※このシナリオは原則として戦闘が発生しない日常的なシナリオとして設定されています。

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「ごめんなさい。私はもうすぐ、活動を停止します」
　彼女はそうハンター達に言った。
　彼女の名はルビー。ハンター達が大渓谷で出会った少女。自動人形（オートマトン）の少女。そして第三の世界、エバーグリーンが遺した少女だった。
「私の様な人型インターフェースには『コアパーツ』と呼ばれるものが組み込まれています。これは私の思考と記憶を司り行動の判断を行わせるものです。これがあるからこそ私は皆さんにこのように接することが出来るのですが」
　そして彼女は言葉を続けた。
「どのような部品でもいつかは壊れます。そして『コアパーツ』が壊れた時、私は――」
　その時、彼女は思いもよらぬ言葉を口にした。
「“死”を迎えます」

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「それまであまり時間がありません。だから、私に聞いておきたいことを何なりとお尋ねください」
　ハンター達がルビーの元に居るのもこれが理由だった。ハンターソサエティ側の依頼に協力した報酬として、彼女はハンター達へ「知っておきたいことをルビーに尋ね調査する」という依頼を出すことを願った。つまり、今ハンター達がここに居るのは依頼主がルビーである依頼を請け負ったからだ。少なくともそういう形になっていた。
「ごめんなさい、私の記憶にはまだまだ失われた部分はあるので答えられないことも多いと思います。でも、私は皆さんのお役に立ちたいです」
　彼女が言うとおり、残された時間はそう無いのだろう。その前に彼女に尋ねておきたいことは色々あるはずだ。それを用意しておいて欲しい。

●目的
　ルビーに尋ねておきたい内容を質問してください。
　プレイングの文字数には限りがありますが、その範囲で収まるのであればいくつ質問されても構いません。

●状況
　場所の指定は皆さんにお任せします。といってもルビーは基本的に大渓谷から離れたがりませんので、遺跡で会うかピースホライズンで会うかぐらいになります。
　質問の回答によっては更に質問したい内容が出てくるかと思います。それについても、回答を予想した上で「こう答えてきた場合はこの質問をする」といった形で、プレイングに含めてください。

●補足
　質問への回答担当としてルビーが関連付けられています。
　皆さんは疑問点がありましたら質問卓を立ててご質問ください。ただし、今回の依頼内容そのものが「ルビーに質問する」です。そのためルビー自身に何か聞きたいことに関してはプレイングに含めてください。質問卓では状況など彼女自身にかかわらない質問に限らせていただきます。

　皆さんこんにちは、ｃｒです。
　まず、大規模イベントについて皆さんお疲れ様でした。そして、ルビーとの別れの時が近づいていることが判明しました。
　そこで、事後連動としてルビーに質問をするシナリオを出させていただきます。
　目的はルビーに質問することです。その内容がハンター達のこれからの戦いに有用であること、といったような制限はありません。あなた自身が彼女に聞いておきたいことを心のままに質問してください。
　この僅かな時間を大切に使ってください。それでは皆さんのご参加をお待ちしております。