ゲスト
(ka0000)
知追う者、ユニット眺めて小躍りする
マスター:狐野径

- シナリオ形態
- ショート
- 難易度
- やや易しい
- オプション
-
- 参加費
1,000
- 参加人数
- 現在4人 / 4~6人
- マテリアルリンク
- ○
- 報酬
- 少なめ
- 相談期間
- 5日
- プレイング締切
- 2016/11/29 12:00
- リプレイ完成予定
- 2016/12/08 12:00
オープニング
※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。
●紅葉
エトファリカ連邦国の天ノ都の大江家の屋敷において、大江 紅葉(kz0163)はカタログを眺めてワクワクしていた。
「どれもこれも役に立ちそうです」
ユニット、それは何か役に立ちそうで、解体もしたいかもと思わせる物体。幻獣を解体するわけではなく、ロボット系のことであるのは一応明記しておく。幻獣に関してはその生態を詳しく調べるのだ。
「リーリーいいですねぇ」
ふわふわとリーリーのいる生活を思い浮かべる。一緒に寝たりできるかなとふわふわと浮かぶ。きっと飼っても虎猫たちに取られることもないだろうなと思う。大きさ考えると庭の畑をつぶさないと小屋は建たない。
「こちらもいいですね。刻令術に関しては、リースしていただいていますし……が、大きすぎますね」
天ノ都、大江家のある回り、道狭いし、空き地はそこまでなかった。チケットの枚数を数え、財布の中身を確認する。
「で、でも、実家があったあたりに行くにはいいですよね? あ、島においておけばいいのですね……ですけど、誰も見ていない状況に野ざらしはいかがなものでしょうかね」
それ以外のものも役に立ちそうだし、面白そうだしと目移りする。
「ユグディラ……は関係ないですね……拾ってくるってありでしょうか?」
カタログの上に乗った虎猫をあやす。冬毛のそれはぬくぬくして気持ちいい。
「猫屋敷って言われそうですね」
虎猫は現在十匹。なぜかそこまで数が増えていたのは謎だった。ハンターズソサエティの支部周りで拾い、陰陽寮の床下で発見し飼い主探している間に大江家に居つき、畑にいたのを拾ってきたりと来歴は様々。
「……犬は落ちていないですねぇ」
すぐに拾われるのか、猫が放浪するからなのか紅葉は分からない。大江家に犬は2匹のみで虎猫に同化していく。
「とりあえず、ユニットです! 現実問題、貸与チケットが重要です」
借りられるものは限られるとはいえ、夢は広がる。
「……貸与……と言うことは解体すると怒られるわけですね。……上司に言ったほうがいいんでしょうか?」
自分でつぶやきながら「ハンターとして」と言い張ればいいかなと軽い気持ちになっていく。いざとなったらグラズヘイム王国の知り合いの家に預けるかとも考え始めた。
そして、お店に向かった。
●五来
大江家の家臣は宗主に甘く、厳しい。
家臣の大半は最近ご機嫌な紅葉に気づいている。家令は先代の家令に話しかける。
「父上、宗主の様子は」
「どう考えても、あれは何か企んでおる」
「ですよね……」
他の者に尋ねても、「紅葉は何か企んでいる」と一致した。
家令は相談して紅葉の行動を監視することにする。尾行をするにしても転移門を使われると手も足も出なくなってしまうため、人選は重要だ。鬼の五来が選ばれる。鬼でも小柄な部類で身軽であり、ハンターにもなっているため単独で転移門使えるからだ。
五来が鼻歌交じりの紅葉を尾行したところ、ソサエティの支部に行ったがすぐに出てこない。五来は青ざめ追いかける。職員は顔見知りだったため紅葉が護衛を置き去りにしたと思ったらしく「リゼリオに行きましたよ? その先は知りませんけど」と教えてくれた。
そのおかげで何とか追いかけられた。転移門をそこでまた使うと困るが、ちょうど町に出ていく紅葉の後ろ姿が見えた。
尾行をすると店に入っていく。ちらりと覗くと店員と何かやり取りをしている。それからしばらくして、踊り出しそうな軽やかさの紅葉が出て行ったのだった。
五来は店員に聞き出そうとしたが「個人情報ですから!」の一点張りであり、五来は一生懸命理由を並べる。
「うちの宗主が何をしでかしているのか知りたがっている家臣がいるんです」
「でも個人情報です!」
押し問答しつつも机の上にあったモノから情報を得ようとする。
ユニット貸与チケット……枚数を集めると借りられるというチケット。
「個人のこと、無理を申し訳ないことをした。家令にはそう告げて宗主を問い詰めることにします」
「あ、はい。あー、でも悪いことするわけではないです、ってことだけは擁護しておきますよ」
「いえいえ、お気遣いなく」
五来は帰宅した。
●緊急家臣会議
大江家の家臣たちは緊急会議の場を持った。ユニットにどのようなものがあるかカタログを見れば一発である。
「あの宗主が『馬車』を入手しようとしているとは思えない」
「ゴーレムか?」
「解体しそうだな……置き場ないし」
「それよりも、こっちじゃないのか?」
「まあ動物は……でも大きさが……」
「戦場に出されるだろう、駄目だ」
紛糾する会議。
「……我々が直接問うと、あの人はごまかすだろう」
「……さりげなく聞ける人物はいるのだろうか?」
「リーリーじゃなくてインコを勧められる人もいないか? インコに名前を『リーリー』とつけて」
「似てるな」
「うむ」
そして、ハンターに依頼が舞い込む。
さりげなく紅葉に尋ねて、何を入手しようとしているのかと。それと、馬車やトラック以外であればやめるように誘導してほしいということだった。
●紅葉
エトファリカ連邦国の天ノ都の大江家の屋敷において、大江 紅葉(kz0163)はカタログを眺めてワクワクしていた。
「どれもこれも役に立ちそうです」
ユニット、それは何か役に立ちそうで、解体もしたいかもと思わせる物体。幻獣を解体するわけではなく、ロボット系のことであるのは一応明記しておく。幻獣に関してはその生態を詳しく調べるのだ。
「リーリーいいですねぇ」
ふわふわとリーリーのいる生活を思い浮かべる。一緒に寝たりできるかなとふわふわと浮かぶ。きっと飼っても虎猫たちに取られることもないだろうなと思う。大きさ考えると庭の畑をつぶさないと小屋は建たない。
「こちらもいいですね。刻令術に関しては、リースしていただいていますし……が、大きすぎますね」
天ノ都、大江家のある回り、道狭いし、空き地はそこまでなかった。チケットの枚数を数え、財布の中身を確認する。
「で、でも、実家があったあたりに行くにはいいですよね? あ、島においておけばいいのですね……ですけど、誰も見ていない状況に野ざらしはいかがなものでしょうかね」
それ以外のものも役に立ちそうだし、面白そうだしと目移りする。
「ユグディラ……は関係ないですね……拾ってくるってありでしょうか?」
カタログの上に乗った虎猫をあやす。冬毛のそれはぬくぬくして気持ちいい。
「猫屋敷って言われそうですね」
虎猫は現在十匹。なぜかそこまで数が増えていたのは謎だった。ハンターズソサエティの支部周りで拾い、陰陽寮の床下で発見し飼い主探している間に大江家に居つき、畑にいたのを拾ってきたりと来歴は様々。
「……犬は落ちていないですねぇ」
すぐに拾われるのか、猫が放浪するからなのか紅葉は分からない。大江家に犬は2匹のみで虎猫に同化していく。
「とりあえず、ユニットです! 現実問題、貸与チケットが重要です」
借りられるものは限られるとはいえ、夢は広がる。
「……貸与……と言うことは解体すると怒られるわけですね。……上司に言ったほうがいいんでしょうか?」
自分でつぶやきながら「ハンターとして」と言い張ればいいかなと軽い気持ちになっていく。いざとなったらグラズヘイム王国の知り合いの家に預けるかとも考え始めた。
そして、お店に向かった。
●五来
大江家の家臣は宗主に甘く、厳しい。
家臣の大半は最近ご機嫌な紅葉に気づいている。家令は先代の家令に話しかける。
「父上、宗主の様子は」
「どう考えても、あれは何か企んでおる」
「ですよね……」
他の者に尋ねても、「紅葉は何か企んでいる」と一致した。
家令は相談して紅葉の行動を監視することにする。尾行をするにしても転移門を使われると手も足も出なくなってしまうため、人選は重要だ。鬼の五来が選ばれる。鬼でも小柄な部類で身軽であり、ハンターにもなっているため単独で転移門使えるからだ。
五来が鼻歌交じりの紅葉を尾行したところ、ソサエティの支部に行ったがすぐに出てこない。五来は青ざめ追いかける。職員は顔見知りだったため紅葉が護衛を置き去りにしたと思ったらしく「リゼリオに行きましたよ? その先は知りませんけど」と教えてくれた。
そのおかげで何とか追いかけられた。転移門をそこでまた使うと困るが、ちょうど町に出ていく紅葉の後ろ姿が見えた。
尾行をすると店に入っていく。ちらりと覗くと店員と何かやり取りをしている。それからしばらくして、踊り出しそうな軽やかさの紅葉が出て行ったのだった。
五来は店員に聞き出そうとしたが「個人情報ですから!」の一点張りであり、五来は一生懸命理由を並べる。
「うちの宗主が何をしでかしているのか知りたがっている家臣がいるんです」
「でも個人情報です!」
押し問答しつつも机の上にあったモノから情報を得ようとする。
ユニット貸与チケット……枚数を集めると借りられるというチケット。
「個人のこと、無理を申し訳ないことをした。家令にはそう告げて宗主を問い詰めることにします」
「あ、はい。あー、でも悪いことするわけではないです、ってことだけは擁護しておきますよ」
「いえいえ、お気遣いなく」
五来は帰宅した。
●緊急家臣会議
大江家の家臣たちは緊急会議の場を持った。ユニットにどのようなものがあるかカタログを見れば一発である。
「あの宗主が『馬車』を入手しようとしているとは思えない」
「ゴーレムか?」
「解体しそうだな……置き場ないし」
「それよりも、こっちじゃないのか?」
「まあ動物は……でも大きさが……」
「戦場に出されるだろう、駄目だ」
紛糾する会議。
「……我々が直接問うと、あの人はごまかすだろう」
「……さりげなく聞ける人物はいるのだろうか?」
「リーリーじゃなくてインコを勧められる人もいないか? インコに名前を『リーリー』とつけて」
「似てるな」
「うむ」
そして、ハンターに依頼が舞い込む。
さりげなく紅葉に尋ねて、何を入手しようとしているのかと。それと、馬車やトラック以外であればやめるように誘導してほしいということだった。
解説
天ノ都に出没し、紅葉にユニット何にしたのか尋ねる
必要なら止めるよう仕向けるなど
●大江 紅葉
まじめでいいお姉さんであり、知識を欲して猪突猛進もありうる。
●家臣の代表
堀川 瑞之 現在の家令。紅葉への影響大きいかもしれない大江家の権力者の一人。紅葉に甘い代表であり厳しい一面もある。
●紅葉の一日の行動
朝=徒歩で城までまっすぐ行く。
昼=陰陽寮で日中過ごすが、時々用事により外出、直帰もあったりする。
夕=仕事が終わったりすると帰る、徒歩。途中で寄り道する。
●家臣の意見
馬車・魔導トラック=問題なし。置き場はどうするのか不明。
幻獣系=大きいとちょっと餌代が不安だがどこかに小屋作ればいいだろうか……できればインコや犬等に誘導してほしい。
デュミナス・魔導アーマー等=絶対却下。解体用ならOK。
必要なら止めるよう仕向けるなど
●大江 紅葉
まじめでいいお姉さんであり、知識を欲して猪突猛進もありうる。
●家臣の代表
堀川 瑞之 現在の家令。紅葉への影響大きいかもしれない大江家の権力者の一人。紅葉に甘い代表であり厳しい一面もある。
●紅葉の一日の行動
朝=徒歩で城までまっすぐ行く。
昼=陰陽寮で日中過ごすが、時々用事により外出、直帰もあったりする。
夕=仕事が終わったりすると帰る、徒歩。途中で寄り道する。
●家臣の意見
馬車・魔導トラック=問題なし。置き場はどうするのか不明。
幻獣系=大きいとちょっと餌代が不安だがどこかに小屋作ればいいだろうか……できればインコや犬等に誘導してほしい。
デュミナス・魔導アーマー等=絶対却下。解体用ならOK。
マスターより
こんにちは、狐野径です。
ユニット貸与のチケット見ながら、ふと浮かんだのが、紅葉の行動と家臣の行動でした。
調査とはありますが、アタックの仕方がはいろいろ。固いこと考えずにお茶をしてもいいし、偶然を装ってお茶をしてもいいですし、ユニットを語ってもいいです。
家臣説得もありです。紅葉は本当にユニット入手しようとしているのか……そこは全く不明です。
よろしくお願いします。
ユニット貸与のチケット見ながら、ふと浮かんだのが、紅葉の行動と家臣の行動でした。
調査とはありますが、アタックの仕方がはいろいろ。固いこと考えずにお茶をしてもいいし、偶然を装ってお茶をしてもいいですし、ユニットを語ってもいいです。
家臣説得もありです。紅葉は本当にユニット入手しようとしているのか……そこは全く不明です。
よろしくお願いします。
関連NPC
リプレイ公開中
リプレイ公開日時 2016/12/05 00:56
参加者一覧
依頼相談掲示板 | |||
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打ち合わせ ロジャー=ウィステリアランド(ka2900) 人間(クリムゾンウェスト)|19才|男性|猟撃士(イェーガー) |
最終発言 2016/11/28 23:13:31 |
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依頼前の挨拶スレッド ミリア・クロスフィールド(kz0012) 人間(クリムゾンウェスト)|18才|女性|一般人 |
最終発言 2016/11/26 23:46:30 |