?」
案件処理の毎日に追われる第5師団団長、ロルフ・シュトライトの元に、またも報告が届いた。
「エルフと村人が小競り合いを起こしたってよ。今は仲裁されたみたいだけど」
「またか……一体どうしたっていうんだ?」
「さぁ。俺だって教えてほしいぜ……」
疲れた表情を浮かべるオットー・アルトリンゲン兵長。彼の報告を聞いて、ロルフは今日何度目かの深いため息をつく。
急激に増えるエルフハイム近辺での騒動。第3師団ほどではないだろうが、第5師団にも多くの案件が持ち込まれていた。
「それと、エルフハイム近くの村から連絡があったんだけど……なんか兵を動かすようなことあったっけ、団長」
「……いや?」
「じゃあおかしいな」
そういってオットーはその内容を見せる。
そこには、武装した帝国兵10数名が村に入り休息を取ったということが書かれていた。用向きを聞いたら極秘だと返されたため、それ以上追及しなかったが、目的地はエルフハイムであることは聞けたらしい。
「ふむ……別の師団が動いてたらもう報告が入っていてもおかしくないね」
「じゃあニセモノってことか。よっしゃ! ここは俺に任せてくれ団長!」
「却下」
急にやる気を増大させたオットーだったが、即NGが出た。
「だから言ってるだろ? この状況で兵を動かすとまずいんだよ。それにもしかしたら、まだこちらに報告が来ていないだけで、正規兵かもしれない。あるいは極秘活動している部隊とか」
「だからさ。俺が一人で行って様子を……」
「一人で、ということに関して、今の状況で僕が許可を出すと思うのかい?」
結局、オットーは不満そうだったがこの件はハンターに託されることになった。
●
「なぜ我々がこんなことをしなければならないのですか?」
エルフハイムへ向かう途上にある帝国兵。その一人が先頭を歩くリーダー格の男に疑問を投げかける。
「わからない。だが、これも命令だ」
「だからって……我々『錬金術教導団』がこんな……『ヴルツァライヒ』の手伝いみたいなことを……」
「命令だからだ。それ以上のことは考えるな」
そう、この帝国兵たちは本物の帝国兵ではない。
正体は錬金術教導団に属する機導師である。そしてその目的は帝国兵としてエルフハイムに侵入すること。それによりエルフハイムからの帝国に対する信頼を損なわせる。さらに帝国軍側には実際に出兵を行っていないことからこれが虚偽であることがわかる。これにより帝国からエルフハイムにも不信感が募る。こうして、エルフハイムと帝国の間に生じた亀裂をより深く、より大きくしようというのだ。
だが、これは本来錬金術教導団がやるような行動ではない。
どちらかといえばもう一つ名前の挙がった組織。帝国で最も有名な反帝国組織ヴルツァライヒがやるようなことだろう。実際、このヴルツァライヒの支援を目的としたものであると、教導団員には話が伝えられていた。
別段錬金術教導団とヴルツァライヒにつながりがあるというわけではない。だからこそ、教導団員はこういった行動を取る理由が分からなかった。ヴルツァライヒに恩を売るためなのか、あるいは何らかの取引を行った結果なのか……もしかしたらこれは教導団にも利益のあることなのか。それすらもわからない。
「……あれは! 誰か追ってきている!」
最後尾を歩いていた機導師が双眼鏡でその姿を捉える。それは、接近してくるハンターたちの一団だった。
「とりあえずやり過ごすぞ。見た目は帝国兵にしか見えないはずだ」
ともあれ、ここまで来てしまったからには任務を放棄することも出来ない。教導団員は疑問を思考の外に投げ出して目の前の事態に対応することとした。
解説
●目的
所属不明帝国兵の捕縛
敵であれば撃破
●状況
PCたちは第5師団から雇われたハンターとなる。
戦場はエルフハイム近くの平原。
戦闘になった場合最短で10分もすればそれがエルフハイム側に察知される。
その前に戦闘を終了し撤退することが望ましい。
●敵情報
帝国兵?×12人
全員覚醒者と思われる。アルケミストデバイスを始め銃や剣で武装。
正規兵らしい装備であり、特別な装備はしていない模様。
●補足
先行する帝国兵に追いつくため馬やバイクなどの移動手段を用意すること。
なお、所持していない場合は無料で馬を貸し出す。
ただし貸し出した馬が死ぬなどの損害が出た場合は報酬を減額するものとする。
※以下PL情報
●敵情報
敵は錬金術教導団に所属する機導師である。レベル20程度で取得できるスキルはすべて取得している。(レベルが20程度というわけではない)
最初は自分たちは帝国兵で密命を帯びて活動していると言うが、そんなに深く設定を作っているわけではないので所属師団など突っつくとすぐボロを出し攻撃を行う。
不利になると乗り物などを奪い逃走する場合もあるため注意が必要。
所属不明帝国兵の捕縛
敵であれば撃破
●状況
PCたちは第5師団から雇われたハンターとなる。
戦場はエルフハイム近くの平原。
戦闘になった場合最短で10分もすればそれがエルフハイム側に察知される。
その前に戦闘を終了し撤退することが望ましい。
●敵情報
帝国兵?×12人
全員覚醒者と思われる。アルケミストデバイスを始め銃や剣で武装。
正規兵らしい装備であり、特別な装備はしていない模様。
●補足
先行する帝国兵に追いつくため馬やバイクなどの移動手段を用意すること。
なお、所持していない場合は無料で馬を貸し出す。
ただし貸し出した馬が死ぬなどの損害が出た場合は報酬を減額するものとする。
※以下PL情報
●敵情報
敵は錬金術教導団に所属する機導師である。レベル20程度で取得できるスキルはすべて取得している。(レベルが20程度というわけではない)
最初は自分たちは帝国兵で密命を帯びて活動していると言うが、そんなに深く設定を作っているわけではないので所属師団など突っつくとすぐボロを出し攻撃を行う。
不利になると乗り物などを奪い逃走する場合もあるため注意が必要。
マスターより
お世話になっております。植田です。
さて、始まりました神森連動。
真相とは程遠い依頼ではありますが、放置するわけにもいきません。
力をふるっていただけたらと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
さて、始まりました神森連動。
真相とは程遠い依頼ではありますが、放置するわけにもいきません。
力をふるっていただけたらと思います。
それでは、皆様の参加お待ちいたしております。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/12/02 19:32
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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相談卓 仙堂 紫苑(ka5953) 人間(クリムゾンウェスト)|23才|男性|機導師(アルケミスト) |
最終発言 2016/11/19 11:16:19 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/11/16 20:28:55 |